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【知っていますか?】小児喘息と受診のタイミングについて

千葉大学発医療スタートアップ企業である株式会社Smart119(本社:千葉県千葉市、代表取締役社長/CEO:中田孝明)は、小児喘息のイラストレーションを、本日一般公開しました。気管支喘息は、年齢を問わずに多くの人が苦しんでいます。中でも、幼少期にある小児喘息は、2〜3歳で発症し、成人までに70%が快復しますが、それ以降も患う場合があります。お子さんには特に気をつけてほしい小児喘息について、救急集中治療医の見地から、親しみやすいマンガで解説します。本資料は学校、企業、公共機関、町内会等で自由に配布・利用していただくことが可能です。




[画像1: https://prtimes.jp/i/56624/146/resize/d56624-146-7eb8e27d289d983dbdde-0.jpg ]

お子さんが、夜間から朝方にかけて「ゼイゼイ」や「ヒューヒュー」といった音(喘鳴:ぜんめい)を伴う呼吸をして、苦しむ様子が見受けられたら小児喘息を疑いましょう。日中は元気にしていても、就寝時間に症状が現れます。この症状は「気管支喘息」で、慢性的な気管支の炎症から気道が過敏となって、気道自体が狭くなることが要因です。発作として喘息や咳、呼吸困難などを誘発します。

原因は、ダニやホコリ、花粉、タバコの煙などのアレルギー反応であるアトピー型と、風邪などのウイルス、気候変化(気温や気圧がの低下)、またストレスによる非アトピー型に大別されます。小児喘息は前者で、住環境にあるアレルゲンを特定して取り除くことが必要です。気管支の炎症が続くと、気道が狭くなったままになってしまいます。慢性的な「喘息持ち」と言われる疾患となり、場合によっては呼吸困難から死に至る可能性があります。喘鳴があって、寝苦しさが見受けられ、声がけしても反応がない。顔色が悪く、唇が紫色になっている場合は、すぐに医療機関で受診をしてください。小児喘息の発作のため、すぐに鎮静化させなければなりません。受診後では、処方された気管支拡張薬を用います。吸入薬と貼付薬の2種があり、医師、薬剤師の指示に従ってください。貼付薬は、皮膚をとおして成分が患部へ浸透していきますので、効果が現れるまでに時間がかかります。

喘息治療の目標は、発作を全く起こさせないことです。家庭では、発症要因のアレルゲンを取り除くことと、処方された薬を正しく使用しましょう。小児喘息の70%は快復するというデータがありますが、成人後に慢性化しないように治すこと心掛けましょう。

◆テーマ
「知っていますか?小児喘息 概要、受診のタイミングとは」

◆解説者
中田孝明
株式会社Smart119 代表取締役
千葉大学大学院医学研究院 救急集中治療医学 教授
https://twitter.com/Nakada119

市立ひらかた病院 小児科部長
谷口昌志

◆監修協力
新井久美子(救急科専門医)
横山達郎(麻酔科/集中治療科専門医)

◆印刷用資料ダウンロードリンク
https://smart119.biz/manga/000670.html

◆気管支喘息とは
空気の通り道である気管支が狭くなり、呼吸が難しく喘息発作を繰り返し起こす病気です。特徴的な症状として、「ゼイゼイ」や「ヒューヒュー」という音が出る喘鳴があります。夜中や朝方に発作を起こすことが多いです。

◆原因とは:様々な要因が引き金となって、気道の炎症が悪化し、気管支喘息の発作が起きます
ダニ、ホコリ、花粉などのアレルゲン

風邪などのウイルス

気候の変化(寒冷や気圧が低下するとき)

運動、ストレス

タバコの煙やペットの毛 など



◆知っておきたい知識
喘息発作を放置しておくと気道変化が不可逆になり、「喘息持ち」になったり、場合によっては命を落とす可能性もあります

家族に喘息持ちがいる、アレルギーの病気(アトピー性皮膚炎)を持っている、家族に喫煙者がいる場合も、気管支喘息のリスクがあります



◆発作が起こった時の対応:発作が起こったら病院へすぐ受診する、又はあらかじめ処方されている薬を使うのが最優先です!それ以外にも、
吸入薬を温めたり、加湿をしましょう

空気の入れ替えをしましょう

貼付薬の気管支拡張薬は効果が出るまでに時間がかかります。発作を止めるのには向きません

発作を止める薬を使用したら、様子を確認しましょう



◆こんな時はすぐ受診を
声かけをしても反応がない

鎖骨、肋骨、のど元がべこべこ凹んで呼吸している

顔色が悪い、唇が紫色になっている

薬が効いていない

「ゼイゼイ」「ヒューヒュー」となるような呼吸をしている

眠れない



◆参考資料
一般社団法人日本アレルギー学会 
小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2020
https://minds.jcqhc.or.jp/docs/gl_pdf/G0001241/4/pediatric_asthma.pdf
https://www.jsa-pr.jp/html/sickness.html#zensoku-syouni


◆医療情報イラストレーション・シリーズ ホームページ
https://smart119.biz/manga/
※画像など当コンテンツを報道にて引用いただく場合は、「(株)Smart119 提供」と記載ください。また、その際はpress@smart119.bizまでご一報いただけますと幸いです。

<株式会社Smart119について>
株式会社Smart119は「現役救急医が設立した、千葉大学発スタートアップ」です。
『今の「119」を変える』ため、音声認識とAIを活用した救急医療情報システム「Smart119」を開発・運用。
千葉市において、日本医療研究開発機構 (AMED) の救急医療に関する研究開発事業を実施。
緊急時医師集合要請システム「ACES」、災害時をはじめ、医療事業継続支援システム「レスポンサム(respon:sum)」の開発・運用を行っています。Smart119は「安心できる未来医療を創造する」を目指します。

[画像2: https://prtimes.jp/i/56624/146/resize/d56624-146-9fe162bd533298a5ab97-1.png ]


【株式会社Smart119概要】
会社名: 株式会社Smart119
住所: 千葉県千葉市中央区中央2丁目5-1千葉中央ツインビル2号館 7階
設立: 2018年5月
代表者: 中田 孝明
事業内容:
音声認識とAIを活用した救急医療支援システム「Smart119」の開発・運用
緊急時医師集合要請システム「ACES」の開発・運用
医療事業継続支援システム「レスポンサム(respon:sum)」の開発・運用
URL: https://smart119.biz
Twitter: https://twitter.com/Smart119_jp
メールアドレス: press@smart119.biz (担当:中村)
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