ベルギーMaterialise社製医療用3Dソフトウエアの国内販売契約を締結
[16/04/15]
提供元:PRTIMES
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キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンライフケアソリューションズ株式会社(代表取締役社長:石渡幸治、以下キヤノンLCS)は、ベルギーMaterialise(マテリアライズ)社(Materialise NV、CEO:Wilfried Vancraen)との間で、このほど同社製医療用3Dソフトウエアの国内販売契約を締結し、2016年4月18日より発売します。
3Dプリンターで造形した実物大の臓器モデルは視覚・触覚による確認ができ、モニター上の3D画像よりも立体的な位置関係を把握することができます。そのため、術前計画や手術シミュレーションの支援、若手医師の教育、患者への説明などで幅広く利用されています。
キヤノンLCSは医療機関のこうしたニーズに対応するため、このたびMaterialise社と同社製医療用3Dソフトウエアに関する国内販売契約を締結し、医療分野における3D関連ビジネスを強化します。
■Materialise社製3D医療ソフトウエアの特長
Materialise社はベルギーのソフトウエア企業で、3Dプリント用のソフトウエアや生体工学用のソフトウエアを開発、販売しています。同社の医療用3Dソフトウエアは、3Dプリント用にSTL等の3Dデータを修正し最適化する技術により、高い品質とグローバルな導入実績を有しています。
■発売の背景と目的
グループ企業の株式会社AZEのワークステーションは、高度な3D医用画像解析技術により、CT(コンピュータ断層撮影装置)の断面画像群から臓器の3D画像を抽出し、STLフォーマットに変換する機能を有しています。これとMaterialise社の医療用3Dソフトウエアを組み合わせて利用することで、病院内で高度なデータ処理を正確かつ簡便に行うことができます。これにより3Dプリンターに合わせた変換や修正が可能となり、高精度な実物大の臓器モデルデータを作成することができます。
なお、2016年4月15日(金)から17日(日)までパシフィコ横浜展示ホールにて開催される「2016国際医用画像総合展(ITEM2016)」のキヤノンブースで本製品を展示します。
[表: http://prtimes.jp/data/corp/13943/table/128_1.jpg ]
※ソフトウエアの機種や顧客のシステム構成により価格は変動します。
※ライセンス期間は5年間です。
<実物大の臓器モデルの造形プロセス>
実物大の造形モデルを造形するには、CTの断面画像群をSTL形式のファイルフォーマットに変換する必要があります。STLは3次元形状の記述フォーマットで、一般的な3Dプリンターで出力することができます。一連の作業工程としては、1.CT撮影、2.領域抽出、3.STL変換、4.STL編集、5.3Dプリントの流れとなります。
[画像1: http://prtimes.jp/i/13943/128/resize/d13943-128-207779-0.jpg ]
[画像2: http://prtimes.jp/i/13943/128/resize/d13943-128-666384-1.jpg ]
<医療用3Dソフトウエアの国内市場動向>
大学病院や地域の中核病院、専門病院では高度な難症例が集中するため、手術前の検討のためにモニター上の3D画像による診断やシミュレーションが実施されています。実物大の臓器モデルはモニター上の画像からは得られない立体的な位置関係を視覚と触覚から得ることができ、手術前により実践的な検討をすることで手術時間の短縮や出血量の減少に寄与することが期待されています。
従来、実物大の臓器モデルの3Dデータを作成するには、高額な専用のソフトウエアが必要でした。CTやMRIで撮影した医用画像を3D画像にする3Dワークステーションは、国内で約7000台稼働しています。この3Dワークステーションの追加機能として、STLデータへの変換機能が搭載されつつあります。病院内で3Dデータを作成できる環境が整うことで、作成した3Dデータの編集や出力用の3Dプリンターの需要が増大しています。
<本件に関するお問い合わせ先>
キヤノンライフケアソリューションズ株式会社
マーケティング部
03-3814-4956(直通)
Materialise社医療用3Dソフトウエアサイト
http://hospital.materialise.com/
3Dプリンターで造形した実物大の臓器モデルは視覚・触覚による確認ができ、モニター上の3D画像よりも立体的な位置関係を把握することができます。そのため、術前計画や手術シミュレーションの支援、若手医師の教育、患者への説明などで幅広く利用されています。
キヤノンLCSは医療機関のこうしたニーズに対応するため、このたびMaterialise社と同社製医療用3Dソフトウエアに関する国内販売契約を締結し、医療分野における3D関連ビジネスを強化します。
■Materialise社製3D医療ソフトウエアの特長
Materialise社はベルギーのソフトウエア企業で、3Dプリント用のソフトウエアや生体工学用のソフトウエアを開発、販売しています。同社の医療用3Dソフトウエアは、3Dプリント用にSTL等の3Dデータを修正し最適化する技術により、高い品質とグローバルな導入実績を有しています。
■発売の背景と目的
グループ企業の株式会社AZEのワークステーションは、高度な3D医用画像解析技術により、CT(コンピュータ断層撮影装置)の断面画像群から臓器の3D画像を抽出し、STLフォーマットに変換する機能を有しています。これとMaterialise社の医療用3Dソフトウエアを組み合わせて利用することで、病院内で高度なデータ処理を正確かつ簡便に行うことができます。これにより3Dプリンターに合わせた変換や修正が可能となり、高精度な実物大の臓器モデルデータを作成することができます。
なお、2016年4月15日(金)から17日(日)までパシフィコ横浜展示ホールにて開催される「2016国際医用画像総合展(ITEM2016)」のキヤノンブースで本製品を展示します。
[表: http://prtimes.jp/data/corp/13943/table/128_1.jpg ]
※ソフトウエアの機種や顧客のシステム構成により価格は変動します。
※ライセンス期間は5年間です。
<実物大の臓器モデルの造形プロセス>
実物大の造形モデルを造形するには、CTの断面画像群をSTL形式のファイルフォーマットに変換する必要があります。STLは3次元形状の記述フォーマットで、一般的な3Dプリンターで出力することができます。一連の作業工程としては、1.CT撮影、2.領域抽出、3.STL変換、4.STL編集、5.3Dプリントの流れとなります。
[画像1: http://prtimes.jp/i/13943/128/resize/d13943-128-207779-0.jpg ]
[画像2: http://prtimes.jp/i/13943/128/resize/d13943-128-666384-1.jpg ]
<医療用3Dソフトウエアの国内市場動向>
大学病院や地域の中核病院、専門病院では高度な難症例が集中するため、手術前の検討のためにモニター上の3D画像による診断やシミュレーションが実施されています。実物大の臓器モデルはモニター上の画像からは得られない立体的な位置関係を視覚と触覚から得ることができ、手術前により実践的な検討をすることで手術時間の短縮や出血量の減少に寄与することが期待されています。
従来、実物大の臓器モデルの3Dデータを作成するには、高額な専用のソフトウエアが必要でした。CTやMRIで撮影した医用画像を3D画像にする3Dワークステーションは、国内で約7000台稼働しています。この3Dワークステーションの追加機能として、STLデータへの変換機能が搭載されつつあります。病院内で3Dデータを作成できる環境が整うことで、作成した3Dデータの編集や出力用の3Dプリンターの需要が増大しています。
<本件に関するお問い合わせ先>
キヤノンライフケアソリューションズ株式会社
マーケティング部
03-3814-4956(直通)
Materialise社医療用3Dソフトウエアサイト
http://hospital.materialise.com/