杉良太郎特別防犯対策監が神奈川県庁を訪問し黒岩知事と懇談
[23/09/01]
提供元:PRTIMES
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警察庁「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦〜」プロジェクトチーム(略称:SOS47)は、全国で被害が相次ぐオレオレ詐欺等の特殊詐欺に関する知識や被害防止策を分かりやすく伝え、特殊詐欺被害を防止するため、2018年より、全国47都道府県警察と共に対策及び広報啓発活動を行っています。
この度、警察庁特別防犯対策監である杉良太郎氏が神奈川県庁を訪問し、黒岩知事と懇談を行いました。
[画像: https://prtimes.jp/i/46264/148/resize/d46264-148-a684673a0021b62129fc-0.jpg ]
■杉対策監「特殊詐欺は、被害者が騙された自分を責めてしまう特殊な犯罪。」
神奈川県における令和4年中の特殊詐欺認知件数は2,090件(確定値、前年比+629件)と、被害が集中している大都市圏でも東京に次ぎ全国でワースト2位の認知件数となっています。中でも、オレオレ詐欺と還付金詐欺が被害件数の75%を占めており、また被害者の9割近くを65歳以上の高齢者が占めています。そんな中で、杉対策監は高齢化が進む神奈川県での対策の必要性を訴えました。
懇談の中で杉対策監は、「特殊詐欺は、オレオレ詐欺をはじめ、次々と様々な手口が出てきています。ですが、被害のほとんどは電話で会話をしたことによるものです。ATMで携帯電話を使わないようにすることから、自宅の固定電話を留守番電話設定にするなどの対策を訴えてきましたが、特殊詐欺被害撲滅はすぐに結果が出るものではありません。引き続き、神奈川県での対策と啓発にご協力をお願いしたい。」と述べました。
続けて杉対策監は、「特殊詐欺の被害者は、騙された自分が悪いと、自分を責めてしまいます。ずっと傷を負ったまま、家庭が崩壊するようなことも起こり得てしまいます。」と訴え、高齢者が増えている神奈川県の現状を危惧しました。
これを受けて黒岩知事は、「防犯機能付き電話の普及や、留守番電話設定の徹底などの対策を行っています。日々新たな特殊詐欺の手段が発生している状況は承知しているので、すぐに効果が出るものではないが、引き続き、県として対策を行っていきます。」と述べました。
【開催概要】
■催事名 :神奈川県訪問
■実施日 :2023年8月22日(火)
■実施会場 :神奈川県庁
■出席者 :神奈川県知事 黒岩 祐治 氏
厚生労働省 健康行政特別参与 / 警察庁 特別防犯対策監 杉 良太郎 氏