ダッソー・システムズ、米ウィチタ州立大学/国立航空研究所と提携。航空宇宙・防衛産業向けの技術活用と製品開発を促進
[15/08/06]
提供元:PRTIMES
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ウィチタ州立大学の3Dエクスペリエンス・センターで 素材設計からアディティブ・マニュファクチャリングに至る 新技術の創造と活用を推進
3Dエクスペリエンス企業であり、3D 設計ソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、そしてプロダクト・ライフサイクル・マネジメント (PLM) ソリューションにおける世界的リーダーであるダッソー・システムズ (Euronext Paris: #13065, DSY.PA) は、アメリカ国立航空研究所 (NIAR: National Institute for Aviation Research、米国) と提携し、アディティブ・マニュファクチャリング (積層造形) をはじめとする新技術の活用を促進するため、米国のウィチタ州立大学 (WSU: Wichita State University) にイノベーション・センターを開設することを発表しました。アディティブ・マニュファクチャリングは、航空機生産の未来に関わる技術です。
[画像: http://prtimes.jp/i/6067/111/resize/d6067-111-767090-0.jpg ]
3Dエクスペリエンス・センターは、WSUのイノベーション・キャンパス内に設置されます。米国カンザス州ウィチタは航空宇宙教育の中心地として知られ、WSUは、アメリカ国立科学財団 (National Science Foundation) のランキングで、産業界の支援に基づく航空宇宙分野の研究開発の支出額で全米トップです。
3Dエクスペリエンス・センターは、ダッソー・システムズの3Dエクスペリエンス・プラットフォームおよび同社のブランド・アプリケーション群を活用し、先進的な製品開発および製造、また次世代の製造を支える素材や技術の実現に注力します。以下はその一例です:
・Materials Studioなどの BIOVIAアプリケーションを使った新素材の設計と開発
・素材、アディティブ・マニュファクチャリング・プロセス、およびシステムのシミュレーションならびに最適化
・DELMIAのマルチスケール・マニュファクチャリングが実現するマルチ・ロボティクス・アドバンスト・マニュファクチャリング (MRAM) 技術
・様々なレベルの複雑性や規模 (特定の分子素材から製品全体に至るまで、また特定の製造プロセスから統合されたグローバル生産プロセスに至るまで、さらにシステムからシステムズ・オブ・システムズに至るまで) を統合し、3Dエクスペリエンス・プラットフォームで、プロセス全体を認証
アディティブ・マニュファクチャリングでは、メーカー各社がこれまでの制約条件にとらわれることなく、製品のあらゆる形状をより自由に設計できるようになるため、業界全体にパラダイムシフトがもたらされます。各社は品質やコストに影響するようなミスを排除し、最大で90%のムダをなくせるものと見込まれます。
ダッソー・システムズの航空宇宙・防衛産業担当バイス・プレジデントであるミシェル・テリエは次のように述べています。「アディティブ・マニュファクチャリングは、単なる『3Dプリンティング』の枠組みを超越するものであり、航空宇宙やその他の産業に大きな可能性を開くものです。アディティブ・マニュファクチャリングの活用においては、新素材を分子のレベルまで把握するとともに、各種の製造シナリオに基づく素材の機能性や、目的に応じたコスト効果の高い製造方法、さらに最終的なシステムの各要素に対する認証取得、といったさまざまな点を理解する必要があります。新設される3Dエクスペリエンス・センターには、3Dエクスペリエンス・プラットフォームが提供するロボット・アプリケーションと共に、素材やシミュレーションに関する知見も集約されています。未来の新素材は、新時代の航空機設計や生産、およびオペレーションをさらに進化させることでしょう」
WSUのリサーチおよびテクノロジー・トランスファー担当バイス・プレジデントであり、NIARのエグゼクティブ・ディレクターも務めるJohn Tomblin氏は、次のように述べています。「WSUのイノベーション・キャンパスは、研究者、学生および産業界が結集してそれぞれのアイデアを体験するためのグローバルクラスの拠点であり、ダッソー・システムズは同キャンパスにおける最も重要なパートナーです。3Dエクスペリエンス・センターは、構想段階から、アイデアの実現された状態を体験する段階、さらにそのアイデアを実際の開発・製造へとつなげ、現実の製品にするための機能を提供します。これらはすべてダッソー・システムズのプラットフォームが可能にするものであり、同プラットフォームは、航空宇宙やその他の業界のアディティブ・マニュファクチャリングを支え、それを実現する中心的な役割を果たします」
ダッソー・システムズとWSUおよびNIARは、長期にわたり、航空分野のイノベーションを目指す共通のロードマップの発展に協力してきました。最近では2015年6月に発表されたダッソー・システムズの航空宇宙業界向け「パッセンジャー・エクスペリエンス」インダストリー・ソリューション・エクスペリエンスの完成に向けて、協業しました。
航空宇宙・防衛産業におけるダッソー・システムズの取り組みに関する詳細は、こちらをご覧ください: http://www.3ds.com/ja/industries/aerospace-defense
訳注:本資料は仏Dassault Systèmes による英文プレスリリースをダッソー・システムズ株式会社が日本語訳(抄訳)したものです。原文と本抄訳の差異に関しては、原文が優先致します。予めご了承下さい。
(以上)
ダッソー・システムズについて
ダッソー・システムズは、3Dエクスペリエンス企業として、企業や個人にバーチャル・ユニバースを提供することで、持続可能なイノベーションを提唱します。世界をリードする同社のソリューション群は製品設計、生産、保守に変革をもたらしています。ダッソー・システムズのコラボレーティブ・ソリューションはソーシャル・イノベーションを促進し、現実世界をよりよいものとするため、バーチャル世界の可能性を押し広げます。ダッソー・システムズ・グループは140カ国以上、あらゆる規模、業種の約19万社のお客様に価値を提供しています。より詳細な情報は、www.3ds.com (英語)、www.3ds.com/ja (日本語)をご参照ください。
3DEXPERIENCE、CATIA、SOLIDWORKS、ENOVIA、DELMIA、SIMULIA、GEOVIA、EXALEAD、 3D VIA、BIOVIA、NETVIBES、3DSWYMおよび3DEXCITEはアメリカ合衆国、またはその他の国における、ダッソー・システムズまたはその子会社の登録商標または商標です。
3Dエクスペリエンス企業であり、3D 設計ソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、そしてプロダクト・ライフサイクル・マネジメント (PLM) ソリューションにおける世界的リーダーであるダッソー・システムズ (Euronext Paris: #13065, DSY.PA) は、アメリカ国立航空研究所 (NIAR: National Institute for Aviation Research、米国) と提携し、アディティブ・マニュファクチャリング (積層造形) をはじめとする新技術の活用を促進するため、米国のウィチタ州立大学 (WSU: Wichita State University) にイノベーション・センターを開設することを発表しました。アディティブ・マニュファクチャリングは、航空機生産の未来に関わる技術です。
[画像: http://prtimes.jp/i/6067/111/resize/d6067-111-767090-0.jpg ]
3Dエクスペリエンス・センターは、WSUのイノベーション・キャンパス内に設置されます。米国カンザス州ウィチタは航空宇宙教育の中心地として知られ、WSUは、アメリカ国立科学財団 (National Science Foundation) のランキングで、産業界の支援に基づく航空宇宙分野の研究開発の支出額で全米トップです。
3Dエクスペリエンス・センターは、ダッソー・システムズの3Dエクスペリエンス・プラットフォームおよび同社のブランド・アプリケーション群を活用し、先進的な製品開発および製造、また次世代の製造を支える素材や技術の実現に注力します。以下はその一例です:
・Materials Studioなどの BIOVIAアプリケーションを使った新素材の設計と開発
・素材、アディティブ・マニュファクチャリング・プロセス、およびシステムのシミュレーションならびに最適化
・DELMIAのマルチスケール・マニュファクチャリングが実現するマルチ・ロボティクス・アドバンスト・マニュファクチャリング (MRAM) 技術
・様々なレベルの複雑性や規模 (特定の分子素材から製品全体に至るまで、また特定の製造プロセスから統合されたグローバル生産プロセスに至るまで、さらにシステムからシステムズ・オブ・システムズに至るまで) を統合し、3Dエクスペリエンス・プラットフォームで、プロセス全体を認証
アディティブ・マニュファクチャリングでは、メーカー各社がこれまでの制約条件にとらわれることなく、製品のあらゆる形状をより自由に設計できるようになるため、業界全体にパラダイムシフトがもたらされます。各社は品質やコストに影響するようなミスを排除し、最大で90%のムダをなくせるものと見込まれます。
ダッソー・システムズの航空宇宙・防衛産業担当バイス・プレジデントであるミシェル・テリエは次のように述べています。「アディティブ・マニュファクチャリングは、単なる『3Dプリンティング』の枠組みを超越するものであり、航空宇宙やその他の産業に大きな可能性を開くものです。アディティブ・マニュファクチャリングの活用においては、新素材を分子のレベルまで把握するとともに、各種の製造シナリオに基づく素材の機能性や、目的に応じたコスト効果の高い製造方法、さらに最終的なシステムの各要素に対する認証取得、といったさまざまな点を理解する必要があります。新設される3Dエクスペリエンス・センターには、3Dエクスペリエンス・プラットフォームが提供するロボット・アプリケーションと共に、素材やシミュレーションに関する知見も集約されています。未来の新素材は、新時代の航空機設計や生産、およびオペレーションをさらに進化させることでしょう」
WSUのリサーチおよびテクノロジー・トランスファー担当バイス・プレジデントであり、NIARのエグゼクティブ・ディレクターも務めるJohn Tomblin氏は、次のように述べています。「WSUのイノベーション・キャンパスは、研究者、学生および産業界が結集してそれぞれのアイデアを体験するためのグローバルクラスの拠点であり、ダッソー・システムズは同キャンパスにおける最も重要なパートナーです。3Dエクスペリエンス・センターは、構想段階から、アイデアの実現された状態を体験する段階、さらにそのアイデアを実際の開発・製造へとつなげ、現実の製品にするための機能を提供します。これらはすべてダッソー・システムズのプラットフォームが可能にするものであり、同プラットフォームは、航空宇宙やその他の業界のアディティブ・マニュファクチャリングを支え、それを実現する中心的な役割を果たします」
ダッソー・システムズとWSUおよびNIARは、長期にわたり、航空分野のイノベーションを目指す共通のロードマップの発展に協力してきました。最近では2015年6月に発表されたダッソー・システムズの航空宇宙業界向け「パッセンジャー・エクスペリエンス」インダストリー・ソリューション・エクスペリエンスの完成に向けて、協業しました。
航空宇宙・防衛産業におけるダッソー・システムズの取り組みに関する詳細は、こちらをご覧ください: http://www.3ds.com/ja/industries/aerospace-defense
訳注:本資料は仏Dassault Systèmes による英文プレスリリースをダッソー・システムズ株式会社が日本語訳(抄訳)したものです。原文と本抄訳の差異に関しては、原文が優先致します。予めご了承下さい。
(以上)
ダッソー・システムズについて
ダッソー・システムズは、3Dエクスペリエンス企業として、企業や個人にバーチャル・ユニバースを提供することで、持続可能なイノベーションを提唱します。世界をリードする同社のソリューション群は製品設計、生産、保守に変革をもたらしています。ダッソー・システムズのコラボレーティブ・ソリューションはソーシャル・イノベーションを促進し、現実世界をよりよいものとするため、バーチャル世界の可能性を押し広げます。ダッソー・システムズ・グループは140カ国以上、あらゆる規模、業種の約19万社のお客様に価値を提供しています。より詳細な情報は、www.3ds.com (英語)、www.3ds.com/ja (日本語)をご参照ください。
3DEXPERIENCE、CATIA、SOLIDWORKS、ENOVIA、DELMIA、SIMULIA、GEOVIA、EXALEAD、 3D VIA、BIOVIA、NETVIBES、3DSWYMおよび3DEXCITEはアメリカ合衆国、またはその他の国における、ダッソー・システムズまたはその子会社の登録商標または商標です。