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フリースケール・セミコンダクタ、2013年第4四半期および通年の業績を発表

テキサス州オースチン-2014年1月28日-フリースケール・セミコンダクタ・リミテッド(NYSE:FSL)は、2013年12月31日締めの2013年第4四半期および通年の業績を発表しました。注目点は次のとおりです。

2013年第4四半期:
GAAP業績
・売上高は10億8000万ドルでした。
・粗利益率は43.9%でした。
・一株あたり損失は46セントでした。

非GAAP業績(*)
・調整済一株あたり利益は19セントでした。
・EBITDAは2億3600万ドルでした。

2013年通年:
GAAP業績
・売上高は41億9000万ドルでした。
・粗利益率は42.7%でした。
・一株あたり損失は81セントでした。

非GAAP業績(*)
・調整済一株あたり利益は45セントでした。
・EBITDAは8億6200万ドルでした。

社長兼CEOのグレッグ・ロウは次のように述べています。「2013年は、全体的に堅調な業績を収めた1年でした。5つの製品グループそれぞれにおいて、市場の成長速度を上回る市場シェア拡大を着実に達成しています。ただし、まだ改善できる余地は多く、市場シェアと利益率を向上させるべく、今後もフリースケール全体で尽力して参ります。」

2013年第4四半期および2013年通年の業績
2013年第4四半期の売上高は10億8000万ドルでした。2013年第3四半期は10億9000万ドル、2012年第4四半期は9億5700万ドルでした。2013年通年の売上高は41億9000万ドル、2012年通年の売上高は39億5000万ドルでした。前年比では、5つの製品グループそれぞれの成長により、売上高が増加しています。

2013年12月31日締めの四半期における営業利益は、1億4500万ドルでした。2013年第3四半期は1億5700万ドル、2012年第4四半期は5600万ドルでした。2013年通年の営業利益は5億3100万ドル、2012年通年の営業利益は4億6300万ドルでした。売上高の増加、粗利益率の改善により、営業利益が増大しています。

2013年第4四半期の純損失は1億1800万ドルで、一株あたり損失は46セントでした。2013年第3四半期は純収益が2300万ドルで一株あたり収益が9セント、2012年第4四半期は純損失が3500万ドルで一株あたり損失が14セントでした。2013年通年の純損失は2億800万ドルで、一株あたり損失は81セントでした。2012年通年は純損失が1億200万ドルで一株あたり損失が41セントでした。2013年通年の純損失には、2013年に完了した債務借り換えに伴う2億1700万ドルの費用が含まれています。この債務借り換えにより、年間の支払利息が、現行利子率に基づくと約7500万ドル削減されます。

2013年12月31日締めの四半期における調整済営業利益(英語原文プレスリリースに付属の「NOTES TO THE CONSOLIDATED FINANCIAL INFORMATION(連結財務情報に関する注釈)」のNote 1に定義)は、1億7400万ドルでした。2013年第3四半期は1億7400万ドル、2012年第4四半期は9100万ドルでした。2013年通年の調整済営業利益は6億1600万ドル、2012年通年の調整済営業利益は5億400万ドルでした。売上高の増加、粗利益率の改善により、調整済営業利益が増大しています。

2013年第4四半期の調整済純利益(英語原文プレスリリースに付属の「NOTES TO THE CONSOLIDATED FINANCIAL INFORMATION(連結財務情報に関する注釈)」のNote 1に定義)は5000万ドルで、調整済一株あたり純利益は19セントでした。2013年第3四半期は純利益が5100万ドルで一株あたり純利益が20セント、2012年第4四半期は純損失が3700万ドルで一株あたり純損失が15セントでした。2013年通年の調整済純利益は1億1600万ドルで、一株あたり利益は45セントでした。2012年通年は調整済純損失が1900万ドルで一株あたり損失が8セントでした。売上高の増加、粗利益率の改善、債務借り換えに伴う支払利息の減少により、調整済純利益が増大しています。

EBITDA、調整済EBITDA、調整済営業利益/損失、調整済純利益/損失の解説、ならびにGAAP業績との対応については、英語原文プレスリリースの付表と注釈をご覧ください。

製品グループ収益
2013年第4四半期および通年の売上高は次のとおりです。

・マイクロコントローラ部門の2013年第4四半期の売上高は2億2000万ドルでした。2013年第3四半期は2億3000万ドル、2012年第4四半期は1億9700万ドルでした。前期比では、通常の季節的要因により、収益が減少しています。2013年通年の売上高は8億2600万ドル、2012年通年の売上高は7億700万ドルでした(成長率17%)。前年比では、世界各地で機器メーカーや販売代理店向けの32ビット・マイクロコントローラ販売が増加したことにより、収益が増大しています。また、車載市場向けや販売代理店向けのアプリケーション・プロセッサの販売も前年比で増加しています。

・デジタル・ネットワーク部門の2013年第4四半期の売上高は2億4600万ドルでした。2013年第3四半期は2億3800万ドル、2012年第4四半期は1億9500万ドルでした。2013年通年の売上高は9億1500万ドル、2012年通年の売上高は8億5200万ドルでした(成長率7%)。前期比では、特に中国におけるワイヤレス基地局向け投資の増大、エンタープライズ部門の成長により、収益が増大しています。前年比では、サービス・プロバイダの成長、エンタープライズ市場の拡大、汎用組込み製品の流通増大により、収益が増大しています。

・オートモーティブ・マイクロコントローラ部門の2013年第4四半期の売上高は2億6700万ドルでした。2013年第3四半期は2億7000万ドル、2012年第4四半期は2億3600万ドルでした。2013年通年の売上高は10億6000万ドル、2012年通年の売上高は9億8600万ドルでした(成長率8%)。北アメリカ市場や中国市場における堅調な製造・販売水準の維持、ヨーロッパ市場の回復傾向により、収益が増大しています。

・アナログ&センサ部門の2013年第4四半期の売上高は1億9000万ドルでした。2013年第3四半期は1億8100万ドル、2012年第4四半期は1億7500万ドルでした。2013年通年の売上高は7億3600万ドル、2012年通年の売上高は7億2200万ドルでした(成長率2%)。前期比、前年比ともに、主に2013年を通じた車載市場の製造増加により、収益が増大しています。

・RF部門の2013年第4四半期の売上高は9600万ドルでした。2013年第3四半期は8900万ドル、2012年第4四半期は9700万ドルでした。2013年通年の売上高は3億5200万ドル、2012年通年の売上高は3億300万ドルでした(成長率16%)。特に中国におけるワイヤレス基地局向け投資の増大により、収益が増大しています。

・その他(IP販売/ライセンス収益、ワイヤレス・ハンドセット販売収益など)の2013年第4四半期の売上高は6300万ドルでした。2013年第3四半期は7700万ドル、2012年第4四半期は5700万ドルでした。2013年通年の売上高は2億9400万ドル、2012年通年の売上高は3億7500万ドルでした。前期比では、IP関連部門もセルラー関連部門も収益が減少しています。前年比では、計画的な携帯電話機事業からの段階的撤退により、収益が22%減少しています。

その他の財務情報
・2013年第4四半期の資本的支出は4400万ドルでした。2013年通年の資本的支出は1億5100万ドルでした。
・2013年12月31日時点での現金および現金同等物の額は総額7億4700万ドルでした。
・2013年12月31日までの過去12ヶ月間の調整済EBITDA(*)は8億9300万ドルでした。

(*)調整項目の詳細と定義については、英語原文プレスリリースの「NOTES TO THE CONSOLIDATED FINANCIAL INFORMATION(連結財務情報に関する注釈)」のNote 1をご覧ください。

2014年第1四半期の見通し
2014年第1四半期の業績予想は次のとおりです。

・売上高は10億7000万〜11億1000万ドルと予想されています。
・粗利益率は前期比で約50〜75ベーシスポイント増加すると予想されています。

将来予想に関する記述についての注意事項
本プレスリリースには、1995年の米国民事証券訴訟改革法に定義される「将来予想に関する記述」が含まれています。これらの記述は、当社の将来の事業、利益、収益性、流動資産、および資本資産に関する当社の事業目標および予想に関連します。将来予想に関する記述は、当社が合理的であると考える前提に基づいていますが、これらの前提が不確実であることが判明し、その結果それらに基づく将来予想に関する記述が正確ではなくなることがあります。当社の事業には、リスクや不確実性が伴い、それらの多くは当社の制御しうる範疇にはありません。これらのいずれか、あるいは複数の組み合わせによって、当社の業績および将来予想に関する記述の最終的な正確性が重大な影響を受けることがあります。将来における実際の結果や傾向は、さまざまな要因によって、将来予想に関する記述の中で提示または暗示されている内容とは大きく異なる場合があります。当社の事業結果に影響する要因に含まれるものとしては、当社の抱える多額の債務、債務に対する当社の履行能力、そしてこのような負債が当社の事業運営の方法に与える影響、1社または複数社の重要な顧客もしくは戦略的関係の喪失、一般的な経済状況または事業状態、もしくは当社が事業を運営している市況産業の低迷、当社の競争環境と当社の技術改革能力、当社の生産または製造キャパシティおよび供給の取得能力の中断、当社製品が販売されている業界の経済状況、当社の知的財産の管理と保護、当社が事業を運営している国での政治および経済状況、当社の顧客およびサプライヤのいくつかが本拠地としている地震多発国の地質条件、環境関連法令遵守にかかる費用および(または)環境関連法令に基づく義務の負担、潜在的な製造物責任賠償請求または人身傷害請求、必要な資本支出の支払い不能、重要な人材の喪失、当社の顧客、販売代理店、またはサプライヤの財務的実行可能性、当社による費用削減能力、そしてForm 10-K/AとしてSECに提出した年次報告書や他の提出文書に「リスク要因」として記載されている他の要因があると考えられます。当社は、本プレスリリース記載の情報について一切更新する義務を負いません。

非GAAP財務基準
本プレスリリースならびに添付の表および注釈には、GAAPに基づいて作成された連結財務情報を補足する非GAAP財務基準が含まれています。添付の表および注釈では、これらの非GAAP財務基準について説明し、最も直接的な比較対象となるGAAP基準と照合しています。当社の経営陣は、GAAP基準のみではなく、非GAAP基準を合わせて用いるほうが会社の継続的な財務実績を示す上でより有意義であると考えています。またフリースケールでは、調整済EBITDAを使用して、債務に関する一定の誓約事項の遵守を評価しています。これらの非GAAP基準は、情報提供および比較のみを目的としており、GAAPの代用とする意図ではありません。本プレスリリースに添付の表中に含まれる連結財務情報と併せてご検討ください。


フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、先進の自動車、民生、産業、およびネットワーク市場において、業界を牽引する製品を提供する組込みプロセッシング・ソリューションの世界的リーダーです。マイクロプロセッサ、およびマイクロコントローラ、センサ、アナログ製品やコネクティビティといった私たちの技術は、世界中の環境、安全、健康を向上させ、そしてそれらをよりつなげるイノベーションの基盤となります。また、オートモーティブ・セーフティ、ハイブリッドや電気自動車、次世代のワイヤレス・インフラストラクチャ、スマートエナジー、ポータブル医療機器、家電やスマート・モバイル製品といったアプリケーション向けの製品を提供しています。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界各国で半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。詳細は、http://www.freescale.com/jaをご覧ください。

FreescaleならびにFreescaleのロゴマークはFreescale Semiconductor Inc., Reg. U.S. Pat. & Tm. Off.の商標、または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれの所有者が権利を保有しています。
(C)2014 Freescale Semiconductor, Inc.
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