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TIS、「Pepper」向けアプリの提供や「IBM Watson」の活用提案などでAI関連ビジネスの拡大を目指す

〜 インキュベーション組織でもAI関連ビジネスを推進 〜

ITホールディングスグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下 TIS)は、「Pepperパートナープログラム」において「ロボアプリパートナー」に認定され、また「IBM Watsonエコシステムプログラム」において「テクノロジーパートナー」に選定されたことを発表します。




 TISでは、これまでAI関連ビジネス推進のため、「機械学習」「自然言語処理」といったAI技術の検証・開発や関連技術を用いたソリューションの開発、PoC(Proof of Concept:概念実証)を進めており、大学とのAI技術に関する共同研究の実施※1など産学連携での活動も行っています。

 AI活用のインターフェースとなるロボティクスの分野では、ソフトバンクロボティクス株式会社が提供する人型ロボット「Pepper」向けのカード入会案内アプリを構築する※2など、数多くのお客様からの引き合いをいただいています。TISは、これらの実績や技術力が評価され、ソフトバンクロボティクスが「Pepper」のロボアプリの開発者などを総合的に支援する「Pepperパートナープログラム」において、「ロボアプリパートナー」として認定されました。

 また、コールセンターやお客様向け質問応答システムの分野などでの活用が期待されているIBMコーポレーションのコグニティブ・システム「IBM Watson」では、ソフトバンク株式会社と日本アイ・ビー・エム株式会社が共同で展開している「IBM Watsonエコシステムプログラム」において、「テクノロジーパートナー」としても選定されました。

 さらに、2015年12月に開催されたIBM Watson日本語ベータ版APIを使用した「IBM Watson日本語版ハッカソン」においては、TISがプログラミングした「Re:Gene 〜危機発生時のベストプラクティスとなる、次世代型ワークフロー」というアプリが、ソフトバンク賞を受賞しました。同アプリは、ソフトバンクの法人向けサービス・ソリューション体験施設「ソフトバンク カスタマー ブリーフィング センター」にて、2月19日より展示されます。

 TISでは、金融業や製造業などをターゲットに、「Pepper」向けアプリの提供と「IBM Watson」のビジネス活用の提案や、AI関連技術と「ビッグデータ」や「IoT(Internet of Things)」領域のソリューションを組み合わせたサービス提供を進めていきます。

 また、今後は、新規ビジネス立上げの迅速化を企図する「インキュベーションセンター」でも、AI分野での社内ビジネス立上げ支援やAI関連子会社の創設、関連ベンチャー企業への投資などを推進・サポートし、AIビジネスの拡大を目指します。

※1 2015年8月3日発表
TIS、明治大学との共同研究がNEDOの「次世代ロボット中核技術開発」事業に採択
http://www.tis.co.jp/news/2015/20150803_1.htm

2016年01月12日発表
TISと奈良先端大が「マルチモーダルインタラクションを用いたパブリックスペースにおける対話処理」を共同研究
http://www.tis.co.jp/news/2016/20160112_1.html

※2 2015年9月9日発表
「TOKYU CARD」の案内に活用する「Pepper」のアプリの構築をTISが支援
http://www.tis.co.jp/news/2015/20150909_1.html


■「Pepperパートナープログラム」について
詳細は以下URLを参照下さい。
http://www.softbank.jp/robot/developer/program/partner/

■「IBM Watsonエコシステムプログラム」について
詳細は以下URLを参照下さい。
http://tm.softbank.jp/watson/

■TISの中長期技術戦略『CPS』
 TISは、中長期的に取り組む技術領域として『Cyber-Physical Systems(CPS:サイバーフィジカルシステム)※3』構想をコンセプトに掲げ、これを構成・実現するための要素技術をAI関連の「機械学習」「自然言語処理」と「IoT(Internet of Things)」「SDI(Software Defined Infrastructure)&オーケストレーション」「ネットワークロボティクス」の5つの分野に定めて、各種施策を推進しています。

※3 Cyber-Physical Systems(CPS):制御対象の状態を収集した「デジタルデータ」を蓄積・解析してフィードバックすることで、それまで「経験と勘」でしか分からなかったさまざまな知見を引き出す仕組みを指す概念

<TISの考える『CPS』コンセプトと5つの要素技術>
[画像: http://prtimes.jp/i/11650/129/resize/d11650-129-173462-1.jpg ]



TIS株式会社について
 ITホールディングスグループのTISは、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型のITソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下をご参照ください。http://www.tis.co.jp/

ITホールディングスグループについて
 ITホールディングスグループは、約2万人、50社から成るIT企業グループです。グループ各社が様々なエキスパートであり、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのクライアントのビジネスとその先にあるお客様の日々を支えています。クライアントの課題を解決するだけでなく、クライアントのさらにその先にあるお客様のニーズを先取りして一歩進んだ提案をしていきます。

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