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化学に不慣れな設計者・生産技術者にやさしい「接着接合」の手引書が完成!書籍『ユーザー目線で役立つ接着の材料選定と構造・プロセス設計』発売




PRESS RELEASE
書籍『ユーザー目線で役立つ接着の材料選定と構造・プロセス設計』発売
2022年2月28日
株式会社日刊工業新聞社

日刊工業新聞社(代表取締役社長:井水治博 本社:東京都中央区)は、書籍『ユーザー目線で役立つ接着の材料選定と構造・プロセス設計』(原賀康介著)を発売しました。接着剤メーカーの視点で書かれた解説書がこれまで主流の中で、化学があまり得意ではない設計者や生産技術者が接着接合を適用できるように、必要な知識だけを整理して伝えます。

[画像: https://prtimes.jp/i/33323/146/resize/d33323-146-84dee2c24978bf51301b-0.jpg ]




接合方法の中で「接着」を検討する機会が増えてきた

機械、電気・電子、光学分野の部品・機器組立において接合手段を検討する際に、接着を適用する例が増えてきました。異種材の接合が可能で、広い面積を隙間なく接合できる接着の長所に注目が集まっています。ただ、実際に業務で接着を適用しようとして、過去に実績やノウハウがなく困っている人は少なくありません。


化学系技術者と機械系技術者の意思疎通が図れない

この間、接着技術は界面化学や高分子化学などの化学系技術者を中心に進歩してきた経緯があり、解説書や手引書も接着剤メーカーの立場から書かれたものが大半です。一方で、実際に接着を利用する立場にあるのは機械系や生産技術系の人が多く、こうしたユーザーが迷いなく使いこなせる指南書は皆無でした。また、化学系の材料関係技術者と機械系技術者の間では、専門知識や感覚の違いから意思疎通が思うように図れないことが接着接合の課題として浮上していました。


使う側の視点で必要な情報だけを整理

本書は、接着剤ユーザーとなる設計者や生産技術者が知っておきたい、接着剤の選び方から接合方法の設計までの基本知識を身につける書です。接着剤の選定基準、表面処理法の決定、接着強度の見積・設計・評価、施工までを、実際に使う側の視点に立って必要な情報のみを整理し、わかりやすく解説しています。


目次

第1章 接着剤のユーザーが知っておくこと、知らなくてよいこと
第2章 これだけは知っておきたい接着の基礎知識
第3章 ユーザー視点からの“新しい”接着剤の選び方
第4章 高信頼性・高品質接着のための目標値と簡易設計法
付 録 ばらつきの少ない引張りせん断試験片の作り方/消去法による接着剤選定チェックリスト/接着剤の管理のポイントチェックリスト


書籍情報

定価2,530円(本体2,300円+税10%)
仕様:A5判、並製、192頁
ISBN:978-4-526-08188-0
発行:日刊工業新聞社
発行日:2022年2月28日


著者紹介

原賀康介(はらが こうすけ)
(株)原賀接着技術コンサルタント 専務取締役 工学博士
1973年京都大学工学部工業化学科卒業。同年三菱電機(株)入社、生産技術研究所、材料研究所、先端技術総合研究所に勤務。入社以来40年間にわたり一貫して接着接合技術の研究・開発に従事。2012年3月、(株)原賀接着技術コンサルタントを設立し、各種企業における接着課題の解決へのアドバイスや社員教育などを行っている。専門は接着技術(特に構造接着と接着信頼性保証技術)。

【問い合わせ】
日刊工業新聞社
書籍編集部  03(5644)7490
販売・管理部 03(5644)7410

日刊工業新聞社オフィシャルサイト「Nikkan Book Store」
https://pub.nikkan.co.jp/books/detail/00003630

Amazon 商品ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4526081884
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