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【Qlipperランキング】パリオリンピック開催直前、最もニュースになり注目を得ている競技は?

ネガティブ報道の体操と、うまくPRしたバレー・バスケが上位に

株式会社トドオナダ(代表取締役社長 松本泰行)は、「パリオリンピック」に関するウェブニュースについて大会前の1ヶ月間を競技別に調査・分析いたしました。
4,000以上のWEBメディアをモニタリングできるPR効果測定サービス「Qlipper」(https://qlipper.jp/)のデータに基づいた調査結果です。
▼本レポートの詳細などお問い合わせ、またはQlipperについてはこちらから
https://qlipper.jp/contactus.html




[画像1: https://prtimes.jp/i/54369/141/resize/d54369-141-8867d1bb47e7cb308013-0.png ]

■サマリー■
記事数上位はサッカー、バスケ、陸上

PVと記事のポスト数は、宮田笙子選手の事件により体操が1位

続くPV上位はバレーとバスケ

バレーは有名選手とテレビの組み合わせ、バスケは競技に注目させる流れの創造で上手にPRした結果

最高PVの記事は、日本柔道独自のデータ分析システムについて



競技の分け方は公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)の競技紹介( https://www.joc.or.jp/paris2024/games/ )を参考にしています。
調査期間は2024年6月24日〜7月23日(日本時間、以下同)です。開会式は7月26日ですが、24日からスタートする競技があるためその前日までの1ヶ月を調査しています。

1. 競技別ランキング


[画像2: https://prtimes.jp/i/54369/141/resize/d54369-141-e2e72bcaf60bbc8ae066-1.png ]

※PV=仮想PV:Qlipperが取得したサイト構造を基に独自エンジンで記事のページビューを予測・算出した数字
https://qlipper.jp/virtualpv.html
※記事ポスト=記事のURLを含むXのポスト数
■ポイント
・体操競技がPVと記事ポスト数で1位
→全体の記事数の76%が、宮田笙子選手の喫煙疑惑が報じられ始めた18日以降の記事です。その前まで記事の論調は明るいものがほとんどでしたが、18日以降では暗い論調が70%を占めます。PVもポスト数も、上位に来ている記事は宮田選手の出場辞退を報じたものです。
「体操競技」の記事推移
[画像3: https://prtimes.jp/i/54369/141/resize/d54369-141-1025c924a845f184a62f-2.png ]

「体操競技」 記事の明るさ
[画像4: https://prtimes.jp/i/54369/141/resize/d54369-141-d7f131e71782f40ce3ec-3.png ]


・記事数1位はサッカー
→男子のメンバー発表があった7月3日の記事が大量です。1日で1,900を超える記事がありました。他方でPVは4位と、記事数に比べると順位は高くありません。サッカーの記事の中で、PV1位から5位の内3つは松木玖生選手の落選を主題としたものでした。U-23の選手で試合に臨む男子サッカーは、後述するバレーボールとバスケットボールと比べて一般的な知名度の高い選手が少ないことがPVに影響しています。
「サッカー」の記事推移
[画像5: https://prtimes.jp/i/54369/141/resize/d54369-141-72337487b7324d912e55-4.png ]

・バレーボールがPV2位
→オリンピックを前にした「ネーションズリーグ」で男女とも銀メダルを獲得。PVの高いこのニュースに五輪の記載も含まれていることが影響しました。またテレビ番組において古賀紗理那選手・西田有志選手が夫婦でインタビューを受け、その内容から2人の馴れ初めをメインに記事化したスポーツ紙の記事が高PVだったことも特徴です。古賀選手については五輪での現役引退の表明も高PVのニュースで、とくに引退についての眞鍋監督の思いをメインにした記事は全記事中9位のPVでした。
ネーションズリーグの中継と合わせて、有名選手の存在をテレビで存分に生かして競技への注目を集めていることがわかります。
「バレーボール」のPV推移
[画像6: https://prtimes.jp/i/54369/141/resize/d54369-141-430cc1bc5589649aa1de-6.png ]


・バスケットボールが記事数2位、PV3位
→7月4日から8日にかけて国内での男女の強化試合と男子代表のメンバー発表が続き、競技の盛り上がりがニュース量にそのまま反映されています。PVに関しては、渡邊雄太選手のBリーグ加入とケガが大きく影響しました。とくに千葉ジェッツ加入のニュースのPVは全記事中6位の高さでした。
くわえて強化試合を観戦し中継番組に出演した広瀬すずさんの記事が芸能系メディアに多く、これもPVに貢献しています。
記事数とPVの高さは、強化試合からメンバー発表の流れ、そして著名人の応援と、PRを上手に展開した結果と言えます。
「バスケットボール」の記事推移
[画像7: https://prtimes.jp/i/54369/141/resize/d54369-141-e3ea8c7674c03785ebc2-5.png ]


・陸上競技が記事数3位
→パリ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権が6月27〜30日にあり、その間の記事数が約34%。また『月刊陸上競技』の記事が多く、全記事のメディア種別に占める専門誌サイトの割合が高いのが特徴です。トレンドワードには北口榛花選手、福部真子選手、田中希実選手、坂井隆一郎選手、豊田兼選手などの名前が入っています。
なお、記事ポスト数が4位なのは現役選手の話題ではなく、元ハードル選手の為末大さんが体操・宮田選手の件について展開している持論が反響を得ていることによります。

2. PV・記事ツイート数が多かった記事


■最も仮想PVが高かった記事
全記事中最高のPVを得たのは、7月21日付『読売新聞オンライン』の記事が転載された『Yahoo!トピックス』です。柔道日本代表が用いている独自の分析システム「GOJIRA(ゴジラ)」を取材した内容で、今の日本の柔道におけるデータを元にした戦略の重要性を指摘しています。
高PVの2位は7月19日付『デイリースポーツ』の記事が転載された『Yahoo!ニュース』でした。体操女子代表の宮田選手の出場辞退を扱った記事です。同日に日本体操協会が都内で行った緊急記者会見を受けて書かれたもので、この件の始まりは強化本部への「通報」がきっかけだったことや、協会は日本の体操競技の「伝統」と「歴史」を重視して対処したという内容を記しています。
なお、PV10位までには宮田選手に関する記事がほかに4つあり、この件に集まる注目が数字で見て取れる結果となりました。

■最もXでポストされた記事
7月20日付『Sponichi Annex』の記事。こちらも宮田選手の代表辞退と前日の協会の会見を元にした内容です。同選手には以前から素行の悪さを問題視する声があり、喫煙について過去に厳重注意を受けていたとの証言があるとしています。
記事ポスト数10位までを見ると、宮田選手に関する記事がほかに5つあります。ほかの話題としてはサッカー男子のバックアップメンバー、バレー男子・高橋健太郎選手のケガ、中継映像の生配信の「TVer」一本化などがランクインしています。


■調査概要
調査期間:2024年6月24日〜7月23日(Qlipperの記事確認日時)
調査機関:自社調査
調査対象:本文または見出しに「パリオリンピック(五輪)」の語と下記競技名を含む記事
競泳、飛込、水球、アーティスティックスイミング(AS)、マラソンスイミング(オープンウォーター)、陸上競技、近代五種、ライフル射撃、クレー射撃、トライアスロン、サッカー、ラグビー、ホッケー、バスケットボール、3x3 バスケ、バレーボール、ビーチバレーボール、卓球、テニス、バドミントン、ハンドボール、ゴルフ、体操競技、新体操、トランポリン、自転車/トラック、自転車/ロード、BMX レーシング、BMX フリースタイル、マウンテンバイク、障害馬術、馬場馬術、総合馬術、カヌー/スプリント、カヌー/スラローム、ローイング、セーリング、フェンシング、レスリング、柔道、ボクシング、テコンドー、ウエイトリフティング、アーチェリー、スポーツクライミング、サーフィン、スケートボード、ブレイキン
調査方法:Qlipperが調査期間中に収集した国内主要ニュースサイトのウェブニュースの内、調査対象の記事数、仮想PV数、記事がXでポストされた数を集計
※仮想PV:国内4,000媒体以上のWEBメディアをモニタリングしているQlipperが、取得したサイト構造を基に独自エンジンで記事のページビューを予測・算出しています(特許第7098122号)

■Qlipperについて
Qlipper(URL: https://qlipper.jp/)は、広報業務を支援するPR効果測定ツールです。
Webニュースのモニタリング、PR分析、ChatGPTを活用したプレスリリースの自動作成などの機能を備え、効率的かつリアルタイムなPR戦略の立案・改善が可能になり、効果的なPR活動が行えます。
無料トライアルを用意しており、弊社コンサルタントが専任でサービス初期設定と最適化を支援します。
【過去の調査レポート、広報・PRのお役立ち資料はこちら】
https://todo-o-nada.com/todoonada/whitepapers/whitepapers/

【株式会社トドオナダ】
https://todo-o-nada.com/
代表取締役社長:松本泰行
〒108-0073 東京都港区三田3-13-16 三田43MTビル2F
会社設立日:2020年1月20日
資本金:580万円

【プレスリリースに関するお問い合わせ】
Qlipper運営事務局
担当:遠藤
Email:qlipper@todo-o-nada.com
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