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キンドリルの調査、企業の86%がメインフレームモダナイゼーションの加速を目指しAI導入を推進していることが判明

メインフレーム変革に取り組むことで、1年間で最大225%の投資利益率を達成したと回答 メインフレームはハイブリッドIT環境において依然重要な役割を果たしている

ニューヨーク - 2024年9月10日(現地時間)発 - 世界最大級のITインフラストラクチャーサービスプロバイダーであるKyndryl(以下 キンドリル)は本日、第2回目となる「メインフレームモダナイゼーション状況調査レポート」( https://www.kyndryl.com/content/dam/kyndrylprogram/doc/ja/2024/mainframe-modernization-survey-ja-jp.pdf )の結果を発表し、2024年がメインフレームにおけるAI導入の年になることを明らかにしました。また、この調査ではモダナイゼーションプロジェクトが大きな経済的利益をもたらす一方で、多くの組織がスキル不足に直面しており、複雑でミッションクリティカルなシステムの変革を妨げていることも再確認されています。

ビジネスリーダーが経済、競争、技術、規制の課題に直面している中、メインフレームを含むIT資産を変革し、新たな価値を引き出そうとする動きが加速しています。キンドリルが500人のビジネスおよびITリーダーを対象に実施した調査によると、回答者の86%がメインフレームモダナイゼーション( https://www.kyndryl.com/jp/ja/services/mainframe )の取り組みを加速させるために、AIと生成AIの導入を早急に進めていることが明らかになりました。また、回答者の3分の1は、プラットフォームがAI対応ワークロードを実行するための基盤になっていると回答しています。さらに、回答者のほぼ半数が、重要なメインフレームデータを活用し、実用的な洞察に変換するために、生成AIを使用しようとしています。

キンドリルのCore Enterprise&zCloud( https://www.kyndryl.com/jp/ja/services/core-enterprise-zcloud ) 部門担当グローバルプラクティスリーダーであるペトラ・グード(Petra Goude)は、次のように述べています。「メインフレームはハイブリッドの世界で継続して中心的な役割を担っており、新たなユースケースに対応するために進化を続けています。キンドリルはこのようなトレンドの最前線に立っており、ミッションクリティカルな専門知識を提供して、お客様の目標達成を支援しています。メインフレームモダナイゼーションとAIの取り組みにおいてパートナーと協力することで、企業は新たなビジネスチャンスを開拓し、回復力を高め、スキルの課題を軽減し、より良い成果を上げることができます。このようにしてメインフレームは、ハイブリッド環境において成長し続け、強力なビジネス価値の提供を継続できるのです」

調査の回答者によると、ITのモダナイゼーションプロジェクトとパターンによって、1年間の投資収益率(ROI)が114%から225%と3桁台を達成したことや、年間119億ドルのコスト削減を実現するなど、実質的なビジネス成果を生み出しています。また、ほぼすべての組織が、メインフレームのモダナイゼーション、パブリック/プライベートクラウドとの統合、アプリケーションとデータのプラットフォームからの移行を組み合わせたハイブリッドIT戦略を選択しています。さらに、回答者の96%が、ワークロードの平均36%をクラウドに移行しています。

そして、今年は新たに、回答者はハイブリッドIT環境全体ですべてのデータを効果的に活用するために、企業全体の可観測性が不可欠であると認識していることが明らかになりました。実際、回答者の92%は、業務を監視する上で単一のダッシュボードが重要であると回答しましたが、85%の回答者はそれを適切に実現することが難しいと述べています。このような課題を解決するAIを搭載したオープン統合プラットフォームを提供するKyndryl Bridge ( https://www.kyndryl.com/jp/ja/services/platform ) は、企業がIT環境全体の可観測性、オーケストレーション、効率化を強化できるようサポートします。

また、今回の調査では、多くの回答者が依然としてスキル不足の問題を抱えていることが判明しました。特にメインフレームの変革を促進し、スキルギャップの解消に役立つ生成AI ( https://www.kyndryl.com/jp/ja/services/data/generative-ai ) のような新しい分野において、スキル不足の問題が確認されています。さらに、規制コンプライアンス要件の増加により、セキュリティスキルの需要が高まっており、ほぼすべての回答者が、モダナイゼーションの意思決定を促す主な要因としてセキュリティを挙げています。このようなプレッシャーの高まりを受け、77%の組織がメインフレームモダナイゼーションプロジェクトの実施に、外部プロバイダーを利用していることが明らかになりました。

ビジネスおよびITの上級リーダーを対象としたこの第2回目の年次グローバル調査では、ハイブリッドITにおけるメインフレームの現在および将来の役割と、メインフレームがどのように変革し続けているかについての洞察を提供しています。回答者がメインフレームの変革とアプリケーションのモダナイゼーションをどのように認識しているか、また、その取り組みに関連する課題、リスク、メリットについて詳しく知るには、キンドリルの2024年メインフレームモダナイゼーション状況調査レポート ( https://www.kyndryl.com/content/dam/kyndrylprogram/doc/ja/2024/mainframe-modernization-survey-ja-jp.pdf ) をご覧ください。
以上

当プレスリリースは、2024年9月10日(現地時間)にKyndrylが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照してください。https://www.kyndryl.com/us/en/about-us/news/2024/09/ai-adoption-for-mainframe-modernization

キンドリル(Kyndryl Holdings, Inc.)について
キンドリル(NYSE: KD)は、60カ国以上で数千にのぼる企業のお客様にサービスを提供する世界最大級のITインフラストラクチャーサービスプロバイダーであり、世界中の企業が日々の業務で利用する複雑かつミッションクリティカルな情報システムを設計、構築、管理、モダナイズしています。詳細については、www.kyndryl.com またはwww.kyndryl.com/jp/ja をご覧ください。
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