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神戸市、新型コロナウイルス感染症対策〜第7波対策〜(重症化予防重点化対策)

神戸市は、新型コロナウイルスの急速な感染拡大(第6波のピーク時 約12,000件/週⇒第7波の直近時 約20,000件/週(約1.7倍))を踏まえ、重症化リスクの高い方への対応および重症化防止を最重点とするため、以下の対策を実施します。




[画像: https://prtimes.jp/i/78202/120/resize/d78202-120-7d2526a941c16f32b328-1.png ]




1.重症化リスクのある自宅療養者の重点化


保健所の対応を重症化リスクのある方への支援をよりスピーディに行うため、自宅療 養者への対応を以下のとおり変更する(8月1日〜)。

<重症化リスクのある方>
・保健センターが医師から提出された発生届より以下の重症化リスクのある方を抽出し 電話及び訪問により健康状態を把握し、必要に応じて入院又は通院等治療に繋げる。
※重症化リスク
65 歳以上、妊婦、肥満、SpO2 93%以下、
悪性腫瘍(がん)・慢性閉そく性肺疾患(COPD)・慢性腎臓病・心疾患・糖尿病 等
・自宅療養中は、保健センターが定期的に電話等で健康状態を確認し、必要に応じ外来治療・往診などの調整を行うとともに、療養における助言指導を療養終了日まで行う。

<重症化リスクがなく無症状・軽症の方>
感染者が急増する中で重症化リスクのある方への対応を最優先とするために、重症化リスクのない方へは以下のとおり対応を変更する
・自宅療養フォローアップセンターからの電話連絡は行わず、自らの体調に不安や異変を感じた時には、自宅療養フォローアップセンター等にて電話を受け付ける。


2.【新規】自宅療養者の健康観察の強化

体調悪化時の本人からの連絡に加えて、自宅療養フォローアップセンターが健康状態の変化・悪化を早期に検知するため「健康観察入力フォーム」を新たに運用開始(8月1日〜)。
・自宅療養者に毎日入力フォームへ健康状態を入力してもらうことで、健康状態の変化・悪化をシステムにて探知し、陽性者からの連絡がなくとも保健センターから電話連絡を行い、早期対応の強化を図る。
 

3.その他自宅療養フォローアップ体制の強化

・自宅療養フォローアップセンターの人員体制の強化(約70名⇒約170名)
・夜間電話受付体制の強化(4名⇒7名に増員)
・外来受入医療機関の確保(22医療機関)
・医師会での往診体制のほか、ファストドクター(24時間対応)における往診体制を強化
(医師1名⇒2名) 


4.医療提供体制の確保

(1)病床
・受入可能な病床数 405床(うち重症病床53床)。
・要介護者の入院受入体制の強化
(要介護者を同時期に複数名受入可能な医療機関:3⇒27医療機関)
・配慮の必要な患者の入院受入体制の強化
(妊婦 9⇒11病院、透析 9⇒11病院、小児 10病院、障害 4病院)
・症状軽快患者の転床調整・回復期病棟への転院の促進
(転院受入可能病院:22⇒40病院)

(2) 宿泊療養施設
現在512室を確保。
1.ニチイ神戸ポートアイランドセンター宿泊棟での受入強化(20⇒50名)
・施設入所等要介護者の緊急入院が必要となった場合で、休日・夜間など入院調整に 時間を要する場合等に、入院するまでの間の一時的に対処する機能を強化するため、入所定員を拡大(7月20日より20⇒30名)
・上記以外の方についても受入開始(7月21日より20名に拡大)
2.新たな療養施設の確保
・8月下旬開設予定。

(参考)宿泊療養施設
[表: https://prtimes.jp/data/corp/78202/table/120_1_352f28531be556e36dce51e9d450d7be.jpg ]


※東横INN 神戸三ノ宮駅市役所前は契約満了のため、8月上旬に閉鎖予定。

(3)医療機関の負担軽減
薬局で購入または無料検査所での新型コロナウイルス感染症検査キット(以後検査キットという)において陽性となった方への対応として、神戸市保健所にて確定診断を行う。 
・対象者
薬事承認されている検査キット等で検査をし、陽性判定となった神戸市にお住まいの人のうち、症状が軽く重症化リスクの低い人
・内容
1.検査キット等にて陽性判定が出た市民が神戸市ホームページ上の「検査キット等の 陽性判定者申請フォーム」に入力。
2.保健所保健師等により検査結果や本人確認書類の画像及び健康状態の確認。
※症状の程度や基礎疾患などの健康状態により保健所保健師等が必要時、受診や入院の調整を行う。(医療機関での対応となります)
3.保健所医師が本人に確認のうえ診断し、発生届を記載する。
・受付時間  9時00分〜12時00分、13時00分〜17時00分


5.感染拡大の防止

(1)高齢者、障害児・者施設での陽性者発生の際の積極的検査
高齢者、障害児・者施設において、陽性患者が発生した場合に、疫学調査による濃厚接触者の有無にかかわらず、念のためにフロア全員に対し検査を行う。

(2)高齢者、障害児・者施設への定期的検査
高齢者施設等での職員経由の感染拡大を防ぐため、抗原定性検査(週2回)を実施する。

(3)ゲノムサーベイランス体制
BA.4/BA.5系統疑いを早期検知できるPCR検査を実施、ゲノム解析による新たな変異株の監視する。

※自宅療養支援セットについては、感染者の急増に伴い物資に限りがあるため、1家族5日分から3日分に変更します。
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