フリースケール、さまざまなアプリケーションにおける設計のイノベーションを推進する ウェアラブル・リファレンス・プラットフォーム(WaRP)を開発
[14/01/10]
提供元:PRTIMES
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ハイブリッド・アーキテクチャをベースとする柔軟なプラットフォームにより、フィットネスやヘルスケア、 インフォテイメントなど、幅広いウェアラブル製品が異次元の速さで設計が可能に
フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区下目黒1-8-1、代表取締役社長:ディビッド M. ユーゼ)は、急速に成長する民生用ウェアラブル製品市場をリードするシステム設計を支援するべく、拡張性に優れたオープン・ソースのリファレンス・プラットフォームを導入します。これにより、機器メーカ各社は、共通プラットフォームの下で幅広いウェアラブル・デバイスの設計・開発を迅速に行うことができるようになります。
他のウェアラブル・ソリューションとは異なり、この新しいプラットフォームは、1つのフォーム・ファクタや製品カテゴリに限定されることはありません。高度な柔軟性を備えたシステムレベルの設計キットは、ワイヤレス充電機能が組込まれており、拡張性と柔軟性を実現するためにプロセッサとセンサがハイブリッド・アーキテクチャ内に収められ、さらにオープン・ソースのソフトウェアも付属しています。このウェアラブル・リファレンス・プラットフォーム(WaRP)は、スポーツ・モニタやスマート・グラス、アクティビティ・トラッカ、スマート・ウォッチ、ヘルスケア/医療アプリケーションなど、さまざまな市場分野において革新的な設計を実現します。
フリースケールのマイクロコントローラ部門グローバル・マーケティング/ビジネス開発担当ディレクターであるラジーヴ・クマーは、次のように述べています。「ウェアラブル製品は、“モノのインターネット化(IoT)”における究極的なエッジ・ノード・センサの1つであり、機器メーカ、サービス・プロバイダおよび一般ユーザの誰もが大きな期待を抱く有望な分野です。今回の新しいソリューションは、魅力的な次世代ウェアラブル製品の設計・開発を劇的に効率化します。設計者や機器メーカは、変化する市場のスピードに遅れることなく、コンセプト段階からプロトタイプ設計段階までを短期間で実現することができます。」
市場調査会社のJuniper Researchによると、2013年に14億ドル(USD)であったスマート・ウェアラブル・デバイス市場の販売収益は、2018年までに190億ドルに達すると見込まれています。また、スマート・ウェアラブル・デバイスの販売台数は、2018年までに、2013年の10倍以上となる1億3000万台に達すると予測されています。
WaRPは、コネクティビティや操作性、バッテリ寿命、小型化といったウェアラブル製品市場の主要な技術課題に対処することで開発の迅速化・簡素化を実現し、開発者が個性的な機能の開発に集中できる環境を提供します。このプラットフォームは、中核的な処理ユニットとしてARM(R) Cortex(R)-A9コアを搭載したフリースケールのi.MX 6SoloLite(アイドット・エムエックス6ソロライト)アプリケーション・プロセッサをベースとしており、Android OSをサポートし、量産品質の半導体部品およびソフトウェア、ハードウェアを統合しています。また、最適な部品点数を実現するためのハイブリッド・アーキテクチャには、フリースケールのXtrinsic(エクストリンシック)センサによるMMA9553ターンキー歩数計やFXOS8700電子コンパス、ならびにARM Cortex-M0+ コアをベースとするKinetis(キネティス)KL16マイクロコントローラも組み込まれています。
WaRPは、フリースケール、Kynetics、Revolution Roboticsの協業の成果です。Kyneticsはプラットフォームのソフトウェアに関する専門知識を提供し、Revolution Roboticsはソリューションのハードウェアを提供しています。3社は、共同して、ウェアラブル・デバイス市場のさまざまなアプリケーションに対応する拡張性に優れたモジュール式のプラットフォームの開発に取り組みました。ハイブリッド・アーキテクチャをベースとするこのプラットフォームを採用することで、市場の発展に応じて新しい分野に幅広く対応することが可能になり、ハードウェア面でもソフトウェア面でも設計の拡張やカスタマイズを行い、新製品の開発のみならず、ポートフォリオ全体の構築まで実現できるようになります。
開発サポート
新しいウェアラブル・リファレンス・プラットフォームには、コミュニティベースの非営利組織からサービスやサポートが提供されます。このソリューションのハードウェアやソフトウェアは、オープン・ソースとして提供され、コミュニティ主導で開発が進められます。他のオープン・ソースのリソースと併用する場合、クローズド環境の開発ツールやライセンス料は必要ありません。また、WaRP専用の.orgコミュニティが開設され、市場の技術革新を推進します。
供給
ウェアラブル・リファレンス・プラットフォーム・キットには、メイン・ボード、ドータ・カード、LCDディスプレイ、バッテリ、マイクロUSBケーブルが含まれています。このキットは、2014年第2四半期にwww.WaRPboard.orgより提供を開始する予定です。参考価格は149ドル(USD)です。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、先進の自動車、民生、産業、およびネットワーク市場において、業界を牽引する製品を提供する組込みプロセッシング・ソリューションの世界的リーダーです。マイクロプロセッサ、およびマイクロコントローラ、センサ、アナログ製品やコネクティビティといった私たちの技術は、世界中の環境、安全、健康を向上させ、そしてそれらをよりつなげるイノベーションの基盤となります。また、オートモーティブ・セーフティ、ハイブリッドや電気自動車、次世代のワイヤレス・インフラストラクチャ、スマートエナジー、ポータブル医療機器、家電やスマート・モバイル製品といったアプリケーション向けの製品を提供しています。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界各国で半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。詳細は、http://www.freescale.com/jaをご覧ください。
FreescaleならびにFreescaleのロゴマークはFreescale Semiconductor Inc., Reg. U.S. Pat. & Tm. Off.の商標、または登録商標です。ARMおよびCortex はARM Ltd.またはその子会社の商標または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名またはサービス名はそれぞれ各社の商標です。
(C)2014フリースケール・セミコンダクタ・インク
フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区下目黒1-8-1、代表取締役社長:ディビッド M. ユーゼ)は、急速に成長する民生用ウェアラブル製品市場をリードするシステム設計を支援するべく、拡張性に優れたオープン・ソースのリファレンス・プラットフォームを導入します。これにより、機器メーカ各社は、共通プラットフォームの下で幅広いウェアラブル・デバイスの設計・開発を迅速に行うことができるようになります。
他のウェアラブル・ソリューションとは異なり、この新しいプラットフォームは、1つのフォーム・ファクタや製品カテゴリに限定されることはありません。高度な柔軟性を備えたシステムレベルの設計キットは、ワイヤレス充電機能が組込まれており、拡張性と柔軟性を実現するためにプロセッサとセンサがハイブリッド・アーキテクチャ内に収められ、さらにオープン・ソースのソフトウェアも付属しています。このウェアラブル・リファレンス・プラットフォーム(WaRP)は、スポーツ・モニタやスマート・グラス、アクティビティ・トラッカ、スマート・ウォッチ、ヘルスケア/医療アプリケーションなど、さまざまな市場分野において革新的な設計を実現します。
フリースケールのマイクロコントローラ部門グローバル・マーケティング/ビジネス開発担当ディレクターであるラジーヴ・クマーは、次のように述べています。「ウェアラブル製品は、“モノのインターネット化(IoT)”における究極的なエッジ・ノード・センサの1つであり、機器メーカ、サービス・プロバイダおよび一般ユーザの誰もが大きな期待を抱く有望な分野です。今回の新しいソリューションは、魅力的な次世代ウェアラブル製品の設計・開発を劇的に効率化します。設計者や機器メーカは、変化する市場のスピードに遅れることなく、コンセプト段階からプロトタイプ設計段階までを短期間で実現することができます。」
市場調査会社のJuniper Researchによると、2013年に14億ドル(USD)であったスマート・ウェアラブル・デバイス市場の販売収益は、2018年までに190億ドルに達すると見込まれています。また、スマート・ウェアラブル・デバイスの販売台数は、2018年までに、2013年の10倍以上となる1億3000万台に達すると予測されています。
WaRPは、コネクティビティや操作性、バッテリ寿命、小型化といったウェアラブル製品市場の主要な技術課題に対処することで開発の迅速化・簡素化を実現し、開発者が個性的な機能の開発に集中できる環境を提供します。このプラットフォームは、中核的な処理ユニットとしてARM(R) Cortex(R)-A9コアを搭載したフリースケールのi.MX 6SoloLite(アイドット・エムエックス6ソロライト)アプリケーション・プロセッサをベースとしており、Android OSをサポートし、量産品質の半導体部品およびソフトウェア、ハードウェアを統合しています。また、最適な部品点数を実現するためのハイブリッド・アーキテクチャには、フリースケールのXtrinsic(エクストリンシック)センサによるMMA9553ターンキー歩数計やFXOS8700電子コンパス、ならびにARM Cortex-M0+ コアをベースとするKinetis(キネティス)KL16マイクロコントローラも組み込まれています。
WaRPは、フリースケール、Kynetics、Revolution Roboticsの協業の成果です。Kyneticsはプラットフォームのソフトウェアに関する専門知識を提供し、Revolution Roboticsはソリューションのハードウェアを提供しています。3社は、共同して、ウェアラブル・デバイス市場のさまざまなアプリケーションに対応する拡張性に優れたモジュール式のプラットフォームの開発に取り組みました。ハイブリッド・アーキテクチャをベースとするこのプラットフォームを採用することで、市場の発展に応じて新しい分野に幅広く対応することが可能になり、ハードウェア面でもソフトウェア面でも設計の拡張やカスタマイズを行い、新製品の開発のみならず、ポートフォリオ全体の構築まで実現できるようになります。
開発サポート
新しいウェアラブル・リファレンス・プラットフォームには、コミュニティベースの非営利組織からサービスやサポートが提供されます。このソリューションのハードウェアやソフトウェアは、オープン・ソースとして提供され、コミュニティ主導で開発が進められます。他のオープン・ソースのリソースと併用する場合、クローズド環境の開発ツールやライセンス料は必要ありません。また、WaRP専用の.orgコミュニティが開設され、市場の技術革新を推進します。
供給
ウェアラブル・リファレンス・プラットフォーム・キットには、メイン・ボード、ドータ・カード、LCDディスプレイ、バッテリ、マイクロUSBケーブルが含まれています。このキットは、2014年第2四半期にwww.WaRPboard.orgより提供を開始する予定です。参考価格は149ドル(USD)です。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、先進の自動車、民生、産業、およびネットワーク市場において、業界を牽引する製品を提供する組込みプロセッシング・ソリューションの世界的リーダーです。マイクロプロセッサ、およびマイクロコントローラ、センサ、アナログ製品やコネクティビティといった私たちの技術は、世界中の環境、安全、健康を向上させ、そしてそれらをよりつなげるイノベーションの基盤となります。また、オートモーティブ・セーフティ、ハイブリッドや電気自動車、次世代のワイヤレス・インフラストラクチャ、スマートエナジー、ポータブル医療機器、家電やスマート・モバイル製品といったアプリケーション向けの製品を提供しています。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界各国で半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。詳細は、http://www.freescale.com/jaをご覧ください。
FreescaleならびにFreescaleのロゴマークはFreescale Semiconductor Inc., Reg. U.S. Pat. & Tm. Off.の商標、または登録商標です。ARMおよびCortex はARM Ltd.またはその子会社の商標または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名またはサービス名はそれぞれ各社の商標です。
(C)2014フリースケール・セミコンダクタ・インク