12月企業調査/15卒の採用競争はさらに激化 14卒も3割以上の企業が採用継続中
[13/12/20]
提供元:PRTIMES
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〜『2015年3月卒業予定者および2014年3月卒業予定者の採用活動に関する企業調査』より〜
株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:夏井丈俊)は、全国の主要企業8,833社を対象に、2015年3月卒業予定者等の採用活動に関する企業調査を行いました(調査時期:2013年11月28日〜12月6日、回答社数:1,158社)。
1.採用意欲は4年連続で増加に。
2015年3月卒業予定者の採用見込みは、「増加」と回答した企業は24.4%(昨年20.4%)で、「減少」の7.2%(昨年7.8%)を約17ポイント上回り、2012年度採用から続く増加傾向が今年も見てとれます。すべての採用属性で「増加」が「減少」を上回り、従業員規模別や業界別を見ても、いずれも「増加」が「減少」を大幅に上回ることから、全般的に企業の採用意欲は高まっており、優秀な人材を獲得するための企業間競争はさらなる激化が予想されます。(別紙図表1参照)
2.選考基準は落とさずとも対象は拡大。求められる資質は「コミュニケーション能力」
採用活動全般にわたって拡大傾向が見られ、「学内セミナー」「自社セミナー」ともに、「増やす」が前年よりさらに増え、かなり積極的な姿勢がうかがえます。「WEB上の露出」を新たに加えましたが、やはり「増やす」が「減らす」を上回りました。
一方、「採用選考基準」については、「緩くする」との回答は3.1%(昨年1.2%)にとどまりましたが、採用対象校は拡大傾向にあり、厳選採用は維持しつつも対象は若干幅広くなっている様子がうかがえます。
なお企業が学生に求めるものを、設定した項目から3つまで選んでもらったところ、文系・理系を問わず「コミュニケーション能力」が最も多く、2位以下に40ポイント以上の差をつけました。そのほか「熱意」「ストレス耐性」「協調性」は文理とも5位以内に入っており、共通して求められる資質となっています。(別紙図表2-1.2.参照)
3.インターンシップは増加、大手は50.0%が実施。
今年度インターンシップ実施企業は、全体の29.5%と約3割。「前年は実施しなかったが今年度は実施した」の割合が、前年調査の2.1%から6.0%へと伸び、実施企業は増加しました。但し、企業規模による差が大きく、大手企業の実施率は50.0%と半数に達していますが、中小企業19.6%と2割弱にとどまりました。実施期間については、倫理憲章の要件を満たす「1週間程度」「2週間程度」のプログラムがメインとなっています(ともに36.8%)。(別紙図表3参照)
4.2016年度採用からのスケジュール「繰り下げ遵守の表明に関係なく、遵守すべき」4割
2016年度からのスケジュール大幅繰り下げを巡り、政府から447の業界団体に変更を徹底するよう要請が出ましたが、人事担当者としての見解を尋ねたところ、「繰り下げ遵守の表明に関係なく、遵守すべき」が40.4%と最も多いものの、政府主導で旗振りをしても4割程度だと捉えると、やや少ないと言えそうです。
2016年度を見据えて、今年度(2015年度)から採用活動を見直すという企業は全体の48.0%と約半数で、大手ほど見直しを検討しています。(別紙図表4参照)
5.2014年3月卒業予定者の採用は3割以上が継続中
2014年3月卒者の選考状況は、調査時点で採用活動を「終了した」と回答した企業は、全体の71.4%。前年同期調査では75.8%だったので、終了率は4.4ポイント低下しました。とりわけ従業員300人未満の中小企業で終了していない企業が多く、一般に中小企業は採用活動時期が遅いとは言え、前年に比べ終了の遅れが目立ちます。(別紙図表5参照)
《調査概要》
調査対象 : 全国の主要企業8,833社
回答数 : 1,158社
調査方法 : インターネット調査法
調査期間 : 2013年11月28日〜12月6日
調査機関 : 株式会社ディスコ キャリアリサーチ
<本リリースに関するお問合せ先>
株式会社ディスコ 社長室 広報担当
Tel:03-4316-5500 Email : pr@disc.co.jp
コーポレートサイトURL: http://www.disc.co.jp/
株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:夏井丈俊)は、全国の主要企業8,833社を対象に、2015年3月卒業予定者等の採用活動に関する企業調査を行いました(調査時期:2013年11月28日〜12月6日、回答社数:1,158社)。
1.採用意欲は4年連続で増加に。
2015年3月卒業予定者の採用見込みは、「増加」と回答した企業は24.4%(昨年20.4%)で、「減少」の7.2%(昨年7.8%)を約17ポイント上回り、2012年度採用から続く増加傾向が今年も見てとれます。すべての採用属性で「増加」が「減少」を上回り、従業員規模別や業界別を見ても、いずれも「増加」が「減少」を大幅に上回ることから、全般的に企業の採用意欲は高まっており、優秀な人材を獲得するための企業間競争はさらなる激化が予想されます。(別紙図表1参照)
2.選考基準は落とさずとも対象は拡大。求められる資質は「コミュニケーション能力」
採用活動全般にわたって拡大傾向が見られ、「学内セミナー」「自社セミナー」ともに、「増やす」が前年よりさらに増え、かなり積極的な姿勢がうかがえます。「WEB上の露出」を新たに加えましたが、やはり「増やす」が「減らす」を上回りました。
一方、「採用選考基準」については、「緩くする」との回答は3.1%(昨年1.2%)にとどまりましたが、採用対象校は拡大傾向にあり、厳選採用は維持しつつも対象は若干幅広くなっている様子がうかがえます。
なお企業が学生に求めるものを、設定した項目から3つまで選んでもらったところ、文系・理系を問わず「コミュニケーション能力」が最も多く、2位以下に40ポイント以上の差をつけました。そのほか「熱意」「ストレス耐性」「協調性」は文理とも5位以内に入っており、共通して求められる資質となっています。(別紙図表2-1.2.参照)
3.インターンシップは増加、大手は50.0%が実施。
今年度インターンシップ実施企業は、全体の29.5%と約3割。「前年は実施しなかったが今年度は実施した」の割合が、前年調査の2.1%から6.0%へと伸び、実施企業は増加しました。但し、企業規模による差が大きく、大手企業の実施率は50.0%と半数に達していますが、中小企業19.6%と2割弱にとどまりました。実施期間については、倫理憲章の要件を満たす「1週間程度」「2週間程度」のプログラムがメインとなっています(ともに36.8%)。(別紙図表3参照)
4.2016年度採用からのスケジュール「繰り下げ遵守の表明に関係なく、遵守すべき」4割
2016年度からのスケジュール大幅繰り下げを巡り、政府から447の業界団体に変更を徹底するよう要請が出ましたが、人事担当者としての見解を尋ねたところ、「繰り下げ遵守の表明に関係なく、遵守すべき」が40.4%と最も多いものの、政府主導で旗振りをしても4割程度だと捉えると、やや少ないと言えそうです。
2016年度を見据えて、今年度(2015年度)から採用活動を見直すという企業は全体の48.0%と約半数で、大手ほど見直しを検討しています。(別紙図表4参照)
5.2014年3月卒業予定者の採用は3割以上が継続中
2014年3月卒者の選考状況は、調査時点で採用活動を「終了した」と回答した企業は、全体の71.4%。前年同期調査では75.8%だったので、終了率は4.4ポイント低下しました。とりわけ従業員300人未満の中小企業で終了していない企業が多く、一般に中小企業は採用活動時期が遅いとは言え、前年に比べ終了の遅れが目立ちます。(別紙図表5参照)
《調査概要》
調査対象 : 全国の主要企業8,833社
回答数 : 1,158社
調査方法 : インターネット調査法
調査期間 : 2013年11月28日〜12月6日
調査機関 : 株式会社ディスコ キャリアリサーチ
<本リリースに関するお問合せ先>
株式会社ディスコ 社長室 広報担当
Tel:03-4316-5500 Email : pr@disc.co.jp
コーポレートサイトURL: http://www.disc.co.jp/