英国太陽光発電所ポートフォリオの持分取得について
[24/01/30]
提供元:PRTIMES
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東京センチュリーは、英国屈指の独立系資産運用グループ、シュローダーのグループ会社であるSchroders Greencoat LLP(以下、Greencoat)と共同で英国内の稼働済み太陽光発電所34カ所(303MW)の取得を決定いたしました。今後も高い知見を有する事業パートナーとともに、欧州・北米における再生可能エネルギー事業の拡大に注力することにより、「中期経営計画2027」で掲げた財務目標の達成ならびにクリーンエネルギーの普及に貢献してまいります。
本事業は、2014年〜2017年にかけて英国各地で商用運転を開始した補助金制度付の全53カ所の太陽光発電所ポートフォリオのうち34カ所を、東京センチュリーとGreencoatが共同で取得し、保守・運営を行うものです。なお残る19カ所の太陽光発電所についてもGreencoatが運営するファンドが取得いたします。
英国では、再生可能エネルギーの普及・促進を目的とするRenewable Obligation Certificates(ROC)の下で、発電事業者が売電収入とは別に手厚い環境価値収入を得られる制度があり(※)、本件発電所は34カ所中31カ所でROC認定を取得しております。また、太陽光発電は英国でも主力電源の一つに位置づけられており、英国政府は2035年までに現在の出力14GWから5倍の70GWへの拡大を目指しています。
※ 同制度で認定を受けた発電事業者は、発電量に応じて発行される環境証書を政府が定めた価格で売却でき、一方で電力供給業者には一定量の調達が義務付けられています(なお同制度の新規受付は2017年に終了)。
東京センチュリーは、2012年より国内の太陽光発電事業に取り組んで参りましたが、「中期経営計画2027」では成長戦略の一つに海外再生可能エネルギー事業の拡大を掲げております。
本件の共同投資家であるGreencoatは5.6GW(301カ所)の再生可能エネルギー発電資産を保有する英国トップクラスのアセットオーナーであり、英国の太陽光発電事業に本格参入する東京センチュリーにとって、理想的な事業パートナーであるものと考えております。
今後も高い知見を有する事業パートナーとともに、欧州・北米における再生可能エネルギー事業の拡大に注力することにより、「中期経営計画2027」で掲げた財務目標の達成ならびにクリーンエネルギーの普及に貢献してまいります。
【Schroders Greencoat LLP の概要 2023年6月末時点】
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/76147/table/141_1_dd9ce686f2b0312be56e9b778a19c289.jpg ]
【当社の再生可能エネルギー事業の概要 2023年9月末時点】
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/76147/table/141_2_ff1ca3ae82675b2728ce19de6255fb03.jpg ]
※ 発電容量は太陽光発電パネルのリース・ファイナンスを除く発電事業を対象とし、稼働済の拠出持分をベースに集計
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/76147/141/76147-141-d014e3dd90f635475389c1d3588ebad3-1406x1407.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]東京センチュリー株式会社
東京センチュリーは、リースを祖業とし、国内外のパートナー企業との共創による「金融×サービス×事業」を融合したビジネスモデルを展開する業界トップクラスの金融・サービス企業です。
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