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南スーダン:首都ジュバでMSFのスタッフが襲撃を受け死亡

南スーダンの首都ジュバ近郊の幹線道路で、2013年8月5日、国境なき医師団(MSF)の車両が武装集団に襲撃された。乗車中のスタッフ2人が重傷を負い、そのうち1人は怪我が原因で2日後に死亡した。 車両はMSFの所有だとはっきりわかる塗装が施されていた。襲撃の詳細はまだ明らかになっていないが、MSFは事件の究明を急いでいる。

MSFは、今回の不当な襲撃を激しく非難するとともに、こうした事件は命を救うための医療援助活動に直接打撃を与えるものだと訴えている。

MSFのオペレーション・ディレクターであるマルセル・ラーゲンバッハは「同僚の死を招いたこの残酷な行為の調査を当局に依頼しています。犠牲となったジョゼフは、2012年にMSFの活動に加わったスタッフで、まだ28歳でした」と話す。

南スーダンにおける活動責任者、ラファエル・ゴルジュも「ジョゼフは優秀なスタッフでした。人柄が良く前向きな青年で、チーム全体が彼の死を惜しんでいます。彼の家族、MSF、そして南スーダンにとって大きな損失です」と語る。

ラーゲンバッハはさらに「国際人道法の遵守と、人道援助従事者の生命、財産、そして医療施設保護の必要性を強調したい」と訴えている。
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MSFは、現・南スーダンで約30年にわたり活動を続けており、武力紛争、感染症、医療からの疎外、および自然災害などの被害者に緊急援助を提供している。2012年の活動実績は、外来診療70万2634件、入院患者受け入れ3万4324人、マラリア治療14万1525人、分娩介助1万918件、子どもの栄養治療2万9018人、外科手術3257件、子どもを対象にしたはしかの予防接種25万3237人。
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