カスペルスキーと静岡大学、シニア向けの情報セキュリティ啓発教材を共同開発 「ネットの『あやしい』を見きわめよう(シニア編)」の無償提供を開始
[18/12/13]
提供元:PRTIMES
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〜具体例を元に、シニア層がインターネット利用に関する判断力をつける〜
カスペルスキーと静岡大学 教育学部 塩田研究室では、シニアのインターネットリテラシーを高め、安心してインターネットを利用するための判断力を身に付けていただくために、カード形式の情報セキュリティ啓発教材「ネットの『あやしい』を見きわめよう」のシニア編を共同開発しました。
情報セキュリティソリューションを提供する株式会社カスペルスキー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川合林太郎 以下カスペルスキー)と国立大学法人静岡大学(所在地:静岡県静岡市、学長:石井潔 以下静岡大学)は、50歳以上のシニアのインターネット利用者を対象とした情報セキュリティ啓発教材「ネットの『あやしい』を見きわめよう(シニア編)」を共同開発し、本日より無償でダウンロード提供を開始します。
内閣府が2018年11月に発表した「インターネットの安全・安心に関する世論調査」※1によると、インターネット利用に関連するトラブルに対して、67.6%が「不安がある」または「どちらかといえばある」と回答しています。中でも50代(50〜59歳)では82.0%と、ほかの年代より不安を感じています。また、カスペルスキーが日本で行ったインターネット調査※2では、回答者の50.6%が「シニア(高齢者)のインターネット利用トラブルが増えたと思う」と答えており、不安だけでなく実際のトラブルも増えているようです。同調査では、親のいる回答者の47.6%が、親がインターネットを利用する上で不安を持っていることも明らかになりました。シニアのインターネット利用への不安は、シニアのみならずほかの世代からも高まっていることがわかります。
カスペルスキーと静岡大学 教育学部 塩田研究室では、幅広い年代でインターネットの利用が日常になっている中で、シニアのインターネット上のトラブルが増加していることから、更なる啓発が必要と考えていました。そこで、シニアのインターネットリテラシーを高め、安心してインターネットを利用するための判断力を身に付けていただくために、情報セキュリティ啓発教材「ネットの『あやしい』を見きわめよう」のシニア編を共同開発しました。教材「ネットの『あやしい』を見きわめよう」は、2017年10月から主に中学生を対象として提供してきましたが、シニア編ではその手法は変わらずに、内容をシニア向けに新たにしました。
「ネットの『あやしい』を見きわめよう(シニア編)」では、安全なインターネット利用について、カードや説明スライドなどの教材を使い、複数人でディスカッションしながら学ぶことができます。個人情報や金銭的なトラブルなど、シニアにとってリスクの高いケースを学べるよう、「架空請求」や「偽のショッピングサイト」などの具体例を採用しています。また、はがきサイズのカードを使い視認性も高めています。本教材は、消費者センターやシニア向け情報セキュリティ啓発セミナー、地域の老人クラブの活動など、さまざまな場面での利用を想定しており、非営利目的の使用であればどなたでもカスペルスキーのホームページからダウンロードしてご利用いただけます。
■画像イメージ
[画像1: https://prtimes.jp/i/11471/112/resize/d11471-112-603329-3.png ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/11471/112/resize/d11471-112-102791-1.png ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/11471/112/resize/d11471-112-142640-2.png ]
カスペルスキー 社長室 CSRマネージャーの籔内祥司は次のように述べています。
「最近は消費生活センターなどからシニアを対象にした情報セキュリティ啓発のセミナーの依頼をいただく機会も増え、ニーズの高まりを感じています。シニアの中にはなんとなく不安に感じている、という方や、“自分は大丈夫”と過信している方もいますが、インターネットを利用する上で大切なことは、正しい知識によって適切な判断ができる力を身につけることです。日々進化するインターネットの知識やルールをシニアが習得するのは簡単ではありませんが、本教材を使うことで『あやしい』を見きわめる力を身につけ、安心安全にインターネットを利用できるようになっていただければと思います」
静岡大学 教育学部 塩田真吾准教授は次のように述べています。
「現在、シニアのネットトラブルが社会問題となっていることを受け、本教材はシニアを対象として開発しました。昨年提供を開始した「ネットの『あやしい』を見きわめよう」は中学生を対象とした教材でしたが、それと比べシニア編は、シニア間で個人情報や金銭的なトラブルのリスクが大きいことから、こうしたトラブルにつながる『あやしさ』を考えるような内容になっています。ぜひ本教材をご活用いただき、自分の情報や資産をきちんと守る力を身につけてほしいと思います」
■教材概要
・名称:ネットの「あやしい」を見きわめよう(シニア編)
・対象:主に50歳以上のシニア層
・利用:無償
・実施時間:約50分
・教材セット:カード(1組4枚、基本編と上級編の2セット)、説明スライド、ワークシート、指導者用の講座指導案、ワークショップ時にカードを置く台紙
・教材に関するサイト:https://kasperskylabs.jp/activity/csr/senior/
※教材は上記サイトからダウンロードできます。
・デモンストレーション授業の実施:
自治体や団体からのご要望に応じカスペルスキー社員によるデモンストレーション授業も実施します。以下のサイトよりお申し込みください。
https://kasperskylabs.jp/activity/csr/reception/
■参考資料
・ネットの「あやしい」を見きわめよう(中学生編)
https://kasperskylabs.jp/activity/csr/teachingmaterial/
・カスペルスキーのCSRについて
https://kasperskylabs.jp/activity/csr/
※1 出典:2018年11月に内閣府が発表した「インターネットの安全・安心に関する世論調査」
https://survey.gov-online.go.jp/tokubetu/h30/h30-net.pdf
※2 出典:株式会社カスペルスキーが、日本国内の18歳から79歳のセキュリティ製品利用者624人を対象に実施した「セキュリティ意識」に関するインターネット調査。調査期間は2018年8月23日〜24日。調査委託先は株式会社マクロミル。
■ 静岡大学 教育学部 塩田研究室 塩田真吾氏 プロフィール
静岡大学 教育学部 学校教育講座 准教授。1981年生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了、博士(学術)。2009年より現職。専門は、教育工学、情報教育、授業デザイン。「社会とつながる授業」をテーマに、様々な企業と連携しながら「授業デザイン」について工学的に研究している。主な著書に、『企業とつくる授業』(2004)、『楽しく学ぶメディアリテラシー授業』2008)などがある。
■ Kaspersky Lab について
Kaspersky Labは、IT上の脅威から世界を守る「Save the World from IT threats」をミッションとするITセキュリティソリューションベンダーです。1997年の設立以来、ITセキュリティ市場におけるテクノロジーリーダーとして、大企業から個人ユーザーまで幅広いお客様に効果的なセキュリティソリューションを提供しています。また、サイバー犯罪の撲滅を目指し、インターポールをはじめとする世界中の法執行機関に対して、脅威インテリジェンスの提供や捜査への協力を積極的に行っています。事業展開は200の国と地域にわたり、ユーザーは全世界で4億人を数えます。持ち株会社は英国で登記しています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/11471/112/resize/d11471-112-213090-0.jpg ]
カスペルスキーと静岡大学 教育学部 塩田研究室では、シニアのインターネットリテラシーを高め、安心してインターネットを利用するための判断力を身に付けていただくために、カード形式の情報セキュリティ啓発教材「ネットの『あやしい』を見きわめよう」のシニア編を共同開発しました。
情報セキュリティソリューションを提供する株式会社カスペルスキー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川合林太郎 以下カスペルスキー)と国立大学法人静岡大学(所在地:静岡県静岡市、学長:石井潔 以下静岡大学)は、50歳以上のシニアのインターネット利用者を対象とした情報セキュリティ啓発教材「ネットの『あやしい』を見きわめよう(シニア編)」を共同開発し、本日より無償でダウンロード提供を開始します。
内閣府が2018年11月に発表した「インターネットの安全・安心に関する世論調査」※1によると、インターネット利用に関連するトラブルに対して、67.6%が「不安がある」または「どちらかといえばある」と回答しています。中でも50代(50〜59歳)では82.0%と、ほかの年代より不安を感じています。また、カスペルスキーが日本で行ったインターネット調査※2では、回答者の50.6%が「シニア(高齢者)のインターネット利用トラブルが増えたと思う」と答えており、不安だけでなく実際のトラブルも増えているようです。同調査では、親のいる回答者の47.6%が、親がインターネットを利用する上で不安を持っていることも明らかになりました。シニアのインターネット利用への不安は、シニアのみならずほかの世代からも高まっていることがわかります。
カスペルスキーと静岡大学 教育学部 塩田研究室では、幅広い年代でインターネットの利用が日常になっている中で、シニアのインターネット上のトラブルが増加していることから、更なる啓発が必要と考えていました。そこで、シニアのインターネットリテラシーを高め、安心してインターネットを利用するための判断力を身に付けていただくために、情報セキュリティ啓発教材「ネットの『あやしい』を見きわめよう」のシニア編を共同開発しました。教材「ネットの『あやしい』を見きわめよう」は、2017年10月から主に中学生を対象として提供してきましたが、シニア編ではその手法は変わらずに、内容をシニア向けに新たにしました。
「ネットの『あやしい』を見きわめよう(シニア編)」では、安全なインターネット利用について、カードや説明スライドなどの教材を使い、複数人でディスカッションしながら学ぶことができます。個人情報や金銭的なトラブルなど、シニアにとってリスクの高いケースを学べるよう、「架空請求」や「偽のショッピングサイト」などの具体例を採用しています。また、はがきサイズのカードを使い視認性も高めています。本教材は、消費者センターやシニア向け情報セキュリティ啓発セミナー、地域の老人クラブの活動など、さまざまな場面での利用を想定しており、非営利目的の使用であればどなたでもカスペルスキーのホームページからダウンロードしてご利用いただけます。
■画像イメージ
[画像1: https://prtimes.jp/i/11471/112/resize/d11471-112-603329-3.png ]
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カスペルスキー 社長室 CSRマネージャーの籔内祥司は次のように述べています。
「最近は消費生活センターなどからシニアを対象にした情報セキュリティ啓発のセミナーの依頼をいただく機会も増え、ニーズの高まりを感じています。シニアの中にはなんとなく不安に感じている、という方や、“自分は大丈夫”と過信している方もいますが、インターネットを利用する上で大切なことは、正しい知識によって適切な判断ができる力を身につけることです。日々進化するインターネットの知識やルールをシニアが習得するのは簡単ではありませんが、本教材を使うことで『あやしい』を見きわめる力を身につけ、安心安全にインターネットを利用できるようになっていただければと思います」
静岡大学 教育学部 塩田真吾准教授は次のように述べています。
「現在、シニアのネットトラブルが社会問題となっていることを受け、本教材はシニアを対象として開発しました。昨年提供を開始した「ネットの『あやしい』を見きわめよう」は中学生を対象とした教材でしたが、それと比べシニア編は、シニア間で個人情報や金銭的なトラブルのリスクが大きいことから、こうしたトラブルにつながる『あやしさ』を考えるような内容になっています。ぜひ本教材をご活用いただき、自分の情報や資産をきちんと守る力を身につけてほしいと思います」
■教材概要
・名称:ネットの「あやしい」を見きわめよう(シニア編)
・対象:主に50歳以上のシニア層
・利用:無償
・実施時間:約50分
・教材セット:カード(1組4枚、基本編と上級編の2セット)、説明スライド、ワークシート、指導者用の講座指導案、ワークショップ時にカードを置く台紙
・教材に関するサイト:https://kasperskylabs.jp/activity/csr/senior/
※教材は上記サイトからダウンロードできます。
・デモンストレーション授業の実施:
自治体や団体からのご要望に応じカスペルスキー社員によるデモンストレーション授業も実施します。以下のサイトよりお申し込みください。
https://kasperskylabs.jp/activity/csr/reception/
■参考資料
・ネットの「あやしい」を見きわめよう(中学生編)
https://kasperskylabs.jp/activity/csr/teachingmaterial/
・カスペルスキーのCSRについて
https://kasperskylabs.jp/activity/csr/
※1 出典:2018年11月に内閣府が発表した「インターネットの安全・安心に関する世論調査」
https://survey.gov-online.go.jp/tokubetu/h30/h30-net.pdf
※2 出典:株式会社カスペルスキーが、日本国内の18歳から79歳のセキュリティ製品利用者624人を対象に実施した「セキュリティ意識」に関するインターネット調査。調査期間は2018年8月23日〜24日。調査委託先は株式会社マクロミル。
■ 静岡大学 教育学部 塩田研究室 塩田真吾氏 プロフィール
静岡大学 教育学部 学校教育講座 准教授。1981年生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了、博士(学術)。2009年より現職。専門は、教育工学、情報教育、授業デザイン。「社会とつながる授業」をテーマに、様々な企業と連携しながら「授業デザイン」について工学的に研究している。主な著書に、『企業とつくる授業』(2004)、『楽しく学ぶメディアリテラシー授業』2008)などがある。
■ Kaspersky Lab について
Kaspersky Labは、IT上の脅威から世界を守る「Save the World from IT threats」をミッションとするITセキュリティソリューションベンダーです。1997年の設立以来、ITセキュリティ市場におけるテクノロジーリーダーとして、大企業から個人ユーザーまで幅広いお客様に効果的なセキュリティソリューションを提供しています。また、サイバー犯罪の撲滅を目指し、インターポールをはじめとする世界中の法執行機関に対して、脅威インテリジェンスの提供や捜査への協力を積極的に行っています。事業展開は200の国と地域にわたり、ユーザーは全世界で4億人を数えます。持ち株会社は英国で登記しています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/11471/112/resize/d11471-112-213090-0.jpg ]