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カラクリ、韓国AI企業Upstage社との技術提携でLLMのローカライズ支援に成功!

〜日本企業向け10B LLM「Syn」の提供開始〜




カスタマーサポート向けLLMを開発するカラクリ株式会社(東京都中央区:代表取締役CEO 小田志門、以下カラクリ)は、グローバルAI企業のUpstage(日本法人:Upstage AI株式会社、代表取締役 松下 紘之)と共同で開発した日本市場向けの言語モデル「Syn」(シン)をリリースし、AWS Marketplaceでの提供を3月25日より提供開始しました。Synは、Upstageがグローバルで展開する高性能軽量モデル「Solar Mini」をベースに、カラクリが保有する高度な日本語データ活用技術とノウハウを駆使することで、日本語のニュアンスやビジネス表現に最適化されています。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25663/110/25663-110-ae891fa87461ee5003ecea878fc26aac-2000x500.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■なぜローカライズが重要なのか?
グローバルで広く利用されている大規模言語モデルは、日本語特有の言語構造や文化的背景への対応に課題を抱えています。具体的には、以下の点で日本語ネイティブユーザーの期待に応えるのは難しいと言われています。

【日本市場に展開する上での課題】
- 言語構造の複雑さ: 日本語特有の助詞、敬語表現、文脈依存性などをグローバルモデルは十分に理解できていません
- 文化的文脈: 「空気を読む」「阿吽の呼吸」といった日本特有のコミュニケーションニュアンスを正確に処理できていません
- ビジネス慣行: 日本企業特有の意思決定プロセスやコミュニケーションスタイルに最適化されていません
- 産業特化ニーズ: 日本の製造業、サービス業など各産業固有の専門用語や業務フローへの対応が不十分です


これらの課題は単なる翻訳機能の拡張では解決できず、日本語と日本文化に根差した根本的な再設計が必要となります。
■KARAKURIの技術的優位性
質の高いデータ学習
カラクリは長年カスタマーサポート向けのAIソリューションの開発に従事しております。顧客対応において世界トップレベルの質を誇るカスタマーサポート業界でのノウハウやLLMの開発を行うリサーチャーたち自らがデータを作成していることから、高品質なデータを蓄積しております。これら高度な日本語データセット活用技術と精密なファインチューニングにより、精度の高い回答と、高い信頼性を両立いたします。

AWS Traniumを活用した学習コストの削減
カラクリはNVIDIAのGPUと比較するとトレーニングコストを50%削減できるAWS Traniumの活用において、世界で初めて※Moe学習を成功させるなどトップレベルの技術を誇ります。今回の「Syn」では独自モデル「Solar Mini」における学習を成功させました。本実績により、あらゆるモデルにおける開発コストの削減が見込めます。

※ カラクリ社調べ(2024年5月時点・オープンソースおよびインターネットで情報公開されているLLMとして)
■新・真・進 - 日本企業のための次世代LLM「Syn」
「Syn」という名称は、「一緒に」「共に」「結びつく」といった意味を語源に持ちます。日本市場において「新・真・進」の3つの価値を軸に、日本企業の強みと融合し、グローバル競争力向上を支援します。

「新」- エンタープライズAIの新たな選択肢
- UpstageのSolar Mini(Fortune 500企業導入実績を持つ高性能軽量モデル)をベースに開発
- グローバルで実証されたオペレーション最適化とROI向上の強みを継承
- カラクリとの共同開発による日本語対応強化


「真」- 日本企業水準の高品質と信頼性
- カラクリの高度な日本語データセット活用技術と精密なファインチューニングによる「真実性」の強化
- 日本語のニュアンスや業界特有表現を深く理解し、業務プロセスに適した正確な回答を提供
- 国内データセンターでのホスティングと企業別セキュリティ要件への柔軟な対応設計
- 金融・法務・製造・ヘルスケアなど高品質要求業界向けソリューション


「進」- 柔軟に進化する最先端AI
- Upstageのグローバル市場で培った業界特化型ユースケースの知見を活用
- 軽量かつFine-tunableな設計による業務要件に応じた柔軟なカスタマイズ
- Fine-tuningに最適化されたアーキテクチャによる高精度な調整
- AWS Trainiumの活用によるモデル開発コストの大幅削減
- 大規模汎用モデルと比較して費用対効果の高いモデル提供を実現
- 日本のエンタープライズ企業における生成AIの業務活用を加速


【「Syn」関連リンク】
(Marketplace)https://aws.amazon.com/marketplace/pp/prodview-if7zjxeioy5pg
(PlayGround) https://console.upstage.ai/playground/chat?model=syn



[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25663/110/25663-110-572e0aa636f4198b0cf1e103a63446e7-216x216.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
  ※PlayGroundのQRコードです




■Upstage CTO イ・ファルソクさま コメント
Upstageでは、これまでグローバルにLLMの開発を進めてきましたが、日本のような特別な市場で成功するには、単なるローカライズでは不十分であると常に考えてきました。
これまで海外でのモデル開発を中心に行ってきた当社のようなAI事業者にとっては、日本語やそのビジネス文化への深い理解、そして専門的なTrainingができる強力なパートナーとの連携が必要不可欠になっています。この度、日本のトップクラスのモデル開発企業であるカラクリ様との協業を通じ、カラクリの日本語学習に関する深い知見とUpstageのグローバルで培ったLLM開発技術を融合させることで、「Syn」という、全く新しい日本のエンタプライズ企業利用に最適化されたモデルを生み出すことができました。
この素晴らしいパートナーシップに心から感謝するとともに、日本のAIの進化に向けて、共に大きなインパクトを生み出していけることを楽しみにしています。


? 会社概要
カラクリは「FriendlyTechnology」というビジョンを掲げ、大規模言語モデル(LLM)の実用化を目指すAIスタートアップです。2018年からトランスフォーマーモデルであるBERTの研究を開始し、2022年からはGPTを含む大規模言語モデルの研究開発に取り組んでいます。当社のカスタマーサポート向けAIシリーズは、高島屋、SBI証券、セブン-イレブン・ジャパン、星野リゾートなど、各業界のトップ企業に採用されています。

【主な実績】
- 2018年 ICCサミット「スタートアップ・カタパルト」入賞
- 2020年 Google for Startups Accelerator 2020に採択
- 2022年 Google for Startups Growth Academy Tech 2022に採択
- 2023年 AWS LLM開発支援プログラムに採択
- 2024年 生成AI実用化推進プログラムに認定
- 2024年 Meta社 完全招待制の生成AI開発者会議に参加
- 2024年 経済産業省「GENIAC」に採択

住所   : 〒104-0045 東京都中央区築地2-7-3 Camel 築地 II
設立   : 2016年10月3日
代表者  : 代表取締役CEO 小田 志門
事業内容 : カスタマーサポート特化型AI「KARAKURI」シリーズの開発・提供・運営など
URL   : https://about.karakuri.ai/
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