FromプラネットVol.181<湿気に関する意識調査>
[22/05/28]
提供元:PRTIMES
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湿度が高くなる季節、気になることは? 〜6割が梅雨時「湿度がとても気になる」、湿度の悩みは…?〜
[画像1: https://prtimes.jp/i/30978/131/resize/d30978-131-750395-pixta_50213898-0.jpg ]
国内1,400社超が利用する日用品流通の情報基盤を運営する株式会社プラネット (所在地:東京都港区、代表取締役社長:田上正勝) は消費財や暮らしにまつわるトピックスをお届けする 『Fromプラネット』 の第181号として、湿気に関する意識調査の結果をご紹介します。未掲載のデータ提供や当社担当者が解説を差し上げることもできますので、お気軽にお問い合わせください。
※回答率(%)は小数点第2位以下を四捨五入し同第1位までを表示しています。そのため、内訳の合計と表示値が異なる場合があります。
年代が上がるほど “湿度が気になる”!
6月が近づき、「すでに梅雨入りした」という地域も出てきました。この時期、「ジメジメして鬱陶しい」「洗濯物が乾かない」「外出が億劫になる」など、ネガティブな感情が湧いてきがちです。その一方で、梅雨は農作物の育成に不可欠な“恵みの雨”をもたらす重要な季節であるほか、“乾燥肌なので、肌がうるおって調子がよい”と感じる人もいるでしょう。そこで今回は、湿気に対する意識や対策法など、いろいろと質問してみました。
地域ごとの差はあるものの、日本では空気中の湿度は季節によって異なります。そこで、【季節ごとの湿気の気になり具合】を聞いてみました(図表1)。最も多くの人が「気になる」としたのは、やはり“梅雨時”。「とても」58.8%と「少し」29.1%を合わせると約9割にのぼりました。これに続くのが“夏”で、「とても」35.9%・「少し」33.9%の合計で7割に。約3カ月におよぶ多湿の季節を控える今、身構えている人もいるでしょう。エリア別では(図表非掲示)、「とても気になる」の比率は“梅雨時”には東北55.9%から九州・沖縄58.7%まで軒並み過半数ですが、梅雨がない北海道が唯一29.7%と低値にとどまりました。また全般では湿気が低い冬や真冬でも、北陸(冬20.0%・真冬18.6%)、甲信越(14.5%・19.1%)、東北(12.9%・16.7%)など降雪量が多い地域では「とても気になる」が高値であるのは納得できますね。
【空気の乾燥と湿気のどちらが気になるか】もたずねたところ(図表2)、「湿気」(「どちらかと言えば」を含む)46.1%、「乾燥」(同)53.9%と、乾燥が気になる人のほうが若干多い結果に。性別では、男性は半数超が「湿気」、女性は6割近くが「乾燥」と差が。女性は“乾燥はお肌の大敵”と考える人が多いのでしょう。性年代別では、男女とも年代が上がるほど「湿気」が気になる傾向がみられ、男性50代以上、女性は70代以上では過半数に。汗のかきやすさ別では“かきにくい”人の25%が「湿気」と回答。汗が出にくい体質だと“熱が体にこもってしまうので湿気が気になる”というのもあるのかもしれません。
[画像2: https://prtimes.jp/i/30978/131/resize/d30978-131-b9cd1b1847e89a8db692-1.gif ]
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外出時、やはり気になるのは「汗」
湿気が多い季節は、体調面でもさまざま気になります。そこで、【湿気が多いときに体調面で気になること】を聞いてみました(図表3)。最も多くの人が挙げたのが「汗が多く出る」38.0%、やはり“湿度”と“汗”は切っても切り離せないもの、ということのようです。以下、「実際の気温以上に温度が高く感じる」30.1%、「体臭など、においが気になる」28.9%、「疲れやすくなる」28.2%、「脇汗など洋服に汗が染みる」27.0%と続きました。「虫刺されや、かぶれ」など虫やカビ・菌が原因となる不快感や症状はいずれも1割程度にとどまり、意外に少ないですね。「気になることはない」という人も23.5%いました。
性別では、「汗が多く出る」が男女ともトップですが、男性の方が6.2ポイント上回っています。2位は男性が「体臭など、におい」、女性が「気温が高く感じる」と差が出ました。1・2位の差は男性13.9ポイントと大きく開きましたが、女性は1.3ポイントと差がほとんどないうえ、5位の「汗染み」までの差も5.8ポイントに収まっています(男性は17.9ポイント)。男性は2位の「におい」も含め、汗にまつわる事象が気になる傾向がある、女性は汗関連に加え、「体感温度」や「疲れ」といった体調変化や不快感も含めて気になることが多い、と言えそうです。
[画像4: https://prtimes.jp/i/30978/131/resize/d30978-131-d4b56fea3c9b26079807-3.gif ]
男性は「飲み物」、女性は「制汗スプレー」で湿度対策
湿度が気になっても、外出時には対応できることが限られてしまいがちです。こうした【外出時に湿度対策として使っている物や行っていること】を聞いたところ(図表4)、47.4%が挙げたのは「ハンカチ・タオルで汗をぬぐう」という最も基本的ともいえる方法でした。以下、「冷たい飲み物を飲む」36.0%、「うちわ・扇子を使う」32.6%と、体の内側と外側から調整する方法、さらに「制汗スプレーを使う」31.0%と続き、近年注目されている「冷感素材や吸汗性などのインナー・洋服を着る」も4分の1の人が実施していました。性別では、男性は全体と同じ傾向を示していますが、女性では「汗をぬぐう」「制汗スプレー」「冷たい飲み物」がベスト3となり、顔ぶれに少し変化が。女性のほうが軒並み高率であるなか、唯一男性が上回るのは「冷たい飲み物」(37.2%vs34.9%)。汗をぬぐいつつ、冷たい飲み物でジメジメを吹き飛ばしている様子が目に浮かびます。また「対策はしていない」は男性25.5%・女性18.6%と、自然体で過ごしている人も一定数いることがわかりました。
さらに性年代別で細かくみてみると、「冷たい飲み物」は30代男性が43.4%と突出しているものの、各年代で30%台と安定的な支持を集めました。「汗をぬぐう」と「うちわ・扇子」は高齢層、なかでも60代以上の女性で高値となりました。これ以下の年代だと、「制汗スプレー」は30〜50代、「冷感素材や吸汗性などのインナー・洋服」は50〜60代のいずれも女性が主力層に。また全体では7位・7.8%にとどまる「汗取りパッド」ですが、女性の1割、特に20代は19%、また40代と70代以上でも12%台と、全年代で1割前後の人が使っていました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/30978/131/resize/d30978-131-d9d8db5f695e02bc8fda-4.gif ]
「カビ」「洗濯物」…自宅で気になるのは?
【湿気が多いときに住居・生活面で気になること】も聞いてみたところ(図表5)、「カビ」が57.9%でトップに。風通しの悪い場所や北向きの部屋、押し入れの中など、湿気が多い季節はカビが気になりますよね。これに僅差の55.9%で続いたのが「洗濯物が乾かない」。“雨の日に部屋中が洗濯物でいっぱいに…”という経験は、多くの人が持っているのではないでしょうか。さらに「結露」「布団や洋服の湿り気が取れにくい」は4割、「においがこもる」「部屋の空気がこもる」も3分の1の人が挙げました。
【家の中の湿気対策として実施していること】もたずねてみました(図表6)。最多だったのは「窓を開けての換気」53.2%と、半数以上が基本的な対策を挙げました。これに「換気扇」35.3%、スポットへの対応策である「除湿剤・乾燥剤」34.2%と続きました。クーラーの使用では「除湿・ドライモード」32.9%、「冷房モード」19.4%と、湿気にも“冷房”で対処する人が一定数いることがわかりました。性別では、男女とも「窓開け換気」が最多ですが、2位は男性が「クーラーの除湿・ドライモード」、女性は「除湿剤・乾燥剤」と差が。男性は自らの快適性を、女性は居住環境の湿度コントロールを重視する傾向がある、ということなのでしょうか。
[画像6: https://prtimes.jp/i/30978/131/resize/d30978-131-857f845c6e6bb90038fa-5.gif ]
[画像7: https://prtimes.jp/i/30978/131/resize/d30978-131-b159365c73ae824bbed5-6.gif ]
いまや“室内干し用洗剤を常用”が多数派に
図表5でみたように、湿度が多いときに半数以上の人が「洗濯物が乾かない」ことを気にしています。では【梅雨時や雨の日の洗濯干しをどうしている】のでしょうか(図表7)。58.6%と過半数が「部屋干し」と答えたのは納得ですが、「ベランダなど屋外に干す」も14.2%と意外に多いですね。室内に湿気がこもるのを避けるため、“ある程度の雨なら外に干そう”という考えでしょうか。「衣類乾燥機」や「浴室乾燥機」という“文明の利器”を使う人も4分の1にのぼりました。
洗濯物を部屋干しすると、生乾きのにおいや雑菌が気になるもの。これらの解決策のひとつとして【室内干し用の洗剤や柔軟剤を使っているか】もたずねたところ(図表8)、最も多かったのが「常に使っている」36.7%。季節・天候に関わらず部屋干しをする人も多いのかもしれませんね。また、「室内干しするときだけ」の“使い分け派”も15%、「使わない(使っていない)が今後使ってみたい」と興味を示す人も2割強にのぼりました。年代別では、「常に」派が30代以下の若年層より40代・50代で高値を示しているのは興味があるところです。一方で「今後も使う予定はない」としたのは、保守的な考えからか70代以上が33.2%と最多であるほか、20代も29.4%と高値なのが少し意外ですね。
[画像8: https://prtimes.jp/i/30978/131/resize/d30978-131-80ad782da73fe6881f1e-7.gif ]
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日本の風土と切り離せない湿度…だからこそ
最後に、湿気について困っていることや対策で行っていることなど自由に書いてもらいました。湿気で困ることとして多くの人が挙げたのが「洗濯」。乾燥機を完備している家庭が増えているとはいえ、“晴れ間に洗濯しようにもタイミングが合わない” “部屋干しの洗濯物にサーキュレーターで風を当てて乾かした”などは、誰しも経験したことがあるでしょう。また「だるい」「やる気がでない」「気分が上がらない」といった湿気が心身面に及ぼす影響も多くの声がありました。その一方で「気にならない」という人も一定数おり、もはや“諦観の境地”ともいえる声も。これからの季節、湿度対策を施してうまく付き合いながら乗り切っていきましょう。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/30978/table/131_1_8772b0721448c0f68c1348f108ddcc73.jpg ]
調査機関:株式会社プラネットによる調査企画をもとに、株式会社ネオマーケティングにて「湿気」に関する意識調査を実施。
期間:2022年4月6日〜11日、インターネットで4,000人から回答を得ています。
株式会社プラネットとは https://www.planet-van.co.jp/
メーカー、卸売業、小売業がサプライチェーンとして連携し、生活者へのサービス向上を目指して進化を続ける日本の消費財流通を、情報インフラ運営で支えている上場企業(証券コード2391)です。
From プラネットとは https://www.planet-van.co.jp/news/from_planet.html (バックナンバーもご覧になれます)
株式会社プラネットが発信しているニュースレターです。消費財や暮らしに関する旬なトピックスなどをご紹介しています。
本件に関するお問い合わせ先
(今リリースに掲載していない結果や属性データのご紹介や、当社担当者が解説を差し上げることもできます)
株式会社プラネット 広報部(河合、角田)
E-mail : koho-pr@planet-van.co.jp
[画像1: https://prtimes.jp/i/30978/131/resize/d30978-131-750395-pixta_50213898-0.jpg ]
国内1,400社超が利用する日用品流通の情報基盤を運営する株式会社プラネット (所在地:東京都港区、代表取締役社長:田上正勝) は消費財や暮らしにまつわるトピックスをお届けする 『Fromプラネット』 の第181号として、湿気に関する意識調査の結果をご紹介します。未掲載のデータ提供や当社担当者が解説を差し上げることもできますので、お気軽にお問い合わせください。
※回答率(%)は小数点第2位以下を四捨五入し同第1位までを表示しています。そのため、内訳の合計と表示値が異なる場合があります。
年代が上がるほど “湿度が気になる”!
6月が近づき、「すでに梅雨入りした」という地域も出てきました。この時期、「ジメジメして鬱陶しい」「洗濯物が乾かない」「外出が億劫になる」など、ネガティブな感情が湧いてきがちです。その一方で、梅雨は農作物の育成に不可欠な“恵みの雨”をもたらす重要な季節であるほか、“乾燥肌なので、肌がうるおって調子がよい”と感じる人もいるでしょう。そこで今回は、湿気に対する意識や対策法など、いろいろと質問してみました。
地域ごとの差はあるものの、日本では空気中の湿度は季節によって異なります。そこで、【季節ごとの湿気の気になり具合】を聞いてみました(図表1)。最も多くの人が「気になる」としたのは、やはり“梅雨時”。「とても」58.8%と「少し」29.1%を合わせると約9割にのぼりました。これに続くのが“夏”で、「とても」35.9%・「少し」33.9%の合計で7割に。約3カ月におよぶ多湿の季節を控える今、身構えている人もいるでしょう。エリア別では(図表非掲示)、「とても気になる」の比率は“梅雨時”には東北55.9%から九州・沖縄58.7%まで軒並み過半数ですが、梅雨がない北海道が唯一29.7%と低値にとどまりました。また全般では湿気が低い冬や真冬でも、北陸(冬20.0%・真冬18.6%)、甲信越(14.5%・19.1%)、東北(12.9%・16.7%)など降雪量が多い地域では「とても気になる」が高値であるのは納得できますね。
【空気の乾燥と湿気のどちらが気になるか】もたずねたところ(図表2)、「湿気」(「どちらかと言えば」を含む)46.1%、「乾燥」(同)53.9%と、乾燥が気になる人のほうが若干多い結果に。性別では、男性は半数超が「湿気」、女性は6割近くが「乾燥」と差が。女性は“乾燥はお肌の大敵”と考える人が多いのでしょう。性年代別では、男女とも年代が上がるほど「湿気」が気になる傾向がみられ、男性50代以上、女性は70代以上では過半数に。汗のかきやすさ別では“かきにくい”人の25%が「湿気」と回答。汗が出にくい体質だと“熱が体にこもってしまうので湿気が気になる”というのもあるのかもしれません。
[画像2: https://prtimes.jp/i/30978/131/resize/d30978-131-b9cd1b1847e89a8db692-1.gif ]
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外出時、やはり気になるのは「汗」
湿気が多い季節は、体調面でもさまざま気になります。そこで、【湿気が多いときに体調面で気になること】を聞いてみました(図表3)。最も多くの人が挙げたのが「汗が多く出る」38.0%、やはり“湿度”と“汗”は切っても切り離せないもの、ということのようです。以下、「実際の気温以上に温度が高く感じる」30.1%、「体臭など、においが気になる」28.9%、「疲れやすくなる」28.2%、「脇汗など洋服に汗が染みる」27.0%と続きました。「虫刺されや、かぶれ」など虫やカビ・菌が原因となる不快感や症状はいずれも1割程度にとどまり、意外に少ないですね。「気になることはない」という人も23.5%いました。
性別では、「汗が多く出る」が男女ともトップですが、男性の方が6.2ポイント上回っています。2位は男性が「体臭など、におい」、女性が「気温が高く感じる」と差が出ました。1・2位の差は男性13.9ポイントと大きく開きましたが、女性は1.3ポイントと差がほとんどないうえ、5位の「汗染み」までの差も5.8ポイントに収まっています(男性は17.9ポイント)。男性は2位の「におい」も含め、汗にまつわる事象が気になる傾向がある、女性は汗関連に加え、「体感温度」や「疲れ」といった体調変化や不快感も含めて気になることが多い、と言えそうです。
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男性は「飲み物」、女性は「制汗スプレー」で湿度対策
湿度が気になっても、外出時には対応できることが限られてしまいがちです。こうした【外出時に湿度対策として使っている物や行っていること】を聞いたところ(図表4)、47.4%が挙げたのは「ハンカチ・タオルで汗をぬぐう」という最も基本的ともいえる方法でした。以下、「冷たい飲み物を飲む」36.0%、「うちわ・扇子を使う」32.6%と、体の内側と外側から調整する方法、さらに「制汗スプレーを使う」31.0%と続き、近年注目されている「冷感素材や吸汗性などのインナー・洋服を着る」も4分の1の人が実施していました。性別では、男性は全体と同じ傾向を示していますが、女性では「汗をぬぐう」「制汗スプレー」「冷たい飲み物」がベスト3となり、顔ぶれに少し変化が。女性のほうが軒並み高率であるなか、唯一男性が上回るのは「冷たい飲み物」(37.2%vs34.9%)。汗をぬぐいつつ、冷たい飲み物でジメジメを吹き飛ばしている様子が目に浮かびます。また「対策はしていない」は男性25.5%・女性18.6%と、自然体で過ごしている人も一定数いることがわかりました。
さらに性年代別で細かくみてみると、「冷たい飲み物」は30代男性が43.4%と突出しているものの、各年代で30%台と安定的な支持を集めました。「汗をぬぐう」と「うちわ・扇子」は高齢層、なかでも60代以上の女性で高値となりました。これ以下の年代だと、「制汗スプレー」は30〜50代、「冷感素材や吸汗性などのインナー・洋服」は50〜60代のいずれも女性が主力層に。また全体では7位・7.8%にとどまる「汗取りパッド」ですが、女性の1割、特に20代は19%、また40代と70代以上でも12%台と、全年代で1割前後の人が使っていました。
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「カビ」「洗濯物」…自宅で気になるのは?
【湿気が多いときに住居・生活面で気になること】も聞いてみたところ(図表5)、「カビ」が57.9%でトップに。風通しの悪い場所や北向きの部屋、押し入れの中など、湿気が多い季節はカビが気になりますよね。これに僅差の55.9%で続いたのが「洗濯物が乾かない」。“雨の日に部屋中が洗濯物でいっぱいに…”という経験は、多くの人が持っているのではないでしょうか。さらに「結露」「布団や洋服の湿り気が取れにくい」は4割、「においがこもる」「部屋の空気がこもる」も3分の1の人が挙げました。
【家の中の湿気対策として実施していること】もたずねてみました(図表6)。最多だったのは「窓を開けての換気」53.2%と、半数以上が基本的な対策を挙げました。これに「換気扇」35.3%、スポットへの対応策である「除湿剤・乾燥剤」34.2%と続きました。クーラーの使用では「除湿・ドライモード」32.9%、「冷房モード」19.4%と、湿気にも“冷房”で対処する人が一定数いることがわかりました。性別では、男女とも「窓開け換気」が最多ですが、2位は男性が「クーラーの除湿・ドライモード」、女性は「除湿剤・乾燥剤」と差が。男性は自らの快適性を、女性は居住環境の湿度コントロールを重視する傾向がある、ということなのでしょうか。
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いまや“室内干し用洗剤を常用”が多数派に
図表5でみたように、湿度が多いときに半数以上の人が「洗濯物が乾かない」ことを気にしています。では【梅雨時や雨の日の洗濯干しをどうしている】のでしょうか(図表7)。58.6%と過半数が「部屋干し」と答えたのは納得ですが、「ベランダなど屋外に干す」も14.2%と意外に多いですね。室内に湿気がこもるのを避けるため、“ある程度の雨なら外に干そう”という考えでしょうか。「衣類乾燥機」や「浴室乾燥機」という“文明の利器”を使う人も4分の1にのぼりました。
洗濯物を部屋干しすると、生乾きのにおいや雑菌が気になるもの。これらの解決策のひとつとして【室内干し用の洗剤や柔軟剤を使っているか】もたずねたところ(図表8)、最も多かったのが「常に使っている」36.7%。季節・天候に関わらず部屋干しをする人も多いのかもしれませんね。また、「室内干しするときだけ」の“使い分け派”も15%、「使わない(使っていない)が今後使ってみたい」と興味を示す人も2割強にのぼりました。年代別では、「常に」派が30代以下の若年層より40代・50代で高値を示しているのは興味があるところです。一方で「今後も使う予定はない」としたのは、保守的な考えからか70代以上が33.2%と最多であるほか、20代も29.4%と高値なのが少し意外ですね。
[画像8: https://prtimes.jp/i/30978/131/resize/d30978-131-80ad782da73fe6881f1e-7.gif ]
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日本の風土と切り離せない湿度…だからこそ
最後に、湿気について困っていることや対策で行っていることなど自由に書いてもらいました。湿気で困ることとして多くの人が挙げたのが「洗濯」。乾燥機を完備している家庭が増えているとはいえ、“晴れ間に洗濯しようにもタイミングが合わない” “部屋干しの洗濯物にサーキュレーターで風を当てて乾かした”などは、誰しも経験したことがあるでしょう。また「だるい」「やる気がでない」「気分が上がらない」といった湿気が心身面に及ぼす影響も多くの声がありました。その一方で「気にならない」という人も一定数おり、もはや“諦観の境地”ともいえる声も。これからの季節、湿度対策を施してうまく付き合いながら乗り切っていきましょう。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/30978/table/131_1_8772b0721448c0f68c1348f108ddcc73.jpg ]
調査機関:株式会社プラネットによる調査企画をもとに、株式会社ネオマーケティングにて「湿気」に関する意識調査を実施。
期間:2022年4月6日〜11日、インターネットで4,000人から回答を得ています。
株式会社プラネットとは https://www.planet-van.co.jp/
メーカー、卸売業、小売業がサプライチェーンとして連携し、生活者へのサービス向上を目指して進化を続ける日本の消費財流通を、情報インフラ運営で支えている上場企業(証券コード2391)です。
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