【共同調査】耳鼻咽喉科に関する認知度調査に関して、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会とメディカルノートが共同調査実施
[23/07/27]
提供元:PRTIMES
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耳鼻咽喉科の専門性の認知に課題
一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会(東京都港区、理事長:村上 信五、以下、日耳鼻)と株式会社メディカルノート(東京都港区、代表取締役CEO:梅田 裕真、代表取締役:井上 祥、以下、メディカルノート)は、耳鼻咽喉科・頭頸部外科の啓発を目的として、耳鼻咽喉科に関する認知度調査を2年ぶりに実施しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/25869/139/resize/d25869-139-dd4fbad8af1a0ab65985-0.png ]
調査の目的
日耳鼻では、耳鼻咽喉科や頭頸部外科領域における病気などについて啓発するために毎年7月を「頭頸部外科月間」と定めています。本調査は、この頭頸部外科月間に合わせて実施したものです。一昨年に行った前回調査同様の設問で、同時期に、メディカルノートが運営する医療・ヘルスケアプラットフォーム「Medical Note」の会員(医療従事者を除く)に対し、耳鼻咽喉科で治療できる症状や病気について認知しているかどうかを調査しています。
総括
第2回調査と第1回調査のデータを比較したところ、全体を通して回答の傾向は大きく変化しておらず、耳鼻咽喉科で治療できる症状・病気に関する啓発活動の継続が必要であることが分かりました。一方、一部の設問からは特定の病気(声帯ポリープやメニエール病など)について耳鼻咽喉科で治療できると思うとする回答が増えており、耳鼻咽喉科の広範な担当領域について少しずつ認知が高まっている兆候がみられます。
調査サマリー
「顔の動きが悪くなった」と感じたとき、耳鼻咽喉科で治療できると認識している人は、2割に満たない
[画像2: https://prtimes.jp/i/25869/139/resize/d25869-139-e76296ff78926597bec5-1.png ]
耳鼻咽喉科が治療可能な症状を並べ、「耳鼻咽喉科で治療ができる症状だと思うものをすべて選んでください。(複数選択可)」と質問したところ、「めまいがする」と回答した人の割合は、前回調査からの伸び率がもっとも高く55.5%(+6.5pt)だった。
一方、「顔の動きが悪くなった」18.0%(-0.5pt)は、依然として認知度が2割に満たず、引き続き啓発に注力すべきポイントである。
甲状腺がんや舌がんをはじめ、耳鼻咽喉科が幅広い“がん”の治療を専門としていることを十全に認識している人は少ない
[画像3: https://prtimes.jp/i/25869/139/resize/d25869-139-b4b4a63af7e3b2d8a8a8-2.png ]
耳鼻咽喉科が治療可能ながんを並べ、「耳鼻咽喉科で検査・治療ができると思われる“がん”をすべて選んでください」と質問したところ、「上顎がん」60.5%(+5.5pt)、「舌がん」65.5%(+2.0pt)と上昇した。一方、「甲状腺がん」は26.0%(-6.5pt)と減少した。
また、第1回調査同様、耳鼻咽喉科で治療できると思われる症状について質問した結果と照らし合わせると、舌が腫れたときに耳鼻咽喉科で治療できないと考える人のほうが、舌がんの治療ができることを知らない傾向にあることも分かった。同様に、首が腫れたときに耳鼻咽喉科で治療できないと考える人のほうが、甲状腺がんの治療ができることを知らない傾向にあった。
[画像4: https://prtimes.jp/i/25869/139/resize/d25869-139-f514957c9ead60a61906-3.png ]
耳鼻咽喉科で「顔面神経麻痺」を治療できることを知っていた人は、わずか2割
[画像5: https://prtimes.jp/i/25869/139/resize/d25869-139-1d620b62830ca6057cf5-4.png ]
「耳鼻咽喉科で治療ができる病気だと思うものをすべて選んでください。(複数選択可)」と質問したところ、「メニエール病」68.0%(+7.0pt)、「嗅覚障害」は78.5%(+4.5pt)、「声帯ポリープ」75.0%(+7.5pt)と認知度の向上がみられた。しかし、顔面神経麻痺は20.0%(-3.5pt)ともっとも低い結果となり、認知度が2割を下回った。
調査概要
第2回(2023年度)調査
・調査日:2023年6月7日
・調査パネル:「MedicalNote」の会員
・回収方法:インターネット調査
・回答条件:18歳以上、非医療従事者
・取得した有効回答数:200(トラッキング調査)
第1回(2021年度)調査
・調査日:2021年6月23日
・調査パネル:「MedicalNote」の会員
・回収方法:インターネット調査
・回答条件:18歳以上、非医療従事者
・取得した有効回答数:200
調査の詳細について
▼下記リンクから詳細なデータはこちらから閲覧できます。
頭頸部外科情報サイト(運営:日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会)
URL:https://www.jibika.or.jp/modules/committees/index.php?content_id=125
▼頭頸部外科月間特設サイト
URL:https://medicalnote.jp/features/head_and_neck/
一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
耳鼻咽喉科は耳、鼻、口腔・咽頭、喉頭、気管、食道、頭頸部と広範囲にわたる領域において新生児から老人まで多彩な病気の診療・研究を行います。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会は耳鼻咽喉科専門医の育成と、学問・研究の推進および新しい診断・治療法の確立に努めており、国民の健康と医療の将来に貢献します。
学会HP:https://www.jibika.or.jp/
株式会社メディカルノートとは
株式会社メディカルノートは、「医師と患者をつなぐ」というビジョンを掲げ、すべての人が“医療”に迷わない社会を目指す企業です。患者向け医療・ヘルスケアプラットフォーム「Medical Note」や医療情報検索サービス「Medical Note Expert」など、医療機関、学会・医師会、行政、企業と連携し、あらゆる方向から医師と患者をつなぐ多様なサービスを展開。リアルとデジタルを融合することで医療をより身近なものとし、誰もが最適な医療を選択できることで、国や医師、医療従事者だけでなく、すべての人の力で“医療”を支え、発展させ続ける社会を実現します。
【メディカルノート提供サービスの一部ご紹介】
[画像6: https://prtimes.jp/i/25869/139/resize/d25869-139-0b2aeba884d1a15892a7-5.png ]
約3,100名の医師の協力のもと、一般の方に向けて、病気や症状などの信頼できる医療情報を提供する日本最大級のプラットフォームです。提供する医療情報は、Yahoo!検索やGoogle検索にも連携されています。
( https://medicalnote.jp/ )
[画像7: https://prtimes.jp/i/25869/139/resize/d25869-139-28079cc8aa7a8a18c2f1-6.png ]
医師の日常診療を支える医療専門の検索サービスです。医学論文や診療ガイドライン、薬剤情報など臨床現場のみならず医学研究に役立つさまざまな情報を提供しています。
( https://medicalnote-expert.jp/ )
[画像8: https://prtimes.jp/i/25869/139/resize/d25869-139-70b42f4960413b413072-7.png ]
学術集会・研究会などのオンライン化を進める医療関連学会向けに、イベントのオンライン開催から開催後の動画活用までを一気通貫で支援するサービスです。
( https://medicalnote.co.jp/service1#conference )
【会社概要】
会社名:株式会社メディカルノート
設立:2014年10月
所在地:〒107-0061 東京都港区北青山二丁目9番5号 スタジアムプレイス青山5F
代表取締役CEO:梅田 裕真
代表取締役:井上 祥
事業内容:一般消費者向けメディア&プラットフォーム事業、企業/医療機関向け医療・ヘルスケアイノベーション事業
コーポレートサイト: https://medicalnote.co.jp/
本件に関する問い合わせ先はこちら:https://medicalnote.co.jp/contact/09
一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会(東京都港区、理事長:村上 信五、以下、日耳鼻)と株式会社メディカルノート(東京都港区、代表取締役CEO:梅田 裕真、代表取締役:井上 祥、以下、メディカルノート)は、耳鼻咽喉科・頭頸部外科の啓発を目的として、耳鼻咽喉科に関する認知度調査を2年ぶりに実施しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/25869/139/resize/d25869-139-dd4fbad8af1a0ab65985-0.png ]
調査の目的
日耳鼻では、耳鼻咽喉科や頭頸部外科領域における病気などについて啓発するために毎年7月を「頭頸部外科月間」と定めています。本調査は、この頭頸部外科月間に合わせて実施したものです。一昨年に行った前回調査同様の設問で、同時期に、メディカルノートが運営する医療・ヘルスケアプラットフォーム「Medical Note」の会員(医療従事者を除く)に対し、耳鼻咽喉科で治療できる症状や病気について認知しているかどうかを調査しています。
総括
第2回調査と第1回調査のデータを比較したところ、全体を通して回答の傾向は大きく変化しておらず、耳鼻咽喉科で治療できる症状・病気に関する啓発活動の継続が必要であることが分かりました。一方、一部の設問からは特定の病気(声帯ポリープやメニエール病など)について耳鼻咽喉科で治療できると思うとする回答が増えており、耳鼻咽喉科の広範な担当領域について少しずつ認知が高まっている兆候がみられます。
調査サマリー
「顔の動きが悪くなった」と感じたとき、耳鼻咽喉科で治療できると認識している人は、2割に満たない
[画像2: https://prtimes.jp/i/25869/139/resize/d25869-139-e76296ff78926597bec5-1.png ]
耳鼻咽喉科が治療可能な症状を並べ、「耳鼻咽喉科で治療ができる症状だと思うものをすべて選んでください。(複数選択可)」と質問したところ、「めまいがする」と回答した人の割合は、前回調査からの伸び率がもっとも高く55.5%(+6.5pt)だった。
一方、「顔の動きが悪くなった」18.0%(-0.5pt)は、依然として認知度が2割に満たず、引き続き啓発に注力すべきポイントである。
甲状腺がんや舌がんをはじめ、耳鼻咽喉科が幅広い“がん”の治療を専門としていることを十全に認識している人は少ない
[画像3: https://prtimes.jp/i/25869/139/resize/d25869-139-b4b4a63af7e3b2d8a8a8-2.png ]
耳鼻咽喉科が治療可能ながんを並べ、「耳鼻咽喉科で検査・治療ができると思われる“がん”をすべて選んでください」と質問したところ、「上顎がん」60.5%(+5.5pt)、「舌がん」65.5%(+2.0pt)と上昇した。一方、「甲状腺がん」は26.0%(-6.5pt)と減少した。
また、第1回調査同様、耳鼻咽喉科で治療できると思われる症状について質問した結果と照らし合わせると、舌が腫れたときに耳鼻咽喉科で治療できないと考える人のほうが、舌がんの治療ができることを知らない傾向にあることも分かった。同様に、首が腫れたときに耳鼻咽喉科で治療できないと考える人のほうが、甲状腺がんの治療ができることを知らない傾向にあった。
[画像4: https://prtimes.jp/i/25869/139/resize/d25869-139-f514957c9ead60a61906-3.png ]
耳鼻咽喉科で「顔面神経麻痺」を治療できることを知っていた人は、わずか2割
[画像5: https://prtimes.jp/i/25869/139/resize/d25869-139-1d620b62830ca6057cf5-4.png ]
「耳鼻咽喉科で治療ができる病気だと思うものをすべて選んでください。(複数選択可)」と質問したところ、「メニエール病」68.0%(+7.0pt)、「嗅覚障害」は78.5%(+4.5pt)、「声帯ポリープ」75.0%(+7.5pt)と認知度の向上がみられた。しかし、顔面神経麻痺は20.0%(-3.5pt)ともっとも低い結果となり、認知度が2割を下回った。
調査概要
第2回(2023年度)調査
・調査日:2023年6月7日
・調査パネル:「MedicalNote」の会員
・回収方法:インターネット調査
・回答条件:18歳以上、非医療従事者
・取得した有効回答数:200(トラッキング調査)
第1回(2021年度)調査
・調査日:2021年6月23日
・調査パネル:「MedicalNote」の会員
・回収方法:インターネット調査
・回答条件:18歳以上、非医療従事者
・取得した有効回答数:200
調査の詳細について
▼下記リンクから詳細なデータはこちらから閲覧できます。
頭頸部外科情報サイト(運営:日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会)
URL:https://www.jibika.or.jp/modules/committees/index.php?content_id=125
▼頭頸部外科月間特設サイト
URL:https://medicalnote.jp/features/head_and_neck/
一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
耳鼻咽喉科は耳、鼻、口腔・咽頭、喉頭、気管、食道、頭頸部と広範囲にわたる領域において新生児から老人まで多彩な病気の診療・研究を行います。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会は耳鼻咽喉科専門医の育成と、学問・研究の推進および新しい診断・治療法の確立に努めており、国民の健康と医療の将来に貢献します。
学会HP:https://www.jibika.or.jp/
株式会社メディカルノートとは
株式会社メディカルノートは、「医師と患者をつなぐ」というビジョンを掲げ、すべての人が“医療”に迷わない社会を目指す企業です。患者向け医療・ヘルスケアプラットフォーム「Medical Note」や医療情報検索サービス「Medical Note Expert」など、医療機関、学会・医師会、行政、企業と連携し、あらゆる方向から医師と患者をつなぐ多様なサービスを展開。リアルとデジタルを融合することで医療をより身近なものとし、誰もが最適な医療を選択できることで、国や医師、医療従事者だけでなく、すべての人の力で“医療”を支え、発展させ続ける社会を実現します。
【メディカルノート提供サービスの一部ご紹介】
[画像6: https://prtimes.jp/i/25869/139/resize/d25869-139-0b2aeba884d1a15892a7-5.png ]
約3,100名の医師の協力のもと、一般の方に向けて、病気や症状などの信頼できる医療情報を提供する日本最大級のプラットフォームです。提供する医療情報は、Yahoo!検索やGoogle検索にも連携されています。
( https://medicalnote.jp/ )
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医師の日常診療を支える医療専門の検索サービスです。医学論文や診療ガイドライン、薬剤情報など臨床現場のみならず医学研究に役立つさまざまな情報を提供しています。
( https://medicalnote-expert.jp/ )
[画像8: https://prtimes.jp/i/25869/139/resize/d25869-139-70b42f4960413b413072-7.png ]
学術集会・研究会などのオンライン化を進める医療関連学会向けに、イベントのオンライン開催から開催後の動画活用までを一気通貫で支援するサービスです。
( https://medicalnote.co.jp/service1#conference )
【会社概要】
会社名:株式会社メディカルノート
設立:2014年10月
所在地:〒107-0061 東京都港区北青山二丁目9番5号 スタジアムプレイス青山5F
代表取締役CEO:梅田 裕真
代表取締役:井上 祥
事業内容:一般消費者向けメディア&プラットフォーム事業、企業/医療機関向け医療・ヘルスケアイノベーション事業
コーポレートサイト: https://medicalnote.co.jp/
本件に関する問い合わせ先はこちら:https://medicalnote.co.jp/contact/09