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首都圏と中国を結ぶ“SDGs対応” 小口混載サービス “3E-Express” の取扱を拡充

“Ferry to Ferry”輸送サービスを、日本⇒中国 週5便 中国⇒日本 週8便 運航

SHKライングループの物流事業会社マリネックス(大阪市北区、能戸昇志社長)は、昨年10月から取扱を開始した中国向け小口混載サービス “3E-Express”のサービスを大幅に拡充する。横須賀-新門司を結ぶ東京九州フェリー(TQF)と下関-中国・太倉を結ぶ蘇州下関フェリー(SSF)を組み合わせた従来の「太倉ルート」に加え、下関-韓国・釜山間を運航する関釜フェリーを利用した韓国経由トランシップ(TS)の「青島ルート」を新たなサービスとして始める。




“3E”はEconomy・Ecology・Environmentを意味する。
昨年10月に取扱いを開始した「太倉ルート」は、横浜指定倉庫〜横須賀港〜TQF〜新門司〜下関港〜SSF〜中国太倉港の輸送行程を5日間で実現する往復週2便の小口混載サービスで、折りからの物流逼迫の環境下、多くの引合いを得ている。
今般、中国・華北地区に進出している企業数社からの要望を受け、新たに「青島ルート」の取り扱いを始める。
TQFルート(太倉ルートと同じ)〜関釜フェリー〜釜山〜韓国経由TS〜青島or石島 の基本行程で、首都圏⇒青島を週3便、青島・石島⇒首都圏をそれぞれ週3便(計6便)、太倉ルートとほぼ同様のリードタイム(5日間)と料金(中国向:1RT当たり30,000円〜 日本向:同RMB2,500〜)で取り扱う。

[画像: https://prtimes.jp/i/76572/123/resize/d76572-123-5e855c8166dcfca4b42e-0.jpg ]

航空便にも劣らないリードタイムで且つ低コストでお届けする経済性(=Economy)」、定温定湿のフェリーの輸送環境を利用して梱包材等の使用を極力抑えるSDGs対応(=Ecology)、RORO荷役作業による低振動・低衝撃の優しい環境(=Environment)を提供することで、華北地区向け小口貨物の「航空輸送の代替輸送モードの一つとして活用してもらいたい」考えだ。
 一方でSHKライングループでは、新型コロナウィルス感染収束措置としての都市封鎖(ロックダウン)などにより物流自体が混乱している上海港の回避ルートとして、近郊で設備も充実している太倉港の利用勧奨も積極的に行っている。
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