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ぷらっとホーム、高い処理性能はそのままに、低価格を実現したIoTゲートウェイの新製品「OpenBlocks(R) IoT FX1/E」を発表

OpenBlocks IoTシリーズにコストパフォーマンスの高いモデルを追加

2023年7月14日、ぷらっとホーム株式会社(証券コード:東証スタンダード6836、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木友康、以下ぷらっとホーム)は、OpenBlocks(R) IoTシリーズの新ラインナップ、「OpenBlocks(R) IoT FX1/E」(オープンブロックス・アイオーティー・エフエックス・ワン・イー)を発表しました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/13751/139/resize/d13751-139-270f4279587b7e0ee72d-0.png ]


IoTゲートウェイはセンサーからデータを受信し、IoT特有のプロトコルをインターネットで利用できるように変換、24時間365日クラウドにデータを送り続ける、システムやビジネスの根幹を支えるデバイスです。

近年ではクラウドやAIの発達により、IoT技術を基盤としたサービスは様々な分野で急速に展開されています。これに伴って利活用されるローカルデータも多岐にわたっており、サービスを構築する上で、IoTゲートウェイの選定は一層重要なウェイトを占めるようになりました。

ぷらっとホームはこうしたニーズを踏まえ、より幅広いご支持をいただけるよう、「OpenBlocks(R) IoT FX1」の処理性能や安定性、またPoE対応等の利便性は変えることなく、ストレージを必要十分な容量にすることで、低価格に抑えた新製品「OpenBlocks(R) IoT FX1/E」を開発いたしました。


「OpenBlocks(R) IoT FX1/E」の特長

高い堅牢性、従来の2倍超の高速処理、低消費電力、利便性が向上したハードウェア
・パワフルで高速、かつ低電力消費のMPU i.MX 8M Plus QuadLiteを搭載。
処理高速化を実現しながらも、低消費電力を実現しています。

・高い処理性能を維持しつつ、コストダウンを実現
「OpenBlocks(R) IoT FX1」と同等の処理性能を維持しつつ、ストレージを8GB(eMMC)に変更することで、お求めになりやすい価格となっています。

・配線や電源供給に制約がある場所でも対応可能なPoE対応
IoTデバイスは人が立ち寄れない場所など、設置場所に制約があることが少なくありません。Ethernetケーブルで受給電可能なPoEに対応し、様々な設置場所に柔軟に対応できます。

・ビジネスで重要な安定稼働の基礎となる堅牢性はそのままに
OpenBlocks(R) IoTシリーズは一貫して各製品の堅牢性を示すMTBF数値(※1)を公表しており、本製品のMTBF値は187万時間(※2)。ファンなどの可動部分をなくしたハードウェア構造による高い堅牢性は従来通り引き継いでいます。

・OpenBlocks(R)の代名詞、設置が容易なコンパクトサイズ
設置場所に困らない手のひらサイズの筐体や、人が通常入らないような場所だけではなく、オフィスなどの人の目に入る場所においても、設置に違和感の少ない白い外観も従来製品を踏襲しています。

高機能IoTゲートウェイソフトウェア FW5搭載。センサーやクラウドとノーコード接続
[画像2: https://prtimes.jp/i/13751/139/resize/d13751-139-a3e6462ab7301ff5f848-1.png ]


・100種類以上のIoTセンサーやデバイスとノーコード接続
IoTセンサーなどの各種IoTデバイスは、主にIoT特有の通信規格やプロトコルが採用されています。それらのIoTゲートウェイに通常必要な、デバイスごとの接続プログラム開発を不要にし、Webブラウザ上での設定で接続を可能とした「IoTゲートウェイソフトウェア FW5」搭載しています。

・主要クラウドサービスともノーコード接続で、開発工数を削減
クラウドやWebサーバーで使われるMQTTやREST等、多様なプロトコルをサポートし、主要クラウドサービスともWebブラウザ上に必要項目を入力するだけのノーコード接続可能。技術者のIoTインフラ部分の開発工数を大幅に削減し、可視化や分析に必要なアプリケーション開発に注力することが可能になります。

・Lua言語スクリプトによりFW5非対応のIoTデバイスもノーコード接続可能 (※3)
複雑なデータ構造のIoTデバイスなど、IoTゲートウェイソフトウェアFW5未対応の機器でも、ユーザーがデータ変換パターンを記したLua言語のスクリプトを追加することで、以後、ノーコードで接続できるようなカスタマイズが可能です。

・FTPサーバー機能搭載、CSVファイルなどを自動的に送受信可能
FTPサーバー、クライアント機能を搭載し、CSVファイルなどのIoTデータファイルを、PLCなどのFTPサーバー機能を持つ装置からダウンロードしたり、任意のFTPサーバーへ送信することが可能です。

・オプションの拡張モジュールにより、IoTにおける主要な無線通信規格に対応
標準搭載のIEEE 802.11規格の無線LAN、Bluetoothに加え、オプションの拡張モジュールを装着することにより、 LTE、EnOcean、ミスター省エネ、地域BWAなど、IoTで主要な無線通信規格に幅広く対応しています。

・最新Debian GNU/Linux 11搭載
最新のDebian GNU/Linux 11を搭載し、Node-REDなどの豊富なLinuxオープンソースソフトウェアが利用可能です。

・強固なセキュリティでの遠隔操作を実現するAirManage(R)2の1年間利用権付属(※4)
[画像3: https://prtimes.jp/i/13751/139/resize/d13751-139-bec3284b6f3fa287cc2d-2.png ]


本製品の死活監視・一括設定変更・アップデート・グループ管理等、全ての操作が当社独自技術を用いてセキュアにリモートで行えるデバイスマネージメントサービス「AirManage(R)2」の1年間利用権が付属。全ての待ち受けポートを閉じ、ネットワーク内外部から本製品の存在が見えない状態で、AirManage(R)2からのみ操作を受け付けるステルス設定や、事前に設定情報を用意し、設置場所で本製品をインターネットに接続すると、設定が自動的にダウンロードされるゼロコンフィグといった幅広い活用ができます。


ハードウェア仕様
-プロセッサ
・メイン
 ・モデル   ARM Cortex-A53 64-bit
 ・動作速度   1.6 GHz (Quad-Core)
 ・内蔵2次キャッシュ   512 kB
・セカンダリー
 ・モデル   ARM Cortex-A7
 ・動作速度   800 MHz

-メインメモリ(オンボード)
・System   LPDDR4-4000 32bit-wide
・Capacity   2Gbyte

-内蔵ストレージ   8GB (eMMC)

-追加ストレージ   microSD カードスロット × 1 (SDXC)

-無線インターフェイス
・BT 5.2 Core Specification
・WLAN (IEEE 802.11a/b/g/n/ac)

-SIMインターフェイス   通信用 nanoSIM(4FF)カードスロット

-有線インターフェイス
・USB(HOST) 2.0 ×1(type-A)
・USB(Console) micro USB Type-B ×1
・Ethernet   10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T ×2
・RS-485   半二重 3ピンターミナルブロック×1 , (使用可能電線範囲:AWG14-AWG30)

-セキュリティ   CAAM, RDC, TrustZone

-寸法   91.9mm(W) × 114.8mm(D) × 25mm(H) (突起部含まず)

-重量   152g

-電源電圧
・ACアダプタ給電   DC12V±5% 適合プラグ:φ5.5-φ2.5, L9.5mm, センター(-)
・DC給電   DC 12~57V コネクタ:2Pターミナルブロック3.5mmピッチ 適合電線:AWG14-AWG30
・PoE給電[Ethernet ポート1のみ]   DC48V (36〜57V) Alternative A(1-2,3-6)またはAlternative B(4-5,7-8)

-動作条件
・動作時   -20〜55℃ / 5〜95%Rh(結露なきこと)(※5)
・保存時   -20℃〜65℃/5〜95%Rh(結露なきこと)

-消費電力
・高負荷時
 ・ACアダプタ給電時   8.4W(12.9VA)
 ・DC48V/PoE給電時   8.3W
・アイドル時
 ・ACアダプタ給電時   6.5W(9.8VA)
 ・DC48V/PoE給電時   6.3 W

-MTBF   1,876,961h

-環境保護   RoHS2.0

-認証(WLAN/BT)   TELEC

-RTCバックアップ時間   6年以上

価格
オープン価格

出荷開始日
2023年7月

関連URL
「OpenBlocks(R) IoT FX1/E」製品情報
https://www.plathome.co.jp/product/openblocks-iot/fx1e/

画像ダウンロードページ (メディア様向け)
https://www.plathome.co.jp/photo-download/obsiot-fx1e/

ぷらっとホームについて
ぷらっとホームはマイクロサーバー・IoTゲートウェイの開発製造メーカーです。1993年の創業よりLinuxサーバーのパイオニアとして、通信やネットワーク分野に自社製サーバーを供給してきました。代表的な製品である超小型Linuxサーバー「OpenBlocks(R)」は、大手通信事業者をはじめ、物流、輸送、金融、エネルギー産業、官公庁など日本の社会インフラを支える様々な領域で採用されており、成長しつつあるIoTの分野でもLinuxサーバーをベースとした当社のIoTゲートウェイは主要産業で幅広く利用されています。

本発表に関するお問い合わせ先
報道機関からのお問い合わせ先:
・ぷらっとホーム株式会社 製品マーケティング部
 pr@plathome.co.jp
 Tel 03-5213-4373 / Fax 03-3221-0882

お客様からのお問い合わせ先:
・ぷらっとホーム株式会社 営業部
 sales@plathome.co.jp
 Tel 03-5213-4370 / Fax 03-3221-3766

※1 MTBFはMean Time Between Failureの略称で、平均故障間隔を意味し、値が大きいほど故障間隔が長く高い信頼性を表します。
※2 PoEやDC給電時
※3 Lua言語はC言語で書かれたプログラムに機能を拡張できる、動作が早い簡易的なプログラミング言語です。
※4 1年間使用権が付属し、2年目以降は保守サービスに含まれ有償となります。
※5 40℃を超える環境で使用する場合は、付属の放熱・設置ブラケットの使用が必須
※6 ぷらっとホームおよびPlat'Homeの名称・ロゴは、日本国およびその他の国における、ぷらっとホーム株式会社の登録商標または商標です。
※7 本プレスリリースに記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
※8 外観・仕様・価格等は予告なく変更する場合があります。
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