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シエンプレ デジタル・クライシス総合研究所による最新の炎上事案分析
[21/11/30]
提供元：PRTIMES
提供元：PRTIMES
調査対象期間：2021年10月1日〜2021年10月31日
ネット炎上や情報漏えいなどのデジタル上で発生したクライシス（危機や重大なトラブル）を研究する、日本初の研究機関シエンプレ デジタル・クライシス総合研究所(以下、弊研究所)は、11月12日、2021年10月1日〜10月31日に発生したネット炎上について件数とその内訳の分析結果を公開しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/52269/120/resize/d52269-120-e6b5450ac7f79649fc09-0.jpg ]
「10月最新の炎上事案分析」ダウンロードURL
https://www.siemple.co.jp/document/enjou_report_202110/
調査背景
2021年1月20日、弊研究所はソーシャルメディアを中心とした各種媒体とデジタル上のクライシスの特性、傾向と論調を把握するために「デジタル・クライシス白書2021」(調査対象期間：2020年1月1日〜12月31日)を公開しました。今回の調査は「デジタル・クライシス白書2021」の内容を補足するものです。
投稿内容に「炎上」というキーワードを含む4,222件の投稿から142件の炎上事案を抽出し、炎上の原因となった問題行動の主体、問題行動の内容、炎上を起こした企業の業種などの切り口から傾向を分析しました。
※「デジタル・クライシス白書2021」は以下のURLからダウンロードをリクエストできます。
https://dcri-digitalcrisis.com/document/dcri_hakusho2021/
調査
調査期間：2021年10月1日〜10月31日
調査対象：Twitter、Facebook、Yahoo!ニュース、アメブロ、Fc2ブログ、Yahoo!知恵袋、2ちゃんねる など、弊社指定媒体への投稿
調査方法：弊社ソーシャルリスニングツールを使用
分析対象投稿数：4,222件
抽出炎上事例数：142件
調査結果トピックス
・10月の合計炎上件数は142件でした。
・「著名人」の炎上事案が前月対比で増加しており64件（45.1%）を占めました。
・反社会的行為や規則・規範に反した行為（の告白・予告）、法律に抵触する可能性のある行為は20件(14.1%)でした。
・炎上事案が最も多かった業界は「娯楽・レジャー」業界でした。
・炎上事案が発生した日系企業41社のうち、38社が非上場企業でした。
分析コメント/シエンプレ デジタル・クライシス総合研究所 研究員 前薗 利大
2021年10月は衆議院議員選挙があり、特に候補者がSNSでの発信が活性化する一方で特に不適切な発言や過去の投稿が掘り返されることで、炎上してしまうという事象が見られました。
これは、直近の炎上の傾向として、「今、この瞬間の投稿が不適切なので炎上する」ではなく、「昨今の炎上のトレンドに合致する投稿を探されて炎上する」という傾向が強く出ているのではないかと感じます。広報やマーケティングのご担当者の方々は、過去の投稿が今の炎上傾向に合致するものがないかどうか再確認が求められているのではないかと思います。
調査結果詳細
抽出したデータは表1の基準に基づき分類しました。また、表1と合わせて、関係する15の業界ごとについても投稿を分類しました。(金融、IT・メディア、自動車・機械、小売・卸、サービス、建設・不動産、物流・運送、エネルギー・資源、電機・精密、食品、生活関連、衣料・装飾、飲食、娯楽・レジャー、政治)なお、上記15件に該当しない業界に関してはその他としてデータを処理しました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/52269/120/resize/d52269-120-cacbb26cd4a0a4acc0ba-1.png ]
*参考：山口真一.(2015).ネット炎上の研究「炎上の分類・事例と炎上参加者属性」
炎上事案発生件数
10月の炎上事案発生件数は142件でした。
炎上事案の原因となった問題行動の主体別の内訳では、「著名人」64件（45.1%）、「法人等」41件（28.9%）、「一般人」37件（26.1%）という結果でした。10月は著名人の炎上事案発生率が多く割合を占めております。
[画像3: https://prtimes.jp/i/52269/120/resize/d52269-120-e3c0ecb016bc887b9437-2.jpg ]
問題行動の内容別件数
炎上の原因となった問題行動の内、20件(14.1%)が「反社会的行為や規則・規範に反した行為（の告白・予告）。法律に抵触する可能性のある行為。」に該当し、「不適切と判断される可能性のある発言・行為。」122件(85.9%)に比べて少数でした。
[画像4: https://prtimes.jp/i/52269/120/resize/d52269-120-f164e3b1bc6758ca7ed3-3.jpg ]
炎上の原因となった問題行動の内容としては「2-3」（非常識な発言・行為、デリカシーのない内容・発言・行為）に該当する炎上が最も多く、次いで「2-4」（その他、特定の層を不快にさせるような内容・発言・行為）に該当する炎上が多い結果となりました
[画像5: https://prtimes.jp/i/52269/120/resize/d52269-120-5b8523680d9c35ce03f8-4.jpg ]
[画像6: https://prtimes.jp/i/52269/120/resize/d52269-120-db48f78fee62d8e5a44f-5.jpg ]
炎上内容の詳細区分
炎上内容の詳細を分析したところ、「その他」を除くと、「暴言・暴力」に関する炎上事案が最も多く15件、次いで「品質の悪さ」、「SNS運用(誤爆・公私混同)」に関するものが13件ございました。
[画像7: https://prtimes.jp/i/52269/120/resize/d52269-120-2b7eb7f488bff9950167-6.jpg ]
業界別にみる炎上事案の特徴
問題行動の主体のうち、「法人等」に該当する炎上41件を業界ごとに分類しました。炎上事案が最も多かったのは「娯楽・レジャー」業界で16件（39%）でした。次いで「IT・メディア」業界が12件（29.3%）、という結果でした。
[画像8: https://prtimes.jp/i/52269/120/resize/d52269-120-e7b5ec8b63d9caf5d3a3-7.jpg ]
[画像9: https://prtimes.jp/i/52269/120/resize/d52269-120-01d36a6e806bd978f125-8.jpg ]
上場企業の割合
問題行動の主体が「法人等」に該当する41件のうち、31件は日系企業でした。（10件の炎上は自治体や社団法人、海外企業等が問題行動の主体となったもの）
これらの日系企業が上場企業か否か、また、それぞれの従業員数について分析しました。
結果は「上場企業」3社（9.7%）、「非上場企業」28社（90.3%）でした。
[画像10: https://prtimes.jp/i/52269/120/resize/d52269-120-baa2b030a3366f794811-9.jpg ]
また、従業員数「1,000人以上」の大企業が15件を占め、日系企業における炎上の48.4%を占めました。
[画像11: https://prtimes.jp/i/52269/120/resize/d52269-120-0c66a58f9dc176dde4fb-10.jpg ]
[画像12: https://prtimes.jp/i/52269/120/resize/d52269-120-0dea3ef6c3151841d6c8-11.jpg ]
■シエンプレ デジタル・クライシス総合研究所 概要
名称：デジタル・クライシス総合研究所
主宰：シエンプレ株式会社
所長：佐々木 寿郎
アドバイザー：村上憲郎（元Google本社副社長及び日本法人代表）
芳賀雅彦（元博報堂・PR戦略局シニアコンサルタント）
山口真一（国際大学グローバル・コミュニケーション・センター准教授）
徳力基彦（note株式会社 プロデューサー／ブロガー）
設立日：2020年1月10日
公式HP：https://dcri-digitalcrisis.com/■シエンプレ デジタル・クライシス総合研究所 概要
名称：デジタル・クライシス総合研究所
主宰：シエンプレ株式会社
所長：佐々木 寿郎
アドバイザー：村上憲郎（元Google本社副社長及び日本法人代表）
芳賀雅彦（元博報堂・PR戦略局シニアコンサルタント）
山口真一（国際大学グローバル・コミュニケーション・センター准教授）
徳力基彦（note株式会社 プロデューサー／ブロガー）
設立日：2020年1月10日
公式HP：https://dcri-digitalcrisis.com/
ネット炎上や情報漏えいなどのデジタル上で発生したクライシス（危機や重大なトラブル）を研究する、日本初の研究機関シエンプレ デジタル・クライシス総合研究所(以下、弊研究所)は、11月12日、2021年10月1日〜10月31日に発生したネット炎上について件数とその内訳の分析結果を公開しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/52269/120/resize/d52269-120-e6b5450ac7f79649fc09-0.jpg ]
「10月最新の炎上事案分析」ダウンロードURL
https://www.siemple.co.jp/document/enjou_report_202110/
調査背景
2021年1月20日、弊研究所はソーシャルメディアを中心とした各種媒体とデジタル上のクライシスの特性、傾向と論調を把握するために「デジタル・クライシス白書2021」(調査対象期間：2020年1月1日〜12月31日)を公開しました。今回の調査は「デジタル・クライシス白書2021」の内容を補足するものです。
投稿内容に「炎上」というキーワードを含む4,222件の投稿から142件の炎上事案を抽出し、炎上の原因となった問題行動の主体、問題行動の内容、炎上を起こした企業の業種などの切り口から傾向を分析しました。
※「デジタル・クライシス白書2021」は以下のURLからダウンロードをリクエストできます。
https://dcri-digitalcrisis.com/document/dcri_hakusho2021/
調査
調査期間：2021年10月1日〜10月31日
調査対象：Twitter、Facebook、Yahoo!ニュース、アメブロ、Fc2ブログ、Yahoo!知恵袋、2ちゃんねる など、弊社指定媒体への投稿
調査方法：弊社ソーシャルリスニングツールを使用
分析対象投稿数：4,222件
抽出炎上事例数：142件
調査結果トピックス
・10月の合計炎上件数は142件でした。
・「著名人」の炎上事案が前月対比で増加しており64件（45.1%）を占めました。
・反社会的行為や規則・規範に反した行為（の告白・予告）、法律に抵触する可能性のある行為は20件(14.1%)でした。
・炎上事案が最も多かった業界は「娯楽・レジャー」業界でした。
・炎上事案が発生した日系企業41社のうち、38社が非上場企業でした。
分析コメント/シエンプレ デジタル・クライシス総合研究所 研究員 前薗 利大
2021年10月は衆議院議員選挙があり、特に候補者がSNSでの発信が活性化する一方で特に不適切な発言や過去の投稿が掘り返されることで、炎上してしまうという事象が見られました。
これは、直近の炎上の傾向として、「今、この瞬間の投稿が不適切なので炎上する」ではなく、「昨今の炎上のトレンドに合致する投稿を探されて炎上する」という傾向が強く出ているのではないかと感じます。広報やマーケティングのご担当者の方々は、過去の投稿が今の炎上傾向に合致するものがないかどうか再確認が求められているのではないかと思います。
調査結果詳細
抽出したデータは表1の基準に基づき分類しました。また、表1と合わせて、関係する15の業界ごとについても投稿を分類しました。(金融、IT・メディア、自動車・機械、小売・卸、サービス、建設・不動産、物流・運送、エネルギー・資源、電機・精密、食品、生活関連、衣料・装飾、飲食、娯楽・レジャー、政治)なお、上記15件に該当しない業界に関してはその他としてデータを処理しました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/52269/120/resize/d52269-120-cacbb26cd4a0a4acc0ba-1.png ]
*参考：山口真一.(2015).ネット炎上の研究「炎上の分類・事例と炎上参加者属性」
炎上事案発生件数
10月の炎上事案発生件数は142件でした。
炎上事案の原因となった問題行動の主体別の内訳では、「著名人」64件（45.1%）、「法人等」41件（28.9%）、「一般人」37件（26.1%）という結果でした。10月は著名人の炎上事案発生率が多く割合を占めております。
[画像3: https://prtimes.jp/i/52269/120/resize/d52269-120-e3c0ecb016bc887b9437-2.jpg ]
問題行動の内容別件数
炎上の原因となった問題行動の内、20件(14.1%)が「反社会的行為や規則・規範に反した行為（の告白・予告）。法律に抵触する可能性のある行為。」に該当し、「不適切と判断される可能性のある発言・行為。」122件(85.9%)に比べて少数でした。
[画像4: https://prtimes.jp/i/52269/120/resize/d52269-120-f164e3b1bc6758ca7ed3-3.jpg ]
炎上の原因となった問題行動の内容としては「2-3」（非常識な発言・行為、デリカシーのない内容・発言・行為）に該当する炎上が最も多く、次いで「2-4」（その他、特定の層を不快にさせるような内容・発言・行為）に該当する炎上が多い結果となりました
[画像5: https://prtimes.jp/i/52269/120/resize/d52269-120-5b8523680d9c35ce03f8-4.jpg ]
[画像6: https://prtimes.jp/i/52269/120/resize/d52269-120-db48f78fee62d8e5a44f-5.jpg ]
炎上内容の詳細区分
炎上内容の詳細を分析したところ、「その他」を除くと、「暴言・暴力」に関する炎上事案が最も多く15件、次いで「品質の悪さ」、「SNS運用(誤爆・公私混同)」に関するものが13件ございました。
[画像7: https://prtimes.jp/i/52269/120/resize/d52269-120-2b7eb7f488bff9950167-6.jpg ]
業界別にみる炎上事案の特徴
問題行動の主体のうち、「法人等」に該当する炎上41件を業界ごとに分類しました。炎上事案が最も多かったのは「娯楽・レジャー」業界で16件（39%）でした。次いで「IT・メディア」業界が12件（29.3%）、という結果でした。
[画像8: https://prtimes.jp/i/52269/120/resize/d52269-120-e7b5ec8b63d9caf5d3a3-7.jpg ]
[画像9: https://prtimes.jp/i/52269/120/resize/d52269-120-01d36a6e806bd978f125-8.jpg ]
上場企業の割合
問題行動の主体が「法人等」に該当する41件のうち、31件は日系企業でした。（10件の炎上は自治体や社団法人、海外企業等が問題行動の主体となったもの）
これらの日系企業が上場企業か否か、また、それぞれの従業員数について分析しました。
結果は「上場企業」3社（9.7%）、「非上場企業」28社（90.3%）でした。
[画像10: https://prtimes.jp/i/52269/120/resize/d52269-120-baa2b030a3366f794811-9.jpg ]
また、従業員数「1,000人以上」の大企業が15件を占め、日系企業における炎上の48.4%を占めました。
[画像11: https://prtimes.jp/i/52269/120/resize/d52269-120-0c66a58f9dc176dde4fb-10.jpg ]
[画像12: https://prtimes.jp/i/52269/120/resize/d52269-120-0dea3ef6c3151841d6c8-11.jpg ]
■シエンプレ デジタル・クライシス総合研究所 概要
名称：デジタル・クライシス総合研究所
主宰：シエンプレ株式会社
所長：佐々木 寿郎
アドバイザー：村上憲郎（元Google本社副社長及び日本法人代表）
芳賀雅彦（元博報堂・PR戦略局シニアコンサルタント）
山口真一（国際大学グローバル・コミュニケーション・センター准教授）
徳力基彦（note株式会社 プロデューサー／ブロガー）
設立日：2020年1月10日
公式HP：https://dcri-digitalcrisis.com/■シエンプレ デジタル・クライシス総合研究所 概要
名称：デジタル・クライシス総合研究所
主宰：シエンプレ株式会社
所長：佐々木 寿郎
アドバイザー：村上憲郎（元Google本社副社長及び日本法人代表）
芳賀雅彦（元博報堂・PR戦略局シニアコンサルタント）
山口真一（国際大学グローバル・コミュニケーション・センター准教授）
徳力基彦（note株式会社 プロデューサー／ブロガー）
設立日：2020年1月10日
公式HP：https://dcri-digitalcrisis.com/
SEO関連
