『Fujisawaサスティナブル・スマートタウン』CO2排出量±0住宅の戸建街区(約600区画)着工
[13/09/19]
提供元:PRTIMES
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『Fujisawaサスティナブル・スマートタウン』
CO2排出量±0住宅の戸建街区(約600区画)着工
日本初!非常時に自動連携する創蓄連携システムの大規模導入
国土交通省 「住宅・建築物 省CO2先導事業」に採択!
パナホーム株式会社
三井不動産レジデンシャル株式会社
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■パナホーム株式会社および三井不動産レジデンシャル株式会社は、神奈川県藤沢市南部の約 19ha のパナソニックグループ工場跡地で進められている、藤沢市およびパナソニック株式会社をはじめとする12社※によるスマートシティ・プロジェクト、『Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(以下、略称Fujisawa SST)』の戸建街区(約600区画)において、パナホーム「パナホームスマートシティFujisawa SST」、三井不動産レジデンシャル「ファインコートFujisawa SST」を着工いたしました。2014年3月までに計100戸が竣工予定となります。
※12社:アクセンチュア株式会社、オリックス株式会社、株式会社電通、株式会社日本設計、東京ガス株式会社、パナソニック株式会社、パナホーム株式会社、東日本電信電話株式会社、三井住友信託銀行株式会社、三井物産株式会社、三井不動産株式会社、三井不動産レジデンシャル株式会社
■『Fujisawa SST』は、パナソニックグループ工場跡地の土地区画整理事業で、住宅約1,000戸(戸建住宅約600戸、集合住宅約400戸)、商業施設、健康・福祉・教育施設などを建設予定、計画人口3,000人、総事業費約600億円、2018年度完成予定の大規模な開発事業です。また、大規模開発事業では日本初となる創蓄連携システムを全戸導入いたします。これにより全ての戸建住宅においてCO2排出量±0を実現するとともに、停電時でも電力供給が可能となります。
■『Fujisawa SST』では、『自然の恵みを取り入れた「エコで快適」、「安心・安全」なくらしが持続する街』を目指します。そのために全体目標として1.CO2排出量削減70%(1990年比)、2.生活用水30%削減(2006年比)3.再生エネルギー利用率30%以上、4.ライフライン確保3日間を掲げ、それを実現するためのガイドラインを設定し、全戸CO2排出量±0のスマートハウスを導入します。
■新たなくらしの価値を生み出すコミュニティの醸成のために、プロジェクトオーナーであるパナソニック株式会社およびパートナー企業の出資によるタウンマネジメント会社「Fujisawa SSTマネジメント株式会社」を2013年3月に設立。サービス事業者、地域住民、施設事業者、自治体との連携による街全体の運営にとどまらず、住民の声を活かした新たなサービスの開発など、この街に住まう、集う人達に向けたソフト面の強化に努め、100年続くサスティナブルな街づくりに取り組みます。
■『Fujisawa SST』は、省CO2の実現性に優れた住宅・建築のリーディングプロジェクトが選ばれる「住宅・建築物 省CO2先導事業」に9月12日、国土交通省より採択されました。
■ 街全体に広がるパッシブ街路設計
中央公園と南北につながる緑道・広場や曲線の街路設計で海や川からの風を街区内に取り込む有機的な街路設計としました。また、各住戸間に風を引き込むため東西に総延長約3km のガーデンパス(藤沢市管理の幅約3.5m歩行者専用道路)を計画しました。風の道に沿った街路樹やガーデンパスをはさんだ各住宅の植栽により街区内全体に緑の連続性を創出します。
住戸間隔を約1.6m 以上あけるタウンデザイン・ガイドラインを街のルールとすることで、南傾斜屋根の上に設置される太陽光発電効率にも配慮し、スマート機器が自然と街並みにとけこむ景観を創り出します。パッシブな街路やガーデンパスは、中央公園や集会所における住民の集いの拠点から広がる近隣間の交流を促進させ、街の活性化にもつながります。
<特長>
1.日本初!「独自の創蓄連携システムの大規模導入」により戸建住宅CO2排出量±0へ
2.非常時における必要エネルギーを自給自足し、エネルギー自立した生活を継続可能に
3.ハード・ソフト両面から街全体で取り組む省CO2プログラム
4.備蓄・通信・エネルギー・防災拠点の複層的な備えと自助・共助を街全体で醸成
5.自治組織とタウンマネジメント会社の両輪による持続的なタウンマネジメントの推進