RIZAPが日本臨床外科学会総会にて初の研究発表 〜東京大学とのサルコペニア予防に関する共同研究〜
[18/12/19]
提供元:PRTIMES
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RIZAP株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:瀬戸 健、以下「RIZAP」)は、2018年11月22日(木)〜24日(土)にグランドプリンスホテル新高輪国際館パミールにて開催された「第80回日本臨床外科学会総会」に参加し、「手術結果にコミット?周術期の栄養運動管理」をテーマに、東京大学大学院医学系研究科社会連携講座「肥満メタボリックケア」での共同研究の経過をランチョンセミナーにて発表いたしました。200名を超える医師の方々にご聴講いただき、質疑応答も時間をオーバーするほど、大変注目度の高いセミナーになりましたことをお知らせいたします。
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RIZAPとして初となる日本臨床外科学会総会参加の背景
「手術前〜手術後の食事運動管理が、術後の健康回復の鍵を握ることを証明し、世の中にもっと広めていきたい」
RIZAPではこれまで、大学や医療機関と様々な分野で研究を重ねてまいりました。また、その研究結果を学会にて発表することでRIZAPの効果や安全性について伝える活動を行ってまいりました。これまで参加した多くの学会は内科分野であったのに対し、今回は初めての外科分野になります。第80回日本臨床外科学会総会の窪田敬一大会長(獨協医科大学 第二外科)から直々に、前例の少ない東京大学大学院医学系研究科社会連携講座と共同研究をぜひ発表してほしいとのお声がけをいただき、「手術前〜手術後の適切な食事運動管理が、術後の速やかな健康回復の鍵を握る可能性を秘めたこのような取り組みを広げていきたい」という思いが、東京大学特任准教授の愛甲先生と我々RIZAPの共通の思いと重なり、今回の参加が実現いたしました。
RIZAP×東大のサルコペニア予防研究に200名を超える医師が注目
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ランチョンセミナーでは「手術結果にコミット?周術期の栄養運動管理」と題し、みなと芝クリニック院長の川本徹(かわもととおる)先生を座長に、東京大学医学部附属病院、胃・食道外科愛甲丞(あいこうすすむ)先生にご講演をいただきました。講演概要は、以下のとおりです。
[講師略歴]
氏名: 愛甲 丞 (あいこう すすむ Susumu Aikou )
現所属: 東京大学大学院医学系研究科 社会連携講座 肥満メタボリックケア
現役職: 特任准教授
[講演項目]
― 肥満と手術前の運動栄養管理
― サルコペニアと手術前の運動栄養管理
― 東京大学胃食道外科×RIZAPの共同研究
― 今後の課題
[講演サマリー]
・サルコペニアの実情
患者の高齢化が進むなか、サルコペニアの問題は今後大きな社会問題になります。サルコペニアの患者の場合、1)手術後の合併症リスクが高まる、2)化学療法が継続できなくなる、3)体力の低下による肺炎などで亡くなるケースが出てくるなど、結果的に癌の予後が悪いことが報告されています。このサルコペニアに対する問題には、術前から運動栄養管理の対策を行うことの重要性も国内外で事例が出てきていますが、医療の現場では具体的に何も対処が行われていないのが現状です。また、開腹手術の場合、術後多くの医師が、数か月間は運動を控えるように促し、摂取が推奨されるたんぱく質食材も限られているため、今の高齢者は術前術後に関わらず、圧倒的にたんぱく質が足りておらず、サルコペニアをさらに促進させる環境になるとも考えられます。
・研究成果目標
そこで、一時的に身体活動量が減り、多くの栄養剤を摂ることが難しいため骨格筋肉量の減少が続く胃癌の患者に対して、術前術後の栄養運動管理で、術後の健康回復を良くする結果が得られないかという想いで共同研究を開始いたしました。
・実施内容
本研究では、胃癌手術を予定している高齢者(65歳〜80歳)を対象に、手術前3週間・手術後3か月間、運動栄養療法を実施しています。栄養(食事)は本研究のためにRIZAPが開発したたんぱく質補助食品『Amino TAP’S』により十分なたんぱく質を摂取し、運動は週2回のレジスタンス運動(筋トレ)を行っています。現在試験中のため結果については公開できませんが、一例として、筋力を術前の状態に保てており、愛甲先生は、「周術期の運動・栄養療法が“安全な外科手術”の一助となる可能性があり、研究とエビデンスを少しずつでも積み重ねることで本療法の重要性を世の中に広めていきたい」と講演を締めくくりました。
[参加者の声]
・「術前の呼吸リハビリ、口腔ケアに加えて、栄養運動介入が当たり前に行われるような体制づくりを目指したいと思います。」(医師)
・「サルコペニア予防について勉強になりました」(医師)
・「肥満がリスクであり大腸がんに対する手術を行っているため、参考にできることがないかと思って拝聴しました」(医師)
・「術前に運動すると術後合併症が減るといったマウス実験が面白かった。」(医師)
・「高齢者の多い地域のため、日々の臨床に活かしたいし、今後非常に重要な分野と感じました」(医師)
RIZAPが担う次世代ヘルスケアのカタチ
RIZAPは、様々な大学や医療機関との研究と、12万人を超えるお客様の理想のボディメイクの実現を通して、食事・運動指導のノウハウと、最後までやりきるためのコーチングスキルを蓄積してまいりました。このRIZAPにしかない資産を生かし、今回の研究同様、術前術後の食事運動管理により、安全で速やかな健康回復の一助になっていきたいと考えています。「手術は病院、術前の肥満解消や体力向上、術後の食事運動管理はRIZAP。」といった体制を将来構築することで、日本の健康寿命延伸、医療費の最適化に貢献してまいります。
RIZAPのヘルスケア事業への取り組み
RIZAPでは、より多くの方にRIZAPメソッドを体感いただき、日本を健康にするという目標を掲げ2017年8月に「1,000万人健康宣言」を発表いたしました。その実現に向け、ヘルスケア事業として以下のとおり、大きく3つの取り組みを行っております。
1.医療連携
現在、連携医療機関数は180件 を超え、全国にある126店舗のRIZAP店舗全てが、近隣(ゲストに通っていただける範囲内)の医療機関と連携しております。RIZAPと医療機関が連携することで、医学的知見からお客様の健康状態に合わせたサービスの提供を可能としております。
2.研究機関との共同研究
様々な研究機関と共に12万人以上のボディメイクの実現を通して得たデータ分析と新たな分野からのメソッド検証を積極的に行っております。その結果をもとに、安全で効果的なサービスにメソッドを常に進化させ続け、人々を健康にするための最先端のサービスを提供してまいります。
3.自治体との連携
「結果にコミットする。」というRIZAPのサービスコンセプトをもとに、「1:多数」の自治体向けプログラムも展開しております。長野県伊那市と共に実施した成果報酬型「健康増進プログラム」は、地域活性化に資する事例として、内閣官房・内閣府 総合サイトにも紹介されています。医療費最適化に加え、介護を含めた社会保障費全体の最適化に向けた検証も進め、自治体向け健康増進プログラムにおいて、持続可能な「成果報酬型」モデルの構築を進めてまいります。
RIZAPは今後も、これらで得た経験やデータをもとに、健康で輝く人生をサポートすることを通じて日本の健康課題への貢献を目指してまいります。
報道関係者およびステークホルダーの皆さまへ
2018年11月14日に公表した、RIZAPグループ株式会社の2019年3月期 連結業績予想の下方修正について、報道関係者をはじめ多くのステークホルダーの皆さまにご心配をおかけしておりますこと、お詫び申し上げます。
RIZAPボディメイクをはじめとするRIZAP関連事業については好調であり、2019年3月期 第2四半期の売上は前年同期比171%で堅調に伸長しております。
当社は、これまで以上に皆さまにご満足いただけるサービスを提供できるよう邁進してまいります。引き続き、お引き立ていただけますようお願い申し上げます。
会社案内
RIZAP株式会社
https://www.rizap.jp/
「結果にコミットする。」をコンセプトに、パーソナルトレーニングジム「RIZAP(ライザップ)」を運営しています。2012年2月の1号店オープン以来、店舗拡大とともに急成長を続けるRIZAPは、一般のスポーツジムとは異なり、ゲストの夢、理想、真のニーズと本気で向き合う資質を持ったトレーナーを厳選しています。「人生最高の体と自信、そして期待を上回る感動を提供する」ため、パーソナルトレーナーの品質にこだわり、ゲストの理想の体型の実現に全力でコミットします。
「RIZAP」の名称は、「RISE」と「UP」からできています。また、黒色背景と金色のロゴには、“どん底で暗闇の状態からでも、その人が望む限り、高く飛躍でき、必ず光り輝く未来は訪れる”をいう想いを込めています。
現在、133店舗(国内126、海外7)を運営。(2018年12月現在)
累計会員数は12万人を超えています。(2018年11月末現在)
所在地 : 〒169-0074 東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー31F
設立日 : 2010年5月7日
資本金 : 8億8500万円(2018年9月30日現在)
代表者 : 代表取締役社長 瀬戸 健
事業内容 : 健康に関する研究、ボディメイク事業等
フリーコール : 0120-700-900 (通話料無料・24時間受付・年中無休)
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RIZAPとして初となる日本臨床外科学会総会参加の背景
「手術前〜手術後の食事運動管理が、術後の健康回復の鍵を握ることを証明し、世の中にもっと広めていきたい」
RIZAPではこれまで、大学や医療機関と様々な分野で研究を重ねてまいりました。また、その研究結果を学会にて発表することでRIZAPの効果や安全性について伝える活動を行ってまいりました。これまで参加した多くの学会は内科分野であったのに対し、今回は初めての外科分野になります。第80回日本臨床外科学会総会の窪田敬一大会長(獨協医科大学 第二外科)から直々に、前例の少ない東京大学大学院医学系研究科社会連携講座と共同研究をぜひ発表してほしいとのお声がけをいただき、「手術前〜手術後の適切な食事運動管理が、術後の速やかな健康回復の鍵を握る可能性を秘めたこのような取り組みを広げていきたい」という思いが、東京大学特任准教授の愛甲先生と我々RIZAPの共通の思いと重なり、今回の参加が実現いたしました。
RIZAP×東大のサルコペニア予防研究に200名を超える医師が注目
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ランチョンセミナーでは「手術結果にコミット?周術期の栄養運動管理」と題し、みなと芝クリニック院長の川本徹(かわもととおる)先生を座長に、東京大学医学部附属病院、胃・食道外科愛甲丞(あいこうすすむ)先生にご講演をいただきました。講演概要は、以下のとおりです。
[講師略歴]
氏名: 愛甲 丞 (あいこう すすむ Susumu Aikou )
現所属: 東京大学大学院医学系研究科 社会連携講座 肥満メタボリックケア
現役職: 特任准教授
[講演項目]
― 肥満と手術前の運動栄養管理
― サルコペニアと手術前の運動栄養管理
― 東京大学胃食道外科×RIZAPの共同研究
― 今後の課題
[講演サマリー]
・サルコペニアの実情
患者の高齢化が進むなか、サルコペニアの問題は今後大きな社会問題になります。サルコペニアの患者の場合、1)手術後の合併症リスクが高まる、2)化学療法が継続できなくなる、3)体力の低下による肺炎などで亡くなるケースが出てくるなど、結果的に癌の予後が悪いことが報告されています。このサルコペニアに対する問題には、術前から運動栄養管理の対策を行うことの重要性も国内外で事例が出てきていますが、医療の現場では具体的に何も対処が行われていないのが現状です。また、開腹手術の場合、術後多くの医師が、数か月間は運動を控えるように促し、摂取が推奨されるたんぱく質食材も限られているため、今の高齢者は術前術後に関わらず、圧倒的にたんぱく質が足りておらず、サルコペニアをさらに促進させる環境になるとも考えられます。
・研究成果目標
そこで、一時的に身体活動量が減り、多くの栄養剤を摂ることが難しいため骨格筋肉量の減少が続く胃癌の患者に対して、術前術後の栄養運動管理で、術後の健康回復を良くする結果が得られないかという想いで共同研究を開始いたしました。
・実施内容
本研究では、胃癌手術を予定している高齢者(65歳〜80歳)を対象に、手術前3週間・手術後3か月間、運動栄養療法を実施しています。栄養(食事)は本研究のためにRIZAPが開発したたんぱく質補助食品『Amino TAP’S』により十分なたんぱく質を摂取し、運動は週2回のレジスタンス運動(筋トレ)を行っています。現在試験中のため結果については公開できませんが、一例として、筋力を術前の状態に保てており、愛甲先生は、「周術期の運動・栄養療法が“安全な外科手術”の一助となる可能性があり、研究とエビデンスを少しずつでも積み重ねることで本療法の重要性を世の中に広めていきたい」と講演を締めくくりました。
[参加者の声]
・「術前の呼吸リハビリ、口腔ケアに加えて、栄養運動介入が当たり前に行われるような体制づくりを目指したいと思います。」(医師)
・「サルコペニア予防について勉強になりました」(医師)
・「肥満がリスクであり大腸がんに対する手術を行っているため、参考にできることがないかと思って拝聴しました」(医師)
・「術前に運動すると術後合併症が減るといったマウス実験が面白かった。」(医師)
・「高齢者の多い地域のため、日々の臨床に活かしたいし、今後非常に重要な分野と感じました」(医師)
RIZAPが担う次世代ヘルスケアのカタチ
RIZAPは、様々な大学や医療機関との研究と、12万人を超えるお客様の理想のボディメイクの実現を通して、食事・運動指導のノウハウと、最後までやりきるためのコーチングスキルを蓄積してまいりました。このRIZAPにしかない資産を生かし、今回の研究同様、術前術後の食事運動管理により、安全で速やかな健康回復の一助になっていきたいと考えています。「手術は病院、術前の肥満解消や体力向上、術後の食事運動管理はRIZAP。」といった体制を将来構築することで、日本の健康寿命延伸、医療費の最適化に貢献してまいります。
RIZAPのヘルスケア事業への取り組み
RIZAPでは、より多くの方にRIZAPメソッドを体感いただき、日本を健康にするという目標を掲げ2017年8月に「1,000万人健康宣言」を発表いたしました。その実現に向け、ヘルスケア事業として以下のとおり、大きく3つの取り組みを行っております。
1.医療連携
現在、連携医療機関数は180件 を超え、全国にある126店舗のRIZAP店舗全てが、近隣(ゲストに通っていただける範囲内)の医療機関と連携しております。RIZAPと医療機関が連携することで、医学的知見からお客様の健康状態に合わせたサービスの提供を可能としております。
2.研究機関との共同研究
様々な研究機関と共に12万人以上のボディメイクの実現を通して得たデータ分析と新たな分野からのメソッド検証を積極的に行っております。その結果をもとに、安全で効果的なサービスにメソッドを常に進化させ続け、人々を健康にするための最先端のサービスを提供してまいります。
3.自治体との連携
「結果にコミットする。」というRIZAPのサービスコンセプトをもとに、「1:多数」の自治体向けプログラムも展開しております。長野県伊那市と共に実施した成果報酬型「健康増進プログラム」は、地域活性化に資する事例として、内閣官房・内閣府 総合サイトにも紹介されています。医療費最適化に加え、介護を含めた社会保障費全体の最適化に向けた検証も進め、自治体向け健康増進プログラムにおいて、持続可能な「成果報酬型」モデルの構築を進めてまいります。
RIZAPは今後も、これらで得た経験やデータをもとに、健康で輝く人生をサポートすることを通じて日本の健康課題への貢献を目指してまいります。
報道関係者およびステークホルダーの皆さまへ
2018年11月14日に公表した、RIZAPグループ株式会社の2019年3月期 連結業績予想の下方修正について、報道関係者をはじめ多くのステークホルダーの皆さまにご心配をおかけしておりますこと、お詫び申し上げます。
RIZAPボディメイクをはじめとするRIZAP関連事業については好調であり、2019年3月期 第2四半期の売上は前年同期比171%で堅調に伸長しております。
当社は、これまで以上に皆さまにご満足いただけるサービスを提供できるよう邁進してまいります。引き続き、お引き立ていただけますようお願い申し上げます。
会社案内
RIZAP株式会社
https://www.rizap.jp/
「結果にコミットする。」をコンセプトに、パーソナルトレーニングジム「RIZAP(ライザップ)」を運営しています。2012年2月の1号店オープン以来、店舗拡大とともに急成長を続けるRIZAPは、一般のスポーツジムとは異なり、ゲストの夢、理想、真のニーズと本気で向き合う資質を持ったトレーナーを厳選しています。「人生最高の体と自信、そして期待を上回る感動を提供する」ため、パーソナルトレーナーの品質にこだわり、ゲストの理想の体型の実現に全力でコミットします。
「RIZAP」の名称は、「RISE」と「UP」からできています。また、黒色背景と金色のロゴには、“どん底で暗闇の状態からでも、その人が望む限り、高く飛躍でき、必ず光り輝く未来は訪れる”をいう想いを込めています。
現在、133店舗(国内126、海外7)を運営。(2018年12月現在)
累計会員数は12万人を超えています。(2018年11月末現在)
所在地 : 〒169-0074 東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー31F
設立日 : 2010年5月7日
資本金 : 8億8500万円(2018年9月30日現在)
代表者 : 代表取締役社長 瀬戸 健
事業内容 : 健康に関する研究、ボディメイク事業等
フリーコール : 0120-700-900 (通話料無料・24時間受付・年中無休)