エクスペリエンス・マネジメントのエモーションテック、5.8億円の資金調達を実施。生成AI/LLMを活用し顧客志向のDX支援を強化。
[23/06/02]
提供元:PRTIMES
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株式会社エモーションテック(代表取締役:今西 良光、以下「当社」)は、フェムトパートナーズ株式会社、株式会社プレイドを引受先とした第三者割当増資により、5.8億円の資金調達を実施しました。
[画像: https://prtimes.jp/i/21205/112/resize/d21205-112-42f14ef2d4f2f5b251f0-1.png ]
資金調達実施の背景
当社は「エモーション x データで、三方よしの社会を実現する力になる」をパーパスに掲げるスタートアップです。2013年3月創業以来、顧客・従業員の声を事業活動に活かすエクスペリエンス・マネジメント(以下、XM)分野において、500社以上の企業を支援してきました。この度、サービス開発、組織体制のさらなる強化を目指し、資金調達を実施いたしました。なお、当社は2021年8月にCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」を運営する株式会社プレイドのグループに参画以降、スイングバイIPO*を目指しています。
*スイングバイIPO:大企業の傘下で事業を成長させて上場すること。
調達資金の使途
XM実現には、調査・分析、改善活動の実施とその効果検証、関係者を動かすための社内コミュニケーションなど、全社を巻き込んだ戦略的な仕組み構築とデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)を実施する必要があります。そのため当社では、調査・分析・社内共有を実現するクラウドサービスのみならず、カスタマーサクセスやコンサルティングによる人的支援、データアナリストによるレポート提供など、様々なサービス提供を行いながら、企業における顧客志向のDXをサポートしてまいります。今回の調達資金は、以下を中心とした開発・組織体制の強化を目的に使用します。
(1)戦略的かつ包括的なXMソリューションの強化
従来の調査・分析に加え、実行性の高い情報連携を目指したXMデータのマネジメントのほか、XMの推進体制の構築支援、XMデータの活用機会の創出、業種業態に合わせたXMモデルの提示、XM活動の経営層への啓蒙、人的資本経営・パーパス経営における従業員エンゲージメント等の活用指標との連携、などサービスラインナップを拡充し、企業の全社的なXM実現に資するソリューションを強化してまいります。
(2)XMを支援するプロダクトのアップデートと開発体制の強化
既存プロダクトである「EmotionTech CX」「EmotionTech EX」に関して、より実効性の高い情報連携やXM支援が可能になるようなアップデートを実施します。また、プロダクトアップデートを加速させる為、開発体制の更なる強化を行ってまいります。
(3)生成AI/大規模言語モデル(LLM)の活用やプロダクト実装の強化
2023年4月より生成AI/大規模言語モデル(LLM)の専門チームを設置。第一弾の取り組みとして、アンケートのフリーアンサー、レビュー、口コミの分析に特化した「TopicScan(TM)?」の提供を開始しました。今後は、インタビュー・コールログ等の分析や、統計的な分析手法との掛け合わせなど更なるサービス拡充に取り組み、生成AI/LLMを活用したXMを加速させてまいります。
当社が目指すこと
情報処理推進機構(IPA)が発表した「DX白書2023*」によると、日本企業の顧客体験に関する評価や見直しの頻度は、米国企業のそれと比較して全体的に実施頻度が低く、日本企業におけるXMの実践が海外に比べ遅れていることが明らかとなりました。日本企業の競争力向上、持続可能な企業運営の推進を目指す上で、顧客や従業員をはじめとするステークホルダーの求める価値を正しく捉え、関係性を向上していくXMの実践は、今後ますます重要になっていきます。
当社は今年3月に創業10年を迎え、「XMを行うためのインフラとなり、企業が顧客・従業員を中心とした事業活動をあたりまえに実施している社会を実現する」を新たなビジョンとして掲げました。今後も、テクノロジーの力を活用しながら、顧客・従業員志向の企業文化形成を支援し、XM分野におけるインフラ的存在となっていくことを目指してまいります。
*出典:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「IPA DX白書2023」2023年2月 図表3-41
引受先からのコメント(順不同)
フェムトパートナーズ株式会社
General Partner 曽我 悠平 氏・Senior Manager 小野瀬 宏 氏
この度、フェムトパートナーズは、エモーションテックへ投資させていただきました。カスタマーエクスペリエンス領域を収益性向上の優先課題と位置づける企業は増加しており、また、社会使命であるESGの観点において、人的資本の文脈で従業員エクスペリエンス領域は注目を集めています。エモーションテックが当該領域に切り込み、マーケットをリードする企業になることを、我々は確信しています。また、既存プロダクトにAI分析サービスを掛け合わせ、顧客感情データのより深い解析とアクション策定を可能とし、今後更に付加価値の高いソリューションを提供することを期待しています。エモーションテックの今後の更なる成長を最大限応援してまいります。
株式会社プレイド
Corporate Finance / IR Team Head 高橋 雄佑 氏・古川 慧 氏
プレイドグループは「マルチチャネル×1st Party Customer Data×リアルタイム」をワンストップで提供するデータ活用の新しいプラットフォームを提供することを目指しております。その中でもエモーションテックは、XM分野を担う戦略グループ企業として想定を大きく上回る成長を続けており、XM実践に向けた機能が高く評価されていると感じています。エモーションテックのXM分野における豊富なノウハウと、プレイドが取り扱うリアルタイムの行動データの掛け合わせを通じて、引き続きグループとして顧客中心の企業活動を支援して参ります。
資金調達概要
調達金額:5.8億円
調達方法:第三者割当増資
株主:フェムトパートナーズ株式会社、株式会社プレイド
株式会社エモーションテックについて
名称:株式会社エモーションテック
所在地:東京都港区西新橋1-1-1 WeWork 日比谷FORT TOWER 11F
代表者:代表取締役 今西 良光
設立:2013年3月
事業内容:CX(顧客体験)の向上をサポートする「EmotionTech CX」、EX(従業員体験)・エンゲージメントの向上をサポートする「EmotionTech EX」、IX(投資家体験)の向上をサポートする「EmotionTech IX」を提供。感情に関するフィードバックデータの正確な計測及び、特許を取得している独自の解析技術により、組織課題の可視化と改善実行を支援します。
URL:https://www.emotion-tech.co.jp
[画像: https://prtimes.jp/i/21205/112/resize/d21205-112-42f14ef2d4f2f5b251f0-1.png ]
資金調達実施の背景
当社は「エモーション x データで、三方よしの社会を実現する力になる」をパーパスに掲げるスタートアップです。2013年3月創業以来、顧客・従業員の声を事業活動に活かすエクスペリエンス・マネジメント(以下、XM)分野において、500社以上の企業を支援してきました。この度、サービス開発、組織体制のさらなる強化を目指し、資金調達を実施いたしました。なお、当社は2021年8月にCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」を運営する株式会社プレイドのグループに参画以降、スイングバイIPO*を目指しています。
*スイングバイIPO:大企業の傘下で事業を成長させて上場すること。
調達資金の使途
XM実現には、調査・分析、改善活動の実施とその効果検証、関係者を動かすための社内コミュニケーションなど、全社を巻き込んだ戦略的な仕組み構築とデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)を実施する必要があります。そのため当社では、調査・分析・社内共有を実現するクラウドサービスのみならず、カスタマーサクセスやコンサルティングによる人的支援、データアナリストによるレポート提供など、様々なサービス提供を行いながら、企業における顧客志向のDXをサポートしてまいります。今回の調達資金は、以下を中心とした開発・組織体制の強化を目的に使用します。
(1)戦略的かつ包括的なXMソリューションの強化
従来の調査・分析に加え、実行性の高い情報連携を目指したXMデータのマネジメントのほか、XMの推進体制の構築支援、XMデータの活用機会の創出、業種業態に合わせたXMモデルの提示、XM活動の経営層への啓蒙、人的資本経営・パーパス経営における従業員エンゲージメント等の活用指標との連携、などサービスラインナップを拡充し、企業の全社的なXM実現に資するソリューションを強化してまいります。
(2)XMを支援するプロダクトのアップデートと開発体制の強化
既存プロダクトである「EmotionTech CX」「EmotionTech EX」に関して、より実効性の高い情報連携やXM支援が可能になるようなアップデートを実施します。また、プロダクトアップデートを加速させる為、開発体制の更なる強化を行ってまいります。
(3)生成AI/大規模言語モデル(LLM)の活用やプロダクト実装の強化
2023年4月より生成AI/大規模言語モデル(LLM)の専門チームを設置。第一弾の取り組みとして、アンケートのフリーアンサー、レビュー、口コミの分析に特化した「TopicScan(TM)?」の提供を開始しました。今後は、インタビュー・コールログ等の分析や、統計的な分析手法との掛け合わせなど更なるサービス拡充に取り組み、生成AI/LLMを活用したXMを加速させてまいります。
当社が目指すこと
情報処理推進機構(IPA)が発表した「DX白書2023*」によると、日本企業の顧客体験に関する評価や見直しの頻度は、米国企業のそれと比較して全体的に実施頻度が低く、日本企業におけるXMの実践が海外に比べ遅れていることが明らかとなりました。日本企業の競争力向上、持続可能な企業運営の推進を目指す上で、顧客や従業員をはじめとするステークホルダーの求める価値を正しく捉え、関係性を向上していくXMの実践は、今後ますます重要になっていきます。
当社は今年3月に創業10年を迎え、「XMを行うためのインフラとなり、企業が顧客・従業員を中心とした事業活動をあたりまえに実施している社会を実現する」を新たなビジョンとして掲げました。今後も、テクノロジーの力を活用しながら、顧客・従業員志向の企業文化形成を支援し、XM分野におけるインフラ的存在となっていくことを目指してまいります。
*出典:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「IPA DX白書2023」2023年2月 図表3-41
引受先からのコメント(順不同)
フェムトパートナーズ株式会社
General Partner 曽我 悠平 氏・Senior Manager 小野瀬 宏 氏
この度、フェムトパートナーズは、エモーションテックへ投資させていただきました。カスタマーエクスペリエンス領域を収益性向上の優先課題と位置づける企業は増加しており、また、社会使命であるESGの観点において、人的資本の文脈で従業員エクスペリエンス領域は注目を集めています。エモーションテックが当該領域に切り込み、マーケットをリードする企業になることを、我々は確信しています。また、既存プロダクトにAI分析サービスを掛け合わせ、顧客感情データのより深い解析とアクション策定を可能とし、今後更に付加価値の高いソリューションを提供することを期待しています。エモーションテックの今後の更なる成長を最大限応援してまいります。
株式会社プレイド
Corporate Finance / IR Team Head 高橋 雄佑 氏・古川 慧 氏
プレイドグループは「マルチチャネル×1st Party Customer Data×リアルタイム」をワンストップで提供するデータ活用の新しいプラットフォームを提供することを目指しております。その中でもエモーションテックは、XM分野を担う戦略グループ企業として想定を大きく上回る成長を続けており、XM実践に向けた機能が高く評価されていると感じています。エモーションテックのXM分野における豊富なノウハウと、プレイドが取り扱うリアルタイムの行動データの掛け合わせを通じて、引き続きグループとして顧客中心の企業活動を支援して参ります。
資金調達概要
調達金額:5.8億円
調達方法:第三者割当増資
株主:フェムトパートナーズ株式会社、株式会社プレイド
株式会社エモーションテックについて
名称:株式会社エモーションテック
所在地:東京都港区西新橋1-1-1 WeWork 日比谷FORT TOWER 11F
代表者:代表取締役 今西 良光
設立:2013年3月
事業内容:CX(顧客体験)の向上をサポートする「EmotionTech CX」、EX(従業員体験)・エンゲージメントの向上をサポートする「EmotionTech EX」、IX(投資家体験)の向上をサポートする「EmotionTech IX」を提供。感情に関するフィードバックデータの正確な計測及び、特許を取得している独自の解析技術により、組織課題の可視化と改善実行を支援します。
URL:https://www.emotion-tech.co.jp