自然電力、マイクロソフトとバーチャルPPAを締結
[23/10/14]
提供元:PRTIMES
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犬山市にある25MW(AC)の太陽光発電所のファイナンスクローズを達成
・自然電力はマイクロソフトと、愛知県犬山市の太陽光発電プロジェクトにおいて、20年間のバーチャルPPAを締結
・マイクロソフトが日本国内で締結する初めてのPPAであり、ファイナンスクローズしたコーポレートPPA用の単体の太陽光発電所としては国内最大
・ソシエテ・ジェネラルより資金調達
自然電力株式会社(以下、「自然電力」)は、マイクロソフト コーポレーション(以下、「マイクロソフト」)と、愛知県犬山市の25MWac (*1) 太陽光発電所から再生可能エネルギーを供給する20年間のバーチャルPPA(VPPA)を締結しました。VPPAは、マイクロソフトが世界各地で締結している他のPPAと同様に長期的なコミットメントを示すもので、自然電力が犬山プロジェクトのファイナンスクローズを達成するのに大きく寄与しました。本PPAは、マイクロソフトにとって国内初のPPAであり、電力システムにクリーンエネルギーへの導入及び、2025年までに再生可能エネルギー100%を目指すマイクロソフトの目標達成を促進するものとなります。
ファイナンスクローズしたコーポレートPPA用の単体の太陽光発電所としては国内最大
現在、JUWI自然電力株式会社(以下、「JUWI自然電力」)が、ファイナンスクローズしたVPPA用の単体の太陽光発電所としては国内最大(*2)となる、25MWacの太陽光発電所を愛知県犬山市に建設中であり、2023年12月に運転開始予定です。
ノンリコースプロジェクトファイナンスを採用
本事業の開発・建設資金は、ソシエテ・ジェネラル銀行(以下、「ソシエテ・ジェネラル」)より、ノンリコース・プロジェクトファイナンスによって、109億円を調達しました。これは、非化石証書(NFC)を販売するためのVPPAと、バランシングを含む長期売電契約を組み合わせたプロジェクトにノンリコース・プロジェクトファイナンスが採用された国内初の事例となります(*3)。加えて、本プロジェクトでは、東芝エネルギーシステムズ株式会社(以下、東芝ESS)が、アグリゲーターとして市場に電力を販売することで、愛知県犬山市において自然電力グループが開発し、運用する太陽光発電所による発電された電力を管理します。東芝ESSは、長年にわたり発電事業者に代わってバランシング業務や市場取引業務を行ってきました。今回の契約では、東芝ESSが発電予測や発電計画を作成・提出するほか、計画と実績が異なる場合のインバランスリスクも担います。
また本事業は、自然電力にとって国際的なレンダーによる日本で初めてのプロジェクトファイナンスとなります。
自然電力グループでの一気通貫での発電所開発
本事業は、自然電力が全体のコーディネート、ファイナンス、そしてアセットマネジメントを、JUWI自然電力が開発とEPCを、JUWI自然電力オペレーション株式会社(以下「JSEO」)がO&Mをそれぞれ担当し、再生可能エネルギー発電所関連事業を一気通貫で手掛ける自然電力グループにとって、大きな成果となる事業です。
マイクロソフトの再生可能エネルギーおよびカーボンフリーエネルギー担当ゼネラルマネージャーであるエイドリアン・アンダーソンは、「自然電力の専門知識と日本市場におけるプレゼンスにより、私たちは日本で初めて再生可能エネルギーを購入することができました。また、弊社の100%再エネという目標に向けて、近い将来に供給が見込まれるのは素晴らしいことです」と述べ、更に「このような商業的な仕組みは、国内における送電網の脱炭素化を推進する上で重要です」と加えました。
ソシエテ ・ジェネラルのエネルギー+グループマネージング・ディレクターであるセドリック・シャテルは、「弊行は、日本における再エネセクター及び他のエネルギー市場におけるコーポレートPPA ファイナンスに関する知見を活用して、自然電力のために、革新的で今までにないファイナンスを設計・実施いたしました。自然電力から信頼をいただき、日本のエネルギー転換に向けた資金調達の画期的なマイルストーンに貢献できたことに感謝いたします」と述べました。
自然電力の執行役員(投資・戦略担当)であるオリバー・センターは、「長年にわたる地域開発から、発電所の建設、また革新的で国際的なファイナンススキームを採用したPPAの締結まで、犬山プロジェクトは私たち自然電力グループの持つ強みの結晶と考えています。私たちは、日本、アジア、アメリカ大陸におけるお客様の脱炭素化を支援するために、PPAプロジェクトに一層注力しており、今後同じような仕組みのプロジェクトをより多く実現したいと考えています。」
*1 31MWdc相当
*2 契約時点での公開情報に基づく当社調べ
*3 契約時点での公開情報に基づく当社調べ
【愛知県犬山市に建設中の太陽光発電所】
[画像1: https://prtimes.jp/i/7130/119/resize/d7130-119-632021eb1e7fa1a62b8b-0.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/7130/119/resize/d7130-119-2cba208eede382fea25d-1.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/7130/119/resize/d7130-119-e28387b7f16ae4a34250-2.jpg ]
【ソシエテ・ジェネラルについて】
ソシエテ・ジェネラルは欧州最大級の金融サービスグループです。多角的かつ総合的なバンキングモデルを採用し、強固な財務基盤とイノベーションにおける高い専門性を活かして、持続可能な成長を目標とする経営戦略を実行しています。ソシエテ・ジェネラルは、世界の地域社会と経済に有益な変化をもたらすことに尽力しており、責任ある革新的な金融ソリューションを通じて、日々お客さまとともにより良い持続可能な未来を築くことを目指しています。
ソシエテ・ジェネラルは、確固たる地位を築いている欧州を拠点に世界に広がるネットワークを通じて、150年以上にわたり世界経済において重要な役割を果たしています。世界66ヵ国の拠点に11万7,000人を超える従業員を擁し、2,500万の個人、法人、機関投資家のお客さまに様々なアドバイザリー・サービスと顧客ニーズに合わせた金融ソリューションを提供しています。当グループは、以下3つの主力業務部門から構成されています。
・フランス国内リテールバンキング部門
・国際リテールバンキング、保険および金融サービス部門
・グローバルバンキング&インベスターソリューションズ部門
【自然電力株式会社について】
2011 年 6 月設立。「青い地球を未来につなぐ」を掲げ、太陽光・風力・小水力・バイオマスによる再生可能エネルギー発電所の開発・資金調達・アセットマネジメントを手掛け、これまでグループとして国内外で 1 ギガワット以上の再生可能エネルギー発電事業に携わってきました。2016年より海外事業にも注力しており、東南アジア・ブラジルを中心に開発・発電事業を展開。また、2019年からはエネルギーテック事業に参入し、自社開発のEMS(エネルギー管理システム)により、マイクログリットやVPPの構築やEVのスマート充放電サービス等を提供しています。
・本社:福岡県福岡市中央区荒戸1丁目1番6号 福岡大濠ビル3F/6F
・代表取締役:磯野謙、川戸健司、長谷川雅也
・URL:http://www.shizenenergy.net
・自然電力はマイクロソフトと、愛知県犬山市の太陽光発電プロジェクトにおいて、20年間のバーチャルPPAを締結
・マイクロソフトが日本国内で締結する初めてのPPAであり、ファイナンスクローズしたコーポレートPPA用の単体の太陽光発電所としては国内最大
・ソシエテ・ジェネラルより資金調達
自然電力株式会社(以下、「自然電力」)は、マイクロソフト コーポレーション(以下、「マイクロソフト」)と、愛知県犬山市の25MWac (*1) 太陽光発電所から再生可能エネルギーを供給する20年間のバーチャルPPA(VPPA)を締結しました。VPPAは、マイクロソフトが世界各地で締結している他のPPAと同様に長期的なコミットメントを示すもので、自然電力が犬山プロジェクトのファイナンスクローズを達成するのに大きく寄与しました。本PPAは、マイクロソフトにとって国内初のPPAであり、電力システムにクリーンエネルギーへの導入及び、2025年までに再生可能エネルギー100%を目指すマイクロソフトの目標達成を促進するものとなります。
ファイナンスクローズしたコーポレートPPA用の単体の太陽光発電所としては国内最大
現在、JUWI自然電力株式会社(以下、「JUWI自然電力」)が、ファイナンスクローズしたVPPA用の単体の太陽光発電所としては国内最大(*2)となる、25MWacの太陽光発電所を愛知県犬山市に建設中であり、2023年12月に運転開始予定です。
ノンリコースプロジェクトファイナンスを採用
本事業の開発・建設資金は、ソシエテ・ジェネラル銀行(以下、「ソシエテ・ジェネラル」)より、ノンリコース・プロジェクトファイナンスによって、109億円を調達しました。これは、非化石証書(NFC)を販売するためのVPPAと、バランシングを含む長期売電契約を組み合わせたプロジェクトにノンリコース・プロジェクトファイナンスが採用された国内初の事例となります(*3)。加えて、本プロジェクトでは、東芝エネルギーシステムズ株式会社(以下、東芝ESS)が、アグリゲーターとして市場に電力を販売することで、愛知県犬山市において自然電力グループが開発し、運用する太陽光発電所による発電された電力を管理します。東芝ESSは、長年にわたり発電事業者に代わってバランシング業務や市場取引業務を行ってきました。今回の契約では、東芝ESSが発電予測や発電計画を作成・提出するほか、計画と実績が異なる場合のインバランスリスクも担います。
また本事業は、自然電力にとって国際的なレンダーによる日本で初めてのプロジェクトファイナンスとなります。
自然電力グループでの一気通貫での発電所開発
本事業は、自然電力が全体のコーディネート、ファイナンス、そしてアセットマネジメントを、JUWI自然電力が開発とEPCを、JUWI自然電力オペレーション株式会社(以下「JSEO」)がO&Mをそれぞれ担当し、再生可能エネルギー発電所関連事業を一気通貫で手掛ける自然電力グループにとって、大きな成果となる事業です。
マイクロソフトの再生可能エネルギーおよびカーボンフリーエネルギー担当ゼネラルマネージャーであるエイドリアン・アンダーソンは、「自然電力の専門知識と日本市場におけるプレゼンスにより、私たちは日本で初めて再生可能エネルギーを購入することができました。また、弊社の100%再エネという目標に向けて、近い将来に供給が見込まれるのは素晴らしいことです」と述べ、更に「このような商業的な仕組みは、国内における送電網の脱炭素化を推進する上で重要です」と加えました。
ソシエテ ・ジェネラルのエネルギー+グループマネージング・ディレクターであるセドリック・シャテルは、「弊行は、日本における再エネセクター及び他のエネルギー市場におけるコーポレートPPA ファイナンスに関する知見を活用して、自然電力のために、革新的で今までにないファイナンスを設計・実施いたしました。自然電力から信頼をいただき、日本のエネルギー転換に向けた資金調達の画期的なマイルストーンに貢献できたことに感謝いたします」と述べました。
自然電力の執行役員(投資・戦略担当)であるオリバー・センターは、「長年にわたる地域開発から、発電所の建設、また革新的で国際的なファイナンススキームを採用したPPAの締結まで、犬山プロジェクトは私たち自然電力グループの持つ強みの結晶と考えています。私たちは、日本、アジア、アメリカ大陸におけるお客様の脱炭素化を支援するために、PPAプロジェクトに一層注力しており、今後同じような仕組みのプロジェクトをより多く実現したいと考えています。」
*1 31MWdc相当
*2 契約時点での公開情報に基づく当社調べ
*3 契約時点での公開情報に基づく当社調べ
【愛知県犬山市に建設中の太陽光発電所】
[画像1: https://prtimes.jp/i/7130/119/resize/d7130-119-632021eb1e7fa1a62b8b-0.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/7130/119/resize/d7130-119-2cba208eede382fea25d-1.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/7130/119/resize/d7130-119-e28387b7f16ae4a34250-2.jpg ]
【ソシエテ・ジェネラルについて】
ソシエテ・ジェネラルは欧州最大級の金融サービスグループです。多角的かつ総合的なバンキングモデルを採用し、強固な財務基盤とイノベーションにおける高い専門性を活かして、持続可能な成長を目標とする経営戦略を実行しています。ソシエテ・ジェネラルは、世界の地域社会と経済に有益な変化をもたらすことに尽力しており、責任ある革新的な金融ソリューションを通じて、日々お客さまとともにより良い持続可能な未来を築くことを目指しています。
ソシエテ・ジェネラルは、確固たる地位を築いている欧州を拠点に世界に広がるネットワークを通じて、150年以上にわたり世界経済において重要な役割を果たしています。世界66ヵ国の拠点に11万7,000人を超える従業員を擁し、2,500万の個人、法人、機関投資家のお客さまに様々なアドバイザリー・サービスと顧客ニーズに合わせた金融ソリューションを提供しています。当グループは、以下3つの主力業務部門から構成されています。
・フランス国内リテールバンキング部門
・国際リテールバンキング、保険および金融サービス部門
・グローバルバンキング&インベスターソリューションズ部門
【自然電力株式会社について】
2011 年 6 月設立。「青い地球を未来につなぐ」を掲げ、太陽光・風力・小水力・バイオマスによる再生可能エネルギー発電所の開発・資金調達・アセットマネジメントを手掛け、これまでグループとして国内外で 1 ギガワット以上の再生可能エネルギー発電事業に携わってきました。2016年より海外事業にも注力しており、東南アジア・ブラジルを中心に開発・発電事業を展開。また、2019年からはエネルギーテック事業に参入し、自社開発のEMS(エネルギー管理システム)により、マイクログリットやVPPの構築やEVのスマート充放電サービス等を提供しています。
・本社:福岡県福岡市中央区荒戸1丁目1番6号 福岡大濠ビル3F/6F
・代表取締役:磯野謙、川戸健司、長谷川雅也
・URL:http://www.shizenenergy.net