フリースケール、次世代の高品質グラフィックスを実現する、 業界最高性能の車載インストルメント・クラスタ向けマイクロコントローラを発表
[14/04/23]
提供元:PRTIMES
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フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区下目黒1-8-1、代表取締役社長:ディビッド M. ユーゼ、以下 フリースケール)は、車載インストルメント・クラスタ向けにトリプルコア・シングルチップ・ソリューションの「MAC57D5xx」マイクロコントローラ・ファミリを発表しました。ハイエンド車載インストルメント・クラスタには通常、メイン・プロセッサやグラフィックス・ユニット、外部SRAM、それにヘッドアップ・ディスプレイ用ワーピングエンジンといった高度な機能を管理するための専用回路など、複数のコンポーネントが組み込まれています。こうした複数パーツの統合にはコストや開発期間を必要とするため、ハイエンド車載インストルメント・クラスタの搭載は、これまでは一部の高級車に限られていました。
「MAC57D5xx」マイクロコントローラ・ファミリは、現在入手可能な車載インストルメント・クラスタ・マイクロコントローラの1.7倍以上の性能を持つトリプルコア・シングルチップ・ソリューションです。この高性能ソリューションを使用すると、コストのかかるプロセッサやメモリ・チップの増設を極力抑えることができるため、ヘッドアップ・ディスプレイなどの高度なグラフィックス機能を高級車だけでなく中級クラスや低価格帯の車にまで普及させることができます。
またトリプルコアのMAC57D5xxは安全性の向上も助けます。これは、デバイスの3つの各コアで別々の処理を同時に実行することにより、インストルメント・クラスタの主要なハードウェアおよびソフトウェアをそれぞれ独立させることができるためです。ARM Cortex-M4コアでAUTOSAR OSを、ARM Cortex-A5コアでグラフィックスOSをそれぞれ個別に実行することで、次世代のインストルメント・クラスタ設計における安全性の向上を実現しています。
フリースケールの副社長 兼 車載マイクロコントローラ・グループ、プロダクト・マネジメント&グローバル・マーケティング担当のレイ・コーニンは次のように述べています。「車載システムの統合が最大限に進んだ状況下、車両メーカー各社とそのサプライヤは、膨大な運転者情報の集約とダッシュボードに使用されるグラフィックスの品質向上に主力を注いでいますが、それでも安全性とセキュリティ性能が最大の関心事であることに変わりはありません。フリースケールの次世代インストルメント・クラスタ・マイクロコントローラは、これまで車載機器の革新の中で培われてきた当社の技術をさらに発展させることで、高解像度のグラフィックスと将来を見越した拡張性を備えつつ自動車の膨大な情報を処理するセキュアなシングルチップ・ソリューションを実現しています」。
簡素化された開発環境
高級クラスタのグラフィックス・デザインは従来、膨大なリソースを要するソフトウェア開発と複雑なツール・チェーンを必要とします。フリースケールは、独自のIPと最適化コードを活用したより簡素化したアプローチを提供し、より効率的なリソース使用と市場投入までの期間短縮を可能にします。
供給
MAC57D5xx DISマイクロコントローラについては、2014年6月にサンプル出荷を開始する予定です。
フリースケール・テクノロジ・フォーラムについて
イノベーションとコラボレーションの促進を目的に設立されたフリースケール・テクノロジ・フォーラム(FTF:Freescale Technology Forum)は、業界最大規模の包括的な組込みエコシステムを体験できるイベントです。FTFでは、フリースケールやエコシステム・パートナーが詳細なセミナや実践的なデモンストレーションを提供します。また、業界における専門家や優れたビジョンを持つ開発者とコラボレーションを進めるまたとない機会でもあります。世界中のデベロッパ・コミュニティから熱い支持を受けており、2005年に開催を開始して以来、FTFの参加者は世界全体で6万人に到達しようとしています。中核イベントであるFTF Americasは、2014年4月8日〜11日にテキサス州ダラスで開催されました。FTF Japanは東京にて、2014年10月6日に開催される予定です。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、先進の自動車、民生、産業、およびネットワーク市場において、業界を牽引する製品を提供する組込みプロセッシング・ソリューションの世界的リーダーです。マイクロプロセッサ、およびマイクロコントローラ、センサ、アナログ製品やコネクティビティといった私たちの技術は、世界中の環境、安全、健康を向上させ、そしてそれらをよりつなげるイノベーションの基盤となります。また、オートモーティブ・セーフティ、ハイブリッドや電気自動車、次世代のワイヤレス・インフラストラクチャ、スマートエナジー、ポータブル医療機器、家電やスマート・モバイル製品といったアプリケーション向けの製品を提供しています。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界各国で半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。詳細は、http://www.freescale.com/jaをご覧ください。
FreescaleならびにFreescaleのロゴマークはFreescale Semiconductor Inc., Reg. U.S. Pat. & Tm. Off.の商標、または登録商標です。ARMおよびCortex はARM Ltd.またはその子会社の商標または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれの所有者が権利を保有しています。
(C)2014 Freescale Semiconductor, Inc.
「MAC57D5xx」マイクロコントローラ・ファミリは、現在入手可能な車載インストルメント・クラスタ・マイクロコントローラの1.7倍以上の性能を持つトリプルコア・シングルチップ・ソリューションです。この高性能ソリューションを使用すると、コストのかかるプロセッサやメモリ・チップの増設を極力抑えることができるため、ヘッドアップ・ディスプレイなどの高度なグラフィックス機能を高級車だけでなく中級クラスや低価格帯の車にまで普及させることができます。
またトリプルコアのMAC57D5xxは安全性の向上も助けます。これは、デバイスの3つの各コアで別々の処理を同時に実行することにより、インストルメント・クラスタの主要なハードウェアおよびソフトウェアをそれぞれ独立させることができるためです。ARM Cortex-M4コアでAUTOSAR OSを、ARM Cortex-A5コアでグラフィックスOSをそれぞれ個別に実行することで、次世代のインストルメント・クラスタ設計における安全性の向上を実現しています。
フリースケールの副社長 兼 車載マイクロコントローラ・グループ、プロダクト・マネジメント&グローバル・マーケティング担当のレイ・コーニンは次のように述べています。「車載システムの統合が最大限に進んだ状況下、車両メーカー各社とそのサプライヤは、膨大な運転者情報の集約とダッシュボードに使用されるグラフィックスの品質向上に主力を注いでいますが、それでも安全性とセキュリティ性能が最大の関心事であることに変わりはありません。フリースケールの次世代インストルメント・クラスタ・マイクロコントローラは、これまで車載機器の革新の中で培われてきた当社の技術をさらに発展させることで、高解像度のグラフィックスと将来を見越した拡張性を備えつつ自動車の膨大な情報を処理するセキュアなシングルチップ・ソリューションを実現しています」。
簡素化された開発環境
高級クラスタのグラフィックス・デザインは従来、膨大なリソースを要するソフトウェア開発と複雑なツール・チェーンを必要とします。フリースケールは、独自のIPと最適化コードを活用したより簡素化したアプローチを提供し、より効率的なリソース使用と市場投入までの期間短縮を可能にします。
供給
MAC57D5xx DISマイクロコントローラについては、2014年6月にサンプル出荷を開始する予定です。
フリースケール・テクノロジ・フォーラムについて
イノベーションとコラボレーションの促進を目的に設立されたフリースケール・テクノロジ・フォーラム(FTF:Freescale Technology Forum)は、業界最大規模の包括的な組込みエコシステムを体験できるイベントです。FTFでは、フリースケールやエコシステム・パートナーが詳細なセミナや実践的なデモンストレーションを提供します。また、業界における専門家や優れたビジョンを持つ開発者とコラボレーションを進めるまたとない機会でもあります。世界中のデベロッパ・コミュニティから熱い支持を受けており、2005年に開催を開始して以来、FTFの参加者は世界全体で6万人に到達しようとしています。中核イベントであるFTF Americasは、2014年4月8日〜11日にテキサス州ダラスで開催されました。FTF Japanは東京にて、2014年10月6日に開催される予定です。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、先進の自動車、民生、産業、およびネットワーク市場において、業界を牽引する製品を提供する組込みプロセッシング・ソリューションの世界的リーダーです。マイクロプロセッサ、およびマイクロコントローラ、センサ、アナログ製品やコネクティビティといった私たちの技術は、世界中の環境、安全、健康を向上させ、そしてそれらをよりつなげるイノベーションの基盤となります。また、オートモーティブ・セーフティ、ハイブリッドや電気自動車、次世代のワイヤレス・インフラストラクチャ、スマートエナジー、ポータブル医療機器、家電やスマート・モバイル製品といったアプリケーション向けの製品を提供しています。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界各国で半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。詳細は、http://www.freescale.com/jaをご覧ください。
FreescaleならびにFreescaleのロゴマークはFreescale Semiconductor Inc., Reg. U.S. Pat. & Tm. Off.の商標、または登録商標です。ARMおよびCortex はARM Ltd.またはその子会社の商標または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれの所有者が権利を保有しています。
(C)2014 Freescale Semiconductor, Inc.