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スリランカの低所得層対象の学習塾で生徒数300名超え

さらなる多校舎展開を狙う “教育のゲーミフィケーション”を具現化!クラウド型学習システム「すらら」

株式会社すららネット(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:湯野川孝彦)は、スリランカのBOP層(※1)の子どもたちを対象とした学習塾において、2015年12月末時点で生徒数が300名を超えました。

(※1)「Base of the Pyramid」の略。世界の所得ピラミッドの中で最も収入が低い所得層を指す言葉。約40億人と言われている。




[画像1: http://prtimes.jp/i/3287/109/resize/d3287-109-739174-1.jpg ]

スリランカにおけるBOP層の子どもたちを対象とした学習塾は、2015年5月に女性銀行(※2)が運営する1校舎とFoundation for Health Promotion(FHP)(※3)が運営する1校舎の計2校が開校し、入塾希望の空席待ちの状態になるなど生徒が順調に増加したことを受け、9月にさらに女性銀行が運営する2校舎が開校しました。

(※2)女性銀行:BOP層の女性を対象としたスリランカのマイクロファイナンス組織。今回のプロジェクトを通じて、BOP層へのファイナンス支援だけでなく、教育支援と雇用創出も行っていく計画。

(※3)Foundation for Health Promotion(FHP):BOP層を対象に親の健全な生活習慣を根付かせることにより子どもの生活・教育レベルを引き上げるなどの活動を行う組織。

学習塾に対する生徒や保護者の評価は非常に高く、日本の算数技能を学べること、それと同時にパソコンの使い方が身につくこと、日本流の「しつけ」も教えることなどが受けています。保護者からは、これまで無かった教育サービスを提供することへの感謝の声や、子どもたちがオンラインでの学習を非常に楽しみ、塾に通うのを心待ちにしている様子から、さらなる成果を期待する声も上がっています。

また、女性銀行が運営する3校では教務経験のない女性が中心となって、すららネットの研修を受講し、累計で16名のファシリテーターが育成され活躍しており、貧困地域の教育問題の解決に加え、女性の雇用問題にも貢献しています。

本プロジェクトは、独立行政法人国際協力機構(JICA)による民間連携事業協力準備調査 BOPビジネス連携促進の採択を受け、スリランカのBOP層の子どもたちに、教師のレベルに左右されずに効果性の高い算数教育を低価格で提供するeラーニング塾のビジネスモデルの構築を目指すものです。

女性銀行とFHPを学習塾の運営パートナーとし、すららネット本部が研修を行うことで教務経験の無いBOP層の女性をeラーニング塾のファシリテーターとしています。これによるBOP層の女性たちの雇用拡大・自立支援も目的のひとつとしています。

今後、女性銀行とFHPとも、多校舎展開を積極的に推進していく予定で、2016年3月には女性銀行がさらに1校舎を開校させる予定です。

すららネットでは、「世界中の教育格差の根絶」を理念としており、今後も品質の良い教育を低価格で提供することで、教育格差を解決していきたいと考えています。
[画像2: http://prtimes.jp/i/3287/109/resize/d3287-109-171603-2.jpg ]
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