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ダッソー・システムズ、消費財・小売業向けのインダストリー・ソリューション・エクスペリエンス「マイ・リテール・シアター」を発表

写真並みの3Dビジュアライゼーション機能とインタラクティブ性で 「自分だけ」の商品づくりやショッピング体験が可能に

3Dエクスペリエンス企業であり、3D 設計ソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、そしてプロダクト・ライフサイクル・マネジメント (PLM) ソリューションにおける世界的リーダーであるダッソー・システムズ (Euronext Paris: #13065, DSY.PA) は本日、消費財・小売業向けの新しいインダストリー・ソリューション・エクスペリエンス、「マイ・リテール・シアター」を発表しました。3Dエクスペリエンス・プラットフォームを基盤とする「マイ・リテール・シアター」は、消費財関連企業に向けて、インタラクティブで、かつ写真のように高画質の3Dビジュアライゼーション機能を提供します。「マイ・リテール・シアター」を導入することで、消費財関連企業は、消費者が自ら欲しい商品の構成や組み合わせをパーソナライズ化し、変更・保存する機能を、リアル店舗とオンラインショップの双方をつなぐ形で提供できます。またこのインダストリー・ソリューション・エクスペリエンスは、実店舗の規模に関わらず全ての商品を表示できる機能をもつため、小売業は消費者の選択肢を増やしながら、在庫リスクを低減できます。





[画像: http://prtimes.jp/i/6067/133/resize/d6067-133-635211-1.jpg ]



動きの速いファッション業界のなかで、消費者は常に新しい商品やショッピング・エクスペリエンスを期待しています。小売各社は、消費者と親密な関係性を構築し強化することで、ブランド・ロイヤリティを獲得する必要があります。電子商取引の販売高が世界的に増加傾向にあるいっぽうで、リアル店舗も「買い物客とのつながりを保持する」という重要な役割を担い続けています。小売各社は、適確な在庫管理やトレンドを反映した商品の提供、質の高いストアディスプレイによって各種課題に対処し、競争力を維持しなければなりません。

ダッソー・システムズの「マイ・リテール・シアター」インダストリー・ソリューション・エクスペリエンスは、製品開発に使われたデータを消費者向けのビジュアル・エクスペリエンスへと再活用し、小売各社と消費者の双方にメリットをもたらします。小売各社は、「マイ・リテール・シアター」が実現するデジタル・コンティニュイティ (デジタル情報基盤上へのデータ集約と可視化) を通じて、製品のデザイン段階で作成された3Dマスター・モデルから販売ツールやマーケティング資産を作り出し、あらゆる販売機会を通じて一貫性のあるメッセージを発信し続けることが可能です。

3Dエクスペリエンス・プラットフォームの3Dフォトリアリスティック機能により、消費者はリアル店舗またはウェブ上で、タブレットやスマートフォン、タッチ・スクリーンベースのシステムなどのインタラクティブ・ディスプレイ・デバイスを使い、商品の選択・構成・パーソナライズ (個別化) を行うことができます。具体的には、競技用のフットウェア、ジュエリー、腕時計、革製品、その他消費財を、インタラクティブなやりとりを通じて検討し、商品の色、素材、テクスチャを自身の好みに応じてカスタマイズできます。商品の構成要素の表示は在庫状況に紐付いており、実際のリードタイムに基づく納入予定も確認できます。消費者はすべての構成や組み合わせを設定後、チェックアウトの手続きを行い、自身がカスタマイズした商品をソーシャルメディアでシェア (共有) できます。

また「マイ・リテール・シアター」を導入し、店頭の在庫を3Dデジタル・フォトリアリスティック・イメージに置き換えることも可能です。これによって小売店舗では、店頭在庫を積み上げたり、店舗ディスプレイの質を落としたりすることなく、幅広い商品ラインナップを消費者に提示できます。さらに、消費者の好みやトレンドに対する洞察を得ることで、自社のオンラインビジネスを最大限に拡大できます。

Deckers Brands社のシニア・イノベーション・マネージャーである Chris Hilliyer氏は次のように述べています。「率直に言えば、これはお客様と対話しお客様に選択肢を提供する、ということなのです。煩わしい在庫管理を行うことなく、選択肢を無限に提供できるのです。3Dツールは、ブランドと消費者との関わり方を一変させます。これは業界にとって革命的な出来事です。」

ダッソー・システムズの消費財・小売業担当バイス・プレジデントであるスーザン・オリビエは次のように述べています。「ダッソー・システムズの『マイ・リテール・シアター』インダストリー・ソリューション・エクスペリエンスは、デジタルなルックブック (LOOKBOOK) やカタログから、オンラインショップ、リアル店舗におけるインタラクティブなインストアコンセプトに至るまで、あらゆるチャネルを横断する、極限までパーソナライズされた購入エクスペリエンスを提供します。それにより、消費者が商品を見て回る段階から、その先へと移行するのを促します。テクノロジー、その中でも特にコンセプトから消費者へとつながる3D設計データは、これまでの店舗の枠にとらわれない、新しい買い物のあり方を提案します。当社のインダストリー・ソリューション・エクスペリエンスのポートフォリオは、製品のイノベーションや消費者の環境に必要なデジタル・コンティニュイティを提供します。」

ダッソー・システムズの消費財・小売業向けインダストリー・ソリューション・エクスペリエンスについての詳細はこちらをご覧ください:
http://www.3ds.com/ja/industries/consumer-goods-retail/

(以上)

ダッソー・システムズについて
ダッソー・システムズは、3Dエクスペリエンス企業として、企業や個人にバーチャル・ユニバースを提供することで、持続可能なイノベーションを提唱します。世界をリードする同社のソリューション群は製品設計、生産、保守に変革をもたらしています。ダッソー・システムズのコラボレーティブ・ソリューションはソーシャル・イノベーションを促進し、現実世界をよりよいものとするため、バーチャル世界の可能性を押し広げます。ダッソー・システムズ・グループは140カ国以上、あらゆる規模、業種の約19万社のお客様に価値を提供しています。より詳細な情報は、www.3ds.com (英語)、www.3ds.com/ja (日本語)をご参照ください。

3DEXPERIENCE、Compassロゴ、3DSロゴ、CATIA、SOLIDWORKS、ENOVIA、DELMIA、SIMULIA、GEOVIA、EXALEAD、 3D VIA、BIOVIA、NETVIBES、3DSWYMおよび3DEXCITEはアメリカ合衆国、またはその他の国における、ダッソー・システムズまたはその子会社の登録商標です。
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