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株式会社BONX、NTTソノリティ株式会社をリードとしてシリーズEラウンドの資金調達を完了

株式会社BONX(東京都渋谷区、代表取締役 宮坂貴大、以下BONX)は、この度、NTTソノリティ株式会社(以下、NTTソノリティ)、株式会社ロッテベンチャーズ・ジャパン(以下、ロッテベンチャーズ・ジャパン)からシリーズEラウンドの資金調達を完了いたしました。
調達した資金でプロダクトの大幅なアップデートを図るとともに、新たなパートナーと共にユーザー基盤の飛躍的拡大を実現し、「チームの笑顔と未来」をより多くの現場で生み出すことを目指します。




[画像1: https://prtimes.jp/i/20459/141/resize/d20459-141-135050696e49285835a3-2.jpg ]

今回の調達では、事業展開を大きく加速するパートナーを迎え入れました。

ユニークな音響技術をもとに製品・サービスを提供するNTTソノリティをリードインベスターとして、コミュニケーション課題の解決に取り組み、事業開発を推進します。
ロッテベンチャーズ・ジャパンは営業面での支援に加え、ロッテグループの有する国内外のアセットを使って事業拡大を後押しします。
強力な新たなパートナーと共に、デスクレスワーカー向けコミュニケーションツールの圧倒的国内No.1、さらにグローバルスタンダードを目指します。

●資金調達の背景
建設土木、医療介護、小売流通、宿泊、飲食などの現場で働く人々「デスクレスワーカー」は日本国内だけで4,000万人いると言われており、さまざまな課題を抱えていることを背景に「現場DX」の必要性が叫ばれています。

BONXがサービスを提供する中で、デスクレスワーカーの方々が働く現場ではとりわけ「声によるコミュニケーション」が重要だということがわかってきました。

デスクワーカーがZoomやSlackなどの新しいコミュニケーション手段で働き方を進化させている一方で、デスクレスワーカーはいまだにトランシーバー、携帯電話、大声などの旧態依然としたコミュニケーションツールを使っている点において、進化の余地が大幅にあると我々は考えています。

また、現場DXを推進しようとしても、肝心のデスクレスワーカーが「オフライン」であり、必要なときに必要な情報にアクセスできないという問題もありました。AIが進化して有益なインサイトが提供されても、必要な時に必要な情報を現場に届けられなければ価値を生みません。

それらの課題を解決し、「チームの笑顔と未来」をより多くの現場で生み出すため今回の資金調達を実施しました。

●調達の目的と用途
BONXは2017年より製品の提供を始めてから現在まで、現場のコミュニケーション課題を解決するだけでなく、現場DXを進める入口として導入企業を着々と増やしています。今回調達した資金によって、国内デスクレスワーカー向けコミュニケーションツールのNo.1に向けて、よりプロダクトの進化へ注力します。

具体的には下記のようなプロダクト進化を予定しています。

BONX Anywhereの進化と普及

業界特化のサービスとの連携機能の強化

アナリティクス機能の進化



1.BONX Anywhereの進化と普及
[画像2: https://prtimes.jp/i/20459/141/resize/d20459-141-826c4b412894e75c9d32-1.jpg ]

先日発表した「BONX Anywhere」は、プライベートクラウドやオンプレミス環境など、お客様のネットワーク環境要件に合わせてどのような環境でもBONX WORKを利用することのできる機能です。今までネットワーク要件が課題でBONX WORKを導入することのできなかったお客様に対してもサービスを提供することが可能になります。

2.業界特化のサービスとの連携機能の強化
BONX WORKが導入されている業界は介護、建設、小売、宿泊など様々で、それぞれの業界に特化したソリューションが存在します。それらのサービスとBONXが強みとして持つ音声というインターフェースを組み合わせ、現場のDXをより加速させるような連携機能の開発を強化してまいります。


3.アナリティクス機能の進化
今まで現場でのコミュニケーションはブラックボックスとなりがちで、実際に現場に出向かないと実態を把握することはできませんでした。BONXの提供するアナリティクスダッシュボードを使えば、誰がどれだけ発言しているか、店舗間でどのような差があるのか等を、グラフィカルなユーザーインターフェイスで直感的に把握することができます。
上記の3つの具体例以外にも、次々と新たなソリューションを提供開始する予定です。


●新たな役員体制
[画像3: https://prtimes.jp/i/20459/141/resize/d20459-141-a94b658197505c2b55eb-3.jpg ]

オーストラリア出身、HWまで含めたフルスタックエンジニアであり、VoIPシステム開発や国内大手EC企業でのCTO経験もあるDaniel Sullivan氏が新たに取締役CTOに就任しました。常勤役員は代表取締役CEO 宮坂貴大と取締役CTO Daniel Sullivanの2名体制となります。さらにかねてよりBONXの音声信号処理技術と通信基盤の構築や事業推進のサポートを行い、株式会社Gunosy、株式会社オプトなどで開発責任者や技術顧問を勤めてきた粟飯原 俊介氏を社外取締役として迎え、よりグローバルかつテクノロジー志向な役員体制となりました。

●Daniel Sullivan CTO就任コメント
[画像4: https://prtimes.jp/i/20459/141/resize/d20459-141-7ba4d1a9674e3a79490a-4.jpg ]

When I joined BONX over a year ago, the unique opportunity to be part of something truly ground-breaking was obvious. With current global turmoil, communication and close connections to each other have never been so important. I'm lucky to be in a position as CTO to bring technologies which bring people closer together to the world.

As we move into the next stage of our continuous evolution, my goal is to enable our customers to do business no matter what "business" means to them, whether it be in the ski fields or the warehouse. I intend to do this by increasing our hosting offerings through products like BONX Anywhere, increasing our system integrations, and by prioritizing product security and stability such that BONX is the obvious choice whenever "team communication" is spoken of.

I look forward to putting BONX into the hands and ears of more people by increasing our offerings and by constantly pursuing new opportunities with our world-class, incredibly talented team.

~~~(以下和訳)~~~
1年以上前にBONXに加わったときから、何か真に画期的なことを成し遂げるチャンスだと確信していました。今、世界は大きな混乱の中にあり、人々のコミュニケーションや緊密な繋がりがより重要な意味を持っています。新たにCTOという立場で、人々をより近づける技術を世界に提供できることは幸運だと感じています。

BONXは次の進化のステージへと移りますが、それが仲間とウィンタースポーツを楽しむことであれ、倉庫で一緒に仕事をすることであれ、チームがやりたいことを実現できるようにするのが私の目標です。そのために、BONX Anywhereのような機能を通じてホスティングの選択肢を拡充し、システム連携を進め、製品のセキュリティと安定性を最優先にすることで、「チームコミュニケーションといえばBONX」となるようにします。

世界クラスの才能溢れるチームと共に新たな可能性を常に追求することで、より多くの人々の手と耳にBONXがわたることを楽しみにしています。
~~~(以上和訳)~~~


●投資家からのコメント
NTTソノリティ株式会社 代表取締役社長 坂井 博
[画像5: https://prtimes.jp/i/20459/141/resize/d20459-141-47f48af9b3d214826d3e-5.jpg ]

「仕事も遊びも、人生を本気で楽しむ人にふさわしい、コミュニケーションと会社のあり方を追求しよう」という宮坂社長の強い使命感に共感し、今回の出資に至りました。BONX社が提供するコミュニケーションツールは、デスクレスワーカーの方々が働く現場のコミュニケーションの課題解決に寄与し、現場DXの推進とEXの改善に欠かせない存在になることはもちろん、仲間と過ごす日々の生活を豊かにするものであると確信しております。独自の音響技術を活用したデバイス製造や、音によるサービスインフラの実現をめざすNTTソノリティ、およびコミュニケーションを支える通信キャリアであるNTTグループとしても様々な共創可能性があると考えており、共に世界を舞台にあたらしい価値を生み出してまいります。








株式会社ロッテベンチャーズ・ジャパン 代表取締役社長 國分 丈明
[画像6: https://prtimes.jp/i/20459/141/resize/d20459-141-45d3afce2241518dc946-6.jpg ]

BONXは長年解消されなかった、現場業務のコミュニケーションの変革にトライし、注目されてきました。
私たちもBONXのイヤフォンを使用させていただきましたが、通信環境の質やプロダクトデザインは、目を見張るほど進歩しており、大変驚きました。
このたび、BONXはNTTソノリティとの資本業務提携により、変革点を迎えようとしています。次世代のBONXの技術は、ユーザーの皆様の常識をはるかに超えてくるものと確信しています。
また、これまで弊社代表の澤田を筆頭に、宮坂社長とは何度も何度も議論を重ね、いくつものハードシングスを超えてきました。助走期間を経て、BONXは大きく羽ばたく準備が整いました。
私たちは、このたびの共同投資家であるNTTソノリティ、他の投資家様及びステークホルダーの皆様と共に、BONXを全力で応援し、大きく羽ばたくためのサポートをしていく所存でございます。
皆様におかれましても、是非一度、BONXを手に取り、お試し下さい。
洗練されたプロダクト、ユーザビリティによってもたらされるコミュニケーションの質の改善は、皆様の業務改革に大きく資するものと確信しています。


●株式会社BONXについて
いつでもどこでも声でつながる現場コミュニケーションのワンストップソリューション「BONX WORK」を提供しています。グループトーク、テキストチャット、録音/文字起こしなど、現場で働く「デスクレスワーカー」に必要な機能が揃っています。

ハードウェアとソフトウェアをセットで開発・提供することで、現場業務に最適化されたUXを実現。高品質な音声コミュニケーションから現場DXを支えます。

●NTTソノリティ株式会社について
最先端の音響信号処理技術を用いて音響関連事業を行う会社として2021年9月1日に設立されました。音を仕分ける・音を閉じ込め る・特定の音を見つけ出す、という3つの技術を使い、ビジネスやプライベートなど様々なシーンで一人一人にとって快適な音響空間 を実現する製品やサービスを提供してまいります。

●株式会社ロッテベンチャーズ・ジャパン
株式会社ロッテベンチャーズ・ジャパンは、株式会社ファーストリテイリング副社長、株式会社リヴァンプ創業者、株式会社ファミリーマート社長などを歴任した澤田貴司を中心に2022年3月に設立されたロッテグループのCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)です。
総額75億円のファンドを運営し、幅広い分野への投資と経営支援を展開しています。


〇株式会社BONX 会社概要
会社名: 株式会社BONX
代表者: 宮坂貴大
所在地: 東京都渋谷区渋谷2-24-12 WeWork 渋谷スクランブルスクエア 38F
設 立: 2014 年11 月
URL: https://bonx.co/
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