ディープフェイクによる偽動画等を検出するサービスの共同検討について
[19/06/25]
提供元:PRTIMES
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〜デジタル・フォレンジック調査に音響透かし技術を応用〜
株式会社エルテス(本社:東京都千代田区、代表取締役:菅原貴弘、以下「エルテス」)と、エヴィクサー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:瀧川 淳、以下「エヴィクサー」)は、エヴィクサーの音響透かし・音響通信技術「Another Track(R)」(※1)を活用した、ディープフェイク(※2)による偽動画等を検出するサービスの共同検討(以下「本検討」)を開始することと致しましたのでお知らせします。
1. 本検討の背景について
ここ数年、人工知能(AI)の急激な発達により、映像や音声の合成技術も進化し、本物と区別がつかないような偽動画の作成が出来るようになりつつあります。ディープフェイクによる偽動画は2016年の米大統領選で注目を集め、既に米国では2020年の大統領選での妨害を懸念し、対策が求められています。その一方で、YouTubeをはじめとした映像や音声の発信メディアは常に拡大を続けており、企業のマーケティング・広報活動での利活用はもちろんのこと、インターネット選挙運動の解禁も行われて久しく、健全なメディアの利活用は必要不可欠となっています。そこで、いわゆるディープフェイクによる偽動画等を検出するサービスの社会的ニーズを捉え、本検討に至りました。
2. 本検討の役割について
本検討は、エルテス、エヴィクサーが共同で実施致します。
エルテスは、「リスクを解決する社会インフラの創出」をミッションに、リスクに特化したビッグデータ解析技術を基に、企業を中心としたあらゆる組織が晒されるリスクを解決するためのソリューションを提供しています。本検討では、リスク検知業務で培ったノウハウを結集して、ディープフェイクによる偽動画などが拡散するプロセスを分析します。
エヴィクサーは、「音でみえる 音でつながる 音でたのしむ 音のソリューションパートナー」をCIとして、国内ナンバー1の実績を誇る音響通信「Another Track(R)」の開発会社であり、これまでに音響通信技術やACR(Automatic Content Recognition、自動コンテンツ認識)技術を駆使して、テレビや映画、大型ビジョンやデジタルサイネージ、さまざまなコンテンツと人々の持つスマートフォン、スマートデバイスをつないで、新しい価値を産み出してきました。本検討では、発信者の意図に伴わない編集やいわゆるディープフェイクによる偽動画の検知を行うため、オリジナルの映像や音源にデジタル・フォレンジック調査(※3)が可能となるよう音響透かしの技術を応用します。
エルテスとエヴィクサーでは、本検討の開始を皮切りに、共同でお互いのノウハウと技術を結集して、効果的なデジタルリスクの検知サービスの開発と提供を目指してまいります。
※1 音響透かし・音響通信技術「Another Track」について
音響透かしとは、音声信号に暗号化を施した文字情報などを埋め込む技術です。エヴィクサーが音響透かし技術を応用した音響通信技術「Another Track(R)」は、メディア耐性、秘匿性、残響および雑音耐性に優れ、音質劣化性能も検証済みであるため、様々な用途に応じたソリューションとして提供しています。
※2 ディープフェイクについて
人工知能など高度な合成技術を用いて作られる、本物と見分けがつかないような、にせものの動画。
【補説】政治家や著名人に虚偽の発言をさせるフェイクニュースや、他人の顔を合成したポルノ動画などに悪用する例があり、問題視されている。
(小学館 デジタル大辞泉より引用)
※3 デジタル・フォレンジックについて
犯罪の立証のための電磁的記録の解析技術及びその手続き。
(警視庁 Webサイトより引用)
■株式会社エルテスについて
リスクに特化したビッグデータ解析を強みに、ソーシャルリスクを中心としたデジタルリスクを検知・解決するソリューションを提供しております。デジタルリスクとは、インターネット上での炎上・情報漏洩・従業員による内部不正・産業スパイ等、企業の競争力にも影響を与える重大なリスクを指し、当社ではそのデジタルリスクを分析する事で、企業が抱える課題を解決するサービスを400社以上に提供しています。
[会社概要]
社名 :株式会社エルテス
代表者 :代表取締役 菅原貴弘
所在地 :東京都千代田区霞が関3丁目2番5号
創業 :2004年4月28日
資本金 :767,278,560円(2019年4月末日時点)
URL :https://eltes.co.jp/
事業内容 :リスク検知に特化したビッグデータ解析によるソリューションの提供
■エヴィクサー株式会社について
「音でみえる 音でつながる 音でたのしむ 音のソリューションパートナー」
エヴィクサーは、音の信号処理に基づくソフトウェア(ACR 技術、音響通信、音センシング)と、ネットワーク関連技術の研究開発に取り組む技術者集団です。
Another Track(R)は、「2017年 世界発信コンペティション」製品・技術(ベンチャー技術)部門(主催:東京都)で東京都ベンチャー技術優秀賞、「MCPC award 2017」サービス&ソリューション部門(主催:モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)で特別賞、第29回「中小企業優秀新技術・新製品賞」ソフトウエア部門(主催:りそな中小企業振興財団/日刊工業新聞社)で優秀賞を受賞いたしました。
[会社概要]
社名 :エヴィクサー株式会社
代表者 :代表取締役社長 瀧川 淳
所在地 :東京都中央区新川1丁目17番22号
創業 :2004年3月12日
資本金 :292,000,000円(2019年5月末日時点、資本準備金を含む)
URL :https://www.evixar.com/
事業内容 :音の信号処理に基づくソフトウェアの研究開発(ACR技術、音響通信、音センシング)
株式会社エルテス(本社:東京都千代田区、代表取締役:菅原貴弘、以下「エルテス」)と、エヴィクサー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:瀧川 淳、以下「エヴィクサー」)は、エヴィクサーの音響透かし・音響通信技術「Another Track(R)」(※1)を活用した、ディープフェイク(※2)による偽動画等を検出するサービスの共同検討(以下「本検討」)を開始することと致しましたのでお知らせします。
1. 本検討の背景について
ここ数年、人工知能(AI)の急激な発達により、映像や音声の合成技術も進化し、本物と区別がつかないような偽動画の作成が出来るようになりつつあります。ディープフェイクによる偽動画は2016年の米大統領選で注目を集め、既に米国では2020年の大統領選での妨害を懸念し、対策が求められています。その一方で、YouTubeをはじめとした映像や音声の発信メディアは常に拡大を続けており、企業のマーケティング・広報活動での利活用はもちろんのこと、インターネット選挙運動の解禁も行われて久しく、健全なメディアの利活用は必要不可欠となっています。そこで、いわゆるディープフェイクによる偽動画等を検出するサービスの社会的ニーズを捉え、本検討に至りました。
2. 本検討の役割について
本検討は、エルテス、エヴィクサーが共同で実施致します。
エルテスは、「リスクを解決する社会インフラの創出」をミッションに、リスクに特化したビッグデータ解析技術を基に、企業を中心としたあらゆる組織が晒されるリスクを解決するためのソリューションを提供しています。本検討では、リスク検知業務で培ったノウハウを結集して、ディープフェイクによる偽動画などが拡散するプロセスを分析します。
エヴィクサーは、「音でみえる 音でつながる 音でたのしむ 音のソリューションパートナー」をCIとして、国内ナンバー1の実績を誇る音響通信「Another Track(R)」の開発会社であり、これまでに音響通信技術やACR(Automatic Content Recognition、自動コンテンツ認識)技術を駆使して、テレビや映画、大型ビジョンやデジタルサイネージ、さまざまなコンテンツと人々の持つスマートフォン、スマートデバイスをつないで、新しい価値を産み出してきました。本検討では、発信者の意図に伴わない編集やいわゆるディープフェイクによる偽動画の検知を行うため、オリジナルの映像や音源にデジタル・フォレンジック調査(※3)が可能となるよう音響透かしの技術を応用します。
エルテスとエヴィクサーでは、本検討の開始を皮切りに、共同でお互いのノウハウと技術を結集して、効果的なデジタルリスクの検知サービスの開発と提供を目指してまいります。
※1 音響透かし・音響通信技術「Another Track」について
音響透かしとは、音声信号に暗号化を施した文字情報などを埋め込む技術です。エヴィクサーが音響透かし技術を応用した音響通信技術「Another Track(R)」は、メディア耐性、秘匿性、残響および雑音耐性に優れ、音質劣化性能も検証済みであるため、様々な用途に応じたソリューションとして提供しています。
※2 ディープフェイクについて
人工知能など高度な合成技術を用いて作られる、本物と見分けがつかないような、にせものの動画。
【補説】政治家や著名人に虚偽の発言をさせるフェイクニュースや、他人の顔を合成したポルノ動画などに悪用する例があり、問題視されている。
(小学館 デジタル大辞泉より引用)
※3 デジタル・フォレンジックについて
犯罪の立証のための電磁的記録の解析技術及びその手続き。
(警視庁 Webサイトより引用)
■株式会社エルテスについて
リスクに特化したビッグデータ解析を強みに、ソーシャルリスクを中心としたデジタルリスクを検知・解決するソリューションを提供しております。デジタルリスクとは、インターネット上での炎上・情報漏洩・従業員による内部不正・産業スパイ等、企業の競争力にも影響を与える重大なリスクを指し、当社ではそのデジタルリスクを分析する事で、企業が抱える課題を解決するサービスを400社以上に提供しています。
[会社概要]
社名 :株式会社エルテス
代表者 :代表取締役 菅原貴弘
所在地 :東京都千代田区霞が関3丁目2番5号
創業 :2004年4月28日
資本金 :767,278,560円(2019年4月末日時点)
URL :https://eltes.co.jp/
事業内容 :リスク検知に特化したビッグデータ解析によるソリューションの提供
■エヴィクサー株式会社について
「音でみえる 音でつながる 音でたのしむ 音のソリューションパートナー」
エヴィクサーは、音の信号処理に基づくソフトウェア(ACR 技術、音響通信、音センシング)と、ネットワーク関連技術の研究開発に取り組む技術者集団です。
Another Track(R)は、「2017年 世界発信コンペティション」製品・技術(ベンチャー技術)部門(主催:東京都)で東京都ベンチャー技術優秀賞、「MCPC award 2017」サービス&ソリューション部門(主催:モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)で特別賞、第29回「中小企業優秀新技術・新製品賞」ソフトウエア部門(主催:りそな中小企業振興財団/日刊工業新聞社)で優秀賞を受賞いたしました。
[会社概要]
社名 :エヴィクサー株式会社
代表者 :代表取締役社長 瀧川 淳
所在地 :東京都中央区新川1丁目17番22号
創業 :2004年3月12日
資本金 :292,000,000円(2019年5月末日時点、資本準備金を含む)
URL :https://www.evixar.com/
事業内容 :音の信号処理に基づくソフトウェアの研究開発(ACR技術、音響通信、音センシング)