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伝導イミュニティ試験ソフトウェア「IM10/CS」販売開始

放送用無線電波に起因する電磁ノイズへの耐性を短時間で、効率的に評価




[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75068/133/75068-133-d2e8344a8a6cebe148f01d520e24f394-890x504.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
伝導イミュニティ試験ソフトウェア 「IM10/CS」

株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高野 俊也(こうの としや)、以下 東陽テクニカ)は、電子機器や自動車の電磁妨害波への耐性を評価するために実施するイミュニティ試験向けのソフトウェア、伝導イミュニティ試験ソフトウェア「IM10/CS」を開発いたしました。2024年7月24日(水)に販売とサポートを開始します。
また、7月24日(水)から3日間、東京ビッグサイトで開催中の「TECHNO-FRONTIER 2024」の構成展「第37回EMC・ノイズ対策技術展」にて当製品を初展示しています。(ブース番号:2E-18)
【 背景/製品概要 】
〜無線機器の活用で重要性が高まるイミュニティ試験〜
私たちの生活のなかで使われているあらゆる電子機器は、常に電磁ノイズを放出し、同時に他の電子機器からの電磁ノイズにも曝されています。この電磁ノイズが強くなると他の電子機器の動作に影響を与え誤動作の原因となります。そのため、電子機器や電子機器を搭載した製品(自動車など)を製造する企業は、製品発売前に、他からの電磁ノイズに曝された際に誤動作しないことを確認するため、電磁波耐性(イミュニティ)試験を実施しています。 
FMラジオや船舶・航空無線などの放送用無線電波により生じやすい電磁ノイズは電源ケーブルや信号ケーブルを伝わって侵入するものもあり、このような電磁ノイズに対する電子機器の耐性を評価するために伝導イミュニティ試験を実施します。近年、無線電波はさまざまなアプリケーションで活用が広がっており、電子機器の安全な利用のために伝導イミュニティ試験の重要性は高まっています。
〜長年のノウハウを活かして生まれた新イミュニティ試験ソフトウェア〜
東陽テクニカは、40年以上にわたりこの電磁ノイズの測定や試験に関わっており、EMC試験用ソフトウェア開発のなかで培った知識と経験や、お客様からのフィードバックをもとに、さまざまなイミュニティ試験ソフトウェアを開発、販売しています。1997年に販売を開始したイミュニティ試験ソフトウェア「IM5」シリーズは、多くの種類の試験機器に対応しているため、柔軟なシステム構築が可能で、これまでに延べ1,100本を販売いたしました。この「IM5」シリーズを全面刷新し、後継として開発したソフトウェアが「IM10」シリーズです。今回販売を開始する伝導イミュニティ試験向けソフトウェア「IM10/CS」は、2023年10月発売の放射イミュニティ試験向けソフトウェア「IM10/RS」に続き、同シリーズ第二弾の製品となります。
〜試験ソフトウェアを統合、複数の試験ケースの一元管理や試験の自動化を実現〜
「IM10/CS」は、電磁ノイズのなかでも、ケーブルを伝わって侵入する電磁ノイズに対する耐性を評価する試験に使用されるもので、これまで民生品用と自動車・車載機器用に分かれていた試験ソフトウェアを統合し、一つのソフトウェアですべての伝導イミュニティ試験に対応できるようになりました。
試験対象機器の動作モードと、ケーブルに電磁ノイズを印加する試験器(結合器)の組み合わせを一元管理できる機能や、外部システムとの連携が容易なプラットフォームを採用し、多様な試験の自動化を可能にする機能が搭載されています。例えば、電磁ノイズに曝された被試験器の誤動作判定において、エンジニア(人)によるモニタリングではなく、自動で判定するシステムの構築が可能です。このような機能により、試験エンジニアの負担軽減、試験時間の短縮につながります。
イミュニティ試験向けソフトウェア「IM10」シリーズは、電子機器や無線電波の利用の広がりとともに重要性が増すイミュニティ試験をより効率的に実施可能にすることで、高いEMC性能を持った製品の開発に寄与してまいります。
【 「IM10/CS」の主な特長 】
-EUTのさまざまな動作モードと使用する試験器(結合器)の組み合わせを一元管理
-試験自動化システムの構築が容易なAPIを用意
-外部システムとの連携が容易なプラットフォームによりさまざまな試験自動化を実現
-ユーザーの好みに応じて豊富なパターンで画面をカスタマイズ可能
【 「TECHNO-FRONTIER 2024」出展概要 】
・開催展名:TECHNO-FRONTIER 2024 第37回EMC・ノイズ対策技術展
・日程:2024年7月24日(水)〜26日(金) 10:00〜17:00
・会場:東京ビッグサイト (東陽テクニカブース番号:2E-18)
・出展お知らせページ:https://www.toyo.co.jp/emc/seminar/detail/id=41720 
【 製品データ 】
・製品名:伝導イミュニティ試験ソフトウェア「IM10/CS」
・販売開始日:2024年7月24日(水)
・定価:150万円(税別)
・製品紹介ページ:https://www.toyo.co.jp/emc/products/detail/id=41863
<株式会社東陽テクニカについて>
 東陽テクニカは、1953年の創立以来、最先端の“はかる”技術のリーディングカンパニーとして、技術革新に貢献してまいりました。その事業分野は、情報通信、自動車、エネルギー、EMC(電磁環境両立性)、海洋、ソフトウェア開発、ライフサイエンス、セキュリティなど多岐にわたります。5G通信の普及、クリーンエネルギーや自動運転車の開発などトレンド分野への最新の技術提供に加え、独自の計測技術を生かした自社製品開発にも注力し、国内外で事業を拡大しています。最新ソリューションの提供を通して、安全で環境にやさしい社会づくりと産業界の発展に貢献してまいります。
株式会社東陽テクニカ Webサイト:https://www.toyo.co.jp/
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