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新たなDIY文化の共創に向けて 東急ハンズとカインズはパートナーへ




報道関係各位
株式会社東急ハンズ
株式会社カインズ

[画像: https://prtimes.jp/i/70824/135/resize/d70824-135-87bb08ea5a7c2b982684-0.jpg ]

株式会社東急ハンズ(代表取締役社長:木村 成一)は、東急不動産ホールディングス株式会社(代表取締役社長:西川 弘典)が本日の取締役会において、連結子会社である当社の発行済株式の全部を株式会社カインズ(代表取締役社長 CEO:高家 正行)に譲渡することを決議し、株式譲渡契約を締結したことにより、2022年3月31日(予定)付で、新たなDIY文化の共創に向けたパートナーとして、カインズグループの一員となることをお知らせいたします。


2社に共通する価値観と事業の相互補完性 - 新たなDIY文化の共創に向けて

東急ハンズは、「手を通じて新たな生活文化を創造しよう」という思いから、1976年の創業時に「手の復権」をキーワードに掲げ、独自のDIY(Do It Yourself)を中心としたライフスタイル提案型ショップとしてスタートしました。
以来 40 年以上に渡り、さまざまな商品を幅広く取り揃え、豊富な商品知識に基づいた親切で丁寧なコンサルティングセールスを行う「CREATIVE LIFE STORE」として、お客様一人ひとりの自分らしいライフスタイルの実現をサポートしています。
また、「地方を元気に!」をキーワードに、地域の商業施設と連携し、地域の魅力を発見、発信、可能性を育むマーケットを創る「Plugs Market(プラグス マーケット)」事業を 2020 年 2 月から展開するなど、様々なチャネルで地域活性化、地域共創へ取り組んでいます。

カインズは1989年の設立以来、「商業を通して社会の発展に貢献する」ことを志に、全国に展開する店舗とそこで働くメンバー(従業員)が、それぞれの地域の皆様のくらしに寄り添いながら事業活動を行っています。
2019年からは、中期経営計画「PROJECT KINDNESS」をスタート、2020年には新しい企業理念を制定し、「世界を、日常から変える。」をビジョン、「くらしに、ららら。」をお客様へのプロミスとし、次の事業・ブランドの成長に向けた取り組みを加速しています。
また、創業理念の未来へ向けた実現を目指して「くみまち」構想を推進し、店舗やそこで働くメンバー(従業員)がハブとなり、それぞれの地域における困りごとや関心、ニーズに丁寧に耳を傾け、くらしに携わる様々なステークホルダーと協働/共創することで、“一人ひとりが主役になれる「まち」(≒地域社会)”づくりに取り組んでいます。


東急ハンズとカインズはパートナーへ

このように、「生活文化の創造」と「くらしに、ららら。」をそれぞれ理念として掲げ、くらしをより良くしていこうという東急ハンズ、カインズ両社の価値観には極めて高い親和性があります。オリジナル商品の開発やデジタル基盤の活用などにおいてシナジーが期待できる両社がお互いをパートナーとすることで、それぞれが目指してきた「新たなDIY文化の創造」を実現できると判断し、東急ハンズはパートナーとしてカインズグループ入りすることとなりました。


新たなDIY文化の共創へ

東急ハンズは2009年に、ブランドスローガンとして「ここは、ヒント・マーケット。」を制定し、店舗をモノ・コト・ヒトの出会いの場とし、何かを始めたい、つくりたいヒトに楽しさ、驚き、発見を提供する売り場づくりを継続しています。
カインズは、くらしを良くするために自分でやってみることのすべてが「DIY」であると考え、DIYの裾野を広げ、DIYを新たなくらしの文化として根付かせていくことを使命として様々な商品やサービスを提供しています。2019年からは、DIYを「ライフスタイル(生活文化)」にすることを目指して「DIYer100万人プロジェクト」にも取り組んできました。
日常のくらし全般、そして地方や郊外に強みを持つカインズと、趣味、ホビークラフト、都市部に強みを持つ東急ハンズは、商品の品揃えもそれぞれに個性がありますが、ご来店されるお客様に共通している思いは「自分らしい暮らしの実現」であると感じています。
日曜大工と呼ばれるいわば狭義のDIYから、調理や洗濯、掃除といった家事をはじめ、アクセサリーづくりや革細工といったクラフト分野、快眠やキャンプ、ガーデニング、さらには仕事や勉強に至るまで、手を動かすこと、考えること、思うこと、感じることのすべてをDIYと広く捉えることで、自分らしいくらしの実現に向けて様々なアプローチが可能となると私たちは信じています。
東急ハンズとカインズは、DIYが一過性のトレンドではなく、広く日本の文化として私たちの生活に根付いていくことを目指して、両社が持つ強みを組み合わせることで、お客様に新たな価値を提供していきたいと考えています。


カインズの事業基盤活用によるシナジー発揮から価値(ブランド)磨き上げ、新たなDIY文化の共創へ

今後は、上記のような共通の理念のもと、カインズの事業基盤の活用を進めると共に、それぞれの価値(ブランド)・個性をさらに磨き上げていくことで、新たなDIY文化を「共創」し、その先にある、お客様のくらしをより良くしていくことに貢献していきたいと考えています。

【カインズの事業基盤の活用】
東急ハンズとカインズは、カインズが強みとして持つSPA(製造小売り)としてのオリジナル商品の開発力や、これまで培ってきたデジタル基盤を最大限活用し、東急ハンズが「ヒント・マーケット」というコンセプトの下で磨き上げてきた発想力や商品・生活提案力、目利き力などを掛け合わせることで、様々な分野でシナジーを発揮してまいります。

1.SPA機能(オリジナル商品開発力)活用
 カインズ全売上の約4割を占めるオリジナル商品開発基盤の活用
2.カインズの有するデジタル基盤活用
 カインズの成長ドライバーであるデジタル基盤の共同利用
3.物流仕入機能の効率化
 物流基盤の共通利用と、サプライチェーン全体の効率化
4.DIY文化共創プロモーション
 DIY文化という共通テーマを、東急ハンズ・カインズの店舗イベントを通じ発信

【戦略的な価値(ブランド)投資による“東急ハンズの魅力の磨き上げ”
カインズ基盤活用の目的は、両社が同質化することではなく、むしろそれぞれの価値(ブランド)・個性を磨き上げることにあります。東急ハンズには、創業以来、長い年月をかけて築き上げてきた価値(ブランド)と高い認知度、そして「コンサルティングセールス」という言葉に象徴される、価値を具現化する強固なケイパビリティがあります。今後は、商品構成や空間、サービス等の革新を通じて、お客様体験を総合的に磨き上げ、時代を捉えた「手の復権」を実現してまいります。

東急ハンズとカインズは今後、くらしをより良くしていこうと志向する両社の、極めて高い親和性を持つ価値観を基軸に、カインズグループとしての強みを生かし、お客様の「より良いくらし」「生活文化の創造」の実現に向けて取り組んでまいります。

株式会社カインズ概要
代 表 者: 代表取締役会長 土屋 裕雅
代表取締役社長 CEO 高家 正行
設 立: 1989 年 3 月
本部所在地: 埼玉県本庄市早稲田の杜 1‐2‐1
資 本 金: 32 億 6,000 万円
事 業 内 容: ホームセンターチェーンの経営
従 業 員 数: 13,097 名(2021 年 2 月末)
店 舗 数: 227 店舗
公式サイ ト: https://www.cainz.co.jp/ (企業サイト)
       https://www.cainz.com/ (オンラインショップ)
       https://magazine.cainz.com/(となりのカインズさん
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