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ナレッジキャピタル超学校  未来社会のデザインを考えるシリーズ  「『集まり』と『交わり』の文化論」 2018年11月1日(木)から全7回の連続講座開校決定!

第1回は、彬子女王殿下がご登壇されます

一般社団法人ナレッジキャピタル(代表理事:宮原 秀夫)ならびに株式会社KMO(代表取締役社長:小田島 秀俊)は、ナレッジキャピタル超学校 未来社会を考えるシリーズ「『集まり』と『交わり』の文化論」を開校することをお知らせします。




[画像1: https://prtimes.jp/i/14551/106/resize/d14551-106-115263-12.jpg ]


ナレッジキャピタル超学校は、一般生活者と研究者が一緒に考え対話するプログラムです。会議室での授業形式ではなく、開放感のあるカフェ空間でコーヒーやアルコールドリンク(20歳以上)などを片手にカジュアルに受講できるのが特徴です。

本シリーズは3回目となり、今回は「集まり」と「交わり」をキーワードに、茶文化や花街、大坂町人、禅僧など、人が集まり、交わるために先人たちが遺した歴史を紐解きながら、未来に向けて考える全7回の連続講座となります。
煎茶家の佃 一輝氏、佃 梓央氏が聞き手となり、各界の専門家11名が講師として登場します。初回の講座では、
彬子女王殿下がご登壇されます。
    以 上
<開催概要>
日 程:【第1回】2018年11月1日(木) 【第2回】2018年11月3日(土) 【第3回】2018年11月9日(金)
【第4回】2018年11月20日(火)【第5回】2018年11月28日(水)【第6回】2018年12月10日(月)   【第7回】2019年1月22日(火)
時 間: 19:00〜20:30(開場18:30) ※第2回は14:00〜15:30(開場13:30)
会 場: グランフロント大阪北館1F「カフェラボ」
※第2回はグランフロント大阪 北館4階「シマノスクエア」での開催となります。
対象者 :高校生以上
定 員: 50名 ※第2回は20名
参加方法:公式ウェブサイト(http://kc-i.jp/)より事前申し込み(先着順)※電話での申し込み不可
申し込み開始:【第1回】2018年10月18日(木)【第2回】2018年10月19日(金)【第3回】2018年10月26日(金)【第4回】2018年11月6日(火) 【第5回】2018年11月14日(水)【第6回】2018年11月26日(月)【第7回】2019年1月8日(火)
料金:500円(1ドリンク料金・税込み)※第2回は1500円(煎茶実演・試飲あり・税込み)
主  催:一般社団法人ナレッジキャピタル・株式会社KMO

<ナレッジキャピタル超学校 未来社会のデザインを考えるシリーズ 『集まり』と『交わり』の文化論 概要>
私たちは今、未来を描き、語り合い、それを現実にしていくために、集まり、交わることが求められています。もし、ここにとても魅力ある「何か」があれば人は集まることができるでしょう。そして、その「何か」を介して交わりを持つこともできるでしょう。
人が集まり、交わるための「何か」とは何か。それは例えば食べること、飲むことといった簡単だけれども奥深い仕掛け、あるいは鑑賞するための芸術作品、あるいは言葉を紡ぎ、交わすための場所、空間。先人たちは歴史の中で、人が集まり交わる装置としてあらゆる「何か」を考え出してきました。先人たちが作り遺してきたさまざまな「何か」を紐解きながら、私たちが未来に向けて集まり、交わるための「何か」について、考えてみることにしましょう。

【聞き手】
[画像2: https://prtimes.jp/i/14551/106/resize/d14551-106-613777-7.jpg ]

佃 一輝 (煎茶家)

一茶庵宗家。江戸後期から伝わる文人趣味を継承。古典をふまえたアーティスティックな表現で知られる。著書に『煎茶の旅』(1985年大阪書籍)など。論考に『茶道学大系第一巻』(1999年淡交社)、『講座茶の湯全史第二巻』「煎茶の理念と表現」(2014年思文閣出版)、『情報誌CELvol.118』「煎茶と文人」(大阪ガスエネルギー文化研究所)など。
[画像3: https://prtimes.jp/i/14551/106/resize/d14551-106-112832-10.jpg ]

佃 梓央 (煎茶家)

一茶庵宗家嫡承。1985年大阪生まれ。慶應義塾大学文学部卒。東京藝術大学大学院美術研究科中退。父である一茶庵宗家家元佃 一輝に師事。自らも朝日カルチャーセンターなどで講師をつとめ、煎茶文人趣味を指導。掲載文に『大阪日日新聞コラム澪標』(2016年夏から翌新年まで5回連載)。

■第1回 2018年11月1日(木)「私たちの喫茶録 〜煎茶の今〜」
登壇者: 彬子女王殿下
  四代 田辺竹雲斎(竹工芸師)
聞き手: 佃 梓央
【登壇者プロフィール】
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・彬子女王殿下
寛仁親王殿下の第一女子としてご生誕。学習院大学を卒業後、オックスフォード大学マートン・コレッジに留学。日本美術を専攻し、海外に流出した日本美術に関する調査・研究を行い、2010年に博士号を取得された。女性皇族として博士号の取得は史上初のことである。子どもたちに日本文化を伝えるために、ご自身で一般社団法人「心游舎」を創設、総裁に就任され、全国各地でワークショップなどを行われている。著書に『赤と青のガウン-オックスフォード留学記』(PHP研究所)、『日本美のこころ』(小学館)などがある。

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・四代 田辺竹雲斎
1973年大阪府堺市に三代竹雲斎の次男として生まれる。東京藝術大学美術学部彫刻科卒業。帰郷後、父三代竹雲斎に師事。2017年四代田辺竹雲斎を襲名。初代より受け継がれる竹工芸の伝統技法を受け継ぎながらも、インスタレーションなど現代的なアート作品を制作。作品は大英博物館・メトロポリタン美術館・ボストン美術館・フランス国立ギメ美術館など世界の主要な美術館が買い上げ、展示されている

【内容】
「煎茶」という茶文化があります。集う仲間で掛け軸を観て読み解いて、道具を愛でて、お茶を飲む。料理を食し、そして語らう。今、煎茶の座ではどんな美術作品が観られ、何が語り合われているのか。彬子女王殿下とご一緒したいくつかの煎茶茶事や毎回のお稽古を、その時々にしつらえられた美術作品の画像とともに振り返ります。今の煎茶の座から見えてくる、これからの日本文化の展望を大いに考える90分です。


■第2回 2018年11月3日(土) 「超茶会 〜バーチャル世界が生み出す『茶』の交わり〜」
登壇者: 重富 滋子(大阪市立東洋陶磁美術館学芸員)
鈴木 幸人(北海道大学文学研究科芸術学講座准教授)
佃 一輝(煎茶家)
佃 梓央(煎茶家)
【登壇者プロフィール】
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・重富 滋子
跡見学園大学卒。根津美術館主任学芸員を経て、現職。茶道史専攻。
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・鈴木 幸人
1966年徳島市生まれ。京都大学文学部、同大学院修士課程修了(美学美術史学)。大阪市立美術館学芸員を経て、現職。専門は日本美術史、近世絵画史。現在の主な研究テーマは、歌舞伎の絵画、奉納絵馬など。学芸員として「煎茶・美とそのかたち」展(1997年、大阪市立美術館)を担当。

【内容】
世界の美術は、デジタル画像で見て楽しむことが出来ます。デジタル化された、名だたる東洋美術を、ナレッジキャピタル4Fシマノスクエアの大画面に映し出し、その前で、美術の専門家や煎茶家が、作品にまつわる話を中心に、あれやこれやと気の赴くまま、煎茶を飲みながら語ります。そのトークをお聞きいただきながら、お客様方も、煎茶を飲み、時にはトークに参加していただき、その座をご一緒にお楽しみいただきます。今回のテーマは「散走(さんそう)」です。美術と茶と語らいの世界にお連れします。
 
■第3回 2018年11月9日(金)「蘇州の花街 〜妓女と文人が出会うとき〜」
登壇者: 大木 康(東京大学東洋文化研究所教授)
聞き手: 佃 一輝

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【登壇者プロフィール】
1959年横浜生まれ。文学博士。専門は中国明清時代文学、明清江南社会文化史。著書に『中国遊里空間 明清秦淮妓女の世界』(青土社)、『冒襄と『影梅庵憶語』の研究』、『蘇州花街散歩 山塘街の物語』、『馮夢龍と明末俗文学』(ともに汲古書院)ほか。

【内容】
蘇州。長江の南、太湖の東に位置するこの都市は、古来、絹織物の産地として繁栄を極めました。水運が発達し「東洋のヴェニス」と呼ばれたこの都市には、人とモノとが集積し、大きな経済の流れができ、高度な文化が育まれていくことになったのです。もちろん花街もありました。幾多の人びとが、出会い、行き交い、数知れぬドラマが生まれます。花街が作った人と人、それも妓女と文人との特別な恋の物語を、そっとご紹介いたします。

■第4回 2018年11月20日(火)「淀川は結ぶ!大坂町人ネットワーク 〜ある米屋親子のサロンと交遊〜」
登壇者: 中谷 伸生(関西大学文学部教授)
  明尾 圭造(大阪商業大学公共学部准教授・同商業史博物館主席学芸員)
聞き手: 佃 一輝
【登壇者プロフィール】
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・中谷 伸生
1949年、高知県に生まれ大阪で育つ。1981年、関西大学大学院博士後期課程単位取得後退学。1982年〜91年、三重県立美術館学芸員・学芸課長。1992年、関西大学文学部助教授。1997年、教授。1999年〜2000年、英国の大英博物館に留学。専攻は日本近世近代美術史。著書に『大坂画壇はなぜ忘れられたのか』(醍醐書房、2010年)など。文学および文化交渉学博士。
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・明尾 圭造
1961年布施市(現東大阪市)生まれ。関西大学大学院博士前期課程修了。専門は日本近世文化史・大阪画壇。共著書『モダニズム出版社の光芒』(淡交社)、『モダン道頓堀探検』(創元社)、『古地図で見る阪神間の地名』(神戸新聞総合出版センター)、企画担当展覧会「阪神間モダニズム」「モダニズムを生きる女性」「伊勢物語と芦屋」「菅楯彦の世界」「北野恒富と中河内」など。

【内容】
江戸時代後期の大坂。淀川縁には、ある米商人の親子がいました。父の名は岡田米山人、子は岡田半江。彼らは芸術家、学者、商人、医者、あるいは僧、あるいは武士など、身分を超えてさまざまな人たちと交遊し、一つのサロンを形成しました。彼らの集まりの軌跡は、彼らが筆をともにした絵画作品として残されています。それら絵画をはじめとして、多くの史料をもとに当時の大坂町人たちの、豊かな人と人との交わりの世界を紐解きます。

■第5回 2018年11月28日(水)「禅僧たちのやり取りと繋がり 〜室町水墨画のメッセージ〜」   
登壇者: 高橋 範子(相国寺承天閣美術館副館長)
聞き手: 佃 一輝

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【登壇者プロフィール】
1957年大阪府生まれ。帝塚山学院大学文学部美学美術史学科卒業。正木美術館学芸員、 主席学芸員、副館長、館長を経て、2017年9月より相国寺承天閣美術館副館長・学芸統括。研究分野は日本美術史。中世禅宗文化を専門とし、著書に『水墨画にあそぶ―禅僧たちの風雅』(歴史文化ライブラリー197・吉川弘文館)などがある。

【内容】
時代の変わり目。そこには大きな混乱がありそこから抜け出すために、人は、新たな価値観を語り、文字にし、さらには絵にも描きます。室町時代初期はやはり大きな混乱の時代でした。新しい場所で新しい人たちと、新しいシステムや価値観を作り出そうとするとき、その先頭に立ったのは室町五山の禅僧たちだったのです。彼らがこのとき、何を考え誰と何を語り合ったのか、水墨画や墨蹟(禅僧たちの書)の読み解きを通して考えます。

■第6回 2018年12月10日(月)「グルメを超えて『食』に遊ぶ 〜『茶』と『食』とのものがたり〜」
登壇者: 熊倉 功夫(MIHO MUSEUM ミホ ミュージアム 館長/国立民族学博物館 名誉教授)
山本 勝(茶懐石「三友居」店主)
聞き手: 佃 一輝
【登壇者プロフィール】
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・熊倉 功夫
1943年東京生まれ。東京教育大学卒業 文学博士
筑波大学教授、国立民族学博物館教授、林原美術館館長、静岡文化芸術大学学長などを歴任。2013年中日文化賞受賞。著書に『日本料理の歴史』、『茶の湯といけばなの歴史 日本の生活文化』、『後水尾天皇』、『文化としてのマナー』、『現代語訳 南方録』、『茶の湯日和 うんちくに遊ぶ』、『日本人のこころの言葉 千利休』、熊倉功夫著作集 全7巻、等。専門分野は日本文化史、茶道史。
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・山本 勝
1944年生まれ。1968年立命館大学卒業後、父の家業(京料理店)に携わる。1980年株式会社銀閣寺山月を設立。茶懐石を専門とする。1991年株式会社三友居に社名を変更。1995年京都で点心料理教室をはじめ、その後、高松においても懐石料理教室を開く。現在北白川の本店、茶室「塵外室」のほか、東京高輪、銀座松屋、吉祥寺東急百貨店にも店舗を構える。著書に『日本の器』(1985年講談社インターナショナル)連載記事に「出会いの味」(1992年朝日新聞)、「季の味」(1993年京都新聞)。

【内容】
美味しいだけじゃつまらない、遊ぶから「食」は面白い。茶の湯でふるまわれる茶懐石は、その時々の季節感、その一度きりの茶事の主題、道具の組み方に従いながら、想像され、生み出されていくものです。煎茶会での会席も、その都度、器と料理とが喧嘩するほどに化学反応が起きるよう、創作されていくものなのです。決して「味」だけにとどまらない、茶の文化が育んできた美と遊びの「食」の世界をご紹介します。


■第7回 2019年1月22日(火)
「『おもてなし』と『あいしらい』〜ことばをつむぐ遊びの座『連歌』『俳諧』の世界へ〜」 
登壇者: 大谷 俊太(京都女子大学文学部国文学科教授)
聞き手: 佃 一輝
【登壇者プロフィール】
京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。南山大学、奈良女子大学を経て、2011年から現職。専門は室町時代・江戸時代宮廷文学。著書に『和歌史の近世 道理と余情』(ぺりかん社、2007)。『小沢蘆庵自筆 六帖詠藻 本文と研究』(和泉書院、2017、共著)ほか。

【内容】
人と人とが集まるとき、そこで何を起こせば、誰も見たことのない、新しい世界を広げることができるのだろうか。人を集める人の前に、いつも立ちはだかる問いなのです。中世に流行した「連歌」、近世に浸透した「俳諧」は、人と人とが集まり、未知の世界を言葉によって切り開く遊びの座でした。この座の中で、人と人とがどう交わり、お互いにどのように触発されながら新しい言葉の世界を紡ぎ出したのか。座の文芸を、「今」によみがえらせます。


※ナレッジキャピタル超学校 とは
大学や企業、研究機関などのさまざまな分野の研究者と一般参加者が一緒に考え、対話するナレッジキャピタルならではのプログラムです。これまでにも「大阪大学」「京都大学iPS細胞研究所」「関西大学」「慶應義塾大学院メディアデザイン研究科」「国立民族学博物館」「大阪芸術大学」「JAXA」などと共同開催し、一般の参加者と研究者をつなぐ場と機会を提供しています。
(参考) これまでの「ナレッジキャピタル超学校」開催一覧  https://kc-i.jp/activity/chogakko/#c03
 

【施設概要】
・施設名
ナレッジキャピタル
・所在地
〒530-0011大阪市北区大深町3-1グランフロント大阪 北館
・施設案内
The Lab.みんなで世界一研究所(アクティブラボ.・カフェラボ・イベントラボ) 地下1階〜3階
フューチャーライフショールーム 1階〜6階
ナレッジシアター 4階
ナレッジサロン 7階
コラボオフィス・コラボオフィスネクス 7階〜8階
カンファレンスルーム 8階・10階
ナレッジオフィス 9階〜13階
コンベンションセンター 地下1階〜地下2階
・運営組織 代表者
一般社団法人ナレッジキャピタル 代表理事 宮原 秀夫
株式会社KMO 代表取締役 小田島 秀俊
・事業者 (五十音順)
NTT都市開発株式会社
株式会社大林組
オリックス不動産株式会社
関電不動産開発株式会社
新日鉄興和不動産株式会社
積水ハウス株式会社
株式会社竹中工務店
東京建物株式会社
日本土地建物株式会社
阪急電鉄株式会社
三菱地所株式会社
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