CBRE、地場オーナーが保有する建物「アーバン札幌ビル」の有効活用をサポート
[23/05/27]
提供元:PRTIMES
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「商業ビル」から「オフィスビル」へのコンバージョンで、900坪超のテナント埋め戻しに成功
CBRE(日本本社:東京都千代田区丸の内)はこのほど、札幌中央アーバン株式会社(以下 札幌中央アーバン)が保有するアーバン札幌ビルの「商業ビル」から「オフィスビル」へのコンバージョン、および「オフィス賃貸における仲介」をサポートしたことを発表しました。
CBREは、コロナ禍の影響等によりテナント退去予定となっていた商業ビルの4、5、6階(各約270坪×3フロア)のリーシング依頼のあった札幌中央アーバンに対して、「商業ビル」に代わり、テナント需要が非常に高い「オフィスビル」への転用をご提案し、2021年6月に札幌中央アーバンとアーバン札幌ビルについて、専任媒介契約を締結しました。
その後、継続して札幌中央アーバンから専任窓口業務の依頼を受け、最終的にB1階一部区画及び、2、3、4、5、6階の計6フロア(募集契約面積の合計は1,208.01坪)となり、本日時点で939.72坪の埋戻しに成功しました。
CBREは、商業ビルのオフィス化において、工事に関するアドバイザリーを行いました。周辺の既存ビルの競合分析を行った上で、想定されるテナントに求められる設備や仕様を採用し、フルスケルトンのフロアに、個別空調、タイルカーペット、OAフロア、LED照明などを導入しました。また、新規開発が相次ぐ新築ビルとの差別化を図れる賃料の設定が可能となるよう、追加投資コストの厳格な管理のもと、競争力の高いオフィスを構築するためのサポートも実施しました。
「商業ビル」から「オフィスビル」へのコンバージョンは、当初は6階ワンフロアのみ、試験導入の予定でしたが、札幌中心部に立地していることもあり、若者のアルバイトが集まるコールセンターやBPOなどの業種との相性がよく、多数の引き合いがありました。結果として、6階以外に、2、3、4、5階もコンバージョンすることになりました。
札幌中央アーバン総務部の国兼 学氏は、「長引くコロナ禍の影響等により、我々の飲食ビルから大型居酒屋チェーンなどからの貸室返却が続き、最終的には2〜6階の合計1,000坪以上の空室が出る見込みでした。仲介業者何社にも相談し、テナントの埋め戻しが進むのか不安でした。そんな中、仲介業者の一社であるCBREから、オフィスビルへのコンバージョンの提案を受けました。担当者からは、テナントが決まる前の思い切ったオフィス化工事が、テナントが持つ商業ビルとしてのイメージを刷新する効果を生むとの説明があり、初期投資もかかる提案でしたので、不安もありましたが、周辺のオフィスマーケットの環境や競合分析などを丁寧に説明してくれた上で、想定テナントへのアプローチ方法や競争力の高い賃料設定など具体的な計画案を示してくれたので、オフィス化による再生案を決断しました。CBREには大変感謝しております」と述べています。
CBRE 札幌支店アドバイザリー&トランザクションサービス オフィス コンサルタントの岩崎風音は、「最初に貸主である札幌中央アーバン様からご相談を受けた際、オフィスでの募集が最もバリューを出せると考えました。2020年以降の札幌のオフィスマーケットでは、新築以外の既存ビルの100坪以上のオフィス空室が、極端に少なく、この動きはしばらく続くことが予測できました。その上、“新耐震基準”、 ”ワンフロアが200坪以上ある“、”個別空調“、”OAフロア“、”電気容量に余裕がある“、”地下歩行空間直結出口からでて1分“などのスペック・条件を満たす物件は、札幌市内のマーケットにおいて、希少性が高く、比較的高い賃料の設定が可能な上、底堅い需要が見込めました。加えて、周辺部で建設中の複合商業施設『Moyuk SAPPORO』や『COCONO SUSUKINO』の札幌の新たなランドマークの再開発計画により、物件の周辺環境が劇的に変化していることも追い風になりました。札幌は引き渡し仕上げがわからないと成約に至りにくい街になりますので、このようなマーケットの特徴を貸主にも丁寧にご説明し、我々のご提案をご理解いただき、テナントが決まる前に思い切ったオフィス化工事に踏み切っていただけたことが、その後のテナント成約に繋がった大きな要因でした。最適なタイミングで最適なソリューションをご提供できたのは、当社が長年蓄積した事業用不動産のプロとしての知見や経験があったからこそだと思います。また、CBREの多岐にわたるサービスライン(コンサルティングチーム、不動産売買チームなど)との横の連携により、今後の空室率や開発トレンドが具体的にイメージできたことも、付加価値の高いご提案を組み立てる上でのベースとなりました。本プロジェクトからの知見や経験を活かして、クライアントのお役に立てるサービスをご提供できるよう、引き続き努めて参ります」と述べています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/27786/133/resize/d27786-133-12987f806316cb898844-0.png ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/27786/133/resize/d27786-133-80455edf7a173075c950-1.png ]
写真(上):施設外観
写真(下):改装後の施設内観
<プロジェクト概要>
担当部署:CBRE 札幌支店 アドバイザリー&トランザクションサービス オフィス
施設:アーバン札幌ビル
所在地:北海道札幌市中央区南三条西4
コンバージョン:店舗→事務所、スケルトン仕上げ→事務所仕上げ、フロア - 2、3、4、5、6階
テナント成約:
[画像3: https://prtimes.jp/i/27786/133/resize/d27786-133-0ce81371f07a33fabe7d-2.png ]
建物規模:地上8 階、地下2階 建
延床面積:10,593.4 平方メートル (3,204.49坪)
竣工:1986年1月
交通:大通10番出口徒歩5分、市営地下鉄南北線すすきの駅3分
CBRE業務:専任媒介契約 - オフィス転用に関するアドバイザリー業務、リーシング業務(オフィス)
■当プロジェクトに関するお問い合わせ先
CBRE 札幌支店 アドバイザリー&トランザクションサービス オフィス コンサルタント 岩崎風音
TEL 070 1798 7657
kazane.iwasaki@cbre.co.jp
CBREアドバイザリー&トランザクションサービス オフィスについて
日本国内における豊富なオフィスマーケットデータと長年培った確かな知見・経験を活用し、お客様の事業目的に沿った不動産ソリューションを提案いたします。 - 生産性の向上と、立地、ポートフォリオ、そして資本構造の最適化に対するアドバイザリーサービスを通じて、職場のパフォーマンス、優秀な人材の確保に関する相対的なソリューションを提供し、最終的には様々な角度からコスト削減や事業用不動産の有効活用等の戦略を立案・実行し、お客様の目的を実現するお手伝いをします。
CBRE日本法人について
CBRE日本法人(シービーアールイー株式会社)は、不動産賃貸・売買仲介サービスにとどまらず、各種アドバイザリー機能やプロパティマネジメント、不動産鑑定評価などの17の幅広いサービスラインを全国規模で展開する法人向け不動産のトータル・ソリューション・プロバイダーです。CBREの前身となった生駒商事が1970年に設立されて以来、半世紀以上にわたり、日本における不動産の専門家として、全国9拠点で地域に根ざしたサービスを展開してきました。企業にとって必要不可欠な「ビジネスインフラ」として認められる不動産アドバイザリー&サービス企業を目指して、国内約1,400名*のプロフェッショナル(*子会社を含む)が、最適かつ的確な不動産ソリューションを中立的な立場で提供致します。詳細につきましては日本国内ホームページ www.cbre.co.jp をご覧ください。公式Twitterアカウント:@cbrejapan
CBREグループについて
CBREグループ(NYSE:CBRE)は、「フォーチュン500」や「S&P 500」にランクされ、ダラスを本拠とする世界最大の事業用不動産サービスおよび投資顧問会社です(2022年の売上ベース)。全世界で約115,000人の従業員(ターナー&タウンゼントの従業員を除く)が、100カ国以上でクライアントに対し、幅広いサービスを提供しています。不動産売買・賃貸借の取引業務、プロパティマネジメント、ファシリティマネジメント、プロジェクトマネジメント、事業用不動産ローン、不動産鑑定評価、不動産開発サービス、不動産投資マネジメント、戦略的コンサルティングを主要業務としています。
CBRE(日本本社:東京都千代田区丸の内)はこのほど、札幌中央アーバン株式会社(以下 札幌中央アーバン)が保有するアーバン札幌ビルの「商業ビル」から「オフィスビル」へのコンバージョン、および「オフィス賃貸における仲介」をサポートしたことを発表しました。
CBREは、コロナ禍の影響等によりテナント退去予定となっていた商業ビルの4、5、6階(各約270坪×3フロア)のリーシング依頼のあった札幌中央アーバンに対して、「商業ビル」に代わり、テナント需要が非常に高い「オフィスビル」への転用をご提案し、2021年6月に札幌中央アーバンとアーバン札幌ビルについて、専任媒介契約を締結しました。
その後、継続して札幌中央アーバンから専任窓口業務の依頼を受け、最終的にB1階一部区画及び、2、3、4、5、6階の計6フロア(募集契約面積の合計は1,208.01坪)となり、本日時点で939.72坪の埋戻しに成功しました。
CBREは、商業ビルのオフィス化において、工事に関するアドバイザリーを行いました。周辺の既存ビルの競合分析を行った上で、想定されるテナントに求められる設備や仕様を採用し、フルスケルトンのフロアに、個別空調、タイルカーペット、OAフロア、LED照明などを導入しました。また、新規開発が相次ぐ新築ビルとの差別化を図れる賃料の設定が可能となるよう、追加投資コストの厳格な管理のもと、競争力の高いオフィスを構築するためのサポートも実施しました。
「商業ビル」から「オフィスビル」へのコンバージョンは、当初は6階ワンフロアのみ、試験導入の予定でしたが、札幌中心部に立地していることもあり、若者のアルバイトが集まるコールセンターやBPOなどの業種との相性がよく、多数の引き合いがありました。結果として、6階以外に、2、3、4、5階もコンバージョンすることになりました。
札幌中央アーバン総務部の国兼 学氏は、「長引くコロナ禍の影響等により、我々の飲食ビルから大型居酒屋チェーンなどからの貸室返却が続き、最終的には2〜6階の合計1,000坪以上の空室が出る見込みでした。仲介業者何社にも相談し、テナントの埋め戻しが進むのか不安でした。そんな中、仲介業者の一社であるCBREから、オフィスビルへのコンバージョンの提案を受けました。担当者からは、テナントが決まる前の思い切ったオフィス化工事が、テナントが持つ商業ビルとしてのイメージを刷新する効果を生むとの説明があり、初期投資もかかる提案でしたので、不安もありましたが、周辺のオフィスマーケットの環境や競合分析などを丁寧に説明してくれた上で、想定テナントへのアプローチ方法や競争力の高い賃料設定など具体的な計画案を示してくれたので、オフィス化による再生案を決断しました。CBREには大変感謝しております」と述べています。
CBRE 札幌支店アドバイザリー&トランザクションサービス オフィス コンサルタントの岩崎風音は、「最初に貸主である札幌中央アーバン様からご相談を受けた際、オフィスでの募集が最もバリューを出せると考えました。2020年以降の札幌のオフィスマーケットでは、新築以外の既存ビルの100坪以上のオフィス空室が、極端に少なく、この動きはしばらく続くことが予測できました。その上、“新耐震基準”、 ”ワンフロアが200坪以上ある“、”個別空調“、”OAフロア“、”電気容量に余裕がある“、”地下歩行空間直結出口からでて1分“などのスペック・条件を満たす物件は、札幌市内のマーケットにおいて、希少性が高く、比較的高い賃料の設定が可能な上、底堅い需要が見込めました。加えて、周辺部で建設中の複合商業施設『Moyuk SAPPORO』や『COCONO SUSUKINO』の札幌の新たなランドマークの再開発計画により、物件の周辺環境が劇的に変化していることも追い風になりました。札幌は引き渡し仕上げがわからないと成約に至りにくい街になりますので、このようなマーケットの特徴を貸主にも丁寧にご説明し、我々のご提案をご理解いただき、テナントが決まる前に思い切ったオフィス化工事に踏み切っていただけたことが、その後のテナント成約に繋がった大きな要因でした。最適なタイミングで最適なソリューションをご提供できたのは、当社が長年蓄積した事業用不動産のプロとしての知見や経験があったからこそだと思います。また、CBREの多岐にわたるサービスライン(コンサルティングチーム、不動産売買チームなど)との横の連携により、今後の空室率や開発トレンドが具体的にイメージできたことも、付加価値の高いご提案を組み立てる上でのベースとなりました。本プロジェクトからの知見や経験を活かして、クライアントのお役に立てるサービスをご提供できるよう、引き続き努めて参ります」と述べています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/27786/133/resize/d27786-133-12987f806316cb898844-0.png ]
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写真(上):施設外観
写真(下):改装後の施設内観
<プロジェクト概要>
担当部署:CBRE 札幌支店 アドバイザリー&トランザクションサービス オフィス
施設:アーバン札幌ビル
所在地:北海道札幌市中央区南三条西4
コンバージョン:店舗→事務所、スケルトン仕上げ→事務所仕上げ、フロア - 2、3、4、5、6階
テナント成約:
[画像3: https://prtimes.jp/i/27786/133/resize/d27786-133-0ce81371f07a33fabe7d-2.png ]
建物規模:地上8 階、地下2階 建
延床面積:10,593.4 平方メートル (3,204.49坪)
竣工:1986年1月
交通:大通10番出口徒歩5分、市営地下鉄南北線すすきの駅3分
CBRE業務:専任媒介契約 - オフィス転用に関するアドバイザリー業務、リーシング業務(オフィス)
■当プロジェクトに関するお問い合わせ先
CBRE 札幌支店 アドバイザリー&トランザクションサービス オフィス コンサルタント 岩崎風音
TEL 070 1798 7657
kazane.iwasaki@cbre.co.jp
CBREアドバイザリー&トランザクションサービス オフィスについて
日本国内における豊富なオフィスマーケットデータと長年培った確かな知見・経験を活用し、お客様の事業目的に沿った不動産ソリューションを提案いたします。 - 生産性の向上と、立地、ポートフォリオ、そして資本構造の最適化に対するアドバイザリーサービスを通じて、職場のパフォーマンス、優秀な人材の確保に関する相対的なソリューションを提供し、最終的には様々な角度からコスト削減や事業用不動産の有効活用等の戦略を立案・実行し、お客様の目的を実現するお手伝いをします。
CBRE日本法人について
CBRE日本法人(シービーアールイー株式会社)は、不動産賃貸・売買仲介サービスにとどまらず、各種アドバイザリー機能やプロパティマネジメント、不動産鑑定評価などの17の幅広いサービスラインを全国規模で展開する法人向け不動産のトータル・ソリューション・プロバイダーです。CBREの前身となった生駒商事が1970年に設立されて以来、半世紀以上にわたり、日本における不動産の専門家として、全国9拠点で地域に根ざしたサービスを展開してきました。企業にとって必要不可欠な「ビジネスインフラ」として認められる不動産アドバイザリー&サービス企業を目指して、国内約1,400名*のプロフェッショナル(*子会社を含む)が、最適かつ的確な不動産ソリューションを中立的な立場で提供致します。詳細につきましては日本国内ホームページ www.cbre.co.jp をご覧ください。公式Twitterアカウント:@cbrejapan
CBREグループについて
CBREグループ(NYSE:CBRE)は、「フォーチュン500」や「S&P 500」にランクされ、ダラスを本拠とする世界最大の事業用不動産サービスおよび投資顧問会社です(2022年の売上ベース)。全世界で約115,000人の従業員(ターナー&タウンゼントの従業員を除く)が、100カ国以上でクライアントに対し、幅広いサービスを提供しています。不動産売買・賃貸借の取引業務、プロパティマネジメント、ファシリティマネジメント、プロジェクトマネジメント、事業用不動産ローン、不動産鑑定評価、不動産開発サービス、不動産投資マネジメント、戦略的コンサルティングを主要業務としています。