Job総研による『2023年 リモートマネジメント実態調査』を実施 6割がテレワーク中にサボり マネジメント側は9割が黙認
[23/01/30]
提供元:PRTIMES
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〜 8割が満足も課題あり なぜテレワークが働きやすいと感じるのか 〜
キャリアや就職・転職に特化した匿名相談サービス「JobQ(※1)」を展開する株式会社ライボ(本社:東京都渋谷区 代表取締役:小谷匠 以下「ライボ」)の調査機関『Job総研(※2)』は、874人の社会人男女を対象に「2023年 リモートマネジメント実態調査」を実施しました。同調査は現在のテレワークの頻度と昨年同月比の増減や、テレワークでの上司への印象やマネジメントの課題と内容、またテレワーク中のサボり経験の有無とその内容及び、マネジメント側の対応などについて調査しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/13597/137/resize/d13597-137-2142b50be83a898d5d26-0.png ]
【リモートマネジメントの実態】
新型コロナ感染拡大によって多くの企業で導入されたテレワークにより、働き方の多様性が進みましたが、一方で業務上目の届かない範囲が多くなり、出社時とは違ったコミュニケーションの課題が顕著になっています。マネジメントする側とされる側双方でテレワークでの課題にはどのような違いがあるのでしょうか。また具体的にはどのような課題に対してどう対応しているのでしょうか。
Job総研では874人の社会人男女を対象に、現在のテレワークの頻度と昨年同月比の増減や、テレワークでの上司への印象やマネジメントの課題と内容、またテレワーク中のサボり経験有無とその内容及び、マネジメント側の対応などについて調査した「2023年 リモートマネジメント実態調査」を実施しました。
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/13597/table/137_1_a601ac2dcf2e3a95b194ea56aafc5e85.jpg ]
【テレワークの増減と頻度】
現在テレワークを実施している543人に昨年同月と比較したテレワークの増減を聞くと、「とても増加した」18.0%、「増加した」14.2%、「少し増加した」29.1%を合算した61.3%が”増加した派”の回答をしました。”減少した派”の回答は38.7%で、内訳は「とても減少した」6.6%、「減少した」7.2%、「少し減少した」24.9%でした。また現状のテレワークの頻度を聞くと、「フルリモート」23.4%、「週に4日以上」16.4%、「週に3〜4日」18.6%、「週に1〜2日」23.6%、「月に数回」12.0%、「半年〜1年に数回」6.0%で、フルリモートを含めて58.4%が週に3日以上テレワークを実施している結果になりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/13597/137/resize/d13597-137-d0f5c1cef9c7e4e20a8d-1.png ]
【働きやすさと満足度】
全体の874人に出社とテレワークどちらが働きやすいかについて聞くと、「断然テレワーク」34.1%、「どちらかといえばテレワーク」28.9%を合算した63.0%が”テレワーク派”を回答しました。また現在テレワークを実施している543人に満足度を聞くと「とても満足」31.5%、「満足」28.9%、「どちらかといえば満足」24.1%を合算した84.5%が”満足派”の回答をしました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/13597/137/resize/d13597-137-69217be9572d5b2cee56-2.png ]
【テレワークの課題と上司への印象】
テレワークでの課題については、「上司や同僚とのコミュニケーション不足」が45.0%で最多になり、次いで「雑談ができず相手の心理がわからない」が36.2%、「オンとオフの切り替え」が32.8%で上位3つの回答結果になりました。またテレワークにおける上司の印象では、「コミュニケーション不足を感じる」が38.0%で最多回答になり、次いで「特に問題を感じていない」が34.7%、「適切なタイミングでフィードバックがもらえない」が24.5%で上位3つの回答結果になりました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/13597/137/resize/d13597-137-ba03945da23b3ef5b417-3.png ]
※更に詳細な集計データは別紙の「2023年 リモートマネジメント実態調査 報告書」をご参照ください(※3)
【リモートマネジメントの課題】
マネジメントポジションの303人にテレワークでのリモートマネジメントについて課題の有無を聞くと、「ある」が68.0%で「ない」が32.0%でした。また「ある」を回答した206人に課題の内容を聞くと、「メンバーの業務進捗の把握」が48.1%で最多回答になり、次いで「メンバーの理解度や成長度がわかりにくい」が39.8%、「忙しくてマネジメントの時間が取れない」が12.1%という結果になりました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/13597/137/resize/d13597-137-f6107ca4fedf236c766a-4.png ]
【マネジメント課題を感じる働き方】
同じくマネジメントポジションの303人に、出社とテレワークどちらがマネジメント課題を感じるかを聞くと、「テレワーク」32.7%と「どちらかといえばテレワーク」36.6%を合算した69.3%が”テレワーク派”に回答しました。またリモートマネジメントで難しさを感じる事を聞くと、「コミュニケーション」が37.6%で最多回答になり、次いで「業務の進捗管理」が20.1%、「業務量の管理」が13.5%で上位3つの回答結果になりました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/13597/137/resize/d13597-137-e0f74f0c62ba3410e7bc-5.png ]
【テレワーク中のサボりとマネジメント】
全体の874人にテレワーク中にサボった経験の有無を聞くと、「すごくある」15.3%、「ある」23.1%、「ややある」27.0%を合算した65.4%が”ある派”の回答をしました。またマネジメントポジションの303人に、テレワークでのメンバーのサボりへの対応では、「特に対応なし」23.4%、「ほぼ黙認している」21.1%、「ある程度黙認している」42.2%を合算した86.7%が”黙認している派”の回答をしました。
[画像7: https://prtimes.jp/i/13597/137/resize/d13597-137-ed04b0ac6a1b5116e645-6.png ]
【テレワーク中のサボり内容】
テレワーク中にサボった経験ありを回答した572人にサボりの内容を聞くと、「休憩時間を長めにとる」が57.7%で最多回答になり、次いで「ネットサーフィンをする」が50.7%、「業務とは関係ない動画を見る」が24.5%で上位3つの回答結果になりました。
[画像8: https://prtimes.jp/i/13597/137/resize/d13597-137-21b82692cc53a1766d3e-7.png ]
【回答者自由記述コメント】
テレワークでのリモートマネジメントの難しさについてコメントが顕著でした
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/13597/table/137_2_d9f2721fa5a47cfa2d059af49f286346.jpg ]
※更に詳細な集計データは別紙の「2023年 リモートマネジメント実態調査 報告書」をご参照ください(※3)
【調査まとめ】
今回実施した「2023年 リモートマネジメント実態調査」では、回答者全体の6割が昨年同月と比較して「テレワークが増加した」と回答しました。実施頻度はフルリモートを含めて「週3日以上」が6割を占め、その満足度は8割超の結果なりました。また自身のテレワークによる課題では「コミュニケーション不足」が最多回答で、テレワークによる上司への印象でも「コミュニケーション不足」が最多回答になる程、テレワークでは対面と比べてコミュニケーションの不足や質低下への課題が顕著でした。
さらに全体の6割が対面よりもテレワークの方が「働きやすい」と回答している一方、マネジメント側では7割がテレワークの方が「マネジメント課題を感じる」として、その内容に半数の回答者がメンバーの「業務進捗の把握」を上げ、特にコミュニケーションの難しさを挙げていることから、マネジメントする側はテレワークよりも対面の方が働きやすいと感じている印象です。実際に7割弱がテレワークで「サボりをした経験がある」と回答し、マネジメント側の9割弱がメンバーの「サボりを黙認している」という回答結果からも、マネジメント側はサボりをある程度想定した上で黙認していることが推測できますが、同時に業務の進捗把握に難しさを感じているといった印象です。サボりの内容では「休憩時間を長めにとることやネットサーフィン」など、把握しづらい内容が上位を占めていることから、マネジメントする側からすると、それを監視レベルで細かく把握することにコスト面や関係性などの面からデメリットになることも事実なので、結果やりづらさを感じる状況になっていることが推測できます。
またマネジメントされる側も、目が届かない環境によるストレスフリーな状況で業務をしていることから、出社している時よりもある程度気の緩みを生じやすくなっていると同時に、個人のペースで業務を進められることから働きやすさを感じているといった印象です。
マネジメントする側とされる側双方で、同じくコミュニケーションに関する課題を挙げていることからも、業務を進めるにあたって、テレワークでは気軽に相談や雑談などを交えてコミュニケーションを取りながら関係構築をする対面特有のメリットがなくなるので、上司への印象に「コミュニケーション不足やフィードバックをもらうタイミング」などが上がっていることが推測でき、テレワークでは対面よりも関係構築に課題があることもわかる調査結果になりました。ライボでは今後も就職・転職・働き方などに関連する様々な調査を実施し、リアルで透明度の高い情報を発信することで個が活躍する社会の実現を目指してまいります。
[画像9: https://prtimes.jp/i/13597/137/resize/d13597-137-6232579f69949ad93ac5-8.png ]
株式会社ライボ 経営企画室
広報グループ長 兼「Job総研室長」 堀 雅一(ほり まさかず)
2021年にJob総研を立ち上げ、その後”働く社会人や就活生”を中心に様々な観点から意識や行動などについて調査研究を実施。市場の現状と未来を分析し、社会へ発信することで働く社会人や就活生の選択機会に貢献する事を目的としている。
またJob総研の調査をもとに各大学で「キャリア設計」の授業を実施する他、多くのメディアでキャリアや働き方など社会との関連などを解説している
※取材についてのお問い合わせはプレスリリース最下部にある連絡先からお願いします
【(※3)2023年 リモートマネジメント実態調査 報告書】
報告書では同調査の属性や回答結果をより詳細にご確認いただけます
https://job-q.me/articles/14782
【リモートマネジメントのポイント解説】
調査結果をもとにテレワークにおけるマネジメンについてより具体的なポイントを解説しています
https://job-q.me/articles/14783
【(※2)Job総研について】
Job総研は就職・転職やキャリア全般に関する研究や各種調査の実施により、市場の現状と未来を分析し、社会へ発信することで就転職関連市場に貢献する事を目的とし立ち上げられました。
就職・転職・働き方・ランキング・働く女性など多数のジャンルで信頼できる情報を発信していくことにより、就転職活動に役立てていただくことや、キャリアに関する不安や悩みを解決する一助として”個が活躍する社会により良い選択の機会”を提供し就転職市場に貢献してまいります。
【(※1)JobQについて】
「あなたが知りたい”働く”は誰かが知っている」をコンセプトに運営するJobQの累計登録者数は40万人を超え、キャリアや転職に関する情報交換と相談ができるサービスです。具体的な企業名を検索して、現役社員や元社員による口コミだけではなく、仕事全般に関する悩みや就職・転職への不安など漠然とした内容も含まれ、匿名によるユーザ同士でコミュニケーションを取りながら、より良い選択をつくる場になっています。
■JobQ”テレワーク”に関するQ&A
https://job-q.me/tags/22363
【会社概要】
会社名 :株式会社ライボ
設立 :2015年2月3日
代表取締役 :小谷 匠
所在地 :〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目19-9第一暁ビル3階
事業内容 :キャリアや転職に特化した匿名相談サービス「JobQ」の企画・開発・運営
グループ会社 :2019年3月1日 パーソルキャリア株式会社にグループイン
ホームページ :https://laibo.jp/
JobQ :https://job-q.me/
【報道関係者様お問い合わせ先】
株式会社ライボ 広報担当:堀 雅一
Tel :03-6416-1760
Fax :03-6416-0503
携帯直通 :080-4193-1810
Mail :masakazu.hori@laibo.jp
問い合わせフォーム:https://laibo.jp/contact_press/
※現在主にテレワークの勤務形態をとっておりますので、誠に勝手ながらお問い合わせは携帯直通かメール及び問い合わせフォームよりお願い致します
【プレスリリース原稿】
https://prtimes.jp/a/?f=d13597-20230126-801bb1fbd70d2dde1856ff1a2e20ab5d.pdf
キャリアや就職・転職に特化した匿名相談サービス「JobQ(※1)」を展開する株式会社ライボ(本社:東京都渋谷区 代表取締役:小谷匠 以下「ライボ」)の調査機関『Job総研(※2)』は、874人の社会人男女を対象に「2023年 リモートマネジメント実態調査」を実施しました。同調査は現在のテレワークの頻度と昨年同月比の増減や、テレワークでの上司への印象やマネジメントの課題と内容、またテレワーク中のサボり経験の有無とその内容及び、マネジメント側の対応などについて調査しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/13597/137/resize/d13597-137-2142b50be83a898d5d26-0.png ]
【リモートマネジメントの実態】
新型コロナ感染拡大によって多くの企業で導入されたテレワークにより、働き方の多様性が進みましたが、一方で業務上目の届かない範囲が多くなり、出社時とは違ったコミュニケーションの課題が顕著になっています。マネジメントする側とされる側双方でテレワークでの課題にはどのような違いがあるのでしょうか。また具体的にはどのような課題に対してどう対応しているのでしょうか。
Job総研では874人の社会人男女を対象に、現在のテレワークの頻度と昨年同月比の増減や、テレワークでの上司への印象やマネジメントの課題と内容、またテレワーク中のサボり経験有無とその内容及び、マネジメント側の対応などについて調査した「2023年 リモートマネジメント実態調査」を実施しました。
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/13597/table/137_1_a601ac2dcf2e3a95b194ea56aafc5e85.jpg ]
【テレワークの増減と頻度】
現在テレワークを実施している543人に昨年同月と比較したテレワークの増減を聞くと、「とても増加した」18.0%、「増加した」14.2%、「少し増加した」29.1%を合算した61.3%が”増加した派”の回答をしました。”減少した派”の回答は38.7%で、内訳は「とても減少した」6.6%、「減少した」7.2%、「少し減少した」24.9%でした。また現状のテレワークの頻度を聞くと、「フルリモート」23.4%、「週に4日以上」16.4%、「週に3〜4日」18.6%、「週に1〜2日」23.6%、「月に数回」12.0%、「半年〜1年に数回」6.0%で、フルリモートを含めて58.4%が週に3日以上テレワークを実施している結果になりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/13597/137/resize/d13597-137-d0f5c1cef9c7e4e20a8d-1.png ]
【働きやすさと満足度】
全体の874人に出社とテレワークどちらが働きやすいかについて聞くと、「断然テレワーク」34.1%、「どちらかといえばテレワーク」28.9%を合算した63.0%が”テレワーク派”を回答しました。また現在テレワークを実施している543人に満足度を聞くと「とても満足」31.5%、「満足」28.9%、「どちらかといえば満足」24.1%を合算した84.5%が”満足派”の回答をしました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/13597/137/resize/d13597-137-69217be9572d5b2cee56-2.png ]
【テレワークの課題と上司への印象】
テレワークでの課題については、「上司や同僚とのコミュニケーション不足」が45.0%で最多になり、次いで「雑談ができず相手の心理がわからない」が36.2%、「オンとオフの切り替え」が32.8%で上位3つの回答結果になりました。またテレワークにおける上司の印象では、「コミュニケーション不足を感じる」が38.0%で最多回答になり、次いで「特に問題を感じていない」が34.7%、「適切なタイミングでフィードバックがもらえない」が24.5%で上位3つの回答結果になりました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/13597/137/resize/d13597-137-ba03945da23b3ef5b417-3.png ]
※更に詳細な集計データは別紙の「2023年 リモートマネジメント実態調査 報告書」をご参照ください(※3)
【リモートマネジメントの課題】
マネジメントポジションの303人にテレワークでのリモートマネジメントについて課題の有無を聞くと、「ある」が68.0%で「ない」が32.0%でした。また「ある」を回答した206人に課題の内容を聞くと、「メンバーの業務進捗の把握」が48.1%で最多回答になり、次いで「メンバーの理解度や成長度がわかりにくい」が39.8%、「忙しくてマネジメントの時間が取れない」が12.1%という結果になりました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/13597/137/resize/d13597-137-f6107ca4fedf236c766a-4.png ]
【マネジメント課題を感じる働き方】
同じくマネジメントポジションの303人に、出社とテレワークどちらがマネジメント課題を感じるかを聞くと、「テレワーク」32.7%と「どちらかといえばテレワーク」36.6%を合算した69.3%が”テレワーク派”に回答しました。またリモートマネジメントで難しさを感じる事を聞くと、「コミュニケーション」が37.6%で最多回答になり、次いで「業務の進捗管理」が20.1%、「業務量の管理」が13.5%で上位3つの回答結果になりました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/13597/137/resize/d13597-137-e0f74f0c62ba3410e7bc-5.png ]
【テレワーク中のサボりとマネジメント】
全体の874人にテレワーク中にサボった経験の有無を聞くと、「すごくある」15.3%、「ある」23.1%、「ややある」27.0%を合算した65.4%が”ある派”の回答をしました。またマネジメントポジションの303人に、テレワークでのメンバーのサボりへの対応では、「特に対応なし」23.4%、「ほぼ黙認している」21.1%、「ある程度黙認している」42.2%を合算した86.7%が”黙認している派”の回答をしました。
[画像7: https://prtimes.jp/i/13597/137/resize/d13597-137-ed04b0ac6a1b5116e645-6.png ]
【テレワーク中のサボり内容】
テレワーク中にサボった経験ありを回答した572人にサボりの内容を聞くと、「休憩時間を長めにとる」が57.7%で最多回答になり、次いで「ネットサーフィンをする」が50.7%、「業務とは関係ない動画を見る」が24.5%で上位3つの回答結果になりました。
[画像8: https://prtimes.jp/i/13597/137/resize/d13597-137-21b82692cc53a1766d3e-7.png ]
【回答者自由記述コメント】
テレワークでのリモートマネジメントの難しさについてコメントが顕著でした
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/13597/table/137_2_d9f2721fa5a47cfa2d059af49f286346.jpg ]
※更に詳細な集計データは別紙の「2023年 リモートマネジメント実態調査 報告書」をご参照ください(※3)
【調査まとめ】
今回実施した「2023年 リモートマネジメント実態調査」では、回答者全体の6割が昨年同月と比較して「テレワークが増加した」と回答しました。実施頻度はフルリモートを含めて「週3日以上」が6割を占め、その満足度は8割超の結果なりました。また自身のテレワークによる課題では「コミュニケーション不足」が最多回答で、テレワークによる上司への印象でも「コミュニケーション不足」が最多回答になる程、テレワークでは対面と比べてコミュニケーションの不足や質低下への課題が顕著でした。
さらに全体の6割が対面よりもテレワークの方が「働きやすい」と回答している一方、マネジメント側では7割がテレワークの方が「マネジメント課題を感じる」として、その内容に半数の回答者がメンバーの「業務進捗の把握」を上げ、特にコミュニケーションの難しさを挙げていることから、マネジメントする側はテレワークよりも対面の方が働きやすいと感じている印象です。実際に7割弱がテレワークで「サボりをした経験がある」と回答し、マネジメント側の9割弱がメンバーの「サボりを黙認している」という回答結果からも、マネジメント側はサボりをある程度想定した上で黙認していることが推測できますが、同時に業務の進捗把握に難しさを感じているといった印象です。サボりの内容では「休憩時間を長めにとることやネットサーフィン」など、把握しづらい内容が上位を占めていることから、マネジメントする側からすると、それを監視レベルで細かく把握することにコスト面や関係性などの面からデメリットになることも事実なので、結果やりづらさを感じる状況になっていることが推測できます。
またマネジメントされる側も、目が届かない環境によるストレスフリーな状況で業務をしていることから、出社している時よりもある程度気の緩みを生じやすくなっていると同時に、個人のペースで業務を進められることから働きやすさを感じているといった印象です。
マネジメントする側とされる側双方で、同じくコミュニケーションに関する課題を挙げていることからも、業務を進めるにあたって、テレワークでは気軽に相談や雑談などを交えてコミュニケーションを取りながら関係構築をする対面特有のメリットがなくなるので、上司への印象に「コミュニケーション不足やフィードバックをもらうタイミング」などが上がっていることが推測でき、テレワークでは対面よりも関係構築に課題があることもわかる調査結果になりました。ライボでは今後も就職・転職・働き方などに関連する様々な調査を実施し、リアルで透明度の高い情報を発信することで個が活躍する社会の実現を目指してまいります。
[画像9: https://prtimes.jp/i/13597/137/resize/d13597-137-6232579f69949ad93ac5-8.png ]
株式会社ライボ 経営企画室
広報グループ長 兼「Job総研室長」 堀 雅一(ほり まさかず)
2021年にJob総研を立ち上げ、その後”働く社会人や就活生”を中心に様々な観点から意識や行動などについて調査研究を実施。市場の現状と未来を分析し、社会へ発信することで働く社会人や就活生の選択機会に貢献する事を目的としている。
またJob総研の調査をもとに各大学で「キャリア設計」の授業を実施する他、多くのメディアでキャリアや働き方など社会との関連などを解説している
※取材についてのお問い合わせはプレスリリース最下部にある連絡先からお願いします
【(※3)2023年 リモートマネジメント実態調査 報告書】
報告書では同調査の属性や回答結果をより詳細にご確認いただけます
https://job-q.me/articles/14782
【リモートマネジメントのポイント解説】
調査結果をもとにテレワークにおけるマネジメンについてより具体的なポイントを解説しています
https://job-q.me/articles/14783
【(※2)Job総研について】
Job総研は就職・転職やキャリア全般に関する研究や各種調査の実施により、市場の現状と未来を分析し、社会へ発信することで就転職関連市場に貢献する事を目的とし立ち上げられました。
就職・転職・働き方・ランキング・働く女性など多数のジャンルで信頼できる情報を発信していくことにより、就転職活動に役立てていただくことや、キャリアに関する不安や悩みを解決する一助として”個が活躍する社会により良い選択の機会”を提供し就転職市場に貢献してまいります。
【(※1)JobQについて】
「あなたが知りたい”働く”は誰かが知っている」をコンセプトに運営するJobQの累計登録者数は40万人を超え、キャリアや転職に関する情報交換と相談ができるサービスです。具体的な企業名を検索して、現役社員や元社員による口コミだけではなく、仕事全般に関する悩みや就職・転職への不安など漠然とした内容も含まれ、匿名によるユーザ同士でコミュニケーションを取りながら、より良い選択をつくる場になっています。
■JobQ”テレワーク”に関するQ&A
https://job-q.me/tags/22363
【会社概要】
会社名 :株式会社ライボ
設立 :2015年2月3日
代表取締役 :小谷 匠
所在地 :〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目19-9第一暁ビル3階
事業内容 :キャリアや転職に特化した匿名相談サービス「JobQ」の企画・開発・運営
グループ会社 :2019年3月1日 パーソルキャリア株式会社にグループイン
ホームページ :https://laibo.jp/
JobQ :https://job-q.me/
【報道関係者様お問い合わせ先】
株式会社ライボ 広報担当:堀 雅一
Tel :03-6416-1760
Fax :03-6416-0503
携帯直通 :080-4193-1810
Mail :masakazu.hori@laibo.jp
問い合わせフォーム:https://laibo.jp/contact_press/
※現在主にテレワークの勤務形態をとっておりますので、誠に勝手ながらお問い合わせは携帯直通かメール及び問い合わせフォームよりお願い致します
【プレスリリース原稿】
https://prtimes.jp/a/?f=d13597-20230126-801bb1fbd70d2dde1856ff1a2e20ab5d.pdf