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異次元の少子化対策として拡充を進める「産後ケア事業」、利用率はたった3割に留まる。利用者の9割が「おすすめしたい」と回答するものの、利用ハードルは高い状況

〜利用しなかった理由は「利用の仕方がよくわからなかった」が最多〜




[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38762/133/38762-133-96eb20199d9e956adca7de025b41a6ef-1950x1300.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

保育施設向けおむつのサブスク「手ぶら登園」や保育施設探しをサポートする「えんさがそっ♪」など、子育て支援サービスを運営するBABY JOB株式会社は、全国の子育てをしている保護者1,181名を対象に、政府が異次元の少子化対策として拡充を進めている「産後ケア事業」に関する実施状況や利用状況を調査しました。

調査の結果、自治体から産後ケア事業の案内を受けた保護者の割合は69.3%にのぼりましたが、「実際に利用した」と回答したのはそのうちの33.9%に留まりました。一方で実際に利用した人に「自治体の産後ケア事業を周りにおすすめしたいと思いますか」と尋ねたところ、「とてもおすすめしたい」「おすすめしたい」と回答した人は87.1%であり、利用者の満足度が高いことがうかがえます。利用しなかった理由として最も多かったのは、「利用の仕方がよくわからなかった」(20.5%)であり、次いで「費用が高かった」(17.8%)、「利用するまでの手順が複雑で諦めた」(14.3%)という結果となりました。

【調査結果 トピックス】
1.産後に悩みやトラブルを感じた保護者は9割以上と産後ケア事業のニーズは高い一方で、自治体の案内にバラつき。埼玉県で「案内された」と回答した人は半数を下回る。
2.自治体の産後ケア事業を「実際に利用した」人はたった3割。利用しなかった理由は「利用の仕方がよく分からなかった」が最多。
3.自治体の産後ケア事業を「周りにおすすめしたい」人は利用者の9割にのぼる。6割以上が「育児に関する相談ができてよかった」と回答。
【調査概要】
アンケート対象:全国の子育てをしている保護者1,181名
アンケート実施期間:2024/2/9〜2024/2/21
調査方法:Googleフォームでアンケート回収
1.産後に悩みやトラブルを感じた保護者は9割以上と産後ケア事業のニーズは高い一方で、自治体の案内にバラつき。埼玉県で「案内された」と回答した人は半数を下回る。
BABY JOBが、全国の子育てをしている保護者1,181名を対象にアンケートを実施したところ、「産後の悩みやトラブルはありましたか?」という質問に対し、産後の悩みやトラブルが「あった」と回答した人は93.6%にものぼりました。

具体的には「睡眠不足」(74.6%)が最多であり、次いで「骨盤のゆるみや乳房の変化など体のトラブル」(60.6%)、「育児の不安」(46.8%)が多く、心身ともにストレスを抱える保護者が非常に多いことが分かりました。このことから、政府が異次元の少子化対策として拡充を進めている「産後ケア事業」は保護者にとってとても有益であることがうかがえます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38762/133/38762-133-c44dd024dbcf1934efe0b5474d5c5675-1950x1300.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

また、「出産後に、自治体の産後ケア事業を案内されましたか?」と尋ねたところ「案内された」と回答した人は69.3%と約7割に達した一方で、都道府県による案内状況にはバラつきがあることもわかりました。

今回、回答者数が50を超えた東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・大阪府・愛知県について都道府県別に回答結果を見ると、東京都では84.8%の人が「案内された」のに対し、埼玉県では46.4%と半数を下回る結果になりました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38762/133/38762-133-201f024918adb6b330bea8e93c6331fe-1950x1300.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

2.自治体の産後ケア事業を「実際に利用した」人はたった3割。利用しなかった理由は「利用の仕方がよく分からなかった」が最多。
自治体から産後ケア事業の案内を受けた保護者に対し、実際に利用したかどうかを尋ねたところ、利用率は33.9%に留まりました。自治体の産後ケア事業を利用しなかった保護者に、その理由を尋ねたところ「利用の仕方がよくわからなかった」(20.5%)が最多であり、次いで「費用が高かった」(17.8%)、「利用するまでの手順が複雑で諦めた」(14.3%)という結果となりました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38762/133/38762-133-d69776db4ebf566bd69b2aec3d346bf7-1950x1300.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

■自治体の産後ケア事業を利用しなかった人の意見 ※一部抜粋
<予約等の手続きを簡略化を求める意見>
・ネットで予約できるようにしてほしい。(30代/女性/東京都)
・利用申請が複雑だったり、役所まで行かなければ行けないなど複雑だった(30代/男性/東京都)
・当日予約可能などのもっと柔軟な対応をお願いしたいです。産後の体調は不安定だったため、当時予約できて体を休められたらよかったなと思いました。(30代/女性/東京都)

<産後ケア施設までの交通手段に対する意見>
・産後ケア施設まで準備して行くのが大変なので誰か来てくれるようなシステムがあればよかったです。(30代/男性/東京都)
・産後ケア施設まで行く交通手段が電車以外にない(タクシーだと高額になるため)(30代/女性/東京都)
・ケア施設が遠く、予防接種未完の状態で子どもを電車に乗せる気にはなれなかった。(30代/女性/東京都)

<対象者を広げてほしいという意見>
・もっと「誰でも気軽に利用して良い」として欲しい(30代/女性/東京都)
・条件を設けるのではなく、出産したら誰もが利用できるようにしてほしい。(30代/女性/埼玉県)
・市役所に申請して通れば利用可能と言われ、自分がその通る条件には当てはまらなさそうだったから。(30代/女性/奈良県)

<費用に関する意見>
・初回無料もしくはもっと安価にして費用面もあまり心配せず気軽に利用出来るような環境を整えてもらえたら利用したかった。育休中だと収入も減るので、子供にもお金がかかるし費用が高いのがネックでした。(30代/女性/山口県)
・宿泊型は高いし、家に来てくれるものはあまり助けになるような事をやってもらえないし余計に疲れるだろうから利用できなかった(30代/女性/兵庫県)
・一泊5,000円は高いためもっと価格を下げて欲しい(20代/女性/東京都)

<その他>
・市のホームページで内容、予約すべて完結できるようにして欲しい。アプリや個別連絡はやめて欲しい。(30代/女性/埼玉県)
・相談会しか無かったので、相談だけで解決できるとは思いづらかった。(30代/女性/徳島県)
・第二子・第三子出産時は、上の子供のお世話があるので宿泊利用などは不可能だった。しかし第一子出産時より休む間がなく明らかに疲弊していたので、多子世帯への助けが欲しかった。(市に相談して出た案が「乳児院」で啞然としました)(30代/女性/大阪府)
・回数も制限があったので、何かあったときに利用したいと思って我慢していたら結局利用できる期間が終わってしまったので、回数が増えたら利用しやすいかもしれないです。(40代/女性/東京都)
3.自治体の産後ケア事業を「周りにおすすめしたい」人は利用者の9割にのぼる。6割以上が「育児に関する相談ができてよかった」と回答。
実際に自治体の産後ケア事業を利用した人に対し、「周りにおすすめしたいと思いますか」と尋ねたところ、「とてもおすすめしたい」「おすすめしたい」と回答した人は87.1%であり、利用者の満足度が高いことがうかがえます。

利用して良かったこととしては、「育児に関する相談ができてよかった」(62.9%)が最多であり、次いで「リフレッシュすることができた」(50.7%)、「話を聞いてもらって気持ちが楽になった」(50.4%)という結果となりました。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38762/133/38762-133-b212da5d8d09969c4829613a8e3fc7d2-1950x1300.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

実際に利用した産後ケア事業は「自宅訪問ケア」が50.7%と一番多く、「産後ケア施設や病院等でデイサービス(日帰り)」は39.2%、「産後ケア施設や病院等でショートステイ(宿泊)」は35.6%の保護者が利用したことが分かりました。

一方で、自治体から産後ケア事業について案内されたかった保護者に対し「自治体の産後ケア事業を利用するとしたらどのサービスを利用したいですか?」と尋ねたところ、「自宅訪問ケア」と回答したのは26.0%と一番少なく、実際に利用した人との差異が見られました。

実際に利用した人からは「予約がいっぱいだった」「もっと気軽に予約を取れるようにしてほしい」「ショートステイができることを知らなかった」などの声があげられていることからも、利用したいサービスと実際に利用できる(しやすい)サービスとの差が大きいことが考えられます。
■実際に利用した人の意見 ※一部抜粋
<回数制限や対象の制限に関する意見>
・1度しか使えなかったので、複数回使えるようにして欲しい(30代/女性/千葉県)
・利用期間の延長と利用回数の増加(40代/女性/東京都)
・産後1年未満や4ヶ月未満が対象で、実際困ったときには期限が過ぎていたこともあったので期限をもっと余裕もたせてほしい(30代/女性/東京都)

<施設数の少なさや不便さに関する意見>
・宿泊を利用したかったが、お産の状況によるから受け入れが難しい旨を複数の施設から言われた。日帰りについても空きが想定よりなく、利用したい日程よりも先になってしまった。(30代/女性/東京都)
・産後ケアの施設がとても混んでいて月1しか利用出来なかった。もっと利用したかった(30代/女性/東京都)
・施設が限られていて希望どおりにはいかなかった(30代/女性/福岡県)
・一施設を登録し、その施設しか利用できない。違う施設を利用する場合は、変更の手続きが必要な点が不便だと感じた。(30代/女性/岡山県)

また利用の有無に関わらず、すべての保護者に対し「自治体の産後ケア事業では、異次元の少子化対策によって、対象者が拡大されました。そのことについてどのように思いますか?」と尋ねたところ、「とてもいいと思う」「いいと思う」と回答した人は86.2%にものぼり、多くの保護者が今後の産後ケア事業の拡充に期待していることがわかりました。
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今回、自治体の産後ケア事業に関するアンケート調査を行い、利用した保護者の期待度や満足度は高いものの、回数制限や利用対象者の制限も厳しく、まだまだ利用ハードルが高いことが明らかになりました。
手ぶら登園では産後ケア施設に対し、紙おむつ・おしりふきを販売
手ぶら登園は、産後ケア施設へのサポートとして、紙おむつおよびおしりふきの提供も実施しています。
詳しくは、こちらよりお問い合わせください。
子育て支援のリーディングカンパニーとして、「すべての人が子育てを楽しいと思える社会」の実現へ
BABY JOBは、子育て支援のリーディングカンパニーとして、これからも「すべての人が子育てを楽しいと思える社会の実現」をビジョンとして掲げ、子育てをする保護者の支援と子どもと向き合う保育士の支援を行っています。その一環として、今後も子育て世帯や保育士に向けてのアンケート調査を実施し、役立つ情報の発信や提言を行ってまいります。
<これまでの調査結果(一部)>
▼【12月22日 働く女性の日/子育てと仕事を両立する女性 約1,300人にアンケート調査】出産を機にキャリアを諦めた女性の割合は男性の約2倍!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000123.000038762.html

▼【11月5日は津波防災の日/子育て中の保護者にアンケート調査】津波の際に避難するための”津波避難場所”を知っている人はたった3割。〜ハザードマップを確認したことがある人も半数を下回る結果に〜
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000113.000038762.html
■ 手ぶら登園について
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38762/133/38762-133-615830538bfa25cacc61da468fac3654-1002x848.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
『手ぶら登園』は、保育施設で紙おむつが使い放題になる日本初※1のサブスクです。
保護者は「紙おむつに名前を手書きして持参する」という手間が無くなり、保育士はおむつの個別管理の手間が無くなるという、保護者・保育士双方の課題を解決するサービスです。2019年7月にサービスを本格的に開始し、現在(2024年2月時点)は4,910施設以上で導入されています。2020年には、日本サブスクリプションビジネス大賞のグランプリを受賞しています。



手ぶら登園の詳細を見る
また、紙おむつに加えて使い捨てコットカバーのサブスクを2022年2月より開始しています。サービスを利用することで、保護者がお昼寝用の寝具を持ち込み・持ち帰り・洗濯する負担を減らすことができます。さらに、下痢や嘔吐で汚れた場合には新しいカバーに取り替える使い捨て仕様のため、衛生的で感染症予防の観点でも安心できるサービスです。
コットカバーのサブスク:https://nap.tebura-touen.com/

※1)2019年当時、BABY JOB調べ
※手ぶら登園(R)はBABY JOB株式会社の登録商標です。
■保育施設探しサポート「えんさがそっ♪」
保護者がスマホを使って片手で簡単に「保活」を行えるプラットフォーム「えんさがそっ♪」。えんさがそっ♪HP:https://ensagaso.com/

保護者は、「えんさがそっ♪」を利用することで、自宅や現在地付近の保育施設を地図上で簡単に検索できたり、気になる保育施設をお気に入り登録して後からまとめて見返せたり、お問い合わせや見学の申し込みをすることができます。授乳中や子どもが寝ている間でも、時間や場所を問わずに気軽に活用できるので、「保活」がもっとスムーズに行えるようになります。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38762/133/38762-133-dceb1437aab48a07fe79bc1a4090ca28-1100x675.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/38762/133/38762-133-28b9cb80384daae982a6f1137589cad4-600x600.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]BABY JOB株式会社
すべての人が子育てを楽しいと思える社会を実現するために、保育施設向けの紙おむつの定額制サービス「手ぶら登園」などを中心に、子育てに関する社会課題の解決に取り組む会社です。■名称:BABY JOB株式会社
■事業内容:保育施設サポート事業、子育て支援事業
■代表取締役社長 上野 公嗣
■所在地:大阪府大阪市淀川区西中島6丁目7番8号
■設立:2018年10月1日
■資本金:1億円
■HP:https://baby-job.co.jp/
■手ぶら登園サービス公式Webサイト:https://tebura-touen.com/
■保育士向けオウンドメディア「手ぶら登園保育コラム」:https://tebura-touen.com/column/
■手ぶら登園公式Twitter:https://twitter.com/teburatouen
■えんさがそっ♪公式Instagram:https://www.instagram.com/ensagaso/
■保護者向け幼保施設の検索サイト「えんさがそっ♪」:https://ensagaso.com
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