BI・RPA・AI-OCR技術を活用し新築戸建て事業の業務を自動化
[20/09/18]
提供元:PRTIMES
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~自動戦略立案・管理により半年で2000時間以上の工数削減に成功~
この度、ケイアイスター不動産株式会社(本社 埼玉県本庄市、代表取締役 塙 圭二 以下 当社と言う。)は、BI・RPA・AI-OCR技術を活用することで、新築戸建て事業におけるデータの収集と問題の可視化、定期提携業務の自動化、紙媒体のデータ入力を効率化し、2020年2月から7月までの半年間で2000時間以上の工数削減に成功しました。
■新システム導入の背景
当社は、IT成長戦略として【高回転経営:AI、BI、RPAを活用したデータドリブン経営による在庫回転率、生産性向上】を掲げ、2019年7月に専門部署を新設しました。
不動産ポータルサイトの普及により購入者との取引にもスピードが重視されるとともに工程管理においても工期短縮など生産性向上は重要項目としております。一方、新築戸建分譲事業において管理データの情報量は多大であり、集計・分析にかなりの労力を掛けておりました。また、販売棟数の増加に伴う作業量の増加と共に人手不足が問題視されておりました。
そこで当社は、購入者と取引の多様性、スピード重視の競争環境における優位性の確立および、購入者のさらなるニーズに適切に応えられる生産体制を整えることを目的に、BI・RPA・AI-OCR技術による徹底した可視化・自動化を実現させ、新築戸建分譲事業における戦略立案やその実行管理のスピードと生産性向上を重点施策として、システムの運用を進めておりました。
■RPA(Robotic Process Automation)
当社ではこれまで、各部署で類似データの散見やグループ拡大に伴う報告フォーマットの増加から、単票から一覧への転記や一覧から単票への転記など、従来は人が手作業で行わざるを得なかった業務を自動化し、さらに設計部門における確認申請、確認受理、各部署への図面配布から着工可能日など工程管理のデータ化や問題の可視化を実践し、半年で2,000時間以上の工数削減を可能としました。
ロボット従業員(RPA)は、従業員1人を活用する場合の1/3のコストで導入する事が可能です。そしてロボット従業員は、3人強の事務作業を行う事が可能です。販売棟数増加に伴う煩雑な事務作業の担い手として、積極的にロボット従業員を活用する事で今後もさらなる生産性の向上を実現したいと考えております。
[画像1: https://prtimes.jp/i/29869/131/resize/d29869-131-729624-0.png ]
■BI(Business Intelligence)
業界をリードするデータ分析プラットフォームの Tableau Software (読み:タブロー ソフトウェア、 以下、「タブロー」という)の導入をはじめ、2019年8月28日から本格運用を開始しました。
本システムは、新築戸建分譲事業における用地仕入状況・建築工期日数・販売状況など日々変化する情報をリアルタイムの数値で可視化するシステムです。データをすばやく可視化・分析し、情報共有を可能とするデータ分析プラットフォームとして、その高速処理データ分析と直感的な優れたユーザーインタフェースは、市場から高い評価を受けています。
タブローを用いることで、事業計画および用地仕入〜建築工期〜販売までの在庫回転日数・売上実績などを可視化できるため、新築戸建分譲事業の戦略立案・推進を効率的かつ実現性高く実行することが可能となり、問題の早期発見や課題改善につながります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/29869/131/resize/d29869-131-369677-1.png ]
■AI-OCR(AI Optical Character Reader)
RPA技術に加えて、紙媒体のデータをテキストデータに変換するAI-OCR技術を活用することでさらなる効率化を図っています。請求書やアンケート等、今まで手作業で行われていたデータ入力が自動でテキストデータに変換されるので、AI-OCRだけでも半年で324時間の短縮が可能となりました。
■今後について
上記の取り組みにより、定期・定型の集計・分析業務の効率が改善され、今まで手が回らなかった考察や情報発信を行うことが可能となり、事業計画の作成、および営業の進捗・収益性の管理を迅速かつ正確に実施することに寄与します。
今後、在庫回転日数を引き延ばす要因や原価高騰の要因などを迅速に把握することで、素早い改善アクションを目指します。そして高品質・低価格な商品の提供、低コストで高回転の生産を可能とし、新築戸建分譲市場における競争力強化に向けて本システムの機能拡張を進めてまいります。
◆ケイアイスター不動産とは
「豊かで楽しく快適な暮らしの創造」を経営理念に、『高品質だけど低価格なデザイン住宅』の提供を行っています。地域密着型の総合不動産業として、関東を中心に1都11県(埼玉、群馬、栃木、茨城、千葉、神奈川、福岡、愛知、静岡、宮城、福島)で多角的な事業を展開。新築戸建を中心に年間4,153棟(土地含む)を販売(※)。2020年3月期の売上高は1,207億円(※)。デザイン性を重視し「KEIAI FiT」「カーザスタイル」「テラス」等、価格帯の異なる商品展開や地域特性を考慮し、お客様のニーズに対応しています。
また、昨今は女性管理職を積極的に登用し、多様な働き方の実践が評価を頂き「なでしこ銘柄」選定をはじめ様々な認定を頂きました。その他、外国人実習生の積極的な採用など、ダイバーシティ推進に注力しております。(※グループ連結数値)
【会社概要】
社 名 ケイアイスター不動産株式会社(コード番号:3465 東証一部上場)
代 表 代表取締役 塙 圭二
所在地 〒367-0035 埼玉県本庄市西富田762-1
資本金 82,105万円
設 立 1990年11月
従業員数 1,448名(連結 / 2020.4.1現在)
URL https://ki-group.co.jp/
事業内容 戸建分譲事業、注文住宅事業、総合不動産流通事業 ほか
この度、ケイアイスター不動産株式会社(本社 埼玉県本庄市、代表取締役 塙 圭二 以下 当社と言う。)は、BI・RPA・AI-OCR技術を活用することで、新築戸建て事業におけるデータの収集と問題の可視化、定期提携業務の自動化、紙媒体のデータ入力を効率化し、2020年2月から7月までの半年間で2000時間以上の工数削減に成功しました。
■新システム導入の背景
当社は、IT成長戦略として【高回転経営:AI、BI、RPAを活用したデータドリブン経営による在庫回転率、生産性向上】を掲げ、2019年7月に専門部署を新設しました。
不動産ポータルサイトの普及により購入者との取引にもスピードが重視されるとともに工程管理においても工期短縮など生産性向上は重要項目としております。一方、新築戸建分譲事業において管理データの情報量は多大であり、集計・分析にかなりの労力を掛けておりました。また、販売棟数の増加に伴う作業量の増加と共に人手不足が問題視されておりました。
そこで当社は、購入者と取引の多様性、スピード重視の競争環境における優位性の確立および、購入者のさらなるニーズに適切に応えられる生産体制を整えることを目的に、BI・RPA・AI-OCR技術による徹底した可視化・自動化を実現させ、新築戸建分譲事業における戦略立案やその実行管理のスピードと生産性向上を重点施策として、システムの運用を進めておりました。
■RPA(Robotic Process Automation)
当社ではこれまで、各部署で類似データの散見やグループ拡大に伴う報告フォーマットの増加から、単票から一覧への転記や一覧から単票への転記など、従来は人が手作業で行わざるを得なかった業務を自動化し、さらに設計部門における確認申請、確認受理、各部署への図面配布から着工可能日など工程管理のデータ化や問題の可視化を実践し、半年で2,000時間以上の工数削減を可能としました。
ロボット従業員(RPA)は、従業員1人を活用する場合の1/3のコストで導入する事が可能です。そしてロボット従業員は、3人強の事務作業を行う事が可能です。販売棟数増加に伴う煩雑な事務作業の担い手として、積極的にロボット従業員を活用する事で今後もさらなる生産性の向上を実現したいと考えております。
[画像1: https://prtimes.jp/i/29869/131/resize/d29869-131-729624-0.png ]
■BI(Business Intelligence)
業界をリードするデータ分析プラットフォームの Tableau Software (読み:タブロー ソフトウェア、 以下、「タブロー」という)の導入をはじめ、2019年8月28日から本格運用を開始しました。
本システムは、新築戸建分譲事業における用地仕入状況・建築工期日数・販売状況など日々変化する情報をリアルタイムの数値で可視化するシステムです。データをすばやく可視化・分析し、情報共有を可能とするデータ分析プラットフォームとして、その高速処理データ分析と直感的な優れたユーザーインタフェースは、市場から高い評価を受けています。
タブローを用いることで、事業計画および用地仕入〜建築工期〜販売までの在庫回転日数・売上実績などを可視化できるため、新築戸建分譲事業の戦略立案・推進を効率的かつ実現性高く実行することが可能となり、問題の早期発見や課題改善につながります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/29869/131/resize/d29869-131-369677-1.png ]
■AI-OCR(AI Optical Character Reader)
RPA技術に加えて、紙媒体のデータをテキストデータに変換するAI-OCR技術を活用することでさらなる効率化を図っています。請求書やアンケート等、今まで手作業で行われていたデータ入力が自動でテキストデータに変換されるので、AI-OCRだけでも半年で324時間の短縮が可能となりました。
■今後について
上記の取り組みにより、定期・定型の集計・分析業務の効率が改善され、今まで手が回らなかった考察や情報発信を行うことが可能となり、事業計画の作成、および営業の進捗・収益性の管理を迅速かつ正確に実施することに寄与します。
今後、在庫回転日数を引き延ばす要因や原価高騰の要因などを迅速に把握することで、素早い改善アクションを目指します。そして高品質・低価格な商品の提供、低コストで高回転の生産を可能とし、新築戸建分譲市場における競争力強化に向けて本システムの機能拡張を進めてまいります。
◆ケイアイスター不動産とは
「豊かで楽しく快適な暮らしの創造」を経営理念に、『高品質だけど低価格なデザイン住宅』の提供を行っています。地域密着型の総合不動産業として、関東を中心に1都11県(埼玉、群馬、栃木、茨城、千葉、神奈川、福岡、愛知、静岡、宮城、福島)で多角的な事業を展開。新築戸建を中心に年間4,153棟(土地含む)を販売(※)。2020年3月期の売上高は1,207億円(※)。デザイン性を重視し「KEIAI FiT」「カーザスタイル」「テラス」等、価格帯の異なる商品展開や地域特性を考慮し、お客様のニーズに対応しています。
また、昨今は女性管理職を積極的に登用し、多様な働き方の実践が評価を頂き「なでしこ銘柄」選定をはじめ様々な認定を頂きました。その他、外国人実習生の積極的な採用など、ダイバーシティ推進に注力しております。(※グループ連結数値)
【会社概要】
社 名 ケイアイスター不動産株式会社(コード番号:3465 東証一部上場)
代 表 代表取締役 塙 圭二
所在地 〒367-0035 埼玉県本庄市西富田762-1
資本金 82,105万円
設 立 1990年11月
従業員数 1,448名(連結 / 2020.4.1現在)
URL https://ki-group.co.jp/
事業内容 戸建分譲事業、注文住宅事業、総合不動産流通事業 ほか