NanoGAS(R)(=高機能ナノバブル)を医療に応用 シンバイオシス株式会社に投資を実行
[22/08/24]
提供元:PRTIMES
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フューチャーベンチャーキャピタル株式会社(本社:京都市中京区、代表取締役:金武偉、以下「FVC」)は、「おおさか社会課題解決2号投資事業有限責任組合(以下「おおさか社会課題解決2号ファンド」)」より、NanoGAS(R)(=高機能ナノバブル)の特性を利用した腸内フローラ移植用菌液精製の特許技術を持つシンバイオシス株式会社(本社:大阪市都島区、代表取締役:田中 三紀子、以下「シンバイオシス」)に投資を実行しましたことをお知らせいたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/11403/131/resize/d11403-131-ecb953e39014a5657859-2.png ]
◆投資先企業について
同社は、長期安定・輸送可能なNanoGAS(R)(=高機能ナノバブル)発生装置の開発・製造メーカーとなります。10年経っても消えない泡は、既存のマイクロバブルよりも1000分の1以下の大きさであり、その特許技術によって、医療の分野で実用化しました。
2017年、臨床医を中心とした「一般財団法人腸内フローラ移植臨床研究会」が設立され、全国で専門医による「腸内フローラ移植」を学術的・組織的に医療として確立する取り組みがスタートし、同社は、この研究会に所属する医療機関に「腸内フローラ移植用の菌液」を提供しました。NanoGAS(R)(=高機能ナノバブル)を移植用の菌液に利用する技術においても、関連会社が2022年6月に国内で特許を取得し、唯一無二の技術として医療の分野に新たな選択肢を提供します。今後は、医療分野だけでなく、醸造・鮮度保持・精密機器の洗浄など様々な分野での応用が期待されます。
◆腸内フローラ移植(=糞便微生物移植)について
現在、アメリカでは、クロストリジウムディフィシル感染症において、FDA(アメリカ食品医薬品局)が第一優先の治療として認可しており、他の難治性疾患においても、世界中で大型の治験や論文が発表されています。特に自閉スペクトラム症における腸内フローラ移植の効果については、アメリカのアリゾナ大学を筆頭に大型の治験が進んでいますが、移植前に抗生剤の投与や移植時においても薬物を使用する必要があることなどから、患者に対する侵襲性が高く、その奏効率も50%以下に留まっています。
同社は、特許技術であるNanoGAS(R)(=高機能ナノバブル)を移植用の菌液精製時に使用することで、薬剤を一切使わず、簡易な注腸方式で健康なドナーの腸内細菌を速やかに定着させる技術を実現しました。いち早く大学と連携し、客観的な有効性のデータを集約しています。自閉スペクトラム症と診断される子供の数は増加の傾向にあり、確立した治療法はありませんが、同社はすでに、30症例以上の実績をもとに、大学との臨床研究に進むための取り組みに着手しています。自閉スペクトラム症のみならず、国内の複数の大学で治験が行われている潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患においても、高い奏効率を維持しており、今後は腎疾患などの治療においても腸内フローラ移植の効果を検証していきます。
商 号 シンバイオシス株式会社
代表取締役 田中 三紀子
本社所在地 大阪市都島区片町2-1-40 エスト・ヌーヴォー401
設 立 日 2017年12月4日
U R L https://shinbiosis.com/
◆おおさか社会課題解決2号ファンドについて
当ファンドは大阪府内における行政課題や社会課題の解決に繋がるビジネスの成長を支援し、産業化を推進することを目的として2017年に設立した「おおさか社会課題解決ファンド」の後継ファンドです。日本政策金融公庫、大阪府、大阪産業局と連携し、社会課題解決事業者の事業ステージに応じた支援を行ってまいります。日本政策金融公庫には、ファンドからの投資と連動した協調融資を検討いただくことで、事業者が必要とする資金を十分に確保し事業遂行に望む財務基盤の安定化を支援いただきます。大阪府には、社会課題解決に取り組む事業の認知向上・ファン獲得に向け、多くの方々の共感を得るべく情報発信のサポートを、大阪産業局には様々な経営支援ツールをもって、事業ステージに応じた課題の解消の後押しを実施いただきます。金融機関・行政が一丸となり、社会課題に関する世の中の関心を高め、インパクト拡大に向け取り組んでまいります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/11403/131/resize/d11403-131-f3885cda7b7c3c2ee959-1.png ]
◆フューチャーベンチャーキャピタル株式会社(FVC)について
京都に本社を置く独立系ベンチャーキャピタル。地域のベンチャー企業を支援するための「地方創生ファンド」と事業会社のオープンイノベーションを促進するための「CVCファンド」に取り組んでいます。また、資金を投入するだけでなく、長期的な事業継続に向け、事業育成、人材育成、事業コンサルティングなどの支援を行っています。
商 号 フューチャーベンチャーキャピタル株式会社
代表取締役 金 武 偉
本社所在地 京都市中京区烏丸通錦小路上ル手洗水町659番地 烏丸中央ビル
証券コード 8462 東証スタンダード
U R L https://www.fvc.co.jp/
[画像1: https://prtimes.jp/i/11403/131/resize/d11403-131-ecb953e39014a5657859-2.png ]
◆投資先企業について
同社は、長期安定・輸送可能なNanoGAS(R)(=高機能ナノバブル)発生装置の開発・製造メーカーとなります。10年経っても消えない泡は、既存のマイクロバブルよりも1000分の1以下の大きさであり、その特許技術によって、医療の分野で実用化しました。
2017年、臨床医を中心とした「一般財団法人腸内フローラ移植臨床研究会」が設立され、全国で専門医による「腸内フローラ移植」を学術的・組織的に医療として確立する取り組みがスタートし、同社は、この研究会に所属する医療機関に「腸内フローラ移植用の菌液」を提供しました。NanoGAS(R)(=高機能ナノバブル)を移植用の菌液に利用する技術においても、関連会社が2022年6月に国内で特許を取得し、唯一無二の技術として医療の分野に新たな選択肢を提供します。今後は、医療分野だけでなく、醸造・鮮度保持・精密機器の洗浄など様々な分野での応用が期待されます。
◆腸内フローラ移植(=糞便微生物移植)について
現在、アメリカでは、クロストリジウムディフィシル感染症において、FDA(アメリカ食品医薬品局)が第一優先の治療として認可しており、他の難治性疾患においても、世界中で大型の治験や論文が発表されています。特に自閉スペクトラム症における腸内フローラ移植の効果については、アメリカのアリゾナ大学を筆頭に大型の治験が進んでいますが、移植前に抗生剤の投与や移植時においても薬物を使用する必要があることなどから、患者に対する侵襲性が高く、その奏効率も50%以下に留まっています。
同社は、特許技術であるNanoGAS(R)(=高機能ナノバブル)を移植用の菌液精製時に使用することで、薬剤を一切使わず、簡易な注腸方式で健康なドナーの腸内細菌を速やかに定着させる技術を実現しました。いち早く大学と連携し、客観的な有効性のデータを集約しています。自閉スペクトラム症と診断される子供の数は増加の傾向にあり、確立した治療法はありませんが、同社はすでに、30症例以上の実績をもとに、大学との臨床研究に進むための取り組みに着手しています。自閉スペクトラム症のみならず、国内の複数の大学で治験が行われている潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患においても、高い奏効率を維持しており、今後は腎疾患などの治療においても腸内フローラ移植の効果を検証していきます。
商 号 シンバイオシス株式会社
代表取締役 田中 三紀子
本社所在地 大阪市都島区片町2-1-40 エスト・ヌーヴォー401
設 立 日 2017年12月4日
U R L https://shinbiosis.com/
◆おおさか社会課題解決2号ファンドについて
当ファンドは大阪府内における行政課題や社会課題の解決に繋がるビジネスの成長を支援し、産業化を推進することを目的として2017年に設立した「おおさか社会課題解決ファンド」の後継ファンドです。日本政策金融公庫、大阪府、大阪産業局と連携し、社会課題解決事業者の事業ステージに応じた支援を行ってまいります。日本政策金融公庫には、ファンドからの投資と連動した協調融資を検討いただくことで、事業者が必要とする資金を十分に確保し事業遂行に望む財務基盤の安定化を支援いただきます。大阪府には、社会課題解決に取り組む事業の認知向上・ファン獲得に向け、多くの方々の共感を得るべく情報発信のサポートを、大阪産業局には様々な経営支援ツールをもって、事業ステージに応じた課題の解消の後押しを実施いただきます。金融機関・行政が一丸となり、社会課題に関する世の中の関心を高め、インパクト拡大に向け取り組んでまいります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/11403/131/resize/d11403-131-f3885cda7b7c3c2ee959-1.png ]
◆フューチャーベンチャーキャピタル株式会社(FVC)について
京都に本社を置く独立系ベンチャーキャピタル。地域のベンチャー企業を支援するための「地方創生ファンド」と事業会社のオープンイノベーションを促進するための「CVCファンド」に取り組んでいます。また、資金を投入するだけでなく、長期的な事業継続に向け、事業育成、人材育成、事業コンサルティングなどの支援を行っています。
商 号 フューチャーベンチャーキャピタル株式会社
代表取締役 金 武 偉
本社所在地 京都市中京区烏丸通錦小路上ル手洗水町659番地 烏丸中央ビル
証券コード 8462 東証スタンダード
U R L https://www.fvc.co.jp/