業務負担の軽減は実現できるのか?「保育のAI化」現場保育士が6割反対
[17/12/08]
提供元:PRTIMES
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・保育のAI化を反対する保育士は58%となった
・しかし保育AIの認知度は著しく低く、どのAIサービスも9割が「知らない」
・「時代に合ったニーズに応えながらも、保育士自身も変わっていかないと、何も変わらないずっとアナログなまま」
保育士の人材紹介サービス【保育のお仕事】https://hoiku-shigoto.com/を展開する株式会社ウェルクス(本社:東京都墨田区両国)は、保育のお仕事レポートの読者、保育系のSNS(Facebook、Twitter)の読者を対象に、「保育のAI化」について調査を実施しました。
【背景】
待機児童の増加・保育士の人材不足が深刻化する昨今、保育士の業務負担の軽減を図るために、連絡帳アプリや見守りロボットなどの「AI」を導入する動きが注目されています。
※AIとは……人工知能のこと。人間の脳が行っている知的な作業を、コンピュータによって真似させたソフトウェア・システムを指します。人間の言語を理解したり、経験データから学習したりするロボット(プログラム)と考えるとわかりやすいでしょう。
厚生労働省http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000070943.htmlの調査によれば、平成29年度末に必要な46.3万人。平成25年度の保育所勤務保育士37.8万人と、平成29年度末までの自然増加分2万人を差し引いた「6.9万人」の確保が急がれています。
そんな保育現場に革命を起こすとして、注目されている「保育のAI化」。実際に現場で働く保育士は、AI化についてどう思っているのでしょうか。
保育士を対象に、「自分の職場にAIが導入されること」について伺いました。
【調査結果】
■「保育AIについてどのようなものか知っていますか?」と質問したところ、「知っている」と回答した人が17.7%、「知らない」と回答した人が82.3%となりました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/13773/127/resize/d13773-127-614362-0.jpg ]
■「あなたの職場には保育AIが導入されていますか?」と質問したところ、「導入されている」と回答した人が5.3%、「導入されていない」と回答した人が94.7%となりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/13773/127/resize/d13773-127-845009-1.jpg ]
■「自分の職場に保育AIが導入されるとしたら賛成ですか?反対ですか?」と質問したところ、「賛成」と回答した人が41.6%、「反対」と回答した人が58.4%となりました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/13773/127/resize/d13773-127-515408-2.jpg ]
■「保育AIの導入に賛成」と回答した人からは、以下のようなコメントが寄せられました。
「それで保育士の仕事の負担が減るなら賛成です。それでなくても、今年度から5分おきに呼吸の確認をしなければならず、休憩なんてもちろんないので負担が増えてます」(30代・女性)
「少しでも職員の負担が減るなら良いと思う」(20代・女性)
「雑用に追われる事が無くなる、子供に真摯に向き合うことが期待できる事を希望するから」(50代・女性)
「SIDS対策の昼寝番、体温管理などはどんどんやらせた方が良いと思う」(40代・男性)
「仕事の軽量化や統計が取れたりなどメリットが多そう。使いこなせない人はやる気ない人。ベテランの先生はAIのデータを参考にしつつ保育していけばいいと思う」(20代・男性)
■「保育AIの導入に反対」と回答した人からは、以下のようなコメントが寄せられました。
「子供が相手の現場で、どのようにAIが活躍出来るのかが分からない」(30代・女性)
「子どもの教育現場では使いたくない?心が育たないと思います?」(40代・女性)
「子どもはひとりひとり違うし日によっても違うので、毎日関わりちょっとした変化に気付けないと対応できないから。プログラミングされた機械では微妙な変化に対応できない」(30代・女性)
「単純にメリットの説明がなされておらず、恐らく導入されているAIの持つ機能を使いこなすことができていない。業務負担軽減がなされていないと思う」(20代・男性)
「必要ない。子供になにかあっても駆けつけて抱き上げることが出来ない。せいぜいがセンサーで体温図る体温計がわり。ロボットとのやり取りのようなゲーム的なものは家庭ですれば良い。連絡帳など任せようとするのは意味不明。人間の感情の中で育つことで子供の心は成長する」(40代・女性)
■「どのような仕事を保育AIに任せて軽減したいと思いますか?」と質問したところ、「連絡帳や保育園だよりなどの書きもの業務」が31.0%、「保育日誌など内部の書類業務」が46.9%、「行事の写真撮影・選定作業」が55.8%、「昼寝時や遊び時の見守り」が13.3%、「子どものお守り」が3.5%、その他が5.4%となりました。なお、「AIには任せたくない」という回答は34.5%となりました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/13773/127/resize/d13773-127-889760-3.jpg ]
■「今後、保育AIに期待することはありますか?」と質問したところ、以下のようなコメントが寄せられました。
「パソコン関連を苦手とする諸先輩方でもやってみようと思えるくらいの扱いやすいソフトの導入」(40代・女性)
「寝てる時の呼吸、心拍とかわかるのはいい。保育士のかわりではなく補助としての役割になってくれたらいいと思う」(20代・女性)
「シフト作成、残業申請などの保育以外に関する事務処理。行事の衣装製作にどんな材料が必要か、また、その発注処理。こどものロッカー内の管理(着替えやオムツが足りているかどうかなど)」(40代・女性)
「子どもの管理ではなく、親の時間のルーズさや勤務に関しての業務関してAIを使うべきだと私は思います。雑務が多い仕事なので、テクノロジーを活かすならば…職員の管理や親の送迎時間など幅広い分野で導入すべき事例だと思いました」(30代・女性)
「少しでも保育士の負担軽減になるといいと思います。時代に合ったニーズに応えながらも、保育士自身も変わっていかないと、何も変わらないずっとアナログなままで、変わらないと思います」(30代・女性)
その他の設問はこちらです。
あなたは保育AIを使いこなせると思いますか?
保育AIの導入で不安に思うことはありますか?またその内容は?
お守りや見守りなど、子どもに関わることはすべて保育士の手でやるべきだと思いますか?またその理由は?
全調査データは保育のお仕事レポートのページにてご確認いただけます。
https://hoiku-shigoto.com/report/news/hoiku-ai-enquete/
■アンケート調査概要
・調査期間:2017年11月14日(火)〜11月21日(火)
・調査対象:保育のお仕事の読者のほか、保育系のSNS(facebookページ、twitter)の読者となっている全国の10代〜60代の男女113名
・男女割合:男性/12.4%・女性/87.6%
【株式会社ウェルクスについて】
株式会社ウェルクス(URL:http://www.welks.co.jp、本社:東京都墨田区、代表取締役:三谷 卓也)は、人材不足が問題といわれている保育士や介護職の人材紹介業を中心に事業展開しています。近年では認知症に関するメディア事業のほか、放課後等デイサービスの運営も展開しており、福祉領域の課題解決を行っています。
【保育のお仕事とは】
保育のお仕事(https://hoiku-shigoto.com/)とは、保育士専門の転職支援・適職紹介サービスです。主に転職や復職にて、事業所で働きたい保育士と求人中の施設・事業所とを仲介する形で、復職・転職を全面的にサポートしています。その他、保育に携わるうえで役立つ情報を【保育のお仕事レポート(https://hoiku-shigoto.com/report/)】を通じて紹介しています。
【本リリースに関するお問い合せ】
本リリースに関するお問い合わせや取材をご希望の方は下記までご連絡ください。
本リリースで紹介しきれなかった自由回答形式の全データもご用意しております。
株式会社ウェルクス 保育のお仕事レポート担当
担当:吉原(よしはら)
TEL:03-5638-6191 FAX:03-5638-6192
MAIL: kasumi-yoshihara@welks.co.jp
・しかし保育AIの認知度は著しく低く、どのAIサービスも9割が「知らない」
・「時代に合ったニーズに応えながらも、保育士自身も変わっていかないと、何も変わらないずっとアナログなまま」
保育士の人材紹介サービス【保育のお仕事】https://hoiku-shigoto.com/を展開する株式会社ウェルクス(本社:東京都墨田区両国)は、保育のお仕事レポートの読者、保育系のSNS(Facebook、Twitter)の読者を対象に、「保育のAI化」について調査を実施しました。
【背景】
待機児童の増加・保育士の人材不足が深刻化する昨今、保育士の業務負担の軽減を図るために、連絡帳アプリや見守りロボットなどの「AI」を導入する動きが注目されています。
※AIとは……人工知能のこと。人間の脳が行っている知的な作業を、コンピュータによって真似させたソフトウェア・システムを指します。人間の言語を理解したり、経験データから学習したりするロボット(プログラム)と考えるとわかりやすいでしょう。
厚生労働省http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000070943.htmlの調査によれば、平成29年度末に必要な46.3万人。平成25年度の保育所勤務保育士37.8万人と、平成29年度末までの自然増加分2万人を差し引いた「6.9万人」の確保が急がれています。
そんな保育現場に革命を起こすとして、注目されている「保育のAI化」。実際に現場で働く保育士は、AI化についてどう思っているのでしょうか。
保育士を対象に、「自分の職場にAIが導入されること」について伺いました。
【調査結果】
■「保育AIについてどのようなものか知っていますか?」と質問したところ、「知っている」と回答した人が17.7%、「知らない」と回答した人が82.3%となりました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/13773/127/resize/d13773-127-614362-0.jpg ]
■「あなたの職場には保育AIが導入されていますか?」と質問したところ、「導入されている」と回答した人が5.3%、「導入されていない」と回答した人が94.7%となりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/13773/127/resize/d13773-127-845009-1.jpg ]
■「自分の職場に保育AIが導入されるとしたら賛成ですか?反対ですか?」と質問したところ、「賛成」と回答した人が41.6%、「反対」と回答した人が58.4%となりました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/13773/127/resize/d13773-127-515408-2.jpg ]
■「保育AIの導入に賛成」と回答した人からは、以下のようなコメントが寄せられました。
「それで保育士の仕事の負担が減るなら賛成です。それでなくても、今年度から5分おきに呼吸の確認をしなければならず、休憩なんてもちろんないので負担が増えてます」(30代・女性)
「少しでも職員の負担が減るなら良いと思う」(20代・女性)
「雑用に追われる事が無くなる、子供に真摯に向き合うことが期待できる事を希望するから」(50代・女性)
「SIDS対策の昼寝番、体温管理などはどんどんやらせた方が良いと思う」(40代・男性)
「仕事の軽量化や統計が取れたりなどメリットが多そう。使いこなせない人はやる気ない人。ベテランの先生はAIのデータを参考にしつつ保育していけばいいと思う」(20代・男性)
■「保育AIの導入に反対」と回答した人からは、以下のようなコメントが寄せられました。
「子供が相手の現場で、どのようにAIが活躍出来るのかが分からない」(30代・女性)
「子どもの教育現場では使いたくない?心が育たないと思います?」(40代・女性)
「子どもはひとりひとり違うし日によっても違うので、毎日関わりちょっとした変化に気付けないと対応できないから。プログラミングされた機械では微妙な変化に対応できない」(30代・女性)
「単純にメリットの説明がなされておらず、恐らく導入されているAIの持つ機能を使いこなすことができていない。業務負担軽減がなされていないと思う」(20代・男性)
「必要ない。子供になにかあっても駆けつけて抱き上げることが出来ない。せいぜいがセンサーで体温図る体温計がわり。ロボットとのやり取りのようなゲーム的なものは家庭ですれば良い。連絡帳など任せようとするのは意味不明。人間の感情の中で育つことで子供の心は成長する」(40代・女性)
■「どのような仕事を保育AIに任せて軽減したいと思いますか?」と質問したところ、「連絡帳や保育園だよりなどの書きもの業務」が31.0%、「保育日誌など内部の書類業務」が46.9%、「行事の写真撮影・選定作業」が55.8%、「昼寝時や遊び時の見守り」が13.3%、「子どものお守り」が3.5%、その他が5.4%となりました。なお、「AIには任せたくない」という回答は34.5%となりました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/13773/127/resize/d13773-127-889760-3.jpg ]
■「今後、保育AIに期待することはありますか?」と質問したところ、以下のようなコメントが寄せられました。
「パソコン関連を苦手とする諸先輩方でもやってみようと思えるくらいの扱いやすいソフトの導入」(40代・女性)
「寝てる時の呼吸、心拍とかわかるのはいい。保育士のかわりではなく補助としての役割になってくれたらいいと思う」(20代・女性)
「シフト作成、残業申請などの保育以外に関する事務処理。行事の衣装製作にどんな材料が必要か、また、その発注処理。こどものロッカー内の管理(着替えやオムツが足りているかどうかなど)」(40代・女性)
「子どもの管理ではなく、親の時間のルーズさや勤務に関しての業務関してAIを使うべきだと私は思います。雑務が多い仕事なので、テクノロジーを活かすならば…職員の管理や親の送迎時間など幅広い分野で導入すべき事例だと思いました」(30代・女性)
「少しでも保育士の負担軽減になるといいと思います。時代に合ったニーズに応えながらも、保育士自身も変わっていかないと、何も変わらないずっとアナログなままで、変わらないと思います」(30代・女性)
その他の設問はこちらです。
あなたは保育AIを使いこなせると思いますか?
保育AIの導入で不安に思うことはありますか?またその内容は?
お守りや見守りなど、子どもに関わることはすべて保育士の手でやるべきだと思いますか?またその理由は?
全調査データは保育のお仕事レポートのページにてご確認いただけます。
https://hoiku-shigoto.com/report/news/hoiku-ai-enquete/
■アンケート調査概要
・調査期間:2017年11月14日(火)〜11月21日(火)
・調査対象:保育のお仕事の読者のほか、保育系のSNS(facebookページ、twitter)の読者となっている全国の10代〜60代の男女113名
・男女割合:男性/12.4%・女性/87.6%
【株式会社ウェルクスについて】
株式会社ウェルクス(URL:http://www.welks.co.jp、本社:東京都墨田区、代表取締役:三谷 卓也)は、人材不足が問題といわれている保育士や介護職の人材紹介業を中心に事業展開しています。近年では認知症に関するメディア事業のほか、放課後等デイサービスの運営も展開しており、福祉領域の課題解決を行っています。
【保育のお仕事とは】
保育のお仕事(https://hoiku-shigoto.com/)とは、保育士専門の転職支援・適職紹介サービスです。主に転職や復職にて、事業所で働きたい保育士と求人中の施設・事業所とを仲介する形で、復職・転職を全面的にサポートしています。その他、保育に携わるうえで役立つ情報を【保育のお仕事レポート(https://hoiku-shigoto.com/report/)】を通じて紹介しています。
【本リリースに関するお問い合せ】
本リリースに関するお問い合わせや取材をご希望の方は下記までご連絡ください。
本リリースで紹介しきれなかった自由回答形式の全データもご用意しております。
株式会社ウェルクス 保育のお仕事レポート担当
担当:吉原(よしはら)
TEL:03-5638-6191 FAX:03-5638-6192
MAIL: kasumi-yoshihara@welks.co.jp