自動車エレクトロニクスの熱対策設計手法を丁寧に解説した「自動車エレクトロニクス「伝熱設計」の基礎知識」を発売
[21/11/30]
提供元:PRTIMES
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PRESS RELEASE
書籍『自動車エレクトロニクス「伝熱設計」の基礎知識』発売
2021年11月30日
株式会社 日刊工業新聞社
日刊工業新聞社(代表取締役社長:井水治博 本社:東京都中央区)は、豊富な図やイラストで自動車エレクトロニクスの伝熱設計を解説した書籍『自動車エレクトロニクス「伝熱設計」の基礎知識』を発売しました。
[画像: https://prtimes.jp/i/33323/125/resize/d33323-125-7be51d2bdd378104fc5a-0.jpg ]
自動車エレクトロニクスのカギを握る自動車用電子制御ユニット(ECU)の伝熱設計を徹底解説!
電動化や低燃費化、車載機器のインテリジェント化が進む車載機器において、伝熱設計の重要性が顕著になっている。本書では、自動車の電動化技術の中心であるモータ、バッテリ、パワーコントロールユニットなど、自動車の各部における電子制御を司る制御ユニット(ECU:Electric Control Unit)を中心に、自動車の伝熱設計について丁寧に解説している。
伝熱設計の基礎から伝熱シミュレーションの活用までを設計の体制づくりを含めて紹介
デンソーでの実際の伝熱設計を中心に、伝熱シミュレーション活用を過渡伝熱解析のモデリングを中心にしっかりと解説。伝熱設計のための実際の現場での体制づくりも含めて紹介している。
目次
第1章 自動車業界の熱技術、現在の視界と今後の世界
第2章 ECUの概要
第3章 伝熱の基礎
第4章 プリント基板上の温度低減対策
第5章 きょう体部周辺の放熱性能向上
第6章 接触熱抵抗
第7章 温度測定の技術
第8章 回路解析を駆使した素子電力計算
第9章 過渡伝熱技術
第10章 電子設計をフロントローディングするためには
第11章 定常伝熱解析のモデリング技術
第12章 過渡伝熱解析のモデリング
第13章 実験と解析の乖離検証と高精度化
第14章 分析による最適設計
第15章 機動力のある伝熱技術のチーム体制
書籍情報
定価:(本体2500円+税)
仕様:A5判、並製、240頁
ISBN:978-4-526-08167-5
発行:日刊工業新聞社
発行日:2021年11月30日
著者紹介
篠田 卓也(しのだ たくや)
(株)デンソー、エレクトロニクス製品基盤技術部。
1967 年東京生まれ、大分育ち。1987 年国立大分高専電気工学科を卒業し、デンソーに入社。その後、グロービス、放送大学を経て、現在東京工業大学工学院機械科博士課程に在学中。デンソーでは、エンジン制御用、ナビ用のコンピュータの開発・設計に従事、その後、エレクトロニクスの伝熱技術を専任。電子系熱技術委員会を設置し、全てのコンピュータの熱技術コンサルを実施。熱抵抗と熱容量で構成される過渡熱(RC)モデルを開発し、JEITA 日本規格化、IEC国際規格化を予定。
2020 年、東京工業大学に「デンソーモビリティ協働研究拠点」の立ち上げに尽力。産学連携の研究開発をコーディネート中。2021 年、デンソーの研究開発業務と並行して、父の事業を承継し、(株)フジデリバリー代表取締役社長に就任。併せて電子機器の伝熱技術のサービスを開始し、社内外にコンピュータの伝熱技術を支援。
【問い合わせ】
日刊工業新聞社
書籍編集部 03(5644)7490
販売・管理部 03(5644)7410
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