「献血したことない…でも輸入血液はイヤ。」7800人規模の「献血と血液製剤」認識・意識調査
[10/08/25]
提供元:PRTIMES
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日本最大級の病院検索サイト、医薬品検索サイト、医療情報サイトを運営する総合医療メディア会社の株式会社QLife(キューライフ/本社:東京都世田谷区、代表取締役:山内善行)は、『献血と血液製剤に関する生活者の認識・意識実態調査』の結果を発表した。インターネット上でアンケートを行い、QLife会員など全国の生活者7,803人から有効回答を得た。
それによると、20代は献血経験率が他年代に比べ大幅に低いことが分かり、最近よく言われる「若者の献血離れ」を裏付けた。また家族が輸血など血液製剤を使った治療の恩恵を受けた経験がある人でも、特に献血に積極的になるわけではないことが示唆された。一方、血液製剤に関して、輸入品を使うことには強い拒否反応が見られた。
この結果について、虎の門病院輸血部長の牧野茂義先生は、次のようにコメントした。「献血と血液製剤の使用について、これだけ大規模な調査は珍しい。昨今は自分の血液を使う“自己血輸血”も盛んになっているものの、献血由来の輸血用血液製剤なしでは今日の医療は成り立たない。献血には自分の健康状態を知るメリットもある。国産の血液製剤(血漿分画製剤)を望む声が強いが、それならば、ぜひ積極的に献血に参加をして欲しい。」
【調査の背景】
血液製剤(血漿分画製剤を含む)は、手術で使われるなど現在医療に欠かせない。日本では、血液製剤は100%国産のものを使う方針となっている(2003年、血液法)一方で、「若者の献血離れ」が叫ばれている。そのため、医療に関心の高い人、そして過去に血液製剤を含む治療経験を持つ人が、どの程度、国内の血液製剤事情を認識しているのか、献血に関心があるのか、について実態調査を行った。
なお、本調査の設計・分析にあたっては、虎の門病院 輸血部長 牧野茂義先生に協力をいただいた。
【調査結果の概要】
●「献血」経験は、全体では63%だが、20代は39%にとどまる
・20代と30代の間で、大きな世代ギャップがあった。これは、(献血初体験の機会が20代に多いのか、もしくは)今の20代の献血率が、以前の同世代の献血率に比べて、大きく下落していることを示す。
●「輸血など血液製剤を使った治療」経験は、自身が8%、家族が21%
・自分の家族が、血液製剤の恩恵を受けた経験があっても、献血経験率があまり高くなるわけではなかった。
●日本の血液製剤事情は、多くの人が「なんとなく」認識している
・「輸血用の血液製剤が100%国産である」ことを、10%が明確に知っていたが、47%は「なんとなく」知っていた。
・「国産の血液製剤の原料はすべて献血由来である」ことを、22%が明確に知っていたが、44%は「なんとなく」知っていた。
・「なんとなく」が大勢を占めた点には、(後出の輸入製剤への強い拒否反応を見ると)「当然そうあるべきであろう、そうあって欲しい」との要望の表れとも考えられる。
●輸入製剤には拒否反応
・血液製剤には国産を希望する人が、「強く」60%、「どちらかというと」32%であった。
・輸入を否定する理由は、安全性に対する不安が多い。ただし「なんとなく」も多かった。
・国内の血液製剤事業に対しては、「安全性」「管理」「情報開示」を望む声が多かった。
詳細は・・・
▼以下の記事をご参照いただくか、
http://www.qlife.jp/square/hospital/story14657.html
▼以下の詳細レポートをダウンロードしてください。
http://www.qlife.co.jp/news/100825qlife_research.pdf
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<株式会社QLifeの会社概要>
会社名 :株式会社QLife(キューライフ)
所在地 :〒154-0004 東京都世田谷区太子堂2-7-2 リングリングビルA棟6F
代表者 :代表取締役 山内善行
設立日 :2006年(平成18年)11月17日
事業内容:健康・医療分野の広告メディア事業ならびにマーケティング事業
企業理念:生活者と医療機関の距離を縮める
サイト理念:感動をシェアしよう!
URL : http://www.qlife.co.jp/
────────────────────────────────────────
本件に関するお問い合わせ先:
株式会社QLife 広報担当
TEL : 03-5433-3161 / E-mail : info@qlife.co.jp
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それによると、20代は献血経験率が他年代に比べ大幅に低いことが分かり、最近よく言われる「若者の献血離れ」を裏付けた。また家族が輸血など血液製剤を使った治療の恩恵を受けた経験がある人でも、特に献血に積極的になるわけではないことが示唆された。一方、血液製剤に関して、輸入品を使うことには強い拒否反応が見られた。
この結果について、虎の門病院輸血部長の牧野茂義先生は、次のようにコメントした。「献血と血液製剤の使用について、これだけ大規模な調査は珍しい。昨今は自分の血液を使う“自己血輸血”も盛んになっているものの、献血由来の輸血用血液製剤なしでは今日の医療は成り立たない。献血には自分の健康状態を知るメリットもある。国産の血液製剤(血漿分画製剤)を望む声が強いが、それならば、ぜひ積極的に献血に参加をして欲しい。」
【調査の背景】
血液製剤(血漿分画製剤を含む)は、手術で使われるなど現在医療に欠かせない。日本では、血液製剤は100%国産のものを使う方針となっている(2003年、血液法)一方で、「若者の献血離れ」が叫ばれている。そのため、医療に関心の高い人、そして過去に血液製剤を含む治療経験を持つ人が、どの程度、国内の血液製剤事情を認識しているのか、献血に関心があるのか、について実態調査を行った。
なお、本調査の設計・分析にあたっては、虎の門病院 輸血部長 牧野茂義先生に協力をいただいた。
【調査結果の概要】
●「献血」経験は、全体では63%だが、20代は39%にとどまる
・20代と30代の間で、大きな世代ギャップがあった。これは、(献血初体験の機会が20代に多いのか、もしくは)今の20代の献血率が、以前の同世代の献血率に比べて、大きく下落していることを示す。
●「輸血など血液製剤を使った治療」経験は、自身が8%、家族が21%
・自分の家族が、血液製剤の恩恵を受けた経験があっても、献血経験率があまり高くなるわけではなかった。
●日本の血液製剤事情は、多くの人が「なんとなく」認識している
・「輸血用の血液製剤が100%国産である」ことを、10%が明確に知っていたが、47%は「なんとなく」知っていた。
・「国産の血液製剤の原料はすべて献血由来である」ことを、22%が明確に知っていたが、44%は「なんとなく」知っていた。
・「なんとなく」が大勢を占めた点には、(後出の輸入製剤への強い拒否反応を見ると)「当然そうあるべきであろう、そうあって欲しい」との要望の表れとも考えられる。
●輸入製剤には拒否反応
・血液製剤には国産を希望する人が、「強く」60%、「どちらかというと」32%であった。
・輸入を否定する理由は、安全性に対する不安が多い。ただし「なんとなく」も多かった。
・国内の血液製剤事業に対しては、「安全性」「管理」「情報開示」を望む声が多かった。
詳細は・・・
▼以下の記事をご参照いただくか、
http://www.qlife.jp/square/hospital/story14657.html
▼以下の詳細レポートをダウンロードしてください。
http://www.qlife.co.jp/news/100825qlife_research.pdf
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<株式会社QLifeの会社概要>
会社名 :株式会社QLife(キューライフ)
所在地 :〒154-0004 東京都世田谷区太子堂2-7-2 リングリングビルA棟6F
代表者 :代表取締役 山内善行
設立日 :2006年(平成18年)11月17日
事業内容:健康・医療分野の広告メディア事業ならびにマーケティング事業
企業理念:生活者と医療機関の距離を縮める
サイト理念:感動をシェアしよう!
URL : http://www.qlife.co.jp/
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本件に関するお問い合わせ先:
株式会社QLife 広報担当
TEL : 03-5433-3161 / E-mail : info@qlife.co.jp
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