Joint Development Foundationが正式な国際標準化への道を追加
[20/05/18]
提供元:PRTIMES
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JDFプロジェクト、オープンソース プロジェクト/仕様から国際的な規格への明確な道を歩み出す ー OpenChain仕様を最初の規格として提出
Joint Development Foundation (JDF) は 2020年5月12日 (現地時間)、ISO/IEC JTC 1 Publicly Available Specification (PAS : 公開仕様書) 提出者として正式に承認され、OpenChain仕様を最初の規格として提出したことを発表しました。
[画像: https://prtimes.jp/i/42042/106/resize/d42042-106-421165-0.jpg ]
2020年5月12日サンフランシスコ発 – Joint Development Foundation (JDF) は、ISO/IEC JTC 1 Publicly Available Specification (PAS : 公開仕様書) 提出者 ( https://jtc1info.org/page-3/page-4/jtc-1-pas-submitters/ ) として正式に承認され、OpenChain仕様を最初の規格として提出したことを発表しました。このステータスは、JDFの標準開発プロジェクトに国際標準化への道を提供し、オープンな規格・仕様の採用を加速させることで、グローバルなビジネスと技術のエコシステムに利益をもたらします。
ISOとIECは、日常生活のほぼすべての面に関係がある国際規格を開発・推進する組織です。ISOとIECが協力してISO/IEC JTC 1を設立し、世界的な情報技術 (ICT) 規格の開発を専門とする国際的なグループになりました。JTC 1は、ビデオ圧縮技術やプログラミング言語など、多くの重要なIT規格に関与してきました。JDFのようなPAS提出者は、ISO/IEC JTC 1国際規格として承認する投票のための仕様書をJTC 1に提出することにより、国際規格の策定に重要な役割を果たしています。JDFのホームであるLinux Foundationは、ISO/IEC 23360-1:2006 ( https://www.iso.org/standard/43781.html ) の承認のためにLinux Standard Baseを提出した経験があります。
オープンソースのコンプライアンス プログラムの主要要件を特定するOpenChain仕様が最初の規格として提出されました。サプライチェーンにおける企業間の信頼関係を構築しながら、社内のリソースコストを削減するように設計されており、その結果、サプライチェーン全体でオープンソース ソフトウェアの信頼性と一貫性が高まりました。国際標準化は、OpenChain仕様のデファクト スタンダードからデジュール スタンダードへの進化を促進し、調達や営業などの部門がOpenChain関連の活動に積極的に関わることを支援します。
Joint Development FoundationのエグゼクティブディレクターであるSeth Newberry氏は、次のように述べています。
「オープンソースは現在、インフラを構築し、イノベーションのためのプラットフォームを提供するための手段として主流になっています。オープンソース開発モデルでは、革新や変化の障壁を下げることに重点が置かれていますが、業界が問題に対するアプローチに同意し、そのソリューションのために協力することが次のステップであると判断する時がきています。世界中のビジネスや業界のエコシステムと標準化に取り組むための道は、オープンプロジェクトのコミュニティをさらにサポートするための重要な追加機能です。」
JTC 1 PAS 提出者になるために、Joint Development Foundationは厳しい基準を満たす必要がありました。コントリビューター全員に中立的な仕様を開発するプロセスを示すことが求められました。(1社によるプロセスの寄付は起こらない。)また、仕様書は業界全体のコンセンサスを代表するものとなるように、業界の参加を得て開発されたものでなければならず、また、仕様書は、標準的なPAS編集基準に従って作成され、各仕様書が読者に容易に理解されるようになっている必要があります。
Joint Development Foundationについて
Joint Development Foundationは、Linux Foundationエコシステム内の非営利団体で、グループが標準化やオープンソース コード開発の共同作業を迅速に確立し、作業を開始できるように、ターンキー コーポレートおよびリーガル インフラストラクチャを提供しています。JDFは、Linux Foundationのコミュニティとメンバーに、業界全体の変革を推進するための「standards in a box」アプローチを提供しています。JDFには、Open Manufacturing Platform、GraphQL、DIF、Alliance for Open Mediaなど、250以上の参加企業やプロジェクトが含まれています。
Linux Foundationについて
2000年に設立されたLinux Foundation ( http://www.jointdevelopment.org/ ) は、1,000を超えるメンバーによってサポートされており、オープンソース ソフトウェア、オープン スタンダード、オープン データ、およびオープン ハードウェアに関するコラボレーションにおいて世界をリードしています。Linux、Kubernetes、Node.jsをはじめとするLinux Foundationのプロジェクトは、世界のインフラに必要不可欠な存在です。Linux Foundationは、ベスト プラクティスを活用し、貢献者、ユーザー、およびソリューション プロバイダーのニーズに対応することにより、サステナブルなオープン コラボレーション モデルを生み出します。詳細については、www.linuxfoundation.org をご覧ください。
Linux Foundation はさまざまな商標を登録および使用しています。The Linux Foundation の商標一覧はこちらのページ ( https://www.linuxfoundation.jp/trademark-usage/
) でご確認いただけます。
Linux は Linus Torvalds の登録商標です。
Joint Development Foundation (JDF) は 2020年5月12日 (現地時間)、ISO/IEC JTC 1 Publicly Available Specification (PAS : 公開仕様書) 提出者として正式に承認され、OpenChain仕様を最初の規格として提出したことを発表しました。
[画像: https://prtimes.jp/i/42042/106/resize/d42042-106-421165-0.jpg ]
2020年5月12日サンフランシスコ発 – Joint Development Foundation (JDF) は、ISO/IEC JTC 1 Publicly Available Specification (PAS : 公開仕様書) 提出者 ( https://jtc1info.org/page-3/page-4/jtc-1-pas-submitters/ ) として正式に承認され、OpenChain仕様を最初の規格として提出したことを発表しました。このステータスは、JDFの標準開発プロジェクトに国際標準化への道を提供し、オープンな規格・仕様の採用を加速させることで、グローバルなビジネスと技術のエコシステムに利益をもたらします。
ISOとIECは、日常生活のほぼすべての面に関係がある国際規格を開発・推進する組織です。ISOとIECが協力してISO/IEC JTC 1を設立し、世界的な情報技術 (ICT) 規格の開発を専門とする国際的なグループになりました。JTC 1は、ビデオ圧縮技術やプログラミング言語など、多くの重要なIT規格に関与してきました。JDFのようなPAS提出者は、ISO/IEC JTC 1国際規格として承認する投票のための仕様書をJTC 1に提出することにより、国際規格の策定に重要な役割を果たしています。JDFのホームであるLinux Foundationは、ISO/IEC 23360-1:2006 ( https://www.iso.org/standard/43781.html ) の承認のためにLinux Standard Baseを提出した経験があります。
オープンソースのコンプライアンス プログラムの主要要件を特定するOpenChain仕様が最初の規格として提出されました。サプライチェーンにおける企業間の信頼関係を構築しながら、社内のリソースコストを削減するように設計されており、その結果、サプライチェーン全体でオープンソース ソフトウェアの信頼性と一貫性が高まりました。国際標準化は、OpenChain仕様のデファクト スタンダードからデジュール スタンダードへの進化を促進し、調達や営業などの部門がOpenChain関連の活動に積極的に関わることを支援します。
Joint Development FoundationのエグゼクティブディレクターであるSeth Newberry氏は、次のように述べています。
「オープンソースは現在、インフラを構築し、イノベーションのためのプラットフォームを提供するための手段として主流になっています。オープンソース開発モデルでは、革新や変化の障壁を下げることに重点が置かれていますが、業界が問題に対するアプローチに同意し、そのソリューションのために協力することが次のステップであると判断する時がきています。世界中のビジネスや業界のエコシステムと標準化に取り組むための道は、オープンプロジェクトのコミュニティをさらにサポートするための重要な追加機能です。」
JTC 1 PAS 提出者になるために、Joint Development Foundationは厳しい基準を満たす必要がありました。コントリビューター全員に中立的な仕様を開発するプロセスを示すことが求められました。(1社によるプロセスの寄付は起こらない。)また、仕様書は業界全体のコンセンサスを代表するものとなるように、業界の参加を得て開発されたものでなければならず、また、仕様書は、標準的なPAS編集基準に従って作成され、各仕様書が読者に容易に理解されるようになっている必要があります。
Joint Development Foundationについて
Joint Development Foundationは、Linux Foundationエコシステム内の非営利団体で、グループが標準化やオープンソース コード開発の共同作業を迅速に確立し、作業を開始できるように、ターンキー コーポレートおよびリーガル インフラストラクチャを提供しています。JDFは、Linux Foundationのコミュニティとメンバーに、業界全体の変革を推進するための「standards in a box」アプローチを提供しています。JDFには、Open Manufacturing Platform、GraphQL、DIF、Alliance for Open Mediaなど、250以上の参加企業やプロジェクトが含まれています。
Linux Foundationについて
2000年に設立されたLinux Foundation ( http://www.jointdevelopment.org/ ) は、1,000を超えるメンバーによってサポートされており、オープンソース ソフトウェア、オープン スタンダード、オープン データ、およびオープン ハードウェアに関するコラボレーションにおいて世界をリードしています。Linux、Kubernetes、Node.jsをはじめとするLinux Foundationのプロジェクトは、世界のインフラに必要不可欠な存在です。Linux Foundationは、ベスト プラクティスを活用し、貢献者、ユーザー、およびソリューション プロバイダーのニーズに対応することにより、サステナブルなオープン コラボレーション モデルを生み出します。詳細については、www.linuxfoundation.org をご覧ください。
Linux Foundation はさまざまな商標を登録および使用しています。The Linux Foundation の商標一覧はこちらのページ ( https://www.linuxfoundation.jp/trademark-usage/
) でご確認いただけます。
Linux は Linus Torvalds の登録商標です。