15卒学生モニター調査/就活戦線の見方は就活開始前に引き続き“楽観”
[14/01/18]
提供元:PRTIMES
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ブラック企業でも「場合によっては受ける」が3割を超える
株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:夏井丈俊)は、2015年3月卒業予定の全国の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)を対象に、就職活動状況に関する調査を行いました(調査時期:2014年1月1日〜7日、回答数:1,650人)。
1.就活開始前に引き続き「楽になる」との見方が6割強
昨年11月に実施した第1回調査に引き続き、就職戦線の見方(自分たちの就職戦線が1学年上の先輩たちに比べてどのようになると見ているのか)を尋ねたところ、「非常に厳しい」「やや厳しい」の合計、つまり、より厳しくなると見ている人は39.1%と4割弱でした。前年同期調査では66.2%と6割と超えていたので、厳しいとの見方は急激に緩和されています。逆に、「やや楽」が33.4%から60.1%へと2倍近くに増え、慎重派と楽観派の割合がほぼ逆転しました。(別紙図表1参照)
2.エントリー社数は一人あたり平均48.0社。エントリーシートを提出した学生は一人あたり平均3.5社
一人あたりのエントリー社数の平均は48.0社で(前年同期49.5社)でした。セミナー・会社説明会の平均参加社数は25.4社で、企業単独開催、合同開催への参加がやや減ったものの、学内開催への参加が増え、学内開催セミナーへの一人あたりの来場社数の平均は9.2社(前年同期8.5社)でした。企業にエントリーシートを提出した学生の平均は3.5社で、前年の4.3社を0.8社下回っています。(別紙図表2-1.2.参照)
3.就職先企業を選ぶ際に労働条件を重視する傾向が増加
就職先企業を選ぶ際に重視する点を5つまで選んでもらったところ、最も多いのが「将来性がある」で39.4%(前年同期41.8%)と約4割。次いで「仕事内容が魅力的」34.8%(前年同期37.8%)が続きました。上位項目は前年と順位の変動はありませんが、軒並みポイントが減少しています。逆にポイントが上がったのは、「給与・待遇が良い」「休日・休暇が多い」「希望の勤務地で働ける」といった労働条件に関連する項目で、安心して働ける環境をより求める傾向がうかがえます。景気の上向き感などから来る志向の変化と見てとれます。(別紙図表3参照)
4.ブラック企業でも「場合によっては受ける」が3割超
どんな企業をブラック企業と思うかを尋ねてみました。あてはまるものをいくつでも選んでもらったところ、「残業代が支払われない」が75.0%で最も多く、「労働条件が過酷である」65.0%、「離職率が高い」58.0%などと続きます。また、最も嫌だと思うことを1つだけ挙げてもらうと、「残業代が支払われない」(20.6%)、「成果を出さないと精神的に追い込まれる」(15.3%)、「労働条件が過酷である」(14.8%)がトップ3となりました。
自分が「ブラック企業」だと思う企業の就職試験を受けるかどうか尋ねたところ、「他の企業と同じように受ける」との回答は5.3%で、「場合によっては受ける」は32.2%と3人に1人の割合でした。ブラック企業でも「受ける」と回答した人の理由として多いのは、「どこにも就職できないよりはまし」や「面接の練習になる」といった意見でした。(別紙図表4参照)
《調査概要》
調査対象: 2015年3月卒業予定の全国の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)
回答数: 1,650人(文系男子536人、文系女子494人、理系男子409人、理系女子211人)
調査方法: インターネット調査法
調査期間: 2014年1月1日〜7日
サンプリング: 日経就職ナビ2015 就職活動モニター
※「日経就職ナビ 就職活動モニター調査」は、株式会社日経HRと株式会社ディスコが大学生の就職活動状況を調査することを目的として実施しています。
※日経就職ナビは日本経済新聞社が主管し、株式会社日経HRが企画・管理を担当し、株式会社ディスコが運営事務局を務めています。
<本リリースに関するお問合せ先>
株式会社ディスコ 社長室 広報担当
Tel:03-4316-5500 Email:pr@disc.co.jp
コーポレートサイトURL:http://www.disc.co.jp/
株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:夏井丈俊)は、2015年3月卒業予定の全国の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)を対象に、就職活動状況に関する調査を行いました(調査時期:2014年1月1日〜7日、回答数:1,650人)。
1.就活開始前に引き続き「楽になる」との見方が6割強
昨年11月に実施した第1回調査に引き続き、就職戦線の見方(自分たちの就職戦線が1学年上の先輩たちに比べてどのようになると見ているのか)を尋ねたところ、「非常に厳しい」「やや厳しい」の合計、つまり、より厳しくなると見ている人は39.1%と4割弱でした。前年同期調査では66.2%と6割と超えていたので、厳しいとの見方は急激に緩和されています。逆に、「やや楽」が33.4%から60.1%へと2倍近くに増え、慎重派と楽観派の割合がほぼ逆転しました。(別紙図表1参照)
2.エントリー社数は一人あたり平均48.0社。エントリーシートを提出した学生は一人あたり平均3.5社
一人あたりのエントリー社数の平均は48.0社で(前年同期49.5社)でした。セミナー・会社説明会の平均参加社数は25.4社で、企業単独開催、合同開催への参加がやや減ったものの、学内開催への参加が増え、学内開催セミナーへの一人あたりの来場社数の平均は9.2社(前年同期8.5社)でした。企業にエントリーシートを提出した学生の平均は3.5社で、前年の4.3社を0.8社下回っています。(別紙図表2-1.2.参照)
3.就職先企業を選ぶ際に労働条件を重視する傾向が増加
就職先企業を選ぶ際に重視する点を5つまで選んでもらったところ、最も多いのが「将来性がある」で39.4%(前年同期41.8%)と約4割。次いで「仕事内容が魅力的」34.8%(前年同期37.8%)が続きました。上位項目は前年と順位の変動はありませんが、軒並みポイントが減少しています。逆にポイントが上がったのは、「給与・待遇が良い」「休日・休暇が多い」「希望の勤務地で働ける」といった労働条件に関連する項目で、安心して働ける環境をより求める傾向がうかがえます。景気の上向き感などから来る志向の変化と見てとれます。(別紙図表3参照)
4.ブラック企業でも「場合によっては受ける」が3割超
どんな企業をブラック企業と思うかを尋ねてみました。あてはまるものをいくつでも選んでもらったところ、「残業代が支払われない」が75.0%で最も多く、「労働条件が過酷である」65.0%、「離職率が高い」58.0%などと続きます。また、最も嫌だと思うことを1つだけ挙げてもらうと、「残業代が支払われない」(20.6%)、「成果を出さないと精神的に追い込まれる」(15.3%)、「労働条件が過酷である」(14.8%)がトップ3となりました。
自分が「ブラック企業」だと思う企業の就職試験を受けるかどうか尋ねたところ、「他の企業と同じように受ける」との回答は5.3%で、「場合によっては受ける」は32.2%と3人に1人の割合でした。ブラック企業でも「受ける」と回答した人の理由として多いのは、「どこにも就職できないよりはまし」や「面接の練習になる」といった意見でした。(別紙図表4参照)
《調査概要》
調査対象: 2015年3月卒業予定の全国の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)
回答数: 1,650人(文系男子536人、文系女子494人、理系男子409人、理系女子211人)
調査方法: インターネット調査法
調査期間: 2014年1月1日〜7日
サンプリング: 日経就職ナビ2015 就職活動モニター
※「日経就職ナビ 就職活動モニター調査」は、株式会社日経HRと株式会社ディスコが大学生の就職活動状況を調査することを目的として実施しています。
※日経就職ナビは日本経済新聞社が主管し、株式会社日経HRが企画・管理を担当し、株式会社ディスコが運営事務局を務めています。
<本リリースに関するお問合せ先>
株式会社ディスコ 社長室 広報担当
Tel:03-4316-5500 Email:pr@disc.co.jp
コーポレートサイトURL:http://www.disc.co.jp/