【高卒社会人アンケート】高校生の就活体験(23卒) 「職場見学は1社」(43%)、「職業適性のサポートが欲しかった」(50%)
[23/06/30]
提供元:PRTIMES
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高校生の就職を支援している「ジンジブ」(本社・大阪府大阪市)は、この4月に入社した高卒社会人に向けて「就職活動の体験」アンケートを行いました。
本アンケートは、ジンジブで主催する、高卒社会人1年目向けの研修「ROOKIE’S CLUB(ルーキーズクラブ)」の参加者と、ジョブドラフトに契約している企業に入社した社員にお答えいただきました。
(調査期間:2023年4月14日〜4月28日、有効回答数:142人)
調査結果サマリー
就職活動で「自分で会社を探して、先生に紹介をしてもらった」高校生は約半数。
7月からの職場見学は43%が「1社」のみ。「職場見学が1社以下」かつ「1社応募」だった割合は46%。
就職活動で欲しかったサポートは、半数が「自分がどんな職業に向いているか」。
大多数が学校に届く求人票から応募先を探しており、半数が1社だけを見て就活を終えたものの、自分がどんな職業に向いているか知りたかったという声が多く寄せられました。
■アンケートの実施背景
2023年3月卒の高卒求人は、44万人超とコロナ前に届きそうな回復傾向でした。求人倍率は3.49倍で、計測を始めた1998年卒以来最高となり、大卒以上の「売り手市場」といえます。
一方で、高校生の就職活動は、大学生のような自由な活動ではありません。高校に送られる求人票を生徒たちが見ることができる解禁日の7月1日から、9月までの約2カ月間に、先生と生徒がどの企業に応募するのかを決めます。ただし、一部の自治体をのぞき、応募は一定期間一人一社ずつ、という決まりになっています。
こうした就職活動は学業を大切にし、確実に内定を得られると言われてきました。しかし、情報不足、理解不足などで納得できる企業選択ができず、就職してもすぐに離職してしまうなどのミスマッチがおこっています。
23年卒の高校生がどのように就活をしたか、経験した142名にアンケートを行い、高校就活の「今」を考えます。
※1 厚生労働省発表「令和4年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職状況」取りまとめ(令和5年3月末現在)」
<全アンケート結果>
1.就職した理由を教えてください。【複数選択可】 (n=142)
[画像1: https://prtimes.jp/i/48030/112/resize/d48030-112-5ac933abd880fb7e5989-7.png ]
就職した理由を聞いたところ、アンケートの回答の上位3つは「勉強より働く方が合うと思った」(33.8%)、「はやく自立したい」(29.6%)、「進学してまでやりたいことがない」(27.5%)でした。
就職する意味を「自分には何が合うのか」と、自分のこととして考えられている人が多いと読み取れます。
2.就職活動はどのように行いましたか。(n=142)
[画像2: https://prtimes.jp/i/48030/112/resize/d48030-112-f5f5ba84793aa552fd1f-7.png ]
就職活動はどのように行ったかの問いに対して、半数近くの49.3%が、「自分で会社を探して先生に紹介をしてもらった」と回答しました。8割が学校の紹介を通じて応募を行っていますが、自分自身で求人情報を探している生徒の割合が多くなっている傾向がわかりました。また、13.4%が「自分で会社を探して自分で応募した」と回答しています。
この回答から、学校を通じての就活であっても、企業が高校生に向けて分かりやすく発信すること、PRすることが採用において大切だとわかります。
3.何を見て応募先を見つけましたか? ※複数回答可 (n=96)
[画像3: https://prtimes.jp/i/48030/112/resize/d48030-112-eb3da3ba512e6dd46dbc-0.png ]
問2で、「先生から紹介してもらった」以外の回答をした方に、何を見て応募先を見つけたか聞いたところ、最も多い回答が「学校に届く求人票」(77.1%)でした。就活を行う高校生のほとんどは、学校に届く求人票をもとに応募先を選んでいることから、学校に向けたPR活動は最重要だと分かります。次いで、高校生が自分で情報収集を行う「合同企業説明会」や「求人サイト」なども選ばれているため、複数の情報発信を行うことでより高校生に届くことがわかります。
4.職場見学には何社行きましたか。(n=142)
[画像4: https://prtimes.jp/i/48030/112/resize/d48030-112-429f87a9cad9c7bafd9b-0.png ]
職場見学に行った社数を聞いたところ、最も多い回答は「1社」(43%)でした。複数見学に行った回答の中では「2社」(29.6%)が最も多い結果でした。職場見学に行かずに応募した人も5%いました。
これは情報源が「求人票」に限られていることや、企業訪問や仕事理解にかかわれる期間が短く機会も少ないためと考えられます。
5.応募は何社行いましたか。(n=142)
[画像5: https://prtimes.jp/i/48030/112/resize/d48030-112-a16b51dfa149e8a9bb5b-0.png ]
応募を何社行ったかの質問に対しては、8割が1社と回答しました。応募開始から一定期間は一人一社応募を原則としている都道府県が多いため、1次応募で内定を得た高校生が多かったと推察ができます。
1社応募した人の中で、2社以上職場見学に行った割合は43%、1社以下(職場見学に行かなかった含む)の割合は57%でした。
全体の中で、「1社以下の職場見学」かつ「1社応募」の割合は46%でした。
6.希望の職種には就けましたか? (n=142)
[画像6: https://prtimes.jp/i/48030/112/resize/d48030-112-317f83ac60002b89904a-0.png ]
希望の職種に就けたかという質問に対して、「就けた」と回答した方は、76.8%と、1社応募した割合とほぼ同割合でした。
7.就職活動の際にどんなサポートをしてほしかったですか?【複数回答可】(n=142)
[画像7: https://prtimes.jp/i/48030/112/resize/d48030-112-842abca00a03ec9a05a7-0.png ]
就職活動の際にどんなサポートをしてほしかったか質問したところ、最も多い回答は「自分がどんな職業に向いているか」(50%)でした。高校生自身が求めていることや、変化の激しい時代に合わせて生き抜く力を養うためにも、キャリア教育として、自己理解や適正や職業理解に関する内容を盛り込むことや、個別に寄り添った対応が大切だと考えられます。
<アンケート結果からわかること>
アンケート結果から、23卒の大多数の高校生は、高校に届いた「求人票」の中から、自分で探したり、先生に紹介してもらったりして就職活動を行いました。また、職場見学にいった社数は1〜2社で、「職場見学に行った数が1社以下、かつ、1社のみを応募」したと回答した人が46%でした。これは情報源が「求人票」に限られること、企業訪問や話す機会など、仕事理解にリアルにかかわれる期間が短く機会も少ないためと考えられます。社会理解が深まりにくい要因になりえます。
次に、就職を決めた理由の上位は「勉強より働く方が合うと思った」、「はやく自立したい」、「進学してまでやりたいことがない」でした。一方で、就活時に欲しかったサポートでは半数が「自分がどんな職業に向いているか」と答えました。
このことから、自分に合った進路を「就職」に決めたものの、「自分に合った職業が何か」と自己理解を深める機会は足りなかったと感じている人が多かったと考えられます。
これらの課題を解決するためには、進路決定前や就活期間中の「キャリア教育」の強化が大切です。
適性診断や自己理解の授業や、仕事の体験や社会人講話、職場見学の機会を増やすなど、仕事の面白さや興味を持つ機会を設ける必要があります。
一方で、就活では「自分で探し、先生に相談した」人のほうが「先生からの紹介」より多かったことや、求人サイトや会社のホームページなども調べる傾向があることから、検索上手な、Z世代の特徴が出ていると言えます。
学校のデジタル化を進め、高校生が企業の情報を探しやすい環境や、興味を持ちやすい情報提供の整備をすることでも、会社理解を深めることができます。
未来の予測が難しいVUCA(ブーカ)の時代と言われる、これからを生きる若者のために、学校・企業・支援団体・地域が協力し、高校生一人ひとりがキャリアを考えるきっかけを与えていくことが大切であると言えます。
■アンケート概要
【調査期間】 1.2023年4月21日〜4月28日 2.2022年4月14日〜4月20日
【調査方法】 1.高校新卒社員研修「ROOKIE’S CLUBルーキーズクラブ」参加者に対するアンケート回収
(東京・大阪・名古屋・仙台・広島会場)
2.ジョブドラフト契約企業に入社した高卒新入社員に対するアンケート回収
【調査対象】 2023年に入社した高卒社員
【有効回答】 N=142人
<回答者属性>
[画像8: https://prtimes.jp/i/48030/112/resize/d48030-112-805127131bca67ac7f39-0.png ]
<株式会社ジンジブについて>
ジンジブは「高卒」の若者のための社会課題解決企業です。
同じく「高卒社長」である佐々木が、「夢は、18才から始まる。」をスローガンに掲げて事業をはじめました。高校生のキャリア教育や、就活の情報提供、就職後の定着やスキルアップやキャリア形成、転職時の情報提供やサポートを行います。
初めて社会に出る高校生は、将来に対する漠然とした不安をいだきながら、社会に出ることを決意しています。ジンジブでは、かかわる若者や会社に対して、不安な時には真剣に向き合い、自己理解・社会理解・マインド・スキルなど社会で生き抜くための力を高めるサポートを行い、自分の意思で未来を選択できる機会をつくります。
たとえ失敗してもすぐに手を差し伸べ、その人生にずっと寄り添い、これからを生きる人の夢を増やしてまいります。
●高卒就活採用支援サービス 「ジョブドラフト」
高卒新卒で就職する高校生は、限られた情報や期間の中で、社会経験や自己理解の機会や、やりたいことや向いていることを考える期間が少ない中、就職先を選んでおり、将来に対して漠然とした不安を抱えています。
情報不足、理解不足などで納得できる企業選択ができず就職し、入社後にギャップを感じてしまうことが、入社1年目の「超早期離職」の要因の一つといえます。
そこで「ジョブドラフト」では、進路決定前から将来について考えるきっかけを与えるキャリア教育支援「ジョブドラフトCareer」や、これまでは文字情報のみの求人票でしか収集できなかった求人情報を、高校生に向けた発信をする就職情報アプリ「ジョブドラフトNavi」や、1日で多くの企業に直接話を聞ける高校生のための合同企業説明会「ジョブドラフトFes」、高卒第二新卒や既卒者への学び直しと就職・転職を支援する「ジョブドラフトNext」を運営し、高校生の未来を自分の意思で形作るためのサービスを展開しております。
[画像9: https://prtimes.jp/i/48030/112/resize/d48030-112-26e11dec32f55c884a99-9.png ]
ジョブドラフトNavi:https://job-draft.com/
[画像10: https://prtimes.jp/i/48030/112/resize/d48030-112-c84f350576ff5d24a2d4-0.jpg ]
●人財育成サービス
社会人として必要となる基礎スキルやマインド、DXを始めとしたこれからの社会で必要になるスキルの学びの講座を開発し、高校生や高卒社会人が人生100年時代の中、キャリアアップを実現するためのサポートを運営しております。
Z世代の採用育成を行う企業向けには、入社後の定着のための研修「ROOKIE’S CLUB(ルーキーズクラブ)」では社外の同期もつくります。デジタルマーケティング講座「DMU」などのスキルアップ講座も提供し、企業発展を促す若手人財の育成を支援してまいります。
<会社概要>
◆株式会社ジンジブ (https://jinjib.co.jp/ )
本社所在地:大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル14階
代表取締役:佐々木 満秀
設立:2015年3月23日(グループ創業1998年9月1日)
資本金:9,800万円
2016年「革新ビジネスアワード2016」(主催:イノベーションズアイ、フジサンケイビジネスアイ[日本工業新聞社])にて「よい仕事おこし賞」、2017年「第106回かわさき起業家オーディション ビジネス・アイデアシーズ市場」(主催:公益財団法人 川崎市産業振興財団)にて「かわさき起業家優秀賞」を受賞。
2023年3月「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」認証。
アンケート結果PDF
https://prtimes.jp/a/?f=d48030-112-651a51f399478fa7d14331356fd5e4e0.pdf
本アンケートは、ジンジブで主催する、高卒社会人1年目向けの研修「ROOKIE’S CLUB(ルーキーズクラブ)」の参加者と、ジョブドラフトに契約している企業に入社した社員にお答えいただきました。
(調査期間:2023年4月14日〜4月28日、有効回答数:142人)
調査結果サマリー
就職活動で「自分で会社を探して、先生に紹介をしてもらった」高校生は約半数。
7月からの職場見学は43%が「1社」のみ。「職場見学が1社以下」かつ「1社応募」だった割合は46%。
就職活動で欲しかったサポートは、半数が「自分がどんな職業に向いているか」。
大多数が学校に届く求人票から応募先を探しており、半数が1社だけを見て就活を終えたものの、自分がどんな職業に向いているか知りたかったという声が多く寄せられました。
■アンケートの実施背景
2023年3月卒の高卒求人は、44万人超とコロナ前に届きそうな回復傾向でした。求人倍率は3.49倍で、計測を始めた1998年卒以来最高となり、大卒以上の「売り手市場」といえます。
一方で、高校生の就職活動は、大学生のような自由な活動ではありません。高校に送られる求人票を生徒たちが見ることができる解禁日の7月1日から、9月までの約2カ月間に、先生と生徒がどの企業に応募するのかを決めます。ただし、一部の自治体をのぞき、応募は一定期間一人一社ずつ、という決まりになっています。
こうした就職活動は学業を大切にし、確実に内定を得られると言われてきました。しかし、情報不足、理解不足などで納得できる企業選択ができず、就職してもすぐに離職してしまうなどのミスマッチがおこっています。
23年卒の高校生がどのように就活をしたか、経験した142名にアンケートを行い、高校就活の「今」を考えます。
※1 厚生労働省発表「令和4年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職状況」取りまとめ(令和5年3月末現在)」
<全アンケート結果>
1.就職した理由を教えてください。【複数選択可】 (n=142)
[画像1: https://prtimes.jp/i/48030/112/resize/d48030-112-5ac933abd880fb7e5989-7.png ]
就職した理由を聞いたところ、アンケートの回答の上位3つは「勉強より働く方が合うと思った」(33.8%)、「はやく自立したい」(29.6%)、「進学してまでやりたいことがない」(27.5%)でした。
就職する意味を「自分には何が合うのか」と、自分のこととして考えられている人が多いと読み取れます。
2.就職活動はどのように行いましたか。(n=142)
[画像2: https://prtimes.jp/i/48030/112/resize/d48030-112-f5f5ba84793aa552fd1f-7.png ]
就職活動はどのように行ったかの問いに対して、半数近くの49.3%が、「自分で会社を探して先生に紹介をしてもらった」と回答しました。8割が学校の紹介を通じて応募を行っていますが、自分自身で求人情報を探している生徒の割合が多くなっている傾向がわかりました。また、13.4%が「自分で会社を探して自分で応募した」と回答しています。
この回答から、学校を通じての就活であっても、企業が高校生に向けて分かりやすく発信すること、PRすることが採用において大切だとわかります。
3.何を見て応募先を見つけましたか? ※複数回答可 (n=96)
[画像3: https://prtimes.jp/i/48030/112/resize/d48030-112-eb3da3ba512e6dd46dbc-0.png ]
問2で、「先生から紹介してもらった」以外の回答をした方に、何を見て応募先を見つけたか聞いたところ、最も多い回答が「学校に届く求人票」(77.1%)でした。就活を行う高校生のほとんどは、学校に届く求人票をもとに応募先を選んでいることから、学校に向けたPR活動は最重要だと分かります。次いで、高校生が自分で情報収集を行う「合同企業説明会」や「求人サイト」なども選ばれているため、複数の情報発信を行うことでより高校生に届くことがわかります。
4.職場見学には何社行きましたか。(n=142)
[画像4: https://prtimes.jp/i/48030/112/resize/d48030-112-429f87a9cad9c7bafd9b-0.png ]
職場見学に行った社数を聞いたところ、最も多い回答は「1社」(43%)でした。複数見学に行った回答の中では「2社」(29.6%)が最も多い結果でした。職場見学に行かずに応募した人も5%いました。
これは情報源が「求人票」に限られていることや、企業訪問や仕事理解にかかわれる期間が短く機会も少ないためと考えられます。
5.応募は何社行いましたか。(n=142)
[画像5: https://prtimes.jp/i/48030/112/resize/d48030-112-a16b51dfa149e8a9bb5b-0.png ]
応募を何社行ったかの質問に対しては、8割が1社と回答しました。応募開始から一定期間は一人一社応募を原則としている都道府県が多いため、1次応募で内定を得た高校生が多かったと推察ができます。
1社応募した人の中で、2社以上職場見学に行った割合は43%、1社以下(職場見学に行かなかった含む)の割合は57%でした。
全体の中で、「1社以下の職場見学」かつ「1社応募」の割合は46%でした。
6.希望の職種には就けましたか? (n=142)
[画像6: https://prtimes.jp/i/48030/112/resize/d48030-112-317f83ac60002b89904a-0.png ]
希望の職種に就けたかという質問に対して、「就けた」と回答した方は、76.8%と、1社応募した割合とほぼ同割合でした。
7.就職活動の際にどんなサポートをしてほしかったですか?【複数回答可】(n=142)
[画像7: https://prtimes.jp/i/48030/112/resize/d48030-112-842abca00a03ec9a05a7-0.png ]
就職活動の際にどんなサポートをしてほしかったか質問したところ、最も多い回答は「自分がどんな職業に向いているか」(50%)でした。高校生自身が求めていることや、変化の激しい時代に合わせて生き抜く力を養うためにも、キャリア教育として、自己理解や適正や職業理解に関する内容を盛り込むことや、個別に寄り添った対応が大切だと考えられます。
<アンケート結果からわかること>
アンケート結果から、23卒の大多数の高校生は、高校に届いた「求人票」の中から、自分で探したり、先生に紹介してもらったりして就職活動を行いました。また、職場見学にいった社数は1〜2社で、「職場見学に行った数が1社以下、かつ、1社のみを応募」したと回答した人が46%でした。これは情報源が「求人票」に限られること、企業訪問や話す機会など、仕事理解にリアルにかかわれる期間が短く機会も少ないためと考えられます。社会理解が深まりにくい要因になりえます。
次に、就職を決めた理由の上位は「勉強より働く方が合うと思った」、「はやく自立したい」、「進学してまでやりたいことがない」でした。一方で、就活時に欲しかったサポートでは半数が「自分がどんな職業に向いているか」と答えました。
このことから、自分に合った進路を「就職」に決めたものの、「自分に合った職業が何か」と自己理解を深める機会は足りなかったと感じている人が多かったと考えられます。
これらの課題を解決するためには、進路決定前や就活期間中の「キャリア教育」の強化が大切です。
適性診断や自己理解の授業や、仕事の体験や社会人講話、職場見学の機会を増やすなど、仕事の面白さや興味を持つ機会を設ける必要があります。
一方で、就活では「自分で探し、先生に相談した」人のほうが「先生からの紹介」より多かったことや、求人サイトや会社のホームページなども調べる傾向があることから、検索上手な、Z世代の特徴が出ていると言えます。
学校のデジタル化を進め、高校生が企業の情報を探しやすい環境や、興味を持ちやすい情報提供の整備をすることでも、会社理解を深めることができます。
未来の予測が難しいVUCA(ブーカ)の時代と言われる、これからを生きる若者のために、学校・企業・支援団体・地域が協力し、高校生一人ひとりがキャリアを考えるきっかけを与えていくことが大切であると言えます。
■アンケート概要
【調査期間】 1.2023年4月21日〜4月28日 2.2022年4月14日〜4月20日
【調査方法】 1.高校新卒社員研修「ROOKIE’S CLUBルーキーズクラブ」参加者に対するアンケート回収
(東京・大阪・名古屋・仙台・広島会場)
2.ジョブドラフト契約企業に入社した高卒新入社員に対するアンケート回収
【調査対象】 2023年に入社した高卒社員
【有効回答】 N=142人
<回答者属性>
[画像8: https://prtimes.jp/i/48030/112/resize/d48030-112-805127131bca67ac7f39-0.png ]
<株式会社ジンジブについて>
ジンジブは「高卒」の若者のための社会課題解決企業です。
同じく「高卒社長」である佐々木が、「夢は、18才から始まる。」をスローガンに掲げて事業をはじめました。高校生のキャリア教育や、就活の情報提供、就職後の定着やスキルアップやキャリア形成、転職時の情報提供やサポートを行います。
初めて社会に出る高校生は、将来に対する漠然とした不安をいだきながら、社会に出ることを決意しています。ジンジブでは、かかわる若者や会社に対して、不安な時には真剣に向き合い、自己理解・社会理解・マインド・スキルなど社会で生き抜くための力を高めるサポートを行い、自分の意思で未来を選択できる機会をつくります。
たとえ失敗してもすぐに手を差し伸べ、その人生にずっと寄り添い、これからを生きる人の夢を増やしてまいります。
●高卒就活採用支援サービス 「ジョブドラフト」
高卒新卒で就職する高校生は、限られた情報や期間の中で、社会経験や自己理解の機会や、やりたいことや向いていることを考える期間が少ない中、就職先を選んでおり、将来に対して漠然とした不安を抱えています。
情報不足、理解不足などで納得できる企業選択ができず就職し、入社後にギャップを感じてしまうことが、入社1年目の「超早期離職」の要因の一つといえます。
そこで「ジョブドラフト」では、進路決定前から将来について考えるきっかけを与えるキャリア教育支援「ジョブドラフトCareer」や、これまでは文字情報のみの求人票でしか収集できなかった求人情報を、高校生に向けた発信をする就職情報アプリ「ジョブドラフトNavi」や、1日で多くの企業に直接話を聞ける高校生のための合同企業説明会「ジョブドラフトFes」、高卒第二新卒や既卒者への学び直しと就職・転職を支援する「ジョブドラフトNext」を運営し、高校生の未来を自分の意思で形作るためのサービスを展開しております。
[画像9: https://prtimes.jp/i/48030/112/resize/d48030-112-26e11dec32f55c884a99-9.png ]
ジョブドラフトNavi:https://job-draft.com/
[画像10: https://prtimes.jp/i/48030/112/resize/d48030-112-c84f350576ff5d24a2d4-0.jpg ]
●人財育成サービス
社会人として必要となる基礎スキルやマインド、DXを始めとしたこれからの社会で必要になるスキルの学びの講座を開発し、高校生や高卒社会人が人生100年時代の中、キャリアアップを実現するためのサポートを運営しております。
Z世代の採用育成を行う企業向けには、入社後の定着のための研修「ROOKIE’S CLUB(ルーキーズクラブ)」では社外の同期もつくります。デジタルマーケティング講座「DMU」などのスキルアップ講座も提供し、企業発展を促す若手人財の育成を支援してまいります。
<会社概要>
◆株式会社ジンジブ (https://jinjib.co.jp/ )
本社所在地:大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル14階
代表取締役:佐々木 満秀
設立:2015年3月23日(グループ創業1998年9月1日)
資本金:9,800万円
2016年「革新ビジネスアワード2016」(主催:イノベーションズアイ、フジサンケイビジネスアイ[日本工業新聞社])にて「よい仕事おこし賞」、2017年「第106回かわさき起業家オーディション ビジネス・アイデアシーズ市場」(主催:公益財団法人 川崎市産業振興財団)にて「かわさき起業家優秀賞」を受賞。
2023年3月「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」認証。
アンケート結果PDF
https://prtimes.jp/a/?f=d48030-112-651a51f399478fa7d14331356fd5e4e0.pdf