HACCP対応温度管理システム「ハサレポ」10月末に発売開始
[20/07/31]
提供元:PRTIMES
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食品保管の温度記録と監視をIoTでかんたん自動化
ラトックシステム株式会社(本社:大阪市浪速区、代表取締役 近藤正和、以下ラトックシステム)は、HACCP(ハサップ)で必要とされている温度の記録を自動化し、帳票の作成までサポートする食品業界向けIoTシステム「ハサレポ」の提供を2020年10月末より開始します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/23921/132/resize/d23921-132-490346-2.png ]
昨今のコロナ禍で、食品を扱う現場では消毒作業や換気など作業者の負荷がますます増しています。一方、世界各国で義務化が進む食品の衛生管理手法HACCPが、日本でも制度化され2020年6月に施行されました。猶予期間が完了する2021年6月までには、食品を扱うすべての業種で体制づくりが不可欠となっており、管理の記録や帳票作成の負担増が課題となっています。
保管温度の自動記録、帳票作成で現場負担を削減
ハサレポは、HACCPで義務化された温度管理の記録を自動で残すことができる食品業界向けの温度管理システムです。
https://sol.ratocsystems.com/service/haccp/
食の安全性を保つ重要な要素、温度の計測から帳票作成までをハサレポがサポート、自動化により現場の負担を軽減します。冷蔵、倉庫など、食品を保管している場所の温度をセンサーで計測し無線でクラウドに記録、管理者はPC、現場はスマホで温度や記録の確認が可能です。
警報通知で温度異常に迅速対応、食品ロスを削減
見える化のほか、計測した温度が設定した値を超えるとPCやスマホに警報を通知する機能も備えています。10分ごとの高頻度で温度監視をおこない、通知はいつでもどこでも受信が可能。温度の異常に迅速に対応できます。通知機能は保冷庫の開放や故障の検知、無人環境下の適正な温度把握と管理が可能で、食品ロスの削減にも有効です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/23921/132/resize/d23921-132-251395-1.png ]
電源を入れるだけのかんたん接続
さらに、本システムは導入のしやすさにも配慮。ネットワークの設定は不要、電源を入れるだけでクラウドとの接続が完了します。ゲートウェイとクラウドとの間はLTE-Mで接続、Wi-Fiおよびインターネット環境のない場所にも設置可能です。
電池駆動、防水設計の温度センサー
温度センサーには保管温度を計測するサーミスタ2本と室温、湿度を計測するセンサーを搭載。電池駆動、IP67防水設計で、清掃で水がかかる環境でも使用できます。ゲートウェイとはWi-SUNで最大10台まで接続可能。温度センサーとゲートウェイ間の通信距離は、最大数百m※1程度となります。
サーミスタによる計測のほか、冷凍冷蔵庫メーカーとの連携などにより、既存のRS485接続冷凍冷蔵庫から保管温度のデータを取得する提案も可能です。
運用費は通信、クラウド、アプリ更新料込みで年額7万円(税別)
料金体系は、PCアプリのライセンスが通信費、クラウド利用料、アプリ更新料込みで年額70,000円(税別)※2。ハードウェアは、別途買い切りでの提供となります。今後、ゲートウェイと温度センサーを組み合わせたスターターセットもラインナップに加える予定です。
※1 通信距離は環境により異なります
※2 ゲートウェイ1台あたりの価格です。ゲートウェイはパソコン1台あたり最大4台まで接続可能。
【LTE-Mについて】
LTE-Mは携帯キャリアのセルラーネットワークを用いた LPWA 規格の1つです。既存のLTE基地局をベースとしたエリアをカバーし、広域で省電力な通信がおこなえます。
【Wi-SUNについて】
Wi-SUNは920MHz帯を使用する無線規格で、低消費電力でありながら長距離のデータ伝送が可能です。2.4GHzとの電波干渉を起こしにくく、回り込み特性に優れているため、安定通信がおこなえます。
開発の背景
ラトックシステムは酒造現場での実証実験を経て、2018年酒造品温モニタリングシステム「もろみ日誌」をリリースしました。もろみ日誌は、酒造3工程(麹、酒母、もろみ)の品温計測、記録、帳票印刷をサポート、スマホへの通知や品温確認もできる、酒造りに特化したシステムです。リリース後より、日本でのHACCP義務化を意識した食品分野からの相談をいただくようになり、この度の製品化に至りました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/23921/132/resize/d23921-132-237802-0.png ]
食品を扱う現場においても、ハードからアプリまで一貫した自社開発を強みとして、市場ニーズに応えた機能アップデートをおこなう予定です。
ハサレポの特長
保管庫や冷蔵庫の温度を測って無線で送信
10分ごとに温度を自動計測
温度センサー本体の内蔵センサーで室温、湿度も同時に計測
計測データを蓄積してグラフ化、印刷も可能
設定温度範囲を超えたらスマホに警告通知
温度センサーは設置しやすい電池駆動(電池寿命約1年)
ゲートウェイ1台に温度センサーを最大10台まで接続可能
1台のパソコンにゲートウェイを4台まで接続可能
電源を入れるだけでかんたん接続
機器構成
●ハードウェア(買い切り)(税別)
Wi-SUN LTE-Mゲートウェイ RS-WSLTEGW1 ¥50,000
Wi-SUN温度センサー(サーミスタ) RS-WSTS1-TH ¥65,000 ※サーミスタ2本搭載
Wi-SUN温度センサー(RS485)製品化予定
●運用費(年額)(税別)
ハサレポ1ライセンス(1年間) RS-HRL1Y ¥70,000 ※ゲートウェイ1台につき
関連URL
HACCP対応温度管理システム「ハサレポ」情報
https://sol.ratocsystems.com/service/haccp/
本システムに関するお問い合わせ先
ラトックシステム株式会社 東京支店 コーポレート・ソリューショングループ
住所 : 〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町18-11 COSMO 8 6階
電話 : 03-5847-7600
メールフォーム : https://sol.ratocsystems.com/contact/
報道関係の方のお問い合わせ先
ラトックシステム株式会社 広報 大塚
住所 : 〒556-0012 大阪府大阪市浪速区敷津東1-6-14朝日なんばビル
電話 : 06-6633-6744
メールフォーム : https://www.ratocsystems.com/mail/press.html
ラトックシステム株式会社(本社:大阪市浪速区、代表取締役 近藤正和、以下ラトックシステム)は、HACCP(ハサップ)で必要とされている温度の記録を自動化し、帳票の作成までサポートする食品業界向けIoTシステム「ハサレポ」の提供を2020年10月末より開始します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/23921/132/resize/d23921-132-490346-2.png ]
昨今のコロナ禍で、食品を扱う現場では消毒作業や換気など作業者の負荷がますます増しています。一方、世界各国で義務化が進む食品の衛生管理手法HACCPが、日本でも制度化され2020年6月に施行されました。猶予期間が完了する2021年6月までには、食品を扱うすべての業種で体制づくりが不可欠となっており、管理の記録や帳票作成の負担増が課題となっています。
保管温度の自動記録、帳票作成で現場負担を削減
ハサレポは、HACCPで義務化された温度管理の記録を自動で残すことができる食品業界向けの温度管理システムです。
https://sol.ratocsystems.com/service/haccp/
食の安全性を保つ重要な要素、温度の計測から帳票作成までをハサレポがサポート、自動化により現場の負担を軽減します。冷蔵、倉庫など、食品を保管している場所の温度をセンサーで計測し無線でクラウドに記録、管理者はPC、現場はスマホで温度や記録の確認が可能です。
警報通知で温度異常に迅速対応、食品ロスを削減
見える化のほか、計測した温度が設定した値を超えるとPCやスマホに警報を通知する機能も備えています。10分ごとの高頻度で温度監視をおこない、通知はいつでもどこでも受信が可能。温度の異常に迅速に対応できます。通知機能は保冷庫の開放や故障の検知、無人環境下の適正な温度把握と管理が可能で、食品ロスの削減にも有効です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/23921/132/resize/d23921-132-251395-1.png ]
電源を入れるだけのかんたん接続
さらに、本システムは導入のしやすさにも配慮。ネットワークの設定は不要、電源を入れるだけでクラウドとの接続が完了します。ゲートウェイとクラウドとの間はLTE-Mで接続、Wi-Fiおよびインターネット環境のない場所にも設置可能です。
電池駆動、防水設計の温度センサー
温度センサーには保管温度を計測するサーミスタ2本と室温、湿度を計測するセンサーを搭載。電池駆動、IP67防水設計で、清掃で水がかかる環境でも使用できます。ゲートウェイとはWi-SUNで最大10台まで接続可能。温度センサーとゲートウェイ間の通信距離は、最大数百m※1程度となります。
サーミスタによる計測のほか、冷凍冷蔵庫メーカーとの連携などにより、既存のRS485接続冷凍冷蔵庫から保管温度のデータを取得する提案も可能です。
運用費は通信、クラウド、アプリ更新料込みで年額7万円(税別)
料金体系は、PCアプリのライセンスが通信費、クラウド利用料、アプリ更新料込みで年額70,000円(税別)※2。ハードウェアは、別途買い切りでの提供となります。今後、ゲートウェイと温度センサーを組み合わせたスターターセットもラインナップに加える予定です。
※1 通信距離は環境により異なります
※2 ゲートウェイ1台あたりの価格です。ゲートウェイはパソコン1台あたり最大4台まで接続可能。
【LTE-Mについて】
LTE-Mは携帯キャリアのセルラーネットワークを用いた LPWA 規格の1つです。既存のLTE基地局をベースとしたエリアをカバーし、広域で省電力な通信がおこなえます。
【Wi-SUNについて】
Wi-SUNは920MHz帯を使用する無線規格で、低消費電力でありながら長距離のデータ伝送が可能です。2.4GHzとの電波干渉を起こしにくく、回り込み特性に優れているため、安定通信がおこなえます。
開発の背景
ラトックシステムは酒造現場での実証実験を経て、2018年酒造品温モニタリングシステム「もろみ日誌」をリリースしました。もろみ日誌は、酒造3工程(麹、酒母、もろみ)の品温計測、記録、帳票印刷をサポート、スマホへの通知や品温確認もできる、酒造りに特化したシステムです。リリース後より、日本でのHACCP義務化を意識した食品分野からの相談をいただくようになり、この度の製品化に至りました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/23921/132/resize/d23921-132-237802-0.png ]
食品を扱う現場においても、ハードからアプリまで一貫した自社開発を強みとして、市場ニーズに応えた機能アップデートをおこなう予定です。
ハサレポの特長
保管庫や冷蔵庫の温度を測って無線で送信
10分ごとに温度を自動計測
温度センサー本体の内蔵センサーで室温、湿度も同時に計測
計測データを蓄積してグラフ化、印刷も可能
設定温度範囲を超えたらスマホに警告通知
温度センサーは設置しやすい電池駆動(電池寿命約1年)
ゲートウェイ1台に温度センサーを最大10台まで接続可能
1台のパソコンにゲートウェイを4台まで接続可能
電源を入れるだけでかんたん接続
機器構成
●ハードウェア(買い切り)(税別)
Wi-SUN LTE-Mゲートウェイ RS-WSLTEGW1 ¥50,000
Wi-SUN温度センサー(サーミスタ) RS-WSTS1-TH ¥65,000 ※サーミスタ2本搭載
Wi-SUN温度センサー(RS485)製品化予定
●運用費(年額)(税別)
ハサレポ1ライセンス(1年間) RS-HRL1Y ¥70,000 ※ゲートウェイ1台につき
関連URL
HACCP対応温度管理システム「ハサレポ」情報
https://sol.ratocsystems.com/service/haccp/
本システムに関するお問い合わせ先
ラトックシステム株式会社 東京支店 コーポレート・ソリューショングループ
住所 : 〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町18-11 COSMO 8 6階
電話 : 03-5847-7600
メールフォーム : https://sol.ratocsystems.com/contact/
報道関係の方のお問い合わせ先
ラトックシステム株式会社 広報 大塚
住所 : 〒556-0012 大阪府大阪市浪速区敷津東1-6-14朝日なんばビル
電話 : 06-6633-6744
メールフォーム : https://www.ratocsystems.com/mail/press.html