「大和ハウスグループ CSRレポート2011」発行
[11/06/23]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
大和ハウス工業(本社:大阪市、社長:大野直竹)は、6月23日、「CSRレポート2011」を発行しました。
2008年より、CSRレポートは冊子(ダイジェスト版)とホームページ(詳細版)に分けて情報を開示しています。冊子では、社員憲章に基づき、当社グループが重視する6分野のステークホルダーについて、基本情報や主要な取り組みを報告しています。ホームページでは、冊子には掲載されていない具体的な取り組み内容について公開しています。
レポート全体を通じて、大和ハウスグループのCSR活動を、幅広いステークホルダーの皆様に理解していただけるように工夫しました。
「CSRレポート2011詳細版」は、7月初旬にホームページ上で公開します。
http://www.daiwahouse.co.jp/csr/
<ポイント>
1.「社会・環境・お客さま・株主・取引先・従業員」の6分野のステークホルダーについてCSR活動の実践報告を掲載
2.「CO2ダブルスコア」※1を継続して達成。新たに、「環境中長期ビジョン2020」を策定し、その達成に向けた取り組みを始動
※1.「事業活動で地球にかけた負担の2倍以上、地球に貢献しよう」という当社独自の取り組み。事業活動プロセスのCO2排出量を削減するとともに、提供する住宅や建築物におけるCO2排出削減に貢献することで、CO2削減貢献量をCO2排出量の2倍以上にすること。
1.「CSRレポート2011」の特長
「CSRレポート2011」では、当社グループが掲げている「共に創る。共に生きる。」の造語「共創共生」のキーワードを基本に据えながら、当社グループが重視している6分野のステークホルダー(社会・環境・お客さま・株主・取引先・従業員)ごとに「実践報告」という形で当社のCSR活動を紹介しています。
「実践報告」は、活動ハイライト・事例紹介の二部構成とし、各分野の主要な取り組みを、幅広い読者に理解しやすいように構成しました。
2.「CSRレポート2011」の内容
(1)特集
CSRの軸として重視している6分野の取り組みを紹介
・社会との共創共生 「『ア・ス・フ・カ・ケ・ツ・ノ』事業で、社会に貢献」
・環境との共創共生 「『エンドレス グリーン プログラム 2013』をスタート」
・お客さまとの共創共生「『個客思考』の商品開発と住まい方提案」
・株主との共創共生 「事業指針と株主との信頼関係構築」
・取引先との共創共生 「『建築の工業化』により、品質を極める」
・従業員との共創共生 「自主選択・自立型の人事制度で『人財』を育成」
(2)CSRマネジメントと社会との対話
1.CSR自己評価指標に基づいたCSR活動の総括
当社では、2006年4月より、「CSR自己評価指標」を策定し、目標達成に向けたCSR活動を行っています。この指標は、CSRに関する取り組みの中で、当社グループが重視する6つのステークホルダーに対するそれぞれの取り組みについて、具体的な数値目標を設定し、バランスのとれた事業活動ができているか測るものです。そして、取り組みの進捗を確認し、ステークホルダーに対する取り組みのレベル向上に活かします。
2.「環境中長期ビジョン2020」を策定し、その達成に向けた取り組みを始動
「エンドレス グリーン プログラム 2010」では、CO2削減貢献度※2が2.55倍となり、「CO2ダブルスコア」を継続して達成しました。こうした実績をふまえ、当社グループは、新たに住宅や建築物のライフサイクルにおける“環境負荷ゼロ”に挑戦する「環境中長期ビジョン2020」を策定しました。
2020年を見据えて2013年度の到達レベルを設定し、その達成に向けて新環境行動計画「エンドレス グリーン プログラム 2013」をスタートしています。(今秋発表予定)
地球温暖化防止を最重点テーマに、事業活動プロセスにおける省エネ・創エネの取り組み(ECOプロセス)を進めてCO2排出量を削減するとともに、より環境に配慮した商品(ECOプロダクツ)の開発・普及を推進し、CO2排出量削減に貢献します。また、新たに「ECOテクノロジー」や「ECOコミュニケーション」といった領域を加え、環境に貢献する取り組みをさらに推進していきます。
※2.CO2削減貢献度=商品・サービスの提供によるCO2削減貢献量÷事業活動プロセスにおけるCO2排出量。
3.生物多様性保全への取り組み
当社グループは、2010年10月に「生物多様性宣言 〜 人と自然が『共創共生』する社会へ 〜」を策定しました。宣言では、2005年に制定した「大和ハウスグループ環境ビジョン」のもと、新たに生物多様性に関する「基本理念」と「行動指針」を定めるとともに、分譲地の開発や木材調達に関するガイドラインを策定し、自然環境との調和に配慮した事業を推進しています。
また、生物多様性に関する社会貢献活動として「吉野山の桜を保全する活動」を実施。CSRレポートでは、その取り組みや協働者のご意見を紹介しています。
4.ステークホルダーとの対話
毎年実施しているステークホルダーミーティング(2010年度で第7回目)の概要について紹介するとともに、昨年に引き続き「ステークホルダーオピニオン」を掲載しています。幅広いステークホルダーの皆様から貴重なご意見をいただいて今後のCSR経営に反映させていきます。
今回は、当社と関わりのあるステークホルダーの中から、建築家の安藤忠雄様と、一橋大学イノベーション研究センターの米倉誠一郎様に、ご意見をいただきました。
(3)東日本大震災 被災地支援の取り組み
2011年3月11日に発生した東日本大震災を受け、当社グループでは被災地の復興支援として、仮設住宅の建設や物資提供等の取り組みを行っています。
今後も長期的な視点を踏まえて、復興を支援する新しいコンセプトの街づくりや、快適な暮らしを提供する、といった課題を重要な使命と捉え、グループを挙げて今後も引き続き被災地復興支援に貢献していきます。
●仮設住宅、応急住宅の供給戸数(2011年5月31日現在)
岩手県・宮城県・福島県で竣工済 4,518戸
施工中 4,281戸
【「CSRレポート2011」のお申し込み方法】
・はがき、FAXでお申し込みいただく場合
〒530-8241
大阪市北区梅田3-3-5 FAX:06-6342-1926
「大和ハウス工業株式会社 CSR推進室」宛
・ホームページからお申し込みいただく場合
http://www.daiwahouse.co.jp/csrからお申し込みください。