マウザー、テキサス・インスツルメンツ社の8GHzオペアンプOPA855の取り扱いを開始
[19/08/01]
提供元:PRTIMES
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最新の半導体及び電子部品の幅広い品揃えと、新製品をいち早く市場に投入することに注力する、ネット販売商社のマウザー・エレクトロニクス(Mouser Electronics、本社: 米国テキサス州マンスフィールド、以下: マウザー)は、テキサス・インスツルメンツ(Texas Instruments、以下: TI)社のOPA855 不完全補償型アンプの取り扱いを開始しました。OPA855は、広帯域トランスインピーダンスおよび電圧アンプ・アプリケーションに最適な、広帯域、低ノイズのバイポーラ入力オペアンプです。8GHzのゲイン帯域幅積(GBWP)により、高ゲイン構成で高い閉ループ帯域幅が可能です。さらに0.98 nV/√Hzの低入力電圧ノイズにより、アンプからのノイズ寄与を最小限に低減し、2750 V/µsの高スルーレートにより広い出力電圧スイングを可能にします。
マウザーより購入可能な、トランスインピーダンス・アンプ(TIA)アプリケーション向けのTIのOPA855は、0.8 pFという低い入力容量により、回路の全入力容量を最小限に抑え、システムの高速化を可能にします。また独自のパッケージピン配置により、帰還回路の配置を簡素化しながら、入力とフィードバック接続間のピン間容量を絶縁します。このピン配置は、アンプの帰還回路周りの全寄生容量を低減し、高ゲインTIA設計の広帯域化を実現します。
OPA855のTIAアプリケーションには、TIのTDC7201などのタイム/デジタル・コンバータと組み合わせて使用する光学的タイム・オブ・フライト(ToF)システムなどがあります。あるいはOPA855は、TIのTHS4541やLMH5401などの差動出力アンプを接続した、高分解能LIDARシステムの高速アナログ/デジタル・コンバータ(ADC)を駆動することもできます。
OPA855は、FET入力OPA858/OPA859 などを含む、TIの超広帯域オペアンプ・ファミリの最新製品です。このアンプ・ファミリは、広帯域トランスインピーダンス回路をはじめ、高速データ収集システム、低ノイズフロントエンドなどに最適です。OPA855は、専用のOPA855DSGEVMオペアンプ評価モジュール、および汎用DEM-OPA-WSON8-EVM未実装評価ボードによってサポートされています。
さらに詳しくは、www.mouser.com/ti-opa855-amplifiersをご覧ください。
マウザーは、幅広い製品ラインと優れたカスタマーサービスを通して、先端技術を備えた製品を提供し、設計技術者とバイヤーに向けてイノベーションの推進に貢献できるよう努めています。マウザーは、最新の設計プロジェクトに最適な最新の半導体および電子部品を世界でどこよりも幅広く取り揃え、顧客の設計リードタイムの短縮を支援します。単に電子部品を売る会社ではなく、時間と利便性を提供する会社であるマウザーのウェブサイトMouser.comは、絶えず更新されており、ユーザーが素早く製品を探せるよう高度な検索方法を提供しています。またMouser.comでは、データシート、サプライヤー別リファレンスデザイン、アプリケーションノート、技術設計情報、エンジニアリングツールも提供しています。
マウザーについて
マウザー・エレクトロニクスは、バークシャー・ハサウェイ社のグループ企業であり、数々の受賞歴を有する、半導体および電子部品の正規代理店です。提携メーカーの新製品を電子設計技術者およびバイヤーへいち早くお届けすることに注力しています。マウザーのウェブサイト Mouser.com は、多言語・多通貨に対応し、750社を超えるメーカーの500万点以上の製品を揃えています。マウザーは、世界25カ所のサポート拠点からクラス最高のカスタマーサービスを提供し、テキサス州ダラス南部にある7万平方メートル(東京ドームの約1.5倍)の施設から、220カ国60万人を超えるお客様に向けて製品を提供しています。詳しくは、http://www.mouser.jp をご覧ください。
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