視聴者がくぎづけになったテレビCMが明らかに! 2023年度テレビCM 業界別Cスコアランキングを公開
[24/07/31]
提供元:PRTIMES
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ご家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビの「視られている量」を測るREVISIO株式会社(旧TVISION INSIGHTS株式会社、所在地 :東京都千代田区、代表取締役社長 郡谷 康士、以下REVISIO)は、 2023年度(2023年4月1日〜2024年3月31日)に放送されたテレビCMを独自の視聴質データで分析し、視聴者の視線をくぎづけにしたテレビCMのランキングを業界別に公開しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51361/111/51361-111-608ed50a8b7d9ce335d387d61c128f84-1200x630.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
本分析では、テレビCMのクリエイティブを評価するためのREVISIO独自指標「クリエイティブスコア(以下Cスコア)」を用いて、下記条件にあてはまるテレビCMを業界別にランキング化しました。
- 2023年4月1日〜2024年3月31日に関東で初回放送があり、500GRP以上出稿された15秒/30秒CM
- 年末年始やW杯開催時の通常と異なる見られ方をする期間に出稿開始したCMを除外したもの
Cスコアが高いCMほど、注視を獲得していた(視聴者の目線を画面にくぎづけにしていた)CMであることがわかります。
【集計対象業界一覧(全31業界)】
企業広告/自動車/住宅・建設/インフラ・エネルギー/通信/金融/保険/ウェブサービス/サービス/法人向けサービス/流通・小売り/旅行・レジャー/娯楽/映画/外食/酒類/飲料/保存食品/調理食品/菓子/生鮮食品・惣菜/健康食品・サプリメント/日用品/ボディケア用品/化粧品/医薬品/ファッション/家電/生活雑貨/通信販売直販/その他
※各CMのカテゴリー分けは、REVISIOの定義によるものとする
各業界のランキングトップ30はこちら
■各業界の1位獲得CMを一挙に公開
ここからは、全31業界の1位獲得CMを見ていきましょう。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51361/111/51361-111-37f6375b275f6a39e82651d4f098b61a-1032x385.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51361/111/51361-111-d0580f4319d3bc1a864b85da50950f02-1034x333.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51361/111/51361-111-e307bebc1f492b47e48aa0021bf95d74-1032x367.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
中でも特に高いCスコアを獲得したものは
- 金融:アイフル【「ミニパト女将」篇 30秒】(Cスコア=127)
- 娯楽:任天堂【帰ってきた 名探偵ピカチュウ「変装は探偵の基本だからな」篇30秒】(同=120)
- 保存食品:日清食品【完全メシ「完全なるバランス」篇30秒】(同=123)
の3つです。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=BKLxi4OYUP8 ]
(引用元:アイフル「ミニパト女将」篇(30秒)テレビCM【公式】https://www.youtube.com/watch?v=BKLxi4OYUP8))
アイフルに限らず、消費者金融系のCMにはサービス内容の訴求に制限があるため、商品の説明シーンは極力省かれています。人気タレントや芸人を起用したコミカルで派手な内容のクリエイティブが多く、結果的に注視が高くなる傾向にあるようです。
任天堂・日清食品は、1位獲得CM以外も高いCスコアを獲得しているクリエイティブが多く、いずれも共通するのは商品の説明カットが少ない=CMらしくないクリエイティブであることといえそうです。
任天堂で上位にランクインしたCMは、ゲームをプレイしている人たちが登場したり、プレイ画面の繋ぎ合わせであったりするため、まるでその場で自分がゲームを操作しているような感覚になり思わず画面を見入ってしまいます。ナレーションや説明のためのカットはほとんどありません。
日清食品も、面白さやインパクトを重視したテレビCMを展開しており、アニメーション・芸人のギャグ・歌などで構成されるクリエイティブがほとんどです。やはりそこに商品の説明らしいシーンは存在しませんが、もちろん商品の訴求をしない、ということではありません。1位を獲得した『完全メシ「完全なるバランス」篇』では声(大山のぶ代さん時代のドラえもん風)と演出(通販番組風)を工夫することで、商品を並べるだけのCMにも関わらずしっかり注視を獲得できているのです。
また、業界ランキング全体を見てみると、タレントの起用有無に関わらず、キャストが複数人であるCMが上位にランクインしていることも特徴です。複数人が出演することで、
- 会話形式にできる
- 具体的な生活描写がしやすい
- 現実に近い空間を使ったシーンが作れる
ことなどが、視聴者目線で自分事化につながり、注視されやすいCMとなるのかもしれません。
■ランキング上位CMは効率よく認知を獲得することができている
REVISIOの調査では注視を高めることで認知度の獲得に差が生じることがわかっています。
上記でピックアップしたCスコア120を超える3つのCMは、Cスコア100のCMと比較すると約20%も多く注視を得ることができたCMであり、その分効率よく認知を獲得することができていると言えます。
同じ出稿量でも、注視を高めることでより高い認知を獲得することができれば、結果的にコストパフォーマンスが上がります。つまり、Cスコアの高いCMは、低いCMに比べて、CMの投下コストを削減することが可能なのです。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51361/111/51361-111-a0aaa7320d212ef65b441c5d933efd01-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
注視と認知度の相関イメージ画像
REVISIOでは、独自の技術で取得した注視データを活用し、テレビCMのメディア/クリエイティブのプランニング、レビューをサポートしています。
注視データの詳細はこちらから
■クリエイティブスコア(Cスコア)について
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51361/111/51361-111-6e23dd4ad27b55d09ff0262487943b95-1200x409.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
CスコアはテレビCMのクリエイティブを評価する指標です。
例えば、Cスコア:150のクリエイティブAと、Cスコア:100のクリエイティブBがあった時、放送局や時間帯の影響を極力排除すると、クリエイティブAはクリエイティブBの1.5倍注視されたと評価できます。
<本件に関する問い合わせ先>
REVISIO株式会社 広報担当 安武
東京都千代田区大手町1丁目6番1号大手町ビル6階
E-mail info@revisio.com
Tel(担当直通) 050-5897-4931
【REVISIO株式会社について】
REVISIO株式会社(2022年10月にTVISION INSIGHTS株式会社から社名変更)は、人体認識技術によってテレビ番組・CMの視聴態勢データを取得し、BtoB向け視聴分析サービスを提供しています。ご家庭のテレビに、REVISIOが独自に開発した人体認識技術を搭載した調査機器を設置し、調査参加者の視聴態勢を毎秒で自動的に取得。「誰がテレビの前にいて、ちゃんと見ているか」というREVISIO独自の注視データを広告主・広告会社・放送局など国内累計200社以上のクライアントにご活用いただいています。
現在、国内では関東エリアの2,000世帯・関西エリア600世帯、地上波/MX/BSの全番組の視聴データ、ならびにコネクテッドTVの注視データを提供しています。