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Arm、未来の自律動作型システム向けに、安全機能を備えた新しいコンピューティング・ソリューションを提供

最新CPU「Arm(R) Cortex(R)-A78AE」、GPU「Arm Mali(TM)-G78AE」、およびISP「Arm Mali-C71AE」を発表




2020年9月29日、英国ケンブリッジ発 ―― 英Arm(本社:英国ケンブリッジ、日本法人:神奈川県横浜市、以下Arm)は本日、自動車および産業向けの用途を対象に、安全機能を実現しつつ、自律動作型システムの意思決定を迅速化する最新のコンピューティング・ソリューションを発表しました。今回発表する新しいプロセッサIP(半導体設計資産)製品群は、CPU「Arm(R) Cortex(R)-A78AE」、GPU「Arm Mali™-G78AE」、およびISP「Arm Mali-C71AE」から構成されるもので、半導体メーカーやOEMは、対応するソフトウェア、ツール群、システムIPとの組み合わせにより、自律動作型システム向けのワークロードに対応した設計が可能となります。これらの製品は、スマートマニュファクチャリング分野ではインテリジェンスや設定の柔軟性の向上、自動車分野ではADASやデジタルコックピットなどのアプリケーションの強化などを目的に、さまざまな用途での導入が予定されています。

発表の概要:


自動車や産業オートメーション向けの自律動作型システムで使用される演算機能を大幅に変革。Armは、両分野における2030年の半導体関連ビジネス規模は80億米ドルに上ると予測
安全第一の設計:安全性を重視したArm最高性能のCPU「Arm Cortex-A78AE」、Arm初となる安全機能を備えたGPUである「Arm Mali-G78AE」、ビジョン関連の用途で安全性を実現する「Arm Mali-C71AE」を発表
Armのエコシステム、ソフトウェアおよびツール、Safety Readyテクノロジー、システムIP、フィジカルIPとともに、最新のプロセッサIP製品群が自律動作型システム向けソリューションを提供


Armのオートモーティブ/IoT事業部門バイスプレジデントであるチェット・バブラ(Chet Babla)は、次のように述べています。「自律動作型システムには、私たちの生活のあらゆる側面を向上させる可能性がありますが、絶対条件として、安全でセキュアなコンピューティング基盤を構築する必要があります。システムによる自動的な判断が一般に普及する中で、Armは安全性を優先した独自のテクノロジー群を設計し、拡張性と電力効率に優れた演算機能を提供することで、自動車や産業用途における自律動作型システムの意思決定を支援します」

Cortex-A78AE:安全が必須とされるアプリケーションで高性能を発揮
新しいArm Cortex-A78AE CPUは、Armの最新・最高性能の安全対応CPUであり、モバイルロボットや無人交通などの自律動作型システムにおいて、複雑で多様なアプリケーションを実行することが可能です。Cortex-A78AEの特長は以下の通りです。


前世代比で30%のパフォーマンス向上
ASIL-D/SIL3までのアプリケーションを対象に、自動車と産業分野における機能安全性基準、「ISO 26262」、「IEC 61508」に対応
新たに強化されたSplit Lock機能(ハイブリッドモード)が、最高の柔軟性を発揮。ハイブリッドモードの設計は、性能面で妥協することなく、比較的低いレベルのASIL要件のアプリケーションに特化しており、同じSoC演算アーキテクチャを異なるドメインコントローラに導入可能


Cortex-A78AEの技術的な詳細については、次のブログ記事(英文)をご覧ください。
https://community.arm.com/developer/ip-products/system/b/embedded-blog/posts/arm-cortex-a78ae-on-the-road-to-an-autonomous-future

Mali-G78AE:フレキシブル・パーティショニング機能により、組み込みGPUの安全性を再定義
Maliは、世界最大の出荷個数を誇るGPUであり、新製品のMali-G78AEは、Arm初の安全設計に対応したGPUとして、安全重視の自律動作型システムを対象に、表現力豊かなユーザー体験とヘテロジニアスな演算機能を実現します。Mali-G78AEの特長は以下の通りです。


フレキシブル・パーティショニング機能を採用し、自律動作型システムのGPUワークロードに対する新たなアプローチを実現。最大4つの完全独立型パーティションがワークロードを隔離し、安全分野のユースケースに対応
安全対応のヒューマンマシン・インターフェイスや、自律動作型システムで必要とされるヘテロジニアスな演算機能にGPUリソースを活用。例えば、インフォテインメント・システム、ASIL-B要件に対応したインストルメント・クラスター、ドライバー監視システムのすべてを、ひとつの車載アプリケーション内でハードウェアを隔離しつつ、同時かつ独立的に実行可能に


Mali-G78AEの技術的な詳細については、次のブログ記事(英文)をご覧ください。
https://community.arm.com/developer/ip-products/system/b/embedded-blog/posts/mali-g78ae-arm-first-high-performance-gpu-with-functional-safety

Mali-C71AE:ISPの安全性が進化
自律動作型システムのワークロードには、周辺環境の認知が不可欠であり、その際、一般的に利用されるカメラには、幅広い照明条件下での動作が求められます。自動車および産業分野の幅広いビジョン・アプリケーションをサポートするため、Mali-C71AEは以下の特長を備えています。

生産ラインの監視やADASカメラシステムなど、ヒューマンビジョンとマシンビジョン、両方のアプリケーションのサポートに必要な柔軟性
安全機能の強化により、ASIL-B/SIL2安全機能の達成に必要な各種機能をサポート
4個のリアルタイムカメラまたは16個のバッファカメラをサポートし、1.2ギガピクセル/秒のスループットを達成


Arm Mali-C71AEの技術的な詳細については、次のブログ記事(英文)をご覧ください。
https://community.arm.com/developer/ip-products/system/b/embedded-blog/posts/arm-mali-c71ae-image-signal-processing-advanced-safety

自律動作型システムのソフトウェア・エコシステムを拡充
自律動作型システムにおいてソフトウェア定義型の機能が主流になりつつある中、Armは「Project Cassini」などのイニシアチブを通じ、こうした新しいテクノロジーのメリットをフルに引き出せるソフトウェアの開発を進めています。このイニシアチブが目指すのは、エッジコンピューティング全体を対象に、クラウドネイティブなソフトウェアのパラダイムを採用するための基盤を構築することです。このほか、自律動作型システムのソフトウェア・エコシステムを幅広く実現するため、複数のオープンソース・コミュニティや専門のソフトウェア・ベンダーとも連携しており、定評あるクラウドネイティブ・エコシステムのイノベーションを採用しつつ、自律動作型システムのワークロードに必要な機能のサポートに向けて、新たな開発を共同で推進しています。

パートナー企業からの賛同コメント
パートナー各社からのコメントは、次のリンク先(英文)をご参照ください。
https://www.arm.com/company/news/2020/09/new-arm-technologies-enable-safety-capable-computing-solutions

Armについて
Armのテクノロジーは、コンピューティングとデータによる革命の中心として、人々の暮らしや企業経営のあり方に変革を及ぼしています。そのエネルギー効率に優れた高度なプロセッサ設計は、1,800億個以上のチップを通してインテリジェントなコンピューティングを実現してきました。Armのテクノロジーは各種センサーからスマートフォン、スーパーコンピュータまで、さまざまな製品をセキュアにサポートしており、世界人口の70%以上に使用されています。さらに、このテクノロジーにIoTソフトウェアやデバイス管理プラットフォームを組み合わせ、顧客がコネクテッドデバイスからビジネス価値を生み出すことを可能にしています。Armは現在1,000社以上のテクノロジーパートナーとともに、チップからクラウドまで、演算が行われるあらゆる分野における設計、セキュリティ、管理を支える技術の最先端を担っています。

全ての情報は現状のまま提供されており、内容について表明および保証を行うものではありません。本資料は、内容を改変せず、出典を明記した上で自由に共有いただけます。ArmはArm Limited(またはその子会社)の登録商標です。その他のブランドあるいは製品名は全て、それぞれのホールダーの所有物です。(C) 1995-2020 Arm Group.
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