植物細胞壁に含まれるヘミセルロースを活用した溶融紡糸繊維の作成に成功
[23/06/30]
提供元:PRTIMES
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スタイレム瀧定大阪株式会社(本社:大阪市浪速区 代表取締役社長:瀧隆太 以下、スタイレム)は、サステナビリティを軸とした新素材や新事業の開発の一環として、株式会社事業革新パートナーズ(本社:神奈川県川崎市 代表取締役社長:茄子川 仁 以下、事業革新パートナーズ)と共同開発に取り組み、ヘミセルロースを活用した溶融紡糸繊維の作成に成功しました。さらに分散染料による染色にも成功し、糸の強度や伸度などの向上のため引き続き共同開発を進めています。
[画像: https://prtimes.jp/i/76180/120/resize/d76180-120-4e9f1e511594cb2e2a57-0.jpg ]
■ヘミセルロースとは
植物を構成する細胞壁に含まれる多糖類の総称。(植物を構成する細胞壁は、主にセルロース、ヘミセルロース、リグニンの3つで構成)また、ヘミセルロースは資源として利用される機会が少ない未活用バイオマス原料です。
スタイレムと事業革新パートナーズは、2021年よりヘミセルロースの繊維化に向けて共同開発を進めてまいりました。事業革新パートナーズの樹脂製造技術と、スタイレムの繊維に対する知見を生かし開発を進めるなかで、ヘミセルロースを活用した溶融紡糸繊維の作成と、溶融紡糸繊維を分散染料によって染色することに成功しました。さらに、糸の強度や伸度などの向上を目指し、継続的に事業革新パートナーズと共に開発を進めています。今後、この繊維の商品化に向けて、協力企業様を募り更なる開発を進め、上市を目指していきたいと考えています。
スタイレムは、2021年にR&D部を新設して以来、サステナビリティを軸とした新素材や事業の開発を進めており、ヘミセルロース繊維の共同開発は、これらの取り組みの一環として進めています。
引き続きスタイレムは、時代に合った新たなマーケットやニーズの創出のために、自社で創造する力を磨きながら、社外との協働を積極的に推進していきます。
■株式会社事業革新パートナーズ
※2023年7月1日付けにて、植物由来材料の研究開発・製造を行う「バイオマス事業」を分社化し、「株式会社ヘミセルロース」を設立予定 URL : https://hemicellulose.jp/
【スタイレム瀧定大阪株式会社】
1864年創業の繊維専門商社。テキスタイル、原料、アパレル製品、ライフスタイルの4つの分野で事業を展開。国内市場においてトップシェアを確立したテキスタイル事業を軸にグローバルに事業を拡大中。近年はサステナビリティに対しての方針を強く打ち出し、新たな商品やサービスの開発に挑戦しています。URL:https://www.stylem.co.jp/
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■ヘミセルロースとは
植物を構成する細胞壁に含まれる多糖類の総称。(植物を構成する細胞壁は、主にセルロース、ヘミセルロース、リグニンの3つで構成)また、ヘミセルロースは資源として利用される機会が少ない未活用バイオマス原料です。
スタイレムと事業革新パートナーズは、2021年よりヘミセルロースの繊維化に向けて共同開発を進めてまいりました。事業革新パートナーズの樹脂製造技術と、スタイレムの繊維に対する知見を生かし開発を進めるなかで、ヘミセルロースを活用した溶融紡糸繊維の作成と、溶融紡糸繊維を分散染料によって染色することに成功しました。さらに、糸の強度や伸度などの向上を目指し、継続的に事業革新パートナーズと共に開発を進めています。今後、この繊維の商品化に向けて、協力企業様を募り更なる開発を進め、上市を目指していきたいと考えています。
スタイレムは、2021年にR&D部を新設して以来、サステナビリティを軸とした新素材や事業の開発を進めており、ヘミセルロース繊維の共同開発は、これらの取り組みの一環として進めています。
引き続きスタイレムは、時代に合った新たなマーケットやニーズの創出のために、自社で創造する力を磨きながら、社外との協働を積極的に推進していきます。
■株式会社事業革新パートナーズ
※2023年7月1日付けにて、植物由来材料の研究開発・製造を行う「バイオマス事業」を分社化し、「株式会社ヘミセルロース」を設立予定 URL : https://hemicellulose.jp/
【スタイレム瀧定大阪株式会社】
1864年創業の繊維専門商社。テキスタイル、原料、アパレル製品、ライフスタイルの4つの分野で事業を展開。国内市場においてトップシェアを確立したテキスタイル事業を軸にグローバルに事業を拡大中。近年はサステナビリティに対しての方針を強く打ち出し、新たな商品やサービスの開発に挑戦しています。URL:https://www.stylem.co.jp/